JP3043482U - ラッピング用装飾小物 - Google Patents

ラッピング用装飾小物

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JP3043482U
JP3043482U JP1997004524U JP452497U JP3043482U JP 3043482 U JP3043482 U JP 3043482U JP 1997004524 U JP1997004524 U JP 1997004524U JP 452497 U JP452497 U JP 452497U JP 3043482 U JP3043482 U JP 3043482U
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cord
decorative
wrapping
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JP1997004524U
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English (en)
Inventor
芳久 山崎
靖彦 高橋
Original Assignee
株式会社 サンセイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ短時間でラッピングでき、しかも袋
体の場合には袋の口の封止や開封が簡単かつ確実にでき
るラッピング用装飾小物を提供する。 【解決手段】 紐通し孔11aが設けられた装飾部11
と、前記紐通し孔11aの直径のほぼ1/2の長さの直
径を有し、かつ前記装飾部11の紐通し孔11aに二つ
折り状態で挿通される弾性伸縮紐12と、該弾性伸縮紐
12の両端部に固着されるストッパ部材13とを備え
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば菓子袋の口を縛ったり、贈答箱の表面に装飾用として取り付 けられるラッピング用装飾小物に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば誕生日、クリスマスおよびバレンタインデーなどのプレゼントと して、菓子類や各種の小物を袋詰めたものが大量に市場へ出回っている。通常、 プレゼントを入れた袋の口は、多彩な色のリボンや、合成樹脂製の着色された平 紐に芯材として針金を入れた締着バンドなどによって縛られている。 なお、このようなリボンや締着バンドで袋の口を縛るだけでは、ラッピング性 が劣る場合が多い。そこで、通常は、口を縛るリボンを長めに使ってリボンフラ ワーを作ったり、既成の造花やラッピング専用の小物(例えば、キャラクターグ ッズ)などを別の紐や針金で締着していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように従来のラッピング用装飾小物では、袋の口を縛るリ ボン類と、装飾用のリボンフラワーやラッピング小物類が別体であったので、ラ ッピング時には、袋の口を縛る作業のあと、装飾品を取り付ける作業を別にしな ければならず、手間がかかって面倒であるという問題点があった。 しかも、リボンや締着バンドを用いて袋の口を縛る際には、これらの締着部材 を袋の口にぐるぐると何回も巻き付けてしばらなければならなかった。 さらに、例えばリボンでラッピングされたものは、縛り方が蝶々結びなどの場 合に、縛ったリボンが解けるという恐れがあった。一方、縛り方が堅結びの場合 には、袋の口を開く際に、リボンを解き難いという別の問題点があった。
【0004】 本考案は、このような従来技術を背景になされたもので、簡単かつ短時間でラ ッピングでき、しかも袋体の場合には袋の口の封止や開封が簡単かつ確実にでき るラッピング用装飾小物を提供することを目的とする。また、比較的安価に弾性 伸縮紐の装飾性の向上が図れるラッピング用装飾小物を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は、紐通し孔が設けられた装飾部と、前記紐通し孔の直 径のほぼ1/2の長さの直径を有し、かつ前記装飾部の紐通し孔に二つ折り状態 で挿通される弾性伸縮紐と、該弾性伸縮紐の両端部に固着されるストッパ部材と を備えたことを特徴とするラッピング用装飾小物である。 また、請求項2に記載の考案は、前記弾性伸縮紐が、ゴム紐の外周面にメタリ ック糸を巻き付けた組紐である請求項1に記載のラッピング用装飾小物である。
【0006】
【考案の実施の形態】
ここでいう装飾部とは、リボンフラワー、造花、季節ギフト物、ぬいぐるみ、 金属製・プラスチック製成形品、そのほかラッピング小物類など、装飾となるも のであれば、どのようなものでもよい。 また、紐通し孔は、装飾部のどの位置に、どのような大きさで形成されていて もよい。 ここでいう弾性伸縮紐とは、弾性体であって伸縮性を有する紐状体である。そ の素材としては、例えばゴム紐や、織り編み方の特性を生かし伸縮性を有する組 み紐などが採用できる。
【0007】 また、弾性伸縮紐は、ゴム紐の外周面に糸を螺旋状に巻き付けた組紐であって もよい。この場合の糸として、例えば金、銀、エナメルなど光輝く綺麗なメタリ ック製の着色がなされたものや色糸を採用すれば、比較的安価に弾性伸縮紐の装 飾性を向上できて好ましい。そして、ゴム紐の外周面へのこの糸の巻き付け方は 、例えば螺旋巻きなど、糸自体に伸縮性のある巻き方のほうが好ましい。 弾性伸縮紐の直径は、紐通し孔の直径のほぼ1/2の長さである。1/2より 長ければ弾性伸縮紐を紐通し孔に通せず、1/2より短ければ、組み立てられた ラッピング用装飾小物を取り扱う際に、二つ折り状態の弾性伸縮紐が、装飾部の 紐通し孔から抜け落ちる恐れがある。
【0008】 しかも、このように弾性伸縮紐の直径が1/2より短ければ、例えばこのラッ ピング用装飾小物で袋体の開口部を封止する場合、すなわちラッピング用装飾小 物の装飾部の紐通し孔と弾性伸縮紐の折り返し部との間にできた輪に袋の開口部 を挿入し、この装飾部を弾性伸縮紐の折り返し部側へ移動させて袋の口を縛る際 において、弾性伸縮紐の摩擦力によって、装飾部がストッパ部材側へ滑ることな く固定されるという機能が阻害される。 ここでいうストッパ部材とは、弾性伸縮紐の両端部に固着されることで、装飾 部の紐通し孔に挿通された弾性伸縮紐が、この孔から滑り落ちるのを防止する部 材である。その大きさや形状は限定されない。例えば、その形状は、球状、円錐 状、涙粒状、三角錐状、直方体状、ベル型、ハート型、リーフ型などでもよい。
【0009】 本考案のラッピング用装飾小物を使用する際、例えば袋体の開口部を封止する 場合には、ラッピング用装飾小物の装飾部の紐通し孔と弾性伸縮紐の折り返し部 との間にできた輪に袋体の開口部を挿入し、この装飾部を弾性伸縮紐の折り返し 部側へ移動させて袋体の口をしっかりと縛る。この状態は、弾性伸縮紐の直径が 、紐通し孔の直径のほぼ1/2の長さの直径であることから、この弾性伸縮紐の 摩擦力により、装飾部がストッパ部材側へ滑ることなくその位置で固定される。 これにより、簡単かつ短時間、しかも確実にラッピング用装飾小物により袋体の 開口部を封止できる。この際、袋体の開口部を装飾部により飾ることができる。 また、開封する際には、先ほどとは反対に、装飾部を弾性伸縮紐の先端側(スト ッパ部材側)へ引っ張る。すると、それまで自己の摩擦力により紐通し孔との間 で位置固定されていた弾性伸縮紐は、前述した紐通し孔の直径のほぼ1/2の長 さの直径という理由から、比較的円滑に同方向へ移動される。これにより、簡単 かつ短時間で袋体の開封ができる。
【0010】 ラッピングの対象が箱体の場合には、例えば箱体にリボンをタスキ掛けし、そ の後、この箱体の表面に露呈するリボンの部分に、装飾部の紐通し孔と弾性伸縮 紐の折り返し部との間にできた輪を通し、同様に装飾部を弾性伸縮紐の折り返し 部側へ移動させて、このラッピング用装飾小物をリボンに付けることができる。 また、例えば万年筆の箱など、比較的小さな箱体の場合には、弾性伸縮紐の長さ を長くして、この装飾部の紐通し孔と弾性伸縮紐の折り返し部との間にできた輪 を、直接、箱体に通してこれを縛ることで、前記リボンの代わりとして機能させ ることもできる。なお、この弾性伸縮紐として、ゴム紐の外周面にメタリック糸 を巻き付けた組紐を採用すれば、比較的安価に弾性伸縮紐の装飾性を向上できる 。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本考案は以下 に示す実施例に限定されないのはいうまでもない。 図1は本考案の一実施例に係るラッピング用装飾小物の斜視図であり、図2は 同使用状態の説明図であり、図3は同装飾部の平面図である。 図1において、10はラッピング用装飾小物であり、このラッピング用装飾小 物10は、紐通し孔11aが設けられた装飾部11と、紐通し孔11aの直径の ほぼ1/2の長さの直径を有し、かつ装飾部11の紐通し孔11aに二つ折り状 態で挿通された弾性伸縮紐12と、弾性伸縮紐12の両端部に固着されるストッ パ部材13とを備えたものである。
【0012】 装飾部11は、造花をモチーフしたものであり、雌しべや雄しべを真似た金メ ッキされたプラスチック製の金色の移動玉14の裏部に、中央空間が紐通し孔1 1aである小リング14aが一体形成されている。ここでは、紐通し孔11aの 直径を約2mmとしている。小リング14aには、移動玉14の回りを外から沢 山の花弁が包み込むようなデザインが演出できるように、花弁状にカットしたピ ンク色の織布11bの中心部が固着されている。
【0013】 弾性伸縮紐12は、図3に示すように、ゴム紐15の外周面にメタリック糸1 6を巻き付けた組紐である。ここで、弾性伸縮紐12の直径を紐通し孔11aの 直径の1/2である約1mmとしている。また、組紐としては、金色のメタリッ ク糸16をゴム紐15の外周面に螺旋状に巻き付けたものが採用されている。 ストッパ部材13としては、最大径の部分が約5mmと、紐通し孔11aより 大きく、かつ表面が金メッキされたプラスチック製の涙粒状のものが採用されて いる。 図2において、ラッピング用装飾小物10により開口部17aが封止される袋 体17である。
【0014】 次に、本考案の一実施例に係るラッピング用装飾小物10の使用方法を説明す る。なお、ここでは、このラッピング用装飾小物を用いて、袋体の開口部を封止 する場合を説明する。 図2に示すように、例えばこのラッピング用装飾小物10を用いて、袋体17 の開口部17aを封止する場合には、装飾部11の紐通し孔11aと弾性伸縮紐 12の折り返し部との間にできた輪に袋体17の開口部17aを挿入し、この装 飾部11を弾性伸縮紐12の折り返し部側へ移動させて袋体17の口をしっかり と縛る。 この状態は、弾性伸縮紐12の直径が、紐通し孔11aの直径のほぼ1/2の 長さの直径であることから、この弾性伸縮紐12の摩擦力により、装飾部11が ストッパ部材13側へ滑ることなくその位置で固定される。これにより、簡単か つ短時間、しかも確実にラッピング用装飾小物10により袋体17の開口部17 aを封止できる。この際、袋体17の開口部17aを装飾部11により飾ること ができる。
【0015】 また、開封する際には、さきほどとは反対に、装飾部11を弾性伸縮紐12の 先端側(ストッパ部材13側)へ引っ張る。すると、それまで自己の摩擦力によ り紐通し孔11aとの間で位置固定されていた弾性伸縮紐12は、このように紐 通し孔11aの直径のほぼ1/2の長さの直径であることから、比較的円滑に同 方向へ移動する。これにより、簡単かつ短時間で袋体17の口を開封できる。 さらに、弾性伸縮紐12として、ゴム紐15の外周面にメタリック糸16を巻 き付けた組紐を採用したので、比較的安価に弾性伸縮紐12の装飾性の向上が図 れる。
【0016】
【考案の効果】
本考案にあっては、このように紐通し孔が設けられた装飾部と、紐通し孔の直 径のほぼ1/2の長さの直径を有し、かつ装飾部の紐通し孔に二つ折り状態で挿 通される弾性伸縮紐と、弾性伸縮紐の両端部に固着されるストッパ部材とを備え たので、簡単かつ短時間でラッピングでき、しかも袋体の場合には袋の口の封止 や開封が簡単かつ確実にできる。 特に、請求項2に記載の考案にあっては、弾性伸縮紐として、ゴム紐の外周面 にメタリック糸を巻き付けた組紐を採用したので、比較的安価に弾性伸縮紐の装 飾性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るラッピング用装飾小物
の斜視図である。
【図2】同使用状態の説明図である。
【図3】同装飾部の平面図である。
【符号の説明】
10 ラッピング用装飾小物 11 装飾部 11a 紐通し孔 12 弾性伸縮紐 13 ストッパ部材 15 ゴム紐 16 メタリック糸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紐通し孔が設けられた装飾部と、前記紐
    通し孔の直径のほぼ1/2の長さの直径を有し、かつ前
    記装飾部の紐通し孔に二つ折り状態で挿通される弾性伸
    縮紐と、該弾性伸縮紐の両端部に固着されるストッパ部
    材とを備えたことを特徴とするラッピング用装飾小物。
  2. 【請求項2】 前記弾性伸縮紐が、ゴム紐の外周面にメ
    タリック糸を巻き付けた組紐である請求項1に記載のラ
    ッピング用装飾小物。
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