JP3044821U - 工作機械等の汎用表示盤 - Google Patents

工作機械等の汎用表示盤

Info

Publication number
JP3044821U
JP3044821U JP1997004475U JP447597U JP3044821U JP 3044821 U JP3044821 U JP 3044821U JP 1997004475 U JP1997004475 U JP 1997004475U JP 447597 U JP447597 U JP 447597U JP 3044821 U JP3044821 U JP 3044821U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display panel
display section
general
machine tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997004475U
Other languages
English (en)
Inventor
信正 渡辺
幸博 石栗
弘明 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATANABE, CO. LTD.
Original Assignee
WATANABE, CO. LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WATANABE, CO. LTD. filed Critical WATANABE, CO. LTD.
Priority to JP1997004475U priority Critical patent/JP3044821U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044821U publication Critical patent/JP3044821U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械にて加工した加工品の個数(トータル
個数)や該工作機械のブレイクポイント、さらには加工
回数(ポイント数)を一つの盤面上に表示できるととも
に必要に応じて所定の個数やブレイクポイントになった
ことを表示(警報)できる汎用表示盤を提供する。 【解決手段】工作機械等に用いる汎用表示盤であって、
該表示盤の表面には、ワークに対する加工工数(ポイン
ト数)を基に演算された加工終了品のトータル数を表示
する表示部と、ワークに対する加工工数(ポイント数)
を基準にしてブレイクポイントを表示するブレイクポイ
ント表示部を配置し、ワーク加工時に各表示部に対応す
る数を表示すべく構成したことを特徴とする工作機械等
の汎用表示盤。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種工作機械に取付けることができる汎用表示盤であり、とくに該 表示盤を取り付けた工作機械において、その工作機械による加工回数を基準にし て加工した加工品の個数(トータル個数)や該工作機械のブレイクポイント、さ らには加工回数(ポイント数)を一つの盤面上に表示できるとともに必要に応じ て所定の個数やブレイクポイントになったことを表示(警報)できる汎用表示盤 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、マシンニングセンタ等のような工作機械には、加工手順にしたがっ て工具を自動的に選定、被加工物に対しての加工位置、加工速度等の制御条件を 設定する表示盤が工作機械と一体に組み付けらている。こうした表示盤はその工 作機械専用のものであり汎用性がなく、また、工作機械の工具等の交換時期ある いは所定加工数毎に機械の点検を行ったりする必要がある時にその時期(この時 期をブレイクポイントという)を表示することが出来ないという問題がある。
【0003】 たとえばマシンニングセンタ等において、磨耗等による工具の交換(ブレイク ポイント)は作業者が工具の磨耗状態を目視で観察しながら行ったり、さらに、 加工終了品の個数等もそれ専用のカウンタを使用してカウントし、所定のボタン を操作することによって始めて制御用ディスプレイに表示できるようにしたもの であり、個数の確認やブレイクポイントの確認作業を簡単に行うことができなか った。また、スポット溶接機では、スポット溶接用チップの交換時期の表示や、 スポット個数、完成品の個数等を表示する表示盤がなかったために、作業途中で そうした数を簡単に確認することができなかった。さらに、所定の加工工数毎に 機械を点検する必要が有る場合に、ブレイクポイントの表示手段がないために、 その時期を逃してしまい、不良品を製造し続ける等の問題もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の工作機械では、上記の如く工具の交換時期や、あるいは、所定個数毎に 製品のチェックを行う必要があるとき(これをブレイクポイントという)には、 作業者が製品の個数を一々確認しながら作業を行う必要があり、さらにまた、こ れとは別にトータル個数等を確認する必要があるなど作業能率が極めて悪いとい う問題があり、その上、これらを一つの盤面上に見やすく表示する表示盤もなか った。 そこで、本考案者らは、工作機械による加工回数に着目し、この加工回数をも とにして加工最終製品の個数(トータル個数)、作業の一時中断時期あるいは刃 先や溶接チップ等の交換時期(ブレイクポイント)、一つのワークに対する加工 回数(ポイント数)等の必要情報を一つの盤面上に一度に表示でき、さらに、そ の個数や耐用時間がくるとその状態を表示し警報を発することができる汎用表示 盤を提供し、上記のような問題点を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が採用した技術解決手段は、工作機械等に用いる汎用表示盤であって、 該表示盤の表面には、加工終了品のトータル数を表示する表示部と、ワークに対 する加工工数を基準にしてブレイクポイントを表示するブレイクポイント表示部 を配置し、ワーク加工時に各表示部に対応する数を表示すべく構成したことを特 徴とする工作機械等の汎用表示盤であり、
【0006】 工作機械等に用いる汎用表示盤であって、該表示盤の表面には、加工終了品の トータル数を表示する表示部と、ワークに対する加工工数を基準にしてブレイク ポイント表示部と、ワークに対する加工工数を表示するポイント数表示部と配置 し、トータル数表示部にはポイント数に連動した数字が表示され、ワーク加工時 のそれぞれに対応する数値を各表示盤に表示できるようにしたことを特徴とする 工作機械等の汎用表示盤であり、
【0007】 工作機械等に用いる汎用表示盤であって、該表示盤の表面には、加工終了品の トータル数を表示する表示部と、ワークに対す加工工数を基準にしてブレイクポ イントを表示するブレイクポイント表示部と、ワークに対する加工工数を表示す るポイント表示部と、ブレイクポイント表示部の表示内容をプリセットするプリ セットボタンと、ポイント数表示部の表示内容をプリセットするプリセットボタ ンと、トータル数を表示する表示部の表示内容をリセットするリセットボタンと 、トータル数表示部およびポイント数表示部の数値を修正する修正ボタンと、フ レイクポイントの表示モードを変更するセレクトスイッチとを配置し、トータル 数表示部にはポイント数に連動した数字が表示され、ワーク加工時のそれぞれに 対応した数値を各表示盤に表示できるようにしたことを特徴とする工作機械等の 汎用表示盤である。
【0008】
【実施の形態】
以下本考案の好ましい実施の形態について説明する。 図1は本考案に係る実施形態としての表示盤の正面図、図2は同汎用表示盤の 斜視図、図3は同表示盤の背面図である。
【0009】 図において、1は本実施例に係わる汎用表示盤であり、この汎用表示盤は図2 に示す如く箱型に形成され、その裏面には表示盤を取り付けるために図3に示す ように磁石や両面テープなどの取り付け手段2が備えられ、表示盤の側面には、 必要な情報を取り込むジャック3、電源接続ジャック4や、ケーブル取り出し口 5が備えられており、本体内には表示盤に所定の数値を表示するための回路が収 納されている。この回路は従来からの回路を組み合わせたものであり、本件の表 示盤の特徴ではないので詳細な説明は省略する。
【0010】 表示盤の表面盤面には、必要な情報(トータル数、ブレイクポイント数、ポイ ント数等)の表示部、各種ボタン、電源等が配置されており、表示部、各種ボタ ンは以下に説明する機能を備えており、かつ、同一表盤面上にそれらが配置され ている。なお、図中19は電源ボタン、20は取り付け孔である。
【0011】 〔トータル数表示部〕 トータル数表示部6は、本表示盤を取り付けた工作機械にて加工したワークの トータル個数であり、たとえば、自動孔明け機によって1枚の板に複数の孔を開 けて第1段の加工が完了する作業において、このトータル数表示部には前述した 第1段の加工が完了したワークのトータル個数が表示される。 トータル数表示部6の横には、リセットボタン7と、トータル数表示部の数字 を修正するための2個の修正ボタン8、9が配置され、リセットボタン7を押す とトータル数表示部はゼロに戻り、また、上側に配置した修正ボタン8を押すと 表示数字に1が加算され、下側に配置した修正ボタン9を押すと表示数字から1 が減算されるようになっている。
【0012】 したがって、必要に応じてリセットボタンを押すと表示数はゼロにでき、また 、作業ミスによって個数の修正が必要な場合にはこの修正ボタン8、9によって トータル表示数を訂正することができる。なお、修正ボタン8、9は作業者が手 によって操作しなければ、操作することができないようボタンが数ミリ程度の直 径からなる小さなボタンで形成されており、操作の確実性を確保している。もし ボタンを大きく形成してあると、作業者は手にもっている工具等を使用してボタ ンを操作することがあり、これによってボタンが破損する等の問題が生じる。 トータル数表示部に表示される数字は、後述するブレイクポイント表示部のポ イント数あるいはポイント数表示部のポイント数と連動しており、一つのワーク に対する加工数を基準にして製品個数を表示できるようになっている。
【0013】 〔ブレイグポイント表示部〕 ブレイグポイント表示部10は、作業途中で一端作業を中断する必要のあるブ レイクポイント(たとえば、刃先交換時期、スポット溶接チップの交換時期、さ らには、所定加工数毎の機械の点検等)を表示し、この数に達した時には必要に 応じて警報にて表示したりあるいは機械を停止する機能を備えている。このブレ イクポイントは加工工数(ポイント数)を基準にしてトータル個数、加工回数を 表示できるようになっており、後述するセレクトスイッチ12により表示モード を変更することで、いづれか一方の数値を表示することができるようになってい る。ブレイクポイント表示部10に数字をセットする場合にはブレイクポイント 表示部の下方に配置したセットボタン13を操作することにより表示でき、各桁 毎にセットボタン13が配置されている。
【0014】 このブレイクポイント表示部10の横には、プリセットボタン11と、セレク トスイッチ12が配置されている。プリセットボタン11はボタンを押すと作業 途中でも設定値に戻すことができる機能を備えており、またセレクトスイッチ1 2は、ブレイグポイント表示部10の表示モードを変更する機能を備えている。 また、前記プリセットボタン15はセットしたブレイクポイント表示部の数字が 1になると、そのその作業が終了したことを作業者に知らせるためにランプが点 滅したり、警報音が鳴る警報機能を備えている。
【0015】 セレクトスイッチ12による表示モードの切換は、たとえば、セレクトスイッ チ12をポイント数側(下側)にしておくと、ワークに対する加工工数から1工 程毎にブレイクポイントが1づつ減じられ、またセレクトスイッチ12をトータ ル数側(上側)にしておくと、後述するポイント数と連動して一つのワークへの 加工が終了する毎にトータル数からブレイクポイントが1づつ減じられるように なっている。さらに、セレクトスイッチがオフの時はブレイクポイントはカウン ト機能を果たさないようになっている。
【0016】 セレクトスイッチ12の機能をさらに説明すると、セレクトスイッチ12をト ータル側にセットしておいた場合にはここには最終製品個数がしめされており、 後述するポイント数と連動して一つのワークへの加工が終了する毎に(即ち製品 が1個完成する毎に)トータル数から数字が1づつ減じられ、数値がゼロになる と目標個数が達成されたとして自動的に機械が停止するように構成されている。 また、セレクトスイッチをポイント数側にセットしておき、予め目標数字をセッ トしておくと、ポイント数(加工数)がその数に達した段階で機械が停止し、そ の状態をブザー等で知らせることができる。
【0017】 上記セレクトスイッチ12をポイント数側にセットしておいた場合の使用例と しては、たとえばドリルによる孔明け作業において、500回の孔明け作業毎に ドリルを交換する必要がある場合、ブレイクポイント表示を500にセットして おくと、一回の孔明け作業毎に1が減じられ表示がゼロになるとプリセットボタ ンが点滅しあるいはブザーが鳴って交換の時期を知らせる機能を果たす。また、 ブレイクポイント表示をたとえば最大数(9999)にしておきセレクトスイッ チ12をポイント数側にセットしておくと、1回の作業毎に1が減じられること になり、残された数字からその日に行われた作業回数を計測することもできる。 このような計測を行うことにより作業者の作業管理を行うこともできる。 ところで、セレクトスイッチ12は作業者が手以外では操作できないよう直径 数ミリ程度の小さなスイッチとして形成されており、操作の確実性を確保してい る。若しこのスイッチが大きく設定してあると、作業者は手にもっている工具等 を使用してスイッチを設定することがあり、これによってスイッチが破損する等 の問題が生じる。
【0018】 〔ポイント数表示部〕 ポイント数表示部14は、前述したように一つのワークに連続して異なる加工 を行う場合の加工数(一つのワークへのトータル作業回数)であり、たとえば孔 明け作業の場合にはワークへの孔の数、スポット溶接の場合には溶接個数、曲げ 加工の場合には曲げ加工回数等であり、一つのワークに対する作業の数を表示で きるようになっている。このポイント数表示部は、前述のトータル数表示部と連 動しており、一つのワークに対する作業が終了する毎にトータル数表示部には1 が加算されるようになっている。
【0019】 このポイント数表示部14に数字をセットする場合にはポイント数表示部の下 方に配置したセットボタン18を操作することにより表示でき、各桁毎にセット ボタン18が配置されている。またポイント数表示部14の横には、プリセット ボタン15と、セットした数字を修正するための2個の修正ボタン16、17が 配置され、プリセットボタン15はボタンを押すと作業途中でも設定値に戻すこ とができ、また上側に配置した修正ボタン16を押すと表示数字から1が減算さ れ、下側に配置した修正ボタン17を押すと表示数字に1が加算されてポイント 数表示部の数字を修正できるようになっており、数字の設定作業を簡単に行うこ とができるようになっている。前記プリセットボタン15はセットした数字が1 になると、その加工回数が所定の回数になったことを作業者に知らせるためにラ ンプが点滅したり、警報音が鳴る警報機能を備えている。 なお、このポイント数表示部は、プレス機械のように1ワークにたいして1回 の加工しか行わないような工作機械の場合には、ポイント数表示部を省略し、ブ レイクポイント表示部のポイント数で代用することが可能である。この場合には 、適用工作機械としては1ワークにたいして1回の加工しか行わないような工作 機械に限定される。
【0020】 本実施形態に係わる汎用表示盤は、以下のようにして使用される。 加工例として、自動孔明け機を用いて1枚の板に同じ径の孔を4個有する加工 品を1000個製造するという極めて簡単な作業について説明する。この時ドリ ルは500回の加工を終了した時点で交換するものとする。 先ず、上記の構成からなる汎用表示盤を自動ドリル機に取付け、ドリル加工を 検出するセンサからの情報を汎用表示盤のジャックを介して表示盤内に入力でき るようにする。 表示盤のトータル数表示部には、最初は4桁のゼロが表示されている。ここで は、後述するポイント数に連動して一つのワークへの加工が終了するたびに1づ つ加算され製品完了個数が表示されるようになっている。 ポイント数表示部には、一つのワークに対する作業回数を設定する。本例の場 合には一枚の板に4個の孔明け作業を行うために、4を設定する。 さらにブレイクポイント表示部では表示モードをポイント数側に切換えておき 、ドリルの交換時期を知らせる加工回数500を設定する。
【0021】 以上のようにセットした後、自動孔明け機で作業を開始すると、孔を1個明け るごとにブレイグポイント表示部10から1が減じられ、また、ポイント数表示 部15からも1が減じられる。 一つのワークに対して4個の孔明け作業が終了すると、ポイント数表示部では 数字が1になると、リセットボタンが所定時間点滅し(あるいはブザーを鳴らし )、1ワークに対する加工作業が終了したことを表示する。また、この時前述の トータル数表示部に数字1が加算され加工完成個数を表示する(つまり、4個の 孔明け作業が終了する毎に1個づつ加工完成品ができることになるため、トータ ル個数にはその数が加算表示されることになる)。その後再びポイント数表示部 では初期値の4が表示され、作業が続行される。
【0022】 また、ブレイクポイント表示部では、ドリルによる加工が1回行われる毎に数 が1づつ減じ、このため加工回数が500になると数字が1になり、この500 回の加工が終了してプリセットボタンが点滅してドリル交換の時期を知らせる。 ドリル交換後、再び作業を開始する。 そして、最終トータル個数が1000個になった時点で機械が停止する。 なお、ブレイクポイント表示部のセレクトスイッチをトータル個数側にしてお き、1000を表示しておくと、この数値がゼロになった時点で目標の1000 個が達成され、この状態をブザー等により表示する。こうしてブレイクポイント 表示部のをトータル個数側にしておいた場合、上述のトータル数表示部では、現 在までの製造個数を、またブレイクポイント表示部では、製造しなければならな い残りの個数を表示することになる。 以上にようにして、本汎用表示盤を使用すれば、自動孔明け機を用いて1枚の 板に同じ径の孔を4個有する加工品を1000個製造するという作業を正確に実 現でき、さらにドリルの交換作業も正確に行われるため、ドリルの破損等という 事態を確実に回避することができる。
【0023】 なお、上記例では孔明け作業について述べたがスポット溶接作業、曲げ加工作 業などにも同様にこの汎用表示盤を使用し、正確な作業を実現できることはいう までもない。 さらに上記の汎用表示盤は次のようにして工場の生産管理等に利用することも できる。 たとえば、ブレイクポイントは、上記のように工具の交換時期を表示するばか りでなく、工具の交換時期がくると自動的に機械を停止したり、目標個数の製品 の加工が終了した時に機械を自動的に停止したり、あるいは一人の作業者が一日 にした作業量等を計測したりすることもできる。 即ち、ブレイクポイント表示部の横にあるセレクトスイッチをトータル側にセ ットしておくと、このブレイクポイントに表示された数は最終製品個数を示して おり、製品が1個完成するごとに1が減じられブレイクポイントの数が1になっ て所定の回数の加工が終了すると自動的に機械が停止するようになっている。し たがって目標個数が到達されると機械が停止し、それを作業者に知らせることが できる。
【0024】 また、ブレイクポイントをたとえば最大数(9999)にしておきセレクトス イッチをポイント数側にセットしておくと、1回の作業毎に1が減じられること になり、その日に行われた作業回数を測定することもできる。 さらに、このブレイクポイントを活用して機械の作動状態を監視することがで きる。たとえば、ブレイクポイントに100をセットしておくと、100回の作 業が終了する毎にブザーでその事を作業者や機械の管理者に知らせることができ 、機械の保守点検を確実に行うことができる。 また、本考案の精神または主要な特徴から逸脱することなく本考案は他の色々 な形で実施することができ、そのため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示 に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0025】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、一つの表示盤に、トータル数、ブレ イクポイント、ポイント数を表示できるようにしてあるため、この表示盤を取り 付けた機械に於けるワークの完成個数、ブレイクポイント等を確実に作業者に知 らせることができ、正確でかつ安全な作業を実現することができる。また、この 表示盤は加工数(ポイント数)を基にして、製造管理、作業者管理など種々の形 態の管理にも利用することができ、作業能率の工場に寄与するという優れた効果 を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施形態としての汎用表示盤の正
面図である。
【図2】図1に示す汎用表示盤の斜視図である。
【図3】図1に示す汎用表示盤の背面図である。
【符号の説明】
1 汎用表示盤 2 取り付け手段 3 ジャック 4 電源接続ジャック 5 ケーブル取り出し口 6 トータル数表示部 7 リセットボタン 8、9、16、17 修正ボタン 10 ブレイクポイント表示部 11、15 プリセットボタン 12 セレクトスイッチ 13、18 セットボタン 14 ポイント数表示部 19 電源ボタン

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械等に用いる汎用表示盤であって、
    該表示盤の表面には、ワークに対する加工工数(ポイン
    ト数)を基に演算された加工終了品のトータル数を表示
    する表示部と、ワークに対する加工工数(ポイント数)
    を基準にしてブレイクポイントを表示するブレイクポイ
    ント表示部を配置し、ワーク加工時に各表示部に対応す
    る数を表示すべく構成したことを特徴とする工作機械等
    の汎用表示盤。
  2. 【請求項2】工作機械等に用いる汎用表示盤であって、
    該表示盤の表面には、ワークに対する加工工数(ポイン
    ト数)を基に演算された加工終了品のトータル数を表示
    する表示部と、ワークに対する加工工数(ポイント数)
    を基準にしてブレイクポイントを表示するブレイクポイ
    ント表示部と、ワークに対する加工工数を表示するポイ
    ント数表示部と配置し、トータル数表示部にはポイント
    数に連動した数字が表示され、ワーク加工時のそれぞれ
    に対応する数値を各表示盤に表示できるようにしたこと
    を特徴とする工作機械等の汎用表示盤。
  3. 【請求項3】工作機械等に用いる汎用表示盤であって、
    該表示盤の表面には、ワークに対する加工工数(ポイン
    ト数)を基に演算された加工終了品のトータル数を表示
    する表示部と、ワークに対す加工工数(ポイント数)を
    基準にしてブレイクポイントを表示するブレイクポイン
    ト表示部と、ワークに対する加工工数を表示するポイン
    ト表示部と、ブレイクポイント表示部の表示内容をプリ
    セットするプリセットボタンと、ポイント数表示部の表
    示内容をプリセットするプリセットボタンと、トータル
    数を表示する表示部の表示内容をリセットするリセット
    ボタンと、トータル数表示部およびポイント数表示部の
    数値を修正する修正ボタンと、フレイクポイントの表示
    モードを変更するセレクトスイッチとを配置し、トータ
    ル数表示部にはポイント数に連動した数字が表示され、
    ワーク加工時のそれぞれに対応した数値を各表示盤に表
    示できるようにしたことを特徴とする工作機械等の汎用
    表示盤。
  4. 【請求項4】前記リセットボタンと、プリセットボタン
    とは、夫々の表示部に表示される数値が所定値になる
    と、少なくともランプが点滅あるいはブザー等の警報音
    が発せられ、所定の数値に達したことを作業者に知らせ
    ることができるようにしたことを特徴とする請求項3に
    記載の工作機械等の汎用表示盤。
  5. 【請求項5】前記修正ボタンは、直径が数ミリ程度の小
    さいボタンで形成されていることを特徴とする請求項3
    または請求項4のいづれか1項に記載の工作機械等の汎
    用表示盤。
  6. 【請求項6】前記ブレークポイント表示部に表示される
    数値は、最終目標値であり、加工が進む毎に数が減じら
    れ、その数値が1になった時に最終目標値が達成された
    ことを表示できるようにしたことを特徴とする請求項1
    〜請求項5のいづれか1項に記載の工作機械等の汎用表
    示盤。
JP1997004475U 1997-05-29 1997-05-29 工作機械等の汎用表示盤 Expired - Lifetime JP3044821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997004475U JP3044821U (ja) 1997-05-29 1997-05-29 工作機械等の汎用表示盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997004475U JP3044821U (ja) 1997-05-29 1997-05-29 工作機械等の汎用表示盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3044821U true JP3044821U (ja) 1998-01-16

Family

ID=43179230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997004475U Expired - Lifetime JP3044821U (ja) 1997-05-29 1997-05-29 工作機械等の汎用表示盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044821U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3424603B2 (ja) 1999-07-02 2003-07-07 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP2013168008A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Citizen Holdings Co Ltd 工作機械
JP2015085472A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 Tone株式会社 締付装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3424603B2 (ja) 1999-07-02 2003-07-07 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP2013168008A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Citizen Holdings Co Ltd 工作機械
US10481582B2 (en) 2012-02-15 2019-11-19 Citizen Watch Co., Ltd Process for controlling a machine tool
JP2015085472A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 Tone株式会社 締付装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107077124B (zh) 机床的控制方法以及机床的控制装置
JP2005329467A (ja) パンチプレスシステム
JP5649262B2 (ja) 測定表示方法及び測定表示装置を備えた機械
KR890001440B1 (ko) 수치제어 공작기계의 언어음성 출력장치를 부설한 조작반
EP3203335A1 (en) Control device for machine tool
KR20190083043A (ko) 공작기계의 공구이상 검출장치 및 검출방법
JP3044821U (ja) 工作機械等の汎用表示盤
JP2597598B2 (ja) レーザ加工機におけるノズルチェック装置
JPS60127958A (ja) 工作機械の装着工具寸法自動測定方法
JP3814894B2 (ja) 工具異常検出装置
JP6725695B2 (ja) 工作機械装置
JPS58114843A (ja) 数値制御工作機械における寸法精度監視装置
KR100423081B1 (ko) 점 용접시 너트 및 타점 누락 방지 시스템
KR100425235B1 (ko) 용접품질관리 콘트롤장치
JPH02100857A (ja) 工作機械の負荷監視装置
JP3960573B2 (ja) 溶接ロボットの位置ずれ量測定装置
JP2020055043A (ja) 工作機械
KR102706006B1 (ko) 공작기계의 공작물 절단 확인장치 및 확인방법
JPH10296584A (ja) 生産装置
JP2718522B2 (ja) タレットパンチプレス
JP2002210635A (ja) 電動チャックによる工作物寸法の計測方法
JP7176746B2 (ja) 溶接打点監視装置
CN207111634U (zh) 一种销钉
JPH03150602A (ja) 工具データ集中管理機能を有する数値制御装置
JPS61249248A (ja) 刃具寿命管理装置