JP3044615U - 日時計 - Google Patents

日時計

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JP3044615U
JP3044615U JP1997005852U JP585297U JP3044615U JP 3044615 U JP3044615 U JP 3044615U JP 1997005852 U JP1997005852 U JP 1997005852U JP 585297 U JP585297 U JP 585297U JP 3044615 U JP3044615 U JP 3044615U
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JP
Japan
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time
arc plate
sundial
semicircular arc
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JP1997005852U
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English (en)
Inventor
英利 井上
有次 阿部
Original Assignee
井上金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単でどこにでも設置でき、児童にも
調節操作できる日時計を提供する。 【解決手段】 南北方向の傾斜角度を調節できる基板６
上に不透明の半周円弧板１を固定し、この円弧板上に日
中の数字２をほぼ定間隔で打抜き、基板中央の表示部１
０上に投影された数字によって現在時刻を知る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
この考案は、校庭、公園又は屋外スポーツ施設内に設置して使用する日時計に 関する。
【０００２】
【従来の技術】
太陽による物体の影を利用する日時計は古くから知られているが、広い面積を 必要とするので設置個所が特定される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本案は日照が得られる場所であればどこにも設置できる他、児童にも利用でき る美麗な日時計を提案するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本案日時計は不透明帯状板に日中の生活時間帯の時刻数字、例えば７，・・１ ２，・・６を１２を中心としてほぼ等間隔で打抜いて少なくとも半周円弧を形成 させると共に、これを南北方向に傾斜角度を調節できる基板上に固定したもので あって、基板面中央の時刻表示域に投影される半周円弧板上の時刻数字によって 時刻を知るようにしたものである。 数字と数字の中間には「３０分」を表す点状の透孔を穿設するのがよく、また各 数字又は相隣る数字を色違いで表示するために半周円弧板の裏面に着色透明フィ ルムを貼付けたり、字形穿孔部に着色透明体を埋込むこともできる。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図において、１はステンレス等の金属製又は不透明合成樹脂製帯状半周円弧板 であって、デザイン上又は強度を増強するために図１の如く円環状としてもよい 。 この円弧板には日中の生活時間帯の時刻数字の字形２が１２を中心としてほぼ等 間隔で図２の如く穿設されると共に各数字の中間位置に透孔３が穿設されている 。各時刻数字の間隔は半周円弧板とした状態で約１５°間隔であるが、設置場所 において実測して定めてもよい。 ４，５は帯状板の端部である。 帯状半周円弧板の裏面には時刻数字の全部又は一部、例えば９，１２，３の数字 に対応させて着色透明フィルム（図示せず）を貼着してもよいし、又はこれらの 数字を着色透明合成樹脂で埋込んでおいてもよい。 ６は半周円弧板を取付ける任意形状の基板であって、両側縁７，８は半周円弧板 端部の取付部である。 ９は板面に表示された方位表示、１０は時刻表示域であって周囲の色と異色、例 えば白色で表示しておいてもよい。１１は南北方向の中心線であって半周円弧板 の中央数字１２の直下に位置する。 基板の裏面には南北方向の角度調節装置１３を備えた取付板１２が固設され、支 柱１４に支持されている。
【０００６】 本案日時計１５は基板の方位表示９を真北に向け一致させて固設されるが、太 陽高度は設置する地域及び季節によって変わるから角度調節装置１３によって基 板角度を太陽高度に合わせて調節する。 これによって半周円弧板は太陽の軌道面内に位置され、従って太陽は円弧板上に 沿って動くことになり、時刻に従ってその時の時刻数字を基板中央の時刻表示域 １０に投影する。 例えば「９時３０分」の表示では表示域１０の中心線１１上に透孔３の透過光が 照射され、その右側に９の一部と左側に１０の一部が表示される。 このようにしておおよそ１５分〜３０分単位で時刻を知ることができる。 なお、時刻表示域１０の左右域にも隣接する数字が変形されて投影されるが、時 刻表示数字とは画然と識別されるので見誤るおそれはない。
【０００７】
【効果】
本案日時計の構成は極めて簡単で丈夫である上、角度調節も容易で児童にも操 作でき、調節は例えば月毎に行なえば充分である。 また半周円弧板の直径は３０〜４０ｃｍであって小型である他、殆ど全部を金属 で構成できるので現在時刻を知りたい場所に自由に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】日時計の要部を示す斜視図。
【図２】半周円弧板の展開平面図。
【図３】基板の平面図。
【図４】日時計の全体側面図。
【符号の説明】
１ 半周円弧板 ２ 打抜数字の字形 ３ 中間透孔 ６ 基板 ９ 方向表示 １０ 時刻表示域 １３ 角度調節装置

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 数字１２を中心として日中の時刻数字の
    形がほぼ定間隔で穿設された不透明帯状半周円弧板が、
    屋外に設置されて南北方向に傾斜角度を調節可能に設け
    られた基板上に固定され、前記基板面中央の時刻表示域
    に投影された時刻数字によって時刻を知るようにしたこ
    とを特徴とする日時計。
  2. 【請求項２】 不透明帯状半周円弧板上に穿設された相
    隣る時刻数字の中間位置に点状の透孔が穿設されてなる
    請求項１記載の日時計。
  3. 【請求項３】 時刻数字の全部又は一部の数字が同色又
    は互いに異色になるように着色透明体で表示されてなる
    請求項１又は２記載の日時計。
  4. 【請求項４】 基板面上に方位が表示されてなる請求項
    １乃至３記載のいずれかの日時計。
  5. 【請求項５】 基板面中央の時刻表示域が周囲と異色で
    表示されてなる請求項１乃至４記載のいずれかの日時
    計。
JP1997005852U 1997-06-20 1997-06-20 日時計 Expired - Lifetime JP3044615U (ja)

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