JP3043277U - 浄化用砂の供給装置 - Google Patents

浄化用砂の供給装置

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JP3043277U
JP3043277U JP1997001594U JP159497U JP3043277U JP 3043277 U JP3043277 U JP 3043277U JP 1997001594 U JP1997001594 U JP 1997001594U JP 159497 U JP159497 U JP 159497U JP 3043277 U JP3043277 U JP 3043277U
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sand
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supply pipe
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JP1997001594U
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Inventor
義夫 矢部
Original Assignee
日本特殊産業株式会社
奥田 節三
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加圧空気を用いて浄化用砂の回収を行わせる
ことにより、回収装置に格別の精度を必要とさせずにコ
スト安で作業能率が向上された浄化用砂の供給装置を提
供する。 【解決手段】 荷車2上に設置されたブロワ―1からの
加圧空気が供給されるノズル4が供給管5の一端に設
け、該供給管のノズルの吹き出し部近傍の上部に汚物を
含む砂の供給口7が形成すると共にノズルの下流側に絞
り部9を形成し、前記供給口に荒目のスクリ―ン8が張
設し、該供給管の他端を浄化装置のホッパ―6または加
熱管に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、砂場や海岸等の汚物を含む砂を浄化するために砂を浄化装置のホッ パ―または加熱管へ供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、砂場や海岸等の汚物を含む砂を浄化する装置として、例えば特開平7ー 172576号公報に示すようなものがある。 これによると、砂の吸引回収装置がその下流側に配置された真空装置によって 負圧状態に保持され、吸引パイプで吸引された砂は、吸引回収装置からコンベア を介して加熱装置に導かれ、該加熱装置において砂は加熱・殺菌されてから元の 砂場等に戻されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来技術では、吸引回収装置を負圧状態に保持するためのシ ―ルが面倒であると共に吸引回収装置を精密に製作する必要がありコスト高とな る、という問題がある。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、加圧空気を用いて浄化用砂の回収を行わせることに より、回収装置に格別の精度を必要とさせずにコスト安で作業能率が向上された 浄化用砂の供給装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における浄化用砂の供給装置は、荷車上に 設置されたブロワ―からの加圧空気が供給されるノズルを供給管の一端に設け、 該供給管のノズルの吹き出し部近傍の上部に汚物を含む砂の供給口を形成しする と共にノズルの下流側に絞り部を形成し、前記供給口に荒目のスクリ―ンを張設 し、該供給管の他端を浄化装置のホッパ―に接続したことを特徴とするものであ る。
【0006】 また、本考案における浄化用砂の供給装置は、荷車上に設置されたブロワ―か らの加圧空気が供給されるノズルを供給管の一端に設け、該供給管のノズルの吹 き出し部近傍の上部に汚物を含む砂の供給口を形成しすると共にノズルの下流側 に絞り部を形成し、前記供給口に荒目のスクリ―ンを張設し、該供給管の他端を 浄化装置の加熱管に接続したことを特徴とするものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
添付図面を参照して本考案の実施例について説明する。 図1及び図2は本考案に係る浄化用砂の供給装置の第1の実施例を示すもので あり、図において1は荷車2上に配置されたブロワ―であり、該ブロワ―1に連 結された可撓管からなる給気管3の他端にはノズル4が接続されている。
【0008】 5は一端に前記ノズル4が取付られ他端がホッパ―6上に開口された砂の供給 管であり、該供給管5のノズル4の吹き出し部近傍の上部には汚物を含む砂の供 給口7が形成されている。そして、供給口7には砂の通過を許容する比較的に荒 目のスクリ―ン8が張設されており、また、ノズル4の下流側の供給管5には絞 り部9が形成されている。
【0009】 該供給管5の他端には前記ホッパ―6の上面に砂を略均等に供給するよう多数 の孔10,10…が形成されている。
【0010】 そして、ホッパ―6の胴部11にはバイブレ―タ12が取付られ、また該ホッ パ―6の下端出口13には外周が断熱材14で覆われた傾斜加熱管15が配置さ れている。
【0011】 該傾斜加熱管15の一端には加熱用バ―ナ16が傾斜加熱管15内に向けて設 けられており、また該傾斜加熱管15の他端は加熱・殺菌処理された砂の放出口 17が形成されており、さらに、該放出口17の近傍には傾斜加熱管15から上 方に向けて排煙筒18が立設されている。
【0012】 前記荷車2は下部に車輪19,19…を備えており、該荷車2には前記ブロワ ―1,ホッパ―6,傾斜加熱管15,排煙筒18等が固着保持されており、砂の 浄化装置は可搬式となっている。
【0013】 以上のような構成からなる装置において砂場や海岸等の汚物を含む砂を浄化す る場合、供給管5のノズル4及び砂の供給口7を、汚物を含む砂の層20内に位 置させ、ブロワ―1を駆動させると、供給口7の周囲の砂はノズル4から噴射さ れる空気により吸い込まれて供給管5内に入り、該砂は絞り部10で更に風速を 増した空気に伴われてホッパ―6の上部に到達し、ここで多数の孔10,10… からホッパ―6内に略均等に供給される。なお、前記供給管5のノズル4及び砂 の供給口7は、これを砂の表面に位置させ、人手によって周囲の砂を供給口7に 供給するようにしてもよい。
【0014】 ホッパ―6に送られた砂は、バイブレ―タ12による振動でホッパ―6の底部 に誘導され順次出口13から傾斜加熱管15内に送られる。
【0015】 傾斜加熱管15内に送られた砂は、該傾斜加熱管15内を流下する間にバ―ナ 16からの熱によって加熱・殺菌処理されて浄化された砂となり放出口17から 元の砂場等に放出される。また、傾斜加熱管15内で発生した燃焼灰等は排煙筒 18から大気中に放出される。
【0016】 上述のように、砂場や海岸等の汚物を含む砂は、ノズル4からの空気の吹き出 しにより供給管5内に入り、該供給管5内を強制的に送られて大気圧状態にある ホッパ―6に供給されるものであるから、供給管5をはじめそれ以降の回収装置 も負圧状態に維持する必要がないことから、装置に何等のシ―ル部材を必要とせ ず且つ装置に格別の精度を必要としないので製造コストを低く抑えることができ 、またノズルからの空気噴射により多量の砂を回収できるので、砂の回収能力が 増大されて砂の浄化作業能率は著しく向上される。
【0017】 図3は本考案に係る浄化用砂の供給装置の第2の実施例を示すものであり、図 において21は荷車2に設置された加熱管であり、該加熱管21には供給管5か らの汚物を含む砂が強制的に送られるようになっている。そして、加熱管21で 加熱・殺菌処理された砂と熱風はサイクロン分離器22の内周に向け接線方向に 放出され、該サイクロン分離器22で分離された浄化された砂は該サイクロン分 離器22の下方放出口23から直接に元の砂場20等に戻される。また、該サイ クロン分離器22により分離されたほこりは搬送管24を介してフィルタ―装置 25に送られここで清浄な空気とほこり(異物)が分離され、清浄な空気は大気 中に放出される。なお、この実施例においても荷車2に設置されたブロワ―1, ノズル4,供給口7等前記第1実施例と同一の符号を付したものは実質的に同一 部材であるのでその説明を省略する。
【0018】 この実施例では、砂場や海岸等の汚物を含む砂を供給管5に送るのに必要な空 気圧がそのまま加熱管21の砂の搬送の助けとなって利用でき、しかも、加熱・ 殺菌処理後の汚染した空気はサイクロン分離器22及びてフィルタ―装置25で 清浄な空気に変換できるので、作業環境が一層改善される。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る浄化用砂の供給装置では、荷車上に設置されたブロワ―からの加 圧空気が供給されるノズルを供給管の一端に設け、該供給管のノズルの吹き出し 部近傍の上部に汚物を含む砂の供給口を形成すると共にノズルの下流側に絞り部 を形成し、前記供給口に荒目のスクリ―ンを張設し、該供給管の他端を浄化装置 のホッパ―に接続した場合には、供給装置に何等のシ―ル部材を必要とせず且つ 装置に格別の精度を必要としないので製造コストを低く抑えることができ、また ノズルからの空気噴射により多量の砂を回収できるので、砂の回収能力が増大さ れて砂の浄化作業能率は著しく向上され得る浄化用砂の供給装置となる。
【0020】 また、荷車上に設置されたブロワ―からの加圧空気が供給されるノズルを供給 管の一端に設け、該供給管のノズルの吹き出し部近傍の上部に汚物を含む砂の供 給口を形成すると共にノズルの下流側に絞り部を形成し、前記供給口に荒目のス クリ―ンを張設し、該供給管の他端を浄化装置の加熱管に接続した場合には、供 給装置に何等のシ―ル部材を必要とせず且つ装置に格別の精度を必要としないの で製造コストを低く抑えることができ、またノズルからの空気噴射により多量の 砂を回収できるので、砂の回収能力が増大されて砂の浄化作業能率は著しく向上 され得るばかりでなく、供給管に送るのに必要な空気圧がそのまま加熱管の砂の 搬送の助けとなって利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係る浄化用砂の供給装置を適用
した砂の浄化装置の正面一部断面図である。
【図2】図2は本考案に係る浄化用砂の供給装置の要部
断面図である。
【図3】図1は本考案に係る浄化用砂の供給装置を適用
した他の実施例の砂の浄化装置の正面一部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ブロワ― 2 荷車 4 ノズル 5 供給管 6 ホッパ― 7 砂の供給口 8 スクリ―ン 21 加熱管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂場等の汚物を含む砂を浄化するために
    砂を浄化装置のホッパ―へ供給する装置において、荷車
    上に設置されたブロワ―からの加圧空気が供給されるノ
    ズルを供給管の一端に設け、該供給管のノズルの吹き出
    し部近傍の上部に汚物を含む砂の供給口を形成すると共
    にノズルの下流側に絞り部を形成し、前記供給口に荒目
    のスクリ―ンを張設し、該供給管の他端を浄化装置のホ
    ッパ―に接続したことを特徴とする浄化用砂の供給装
    置。
  2. 【請求項2】 砂場等の汚物を含む砂を浄化するために
    砂を浄化装置の加熱管へ供給する装置において、荷車上
    に設置されたブロワ―からの加圧空気が供給されるノズ
    ルを供給管の一端に設け、該供給管のノズルの吹き出し
    部近傍の上部に汚物を含む砂の供給口を形成すると共に
    ノズルの下流側に絞り部を形成し、前記供給口に荒目の
    スクリ―ンを張設し、該供給管の他端を浄化装置の加熱
    管に接続したことを特徴とする浄化用砂の供給装置。
JP1997001594U 1997-02-26 1997-02-26 浄化用砂の供給装置 Expired - Lifetime JP3043277U (ja)

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