JP3043051U - 多機能靴灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能靴灯装置の提供。 【解決手段】 押しキー、制御ユニット、振動抵抗、複
数の発光ダイオード及びプラスチック部品を具え、靴、
運動器材、玩具或いは帽子に複数の発光ダイオードが取
り付けられ、その中の一組の発光ダイオードの発光部に
プラスチック部品が連接され、プラスチック部品が任意
の図案、文字の形状を有し、プラスチック部品内に導光
材質のシリコーンゴムが設けられ、それに制御ユニット
により発光ダイオードの駆動が組み合わされて、異なる
方式のフラッシュを発生して美観を増加でき、また広く
応用できるものとした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、一種の多機能靴灯装置に関し、特に、押しキー、制御ユニット、振 動抵抗、複数の発光ダイオード及びプラスチック部品を具え、靴、運動器材、玩 具或いは帽子に複数の発光ダイオードが取り付けられ、その中の一組の発光ダイ オードの発光部にプラスチック部品が連接され、プラスチック部品が任意の図案 、文字の形状を有し、プラスチック部品内に導光材質のシリコーンゴムが設けら れ、それに制御ユニットにより発光ダイオードの駆動が組み合わされて、異なる 方式のフラッシュを発生して美観を増加でき、また広く応用できるものに関する 。

【０００２】

【従来の技術】

図１に示されるのは、周知の靴灯装置であり、それは、靴に複数の発光ダイオ ード５が取り付けられ、制御ユニット３がそれらに四種類の異なる方式のフラッ シュを発生させる装置であり、美観を増加する効果を有していた。該装置は、一 つの押しキー２が制御ユニット３の入力端に連接され、制御ユニット３の出力端 に複数の発光ダイオード５が連接されていた。

【０００３】 該制御ユニット３内部の電気回路により押しキー２から来たトリガ信号が発光 ダイオード５に四種類の異なる方式のフラッシュを現出させ、各二回のフラッシ ュの間に１〜５秒の暫停があり、視覚上の変化を形成していた。 ただし、これら発光ダイオード５は異なる形状の変化を有しておらず、その美 観増加の効果が有限で、他物品、例えば、玩具、帽子などへの応用に際して変化 性が少なかった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、靴、或いはその他の物品、例えば、玩具、帽子などに運用されて視 覚上の変化を提供でき、商品価値を高めることができる、一種の多機能靴灯装置 を提供することを課題としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、押しキー２、制御ユニット３、振動抵抗４、複数の発光ダ イオード５及びプラスチック部品６を具えた靴灯装置で、 その中、制御ユニット３の出力端に計時回路３３の出力端に状態回路３４と表 示回路３６の入力端が連接し、計時回路３３の別の入力端と出力端とが順序回路 ３２に連接し、順序回路３２が一つの振動抵抗４に連接し、順序回路３２の別の 出力端が選択回路３１の入力端に、さらに別の出力端が計数回路３５の入力端に 連接し、選択回路３１の別の入力端にフラッシュ選択端１が連接し、選択回路３ １の出力端に状態回路３４に連接し、状態回路３４の別の入力端が押しキー２に 連接し、状態回路３４の出力端が計数回路３５の入力端に連接し、計数回路３５ の出力端が表示回路３６の入力端に連接し、表示回路３６の出力貸しが駆動回路 ３７の入力端に連接し、駆動回路３７の出力端が複数の発光素子に連接し、その 中の一組の発光素子の発光部に一つのプラスチック部品が連接され、該プラスチ ック部品内に導光材質のシリコーンゴムが取り付けられ、それが制御ユニットに よる発光素子制御と組み合わせられることで、異なる方式のフラッシュを発生す るようにしてあり、 上記順序回路３２が一つのクロック信号を発生してそれに連接する振動抵抗に より発光素子のフラッシュ速度を変化させ、このクロック信号を計時回路３３と 選択回路３１にそれぞれ出力し、 上記計時回路３３が順序回路３２からのクロック信号により制御ユニットに執 行モード又は停止モードの信号を出力させ、 上記選択回路３１がフラッシュ選択端１の複数の端子によりそれぞれ発光素子 に複数種のフラッシュを発生させ、順序信号からのクロック信号と組み合わせて さらに状態回路３４に出力し、 上記状態回路３４が待機又は作業状態を提供し、開始時に待機状態を呈し、押 しキー２からのトリガ信号を受け取ると作業状態に転じると共に計時回路３３か らの執行モード又は停止モード信号を受け取り、 執行モードにある時、該計数回路３５が状態回路３４からの信号と順序回路３ ４のクロック信号を受け取って上又は下の計数を行い、表示回路に出力し、表示 回路がフラッシュ信号を発生し、上述の信号が駆動回路より発光素子をフラッシ ュさせた後、停止モードに進入し、 停止モードに進入した計時回路３３が表示回路の出力を暫停させ、発光素子を 所定の時間消灯させた後、さらに待機状態に進入することを特徴としてなる、多 機能靴灯装置としている。

【０００６】 請求項２の考案は、プラスチック部品がゴム或いはその他の同じ効果を有する プラスチック材質とされる、請求項１に記載の多機能靴灯装置としている。

【０００７】 請求項３の考案は、プラスチック部品が任意の図案、文字或いはその他の形状 を有するものとされた、請求項１に記載の多機能靴灯装置としている。

【０００８】 請求項４の考案は、発光素子は発光可能な任意の素子とされる、請求項１に記 載の多機能靴灯装置としている。

【０００９】 請求項５の考案は、動作状態の時、状態回路３４が押しキー２のトリガ信号を 受け取らないことを特徴とする、請求項１に記載の多機能靴灯装置としている。

【００１０】 請求項６の考案は、執行モードにあってフラッシュ信号が二回から五回重複し た後、停止モードに進入し、停止モードが１から５秒維持されることを特徴とす る、請求項１に記載の多機能靴灯装置としている。

【００１１】 請求項７の考案は、発光素子の設置位置が特定の位置に限定されないことを特 徴とする、請求項１に記載の多機能靴灯装置としている。

【００１２】 請求項８の考案は、複数の発光素子の外部がそれぞれ一つのカバーで覆われた 、請求項１に記載の多機能靴灯装置としている。

【００１３】 請求項９の考案は、選択回路のフラッシュ選択端が四つの端子とされ、それぞ れ発光素子を選択して少なくとも一種のフラッシュを現出させることを特徴とす る、請求項１に記載の多機能靴灯装置としている。

【００１４】 請求項１０の考案は、発光素子のフラッシュ方式が中間のものより開始して同 時に左右の発光素子が順にフラッシュするものとされた、請求項９に記載の多機 能靴灯装置としている。

【００１５】 請求項１１の考案は、発光素子のフラッシュ方式が全部が同時にフラッシュす るものとされた、請求項９に記載の多機能靴灯装置としている。

【００１６】 請求項１２の考案は、発光素子のフラッシュ方式が左のものから右のものへと 順にフラッシュを発生し、さらに最も右のものから左のものへと順にフラッシュ を発生するものとされた、請求項９に記載の多機能靴灯装置としている。

【００１７】 請求項１３の考案は、発光素子のフラッシュ方式が、奇数番号位置にあるもの と偶数番号位置にあるものが交互にフラッシュするものとされた、請求項９に記 載の多機能靴灯装置としている。

【００１８】

【考案の実施の形態】

本考案の多機能靴灯装置は、押しキー、制御ユニット、振動抵抗、複数の発光 ダイオード及びプラスチック部品を具え、靴、運動器材、玩具或いは帽子に複数 の発光ダイオードが取り付けられ、その中の一組の発光ダイオードの発光部にプ ラスチック部品が連接され、プラスチック部品が任意の図案、文字の形状を有し 、プラスチック部品内に導光材質のシリコーンゴムが設けられ、それに制御ユニ ットにより発光ダイオードの駆動が組み合わされて、異なる方式のフラッシュを 発生して美観を増加でき、また広く応用できるものとされている。

【００１９】

【実施例】

図２及び図４を参照されたい。本考案の多機能靴灯装置は、押しキー２、制御 ユニット３、振動抵抗４、複数の発光ダイオード５及びプラスチック部品６を具 えてなる。

【００２０】 その中、制御ユニット３の出力端に複数の発光ダイオード５が連接され、その 中の一組の発光ダイオードの発光部に一つのプラスチック部品６例えばシリコー ンゴムが連接され、プラスチック部品６は任意の図形、文字の形状を有するもの とされ、プラスチック部品６内に導光材質のシリコーンゴム６１が設けられ、図 ３に示されるように、それが制御ユニット３の発光ダイオード５駆動と組み合わ されることで発光ダイオード５に異なる方式のフラッシュを形成させ、それによ り美観を増加し、応用性を広げる。

【００２１】 図４に示されるように、制御ユニット３は、選択回路３１、順序回路３２、計 時回路３３、状態回路３４、計数回路３５、表示回路３６、及び駆動回路３７の 各回路ユニットを含み、その中、計時回路３３の出力端が状態回路３４と表示回 路３６の入力端にそれぞれ連接し、別に、一つの出力、入力端が順序回路３２に 連接している。順序回路３２に一つの振動抵抗４が連接し、順序回路３２の出力 端が選択回路３１と計数回路３５の入力端に連接している。選択回路３１の入力 端はフラッシュ選択端１に連接し、出力端は状態回路３４に連接する。状態回路 ３４の入力端は押しキー２に連接し、状態回路３４の出力端は計数回路３５の入 力端に連接し、計数回路３５の出力端は表示回路３６の入力端に連接し、表示回 路３６の出力端は駆動回路３７の入力端に連接し、駆動回路３７の出力端は発光 ダイオード５に連接する。

【００２２】 上記順序回路３２は一つのクロック信号を発生し、その連接する振動抵抗４が 発光ダイオード５のフラッシュ速度を変更し、一つのクロック信号をそれぞれ出 力する。

【００２３】 該計時回路３３は順序回路３２より来たクロック信号により制御ユニット３に 執行モード又は停止モードの信号を出力させる。

【００２４】 該選択回路３１はフラッシュ選択端１の四個の端子の選択により発光ダイオー ドに一種類から四種類の方式のフラッシュを発生させると共に、順序回路３２か らのクロック信号と組み合わせて状態回路３４に出力する。

【００２５】 上述の四種類のフラッシュ方式は以下のとおりである。 １．複数の発光ダイオードの中間より開始して同時に左右の発光ダイオードが 順にそれぞれフラッシュを発生する。 ２．複数の発光ダイオードが同時に一緒にフラッシュを発生する。 ３．複数の発光ダイオードが左のものから右のものへと順にフラッシュを発生 し、さらに最も右のものから左のものへと順にフラッシュを発生する。 ４．複数の発光ダイオードの奇数番号位置にあるものと偶数番号位置にあるも のが交互にフラッシュを発生する。

【００２６】 該状態回路３４は、待機と動作状態を提供し、開始時に待機状態を呈し、押し キー２からのトリガ信号を受け取ると、動作状態に転換して計時回路３３の執行 モード或いは停止モード信号を受け取る。そのプロセスは図５に示されるとおり である。

【００２７】 執行モードにある時、計数回路３５が状態回路３４より入力した信号と順序回 路３２のクロック信号に上又は下計数を行い、それを表示回路３６に出力する。 さらに表示回路３６がフラッシュ信号を発生して駆動回路３７より発光ダイオー ド５に送りフラッシュを発生させる。このフラッシュ信号が２から５回重複され た後、停止モードに進入する。

【００２８】 計時回路３３は表示回路３６を暫停させる信号を出力し、発光ダイオード５を 消灯させて１から５秒の後に、さらに上述の待機状態に進入する。且つ前述のフ ラッシュ選択端１の連接方式により一種類から四種類のフラッシュ方式は不断に 重複し、動作状態の時、状態回路３４は押しキー２のトリガ信号を受け取らない 。

【００２９】 このほか、本考案の複数の発光ダイオード５の外部はそれぞれ一つのカバー７ で覆われ、該カバー７は各種図案の形状を有するものとされ、図６に示されるよ うに、これら発光ダイオード５の設置位置になんら制限はない。

【００３０】 また、本考案の発光ダイオードは緑色、赤色、白色或いは青色或いはその他の 色の光を発生可能な半導体発光素子に代えることができる。

【００３１】

【考案の効果】

総合すると、本考案の多機能靴灯装置は、靴、或いはその他の物品、例えば、 玩具、帽子などに運用されて一種類から四種類の方式の不断に重複されるフラッ シュを発生し、視覚上の変化を提供でき、商品価値を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の靴灯装置の構造を示す斜視図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案のプラスチック部品の一部切り取った状
態の構造表示図である。

【図４】本考案の回路ユニットの連接状況を示す電気回
路ブロック図である。

【図５】本考案の制御ユニットの執行プログラムフロー
チャートである。

【図６】本考案を応用した一つの実施例表示図である。

【符号の説明】

１ フラッシュ選択端 ２ 押しキー ３ 制御ユニット ３１ 選択回路 ３２ 順序回路 ３３ 計時回路 ３４ 状態回路 ３５ 計数回路 ３６ 表示回路 ３７ 駆動回路 ４ 振動抵抗 ５ 発光ダイオード ６ プラスチック部品 ６１ シリコーンゴム ７ カバー

Claims (13)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 押しキー２、制御ユニット３、振動抵抗
   ４、複数の発光ダイオード５及びプラスチック部品６を
   具えた靴灯装置で、 その中、制御ユニット３の出力端に計時回路３３の出力
   端に状態回路３４と表示回路３６の入力端が連接し、計
   時回路３３の別の入力端と出力端とが順序回路３２に連
   接し、順序回路３２が一つの振動抵抗４に連接し、順序
   回路３２の別の出力端が選択回路３１の入力端に、さら
   に別の出力端が計数回路３５の入力端に連接し、選択回
   路３１の別の入力端にフラッシュ選択端１が連接し、選
   択回路３１の出力端に状態回路３４に連接し、状態回路
   ３４の別の入力端が押しキー２に連接し、状態回路３４
   の出力端が計数回路３５の入力端に連接し、計数回路３
   ５の出力端が表示回路３６の入力端に連接し、表示回路
   ３６の出力貸しが駆動回路３７の入力端に連接し、駆動
   回路３７の出力端が複数の発光素子に連接し、その中の
   一組の発光素子の発光部に一つのプラスチック部品が連
   接され、該プラスチック部品内に導光材質のシリコーン
   ゴムが取り付けられ、それが制御ユニットによる発光素
   子制御と組み合わせられることで、異なる方式のフラッ
   シュを発生するようにしてあり、 上記順序回路３２が一つのクロック信号を発生してそれ
   に連接する振動抵抗により発光素子のフラッシュ速度を
   変化させ、このクロック信号を計時回路３３と選択回路
   ３１にそれぞれ出力し、 上記計時回路３３が順序回路３２からのクロック信号に
   より制御ユニットに執行モード又は停止モードの信号を
   出力させ、 上記選択回路３１がフラッシュ選択端１の複数の端子に
   よりそれぞれ発光素子に複数種のフラッシュを発生さ
   せ、順序信号からのクロック信号と組み合わせてさらに
   状態回路３４に出力し、 上記状態回路３４が待機又は作業状態を提供し、開始時
   に待機状態を呈し、押しキー２からのトリガ信号を受け
   取ると作業状態に転じると共に計時回路３３からの執行
   モード又は停止モード信号を受け取り、 執行モードにある時、該計数回路３５が状態回路３４か
   らの信号と順序回路３４のクロック信号を受け取って上
   又は下の計数を行い、表示回路に出力し、表示回路がフ
   ラッシュ信号を発生し、上述の信号が駆動回路より発光
   素子をフラッシュさせた後、停止モードに進入し、 停止モードに進入した計時回路３３が表示回路の出力を
   暫停させ、発光素子を所定の時間消灯させた後、さらに
   待機状態に進入することを特徴としてなる、多機能靴灯
   装置。
2. 【請求項２】 プラスチック部品がゴム或いはその他の
   同じ効果を有するプラスチック材質とされる、請求項１
   に記載の多機能靴灯装置。
3. 【請求項３】 プラスチック部品が任意の図案、文字或
   いはその他の形状を有するものとされた、請求項１に記
   載の多機能靴灯装置。
4. 【請求項４】 発光素子は発光可能な任意の素子とされ
   る、請求項１に記載の多機能靴灯装置。
5. 【請求項５】 動作状態の時、状態回路３４が押しキー
   ２のトリガ信号を受け取らないことを特徴とする、請求
   項１に記載の多機能靴灯装置。
6. 【請求項６】 執行モードにあってフラッシュ信号が二
   回から五回重複した後、停止モードに進入し、停止モー
   ドが１から５秒維持されることを特徴とする、請求項１
   に記載の多機能靴灯装置。
7. 【請求項７】 発光素子の設置位置が特定の位置に限定
   されないことを特徴とする、請求項１に記載の多機能靴
   灯装置。
8. 【請求項８】 複数の発光素子の外部がそれぞれ一つの
   カバーで覆われた、請求項１に記載の多機能靴灯装置。
9. 【請求項９】 選択回路のフラッシュ選択端が四つの端
   子とされ、それぞれ発光素子を選択して少なくとも一種
   のフラッシュを現出させることを特徴とする、請求項１
   に記載の多機能靴灯装置。
10. 【請求項１０】 発光素子のフラッシュ方式が中間のも
    のより開始して同時に左右の発光素子が順にフラッシュ
    するものとされた、請求項９に記載の多機能靴灯装置。
11. 【請求項１１】 発光素子のフラッシュ方式が全部が同
    時にフラッシュするものとされた、請求項９に記載の多
    機能靴灯装置。
12. 【請求項１２】 発光素子のフラッシュ方式が左のもの
    から右のものへと順にフラッシュを発生し、さらに最も
    右のものから左のものへと順にフラッシュを発生するも
    のとされた、請求項９に記載の多機能靴灯装置。
13. 【請求項１３】 発光素子のフラッシュ方式が、奇数番
    号位置にあるものと偶数番号位置にあるものが交互にフ
    ラッシュするものとされた、請求項９に記載の多機能靴
    灯装置。