JP3044636U - 鍵盤楽器レッスン用譜面教材 - Google Patents

鍵盤楽器レッスン用譜面教材

Info

Publication number
JP3044636U
JP3044636U JP1996011762U JP1176296U JP3044636U JP 3044636 U JP3044636 U JP 3044636U JP 1996011762 U JP1996011762 U JP 1996011762U JP 1176296 U JP1176296 U JP 1176296U JP 3044636 U JP3044636 U JP 3044636U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard
musical
finger
lesson
score
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996011762U
Other languages
English (en)
Inventor
聖子 松田
靜心 松田
Original Assignee
キングレコード株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キングレコード株式会社 filed Critical キングレコード株式会社
Priority to JP1996011762U priority Critical patent/JP3044636U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044636U publication Critical patent/JP3044636U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽譜の読めない人でも正しいリズムで飽きる
事なくレッスンを楽しむことができるようにする。 【解決手段】 楽譜21と、この楽譜21を音符の代わ
りに音符と切り離してドレミ等の音名で表現した階名部
とこの階名部にしたがって鍵盤を弾く際、親指、人差し
指等のどの指を使用するかを数字で表現した指指記号と
からなるドレミ譜22と、要所の指使いを鍵盤と指の図
案で表現した補助説明部23とを3段に併記している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、楽譜の読めない人でも指導を受けることなく一人でピアノ、オルガ ン等の鍵盤楽器のレッスンをすることができるようにするための鍵盤楽器レッス ン用譜面教材に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
楽譜の読めない人にとってピアノ、オルガン等を演奏することは、個人差はあ るものの、一般的には困難であるといわれている。普通はピアノ教師の指導の下 でレッスンを受けて習得するようにしている。
【0003】 しかし、時間的な余裕、地理的な理由等によってピアノレッスンを受けられな い人、レッスンを受けていたが、現在、レッスンを中断せざるを得ない人、ある いはピアノのレッスンを受けていた子供達が成長し、現在使用されていないピア ノがあり、ピアノの有効活用を図るために子供達に代わって演奏してみたいと願 望があるものの、レッスンを受ける時間的余裕等がない父親等にとっては、一人 でピアノのレッスンが可能なピアノレッスン用教材は役に立ち、そのような教材 の開発が望まれている。また、ピアノ教師の指導の下でレッスンを受けている人 にとっても、自習用に一人でレッスンができる教材は必要である。
【0004】 そこで、このような人達のために種々の教材が開発されている。例えば、楽譜 の各音符にそれぞれハニホ、CDE等の音名を付し、また親指を1、人差し指を 2、中指を3、薬指を4、小指を5と指定した指番号を決めておき、これらの指 番号を音名に付して、どの音をどの指で弾いたらよいかを表示した譜面を使用し てなる教材が知られている。
【0005】 しかし、このような教材は、楽譜を読めない人にとっては不十分であって、一 人でピアノレッスンすることは実際には困難で、すぐに飽きてしまい、余り普及 していないのが現状である。
【0006】 なお、音名と指番号以外の他の種々の要素を追加した場合には、内容が複雑に なり過ぎて、却って分かりにくくなり、結局楽譜自体の勉強から始めた方が分か りやすいという事態になり、楽譜が読めない人に一人でピアノレッスンができる 教材を提供しようとする目的は達成することができない。
【0007】 また、鍵盤自体、あるいは鍵盤の近傍に、各鍵盤毎に発光ダイオード等を埋め 込み、発光ダイオード等の点滅による指示にしたがって鍵盤を弾くようにしてな る電子楽器(キーボード)が開発されている。しかし、この場合、発光ダイオー ド等の点滅にしたがって鍵盤を弾けば、自然に正しいリズム感を養うことができ るものの、発光ダイオード等を装備した電子楽器を新たに購入しなければならな い一方、既存の楽器、例えば子供達が使用していたが現在使われなくなったピア ノ等の楽器を使用することができない問題がある。また、このような楽器でいく らレッスンを積んだとしても楽譜を読めるようになることは難しい。
【0008】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、既存の鍵盤楽器を使用し、楽譜 の読めない人でも飽きる事なくレッスンを楽しむことができる、鍵盤楽器レッス ン用譜面教材を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の鍵盤楽器レッスン用譜面教材は、レッスン用演奏 曲を複数のパートに分割し、各パートを音符の代わりに音符と切り離してドレミ 等の音名によって表現した階名部と、この階名部にしたがって鍵盤を弾く際、親 指、人差し指、中指、薬指、小指等のどの指を使うかを数字等の記号によって表 現した指記号部とから構成し、これら階名部及び指記号部を、右手の演奏部分と 左手の演奏部分とに分け且つこれら右手の演奏部分と左手の演奏部分の両者の関 連性が視覚的に分かり易くなるように表示してなることを特徴とする。
【0010】 なお、本考案にあっては、“音名”とは音固有の名称である。“階名”とは音 階の構成音の呼び方である。なお、“ハ”が基音となる場合(ハ長調、イ短調) は音名と階名とが一致する。
【0011】 本考案の鍵盤楽器レッスン用譜面教材によれば、階名部と指記号部を表示し、 そしてこれら階名部及び指記号部を、右手の演奏部分と左手の演奏部分とに分け 且つこれら右手の演奏部分と左手の演奏部分の両者の関連性が視覚的に分かり易 くなるように表示してなるので、複雑になり過ぎず、楽譜が読めない人でも一人 でレッスンをすることが可能となる。
【0012】 また、実際に楽器がないところであっても、例えば通勤電車の座席でひざの上 に譜面をのせてレッスンをすることが可能である。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の鍵盤楽器レッスン用譜面教材の一実施例について添付図面を参 照して説明する。
【0014】 図1は本考案の鍵盤楽器レッスン用譜面教材の一実施例を示すもので、教材全 体構成を説明するための説明斜視図、図2は紙鍵盤の説明図、図3は指番号の説 明図、図4は初級用譜面を示す部分図、図5は中級用譜面を示す部分図、図6は 上級用譜面を示す部分図である。
【0015】 本実施例の鍵盤楽器レッスン用譜面教材は、実際の鍵盤を縮小して図示した鍵 盤の平面図11をドレミ等の音名12、13と共に表した紙鍵盤10と、音符の 代わりに音符と切り離してドレミ等の音名と指記号等を使用して楽譜の内容を表 現した譜面20とからなる。そして、譜面20の内容をより理解しやすくするた めの、模範演奏やレッスン内容を収録した、記録・再生媒体としてのコンパクト ・ディスク30が補助として使用される。
【0016】 紙鍵盤10には、図2に示すように、鍵盤の図11の白鍵部分にドレミ等の音 名12を表示し、黒鍵部分にドレミ等の音名13とシャープ(#)及びフラット (♭)を表示して、どの音をどの鍵盤で弾くかが表示してある。そして、紙鍵盤 10には、鍵盤を左右端部寄りの殆ど使用されない部分を除き、鍵盤を「まん中 部分」と、この「まん中部分」に対して右側に位置する「高い部分」と、「もっ と高い部分」と、「まん中部分」に対して左側に位置する「低い部分」と、「も っと低い部分」との5つに区分すると共に、「まん中部分」を除き、それぞれの 部分に内側を黒く塗り潰した三角形の記号14が付してある。「高い部分」には 頂点が上を向いた三角形の記号14が1つ付してあり、「まん中部分」よりも1 オクターブ高い音を表し、また「もっと高い部分」にはこの三角形の記号14が 2つ付してあり、「まん中部分」よりも2オクターブ高い音を表している。「低 い部分」には頂点が下を向いた三角形の記号14が1つ付してあり、「まん中部 分」よりも1オクターブ低い音を表し、「もっと低い部分」にはこの三角形14 の記号が2つ付し、「まん中部分」よりも2オクターブ低い音を表している。
【0017】 図3は、鍵盤を弾く、親指、人差し指、中指、薬指、小指等の指を数字によっ て表現した指番号を表し、右手、左手いずれの場合も親指を“1”、人差し指を “2”、中指を“3”、薬指を“4”、小指を“5”としている。
【0018】 図4では、レッスン用演奏曲を複数のパートに分割して表示した、初級用(ス テップ1)の譜面20で、楽譜21(Richard CarpenterとJohn Bettisによる、 イエスタディ・ワンス・モアの楽譜を一部掲載)と、この楽譜21を音符の代わ りに音符と離れてドレミ等の音名によって表現した階名部とこの階名部にしたが って鍵盤を弾く際、親指、人差し指、中指、薬指、小指等のどの指を使うかを数 字1、2、3等によって表現した指記号部としての指番号とからなるドレミ譜2 2と、要所の指使いを鍵盤と指の図案で表現した補助説明部23とを3段に併記 してある。
【0019】 各パートに分割して表示されたドレミ譜22は、更に右手演奏部分と左手演奏 部分とに分けて表示され、右手演奏部分と左手演奏部分との間の関連性を視覚的 に分かりやすくなるような工夫が施してある。すなわち、右手演奏部分と左手演 奏部分を上下2段で併記して、右手と左手を同時に演奏する部分を線24で結ぶ ようにしている。また、ドレミ譜22には、この線24以外にも、複数本の指で 同時に弾く和音を示す記号25や、同じ高さの音をつなげること(“タイ”)を 指示する記号26を設けている。また、ドレミ譜22中の音名部、指番号には、 その真上あるいは真下に図2の紙鍵盤10で説明したのと同じ内側を黒く塗り潰 した三角形の記号を付した箇所がある。例えば、Cのパート中の、右手演奏部分 の“ミレド”にはそれぞれ頂点が上向きの三角形の符号を付してあり、「高い部 分」の鍵盤で弾くことを表している。また、Aのパート中の、左手演奏部分の“ ドミソ”にはそれぞれ頂点が下向きの三角形の符号が付してあり、「低い部分」 の鍵盤で弾くことを表している。
【0020】 すなわち、ドレミ譜22では、音符の代わりに音符と切り離してドレミ等の音 名で表現することによって生じる不足分を必要最小限の内容で補う工夫が施して ある。すなわち、楽譜が読めない人が混乱を生じない程度の必要最小限の内容に 止めてある。
【0021】 また、補助説明部23とドレミ譜22との間には、点線27を付した箇所があ り、どの箇所の指使いを補助説明部23で図解してあるのかが一目で分かるよう な工夫が施してある。図4の場合では、Aのパートでの右手演奏部分の“レ”か ら“ミ”を演奏する場合と、左手演奏部分の“ドミソ”を演奏する場合との指使 いと、Cのパートでの右手演奏部分の“ソ”から“ミ”を演奏する場合の指使い が図解してある。
【0022】 図5は、レッスン用演奏曲を複数のパートに分割して表示した、中級用(ステ ップ2)の譜面20で、ドレミ譜22のうちの左手演奏部分と、補助説明部23 とが異なるのを除いて図4の譜面20と同じである。
【0023】 図6は、レッスン用演奏曲を複数のパートに分割して表示した、上級用(ステ ップ3)の譜面20で、ドレミ譜22のうちの左手演奏部分と、補助説明部23 とが異なるのを除いて図4の譜面20と同じである。
【0024】 コンパクト・ディスク30には、1枚のディスクに初級用(ステップ1)と中 級用(ステップ2)と上級用(ステップ3)とに分けて収録してある。
【0025】 初級用(ステップ1用)には、始めにレッスン用演奏曲であるイエスタディ・ ワンス・モア全体の講師による模範演奏が収録されている。次いで、譜面20の 内容を補足したレッスン部分が収録してある。このレッスン部分には、前記譜面 20に則してレッスン用演奏曲であるイエスタディ・ワンス・モアの講師による パート演奏があり、このパート演奏に引き続いてドレミ等の音名と右手の指の位 置を覚えるために、ドレミを言いながら右手で弾き、テキストで指の位置を確認 し、次いで指でたどりながら弾く、右手の説明弾きがある。次いで、講師の演奏 と一緒に右手で鍵盤を弾く右手レッスンがある。次いで、左手の練習がある。こ の左手の練習では、ドレミを言いながら講師にならって左手で弾き、続いて複数 の指で同時に弾く、講師による左手の説明弾きと、次いで講師の演奏と一緒に鍵 盤を弾くための左手レッスンとがある。次いで、両手の説明弾き及び講師の演奏 と一緒に弾くための両手レッスンとがある。両手の説明弾きでは、左右の音が重 なる部分で“ここ”という言葉が入っており(譜面20中の線24の部分)、こ れにより両手で弾くときのタイミングを覚える。最後にレッスン用演奏曲である イエスタディ・ワンス・モア全体の通しレッスンが収録してある。ここにはメト ロノームの音が重なって収録してあり、正確なリズム(音符の長さ)が確認でき るようにしてある。また、どのパートを弾いているのかを指示する言葉が入って いる。
【0026】 中級用の前記記録・再生媒体には、始めにレッスン用演奏曲全体の講師による 模範演奏が収録してある。次いで、レッスン部分が収録してある。このレッスン 部分には、前記譜面に則してレッスン用演奏曲の講師によるパート演奏、このパ ート演奏に引き続いて講師の左手説明弾きと両手レッスンとがある。右手レッス ンは初級用と殆ど同じなので省略してある。ただし、難しいパートでは初級用の 場合と同じように右手説明弾き、右手レッスンとが含まれている。左手説明弾き ではドレミを言いながら講師にならって弾き、また両手レッスンでは左右の音が 重なる部分を譜面で確認しながら講師の演奏と一緒に弾く。曲の終わりに近いパ ートではテンポを速めた両手レッスンが収録してある。最後にレッスン用演奏曲 であるイエスタディ・ワンス・モア全体の通しレッスンが収録してある。ここに はメトロノームの音が重なって収録してあり、正確なリズム(音符の長さ)が確 認できるようにしてある。また、どのパートを弾いているのかを指示する言葉が 入っている。
【0027】 上級用の前記記録・再生媒体には、始めにレッスン用演奏曲全体の講師による 模範演奏が収録してある。次いで、レッスン部分が収録してある。このレッスン 部分には、前記譜面に則してレッスン用演奏曲の講師によるパート演奏、このパ ート演奏に引き続いて講師の演奏と一緒に鍵盤を弾くための左手レッスンと両手 レッスンとがある。ここでは、講師の演奏は左手を弱く、右手を強く演奏してあ り、それを聞きながら演奏する生徒に左手の演奏部分を合わせ易くするような工 夫が施してある。最後にレッスン用演奏曲であるイエスタディ・ワンス・モア全 体の通しレッスンが収録してある。ここにはメトロノームの音が重なって収録し てあり、正確なリズム(音符の長さ)が確認できるようにしてある。また、どの パートを弾いているのかを指示する言葉が入っている。なお、上級用の前記記録 ・再生媒体では、曲の種類によっては(収録時間が長くなる曲によっては)、最 後の通しレッスンが省略することがある。
【0028】 本実施例の鍵盤楽器レッスン用譜面教材によれば、紙鍵盤10によってどの音 は鍵盤のどのキーを弾けばよいか等が確認することができる。例えば、紙鍵盤1 0をピアノの前に置き、ドレミを言いながら鍵盤を弾いて音を出してみて、曲の レッスンに入る前にピアノに慣れておくことができる。この紙鍵盤10は拡大す ることにより、ほぼピアノの鍵盤の実際の寸法になる。したがって、拡大した紙 鍵盤10によってピアノの無いところでもレッスンが可能となる。
【0029】 次いで、コンパクト・ディスク30をCDプレーヤにセットし、譜面20をピ アノの楽譜台に載せ、コンパクト・ディスク30を再生して講師の模範演奏、レ ッスン部分の指示を聞きながら譜面20を見てレッスンをする。
【0030】 すなわち、まずレッスン用演奏曲全体の模範演奏を聞いて曲全体の感じをリズ ムを含めてつかむ。次いで、譜面20を見ながら各パート毎に講師の解説にした がって実際に楽器を使用して練習する。この場合、まず練習するパートについて 講師の演奏を聞き、次いで講師の説明弾きを聞きながらドレミ等の音名や指の位 置を覚え、次いで講師の演奏についてゆきながら講師と一緒にピアノを弾く。こ れを各パート毎に繰り返して行う。また、苦手なパートは、その部分を何度も繰 り返して練習する。このように繰り返して練習する場合、CDプレーヤのリピー ト機能を有効に活用する。このようにして各パートを練習した後、通しレッスン で講師の演奏を聞きながら正確なリズム(音符の長さ)を確認する。
【0031】 上述したように本実施例の譜面教材では、譜面20の記載内容に工夫が施して ある。すなわち、音符の代わりにドレミ譜で表現することによる不具合を補うた めに、必要最小限の内容、すなわち右手演奏部分と左手演奏部分とを上下2段に 併記し、そして右手と左手を同時に弾く箇所に線24をひいて右手演奏部分と左 手演奏部分の両者の関連性を視覚的に分かりやすく表示し、また同じ高さの音を つなげる箇所には記号26を、複数の指で同時に弾く箇所には記号25を施し、 さらにドレミ譜の真上や指番号の真下に内側を黒く塗り潰した三角形の記号を付 して、「まん中部分」、「高い部分」、「もっと高い部分」、「低い部分」、「 もっと低い部分」等、鍵盤のうち、どの部分の鍵盤を弾けばよいかを表示して、 複雑になり過ぎないような工夫が施してある。
【0032】 したがって、あたかも講師の指導の下でピアノをレッスンする場合と同じよう な状況の下で、一人でレッスンをすることが可能となり、また途中で飽きる事な くレッスンを楽しむことができる。また、レッスン内容を初級から中級、中級か ら上級と代えることができることから、習熟度に合わせてレッスンを進めること ができる。さらに、実際に楽器がないところであっても、例えば通勤電車の座席 において譜面20をひざの上にのせてレッスンをすることが可能である。
【0033】 なお、上記実施例では、ピアノのレッスン用譜面教材について説明したが、本 考案のレッスン用譜面教材はオルガンやキーボード等の他の鍵盤楽器についても 譜面20の記載内容を若干代えるだけで適用できることは勿論である。
【0034】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、レッスン用演奏曲を複数のパートに分 割し、各パートを音符の代わりに音符から離れてドレミ等の音名によって表現し た階名部及び指記号とからなり、これら階名部及び指記号部を、右手の演奏部分 と左手の演奏部分とに分け且つ右手の演奏部分と左手の演奏部分の両者の関連性 が視覚的に分かり易くなるように表示したので、既存の鍵盤楽器を使用し、楽譜 の読めない人でもピアノ教師等の指導を受けることなく、一人で正しいリズムで レッスンを楽しむことができ、最終的には楽譜の内容が理解でき、楽譜を読みな がら演奏しうるようになる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の鍵盤楽器レッスン用譜面教材の一実施
例を示すもので、教材全体構成を説明するための説明斜
視図である。
【図2】紙鍵盤の説明図である。
【図3】指番号の説明図である。
【図4】初級用譜面を示す部分図である。
【図5】中級用譜面を示す部分図である。
【図6】上級用譜面を示す部分図である。
【符号の説明】
10 紙鍵盤 12、13 音名 20 譜面 21 楽譜 22 ドレミ譜(階名部、指記号部) 23 補助説明部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レッスン用演奏曲を複数のパートに分割
    し、各パートを音符の代わりに音符と切り離してドレミ
    等の音名によって表現した階名部と、この階名部にした
    がって鍵盤を弾く際、親指、人差し指、中指、薬指、小
    指等のどの指を使うかを数字等の記号によって表現した
    指記号部とから構成し、これら階名部及び指記号部を、
    右手の演奏部分と左手の演奏部分とに分け且つ右手の演
    奏部分と左手の演奏部分の両者の関連性が視覚的に分か
    り易くなるように表示したことを特徴とする鍵盤楽器レ
    ッスン用譜面教材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の鍵盤楽器レッスン用譜
    面教材にして、 要所の指使いを鍵盤と指の図案で図示した補助説明部を
    併記してなることを特徴とする鍵盤楽器レッスン用譜面
    教材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載の鍵盤
    楽器レッスン用譜面教材にして、 レッスン用演奏曲の楽譜を併記してなることを特徴とす
    る鍵盤楽器レッスン用譜面教材。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3のいずれかに記載の
    鍵盤楽器レッスン用譜面教材にして、 実際の鍵盤を縮小して図示した鍵盤の図面を音名と共に
    表した紙鍵盤を追加してなることを特徴とする鍵盤楽器
    レッスン用譜面教材。
JP1996011762U 1996-11-18 1996-11-18 鍵盤楽器レッスン用譜面教材 Expired - Lifetime JP3044636U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996011762U JP3044636U (ja) 1996-11-18 1996-11-18 鍵盤楽器レッスン用譜面教材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996011762U JP3044636U (ja) 1996-11-18 1996-11-18 鍵盤楽器レッスン用譜面教材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3044636U true JP3044636U (ja) 1998-01-06

Family

ID=43179050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996011762U Expired - Lifetime JP3044636U (ja) 1996-11-18 1996-11-18 鍵盤楽器レッスン用譜面教材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044636U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06229840A (ja) * 1993-02-02 1994-08-19 Nippondenso Co Ltd サーミスタ温度センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06229840A (ja) * 1993-02-02 1994-08-19 Nippondenso Co Ltd サーミスタ温度センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Demorest Building choral excellence: Teaching sight-singing in the choral rehearsal
US9218747B2 (en) Self-teaching and entertainment guitar systems
Howard Kodaly Strategies for Instrumental Teachers: When the Kodály method is extended to string and other instrumental instruction, it offers opportunities for enhancing student musicianship
US6977334B2 (en) Method of writing keyboard music
JP3044636U (ja) 鍵盤楽器レッスン用譜面教材
JP2821448B2 (ja) 鍵盤楽器用レッスン教材
Bevans The exceptional child and Orff
Beck et al. Moving Notation
Phillips et al. Sound Innovations for String Orchestra: Conductor's Score, Book 1: Learn How to Play with this String Orchestra Method for Beginning Musicians
Ko An investigation of the Beyer piano methods used in Korea
JP2581285Y2 (ja) 楽 譜
Van Auken et al. Teaching inner hearing
Van Acker Incorporating Sight-Reading Into the Private Violin Lesson
Heerema Progressive class piano
Miller A harpist’s pedagogical experience: Bridging the gaps in music theory and ensemble training
Stoltzman A class piano course of study for music industry majors based on popular music and jazz
RUZIYEVA POSSIBILITIES OF USING PEDAGOGICAL TECHNOLOGIES IN MUSIC EDUCATION
Clarkson The beginning tubist: a curriculum and supplemental book of duets
Wallace Adaptation of Kodaly-based philosophy and techniques to the study of guitar at the introductory level
Ascari The art of effective piano teaching
Friedland Bass method
Kreader Piano Practice Games Book 1-Hal Leonard Student Piano Library Book/Online Audio
Schwaljie Beginning bassoon instruction: A curriculum based in part on the teachings of Shinichi Suzuki
Richards A pedagogical guide and argument for using the harmonic series in teaching beginning and intermediate level horn students
Shipley Analysis and critique of two beginning method books for the beginning orchestra classroom