JP3042896U - ワイヤー式自動転倒堰 - Google Patents
ワイヤー式自動転倒堰Info
- Publication number
- JP3042896U JP3042896U JP1997001116U JP111697U JP3042896U JP 3042896 U JP3042896 U JP 3042896U JP 1997001116 U JP1997001116 U JP 1997001116U JP 111697 U JP111697 U JP 111697U JP 3042896 U JP3042896 U JP 3042896U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- fall
- weir
- float
- brake
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 河川が増水して、自動転倒水位に水位が達
し、自動で転倒堰8が転倒した時、必要最少限にその転
倒堰8を転倒させるようにする。 【構成】 ウインチのブーキレバー3に、転倒堰8の起
立を保持するのに必要なブレーキ力を発生させるため、
フロート4を吊るす。フロート4のレベルは自動転倒水
位に合わせておく。導水管5内の水位は、常に河川の水
位と同じである。以上のような条件により、河川が増水
して、自動転倒水位に水位が達した時、フロート4に浮
力が働き、ウインチのブレーキが効かなくなり、自動で
転倒堰8が転倒する。そして、水位が下がり、フロート
4に働く浮力が弱まった時に、再びブレーキが効くた
め、転倒堰8の転倒がトップする。
し、自動で転倒堰8が転倒した時、必要最少限にその転
倒堰8を転倒させるようにする。 【構成】 ウインチのブーキレバー3に、転倒堰8の起
立を保持するのに必要なブレーキ力を発生させるため、
フロート4を吊るす。フロート4のレベルは自動転倒水
位に合わせておく。導水管5内の水位は、常に河川の水
位と同じである。以上のような条件により、河川が増水
して、自動転倒水位に水位が達した時、フロート4に浮
力が働き、ウインチのブレーキが効かなくなり、自動で
転倒堰8が転倒する。そして、水位が下がり、フロート
4に働く浮力が弱まった時に、再びブレーキが効くた
め、転倒堰8の転倒がトップする。
Description
【0001】
この考案は、河川が増水した時に、自動的に転倒堰を転倒させる装置である。
【0002】
従来の自動転倒堰は、転倒し始めると、完全に転倒してしまうか、あるいは、 ある一定の位置まで、必要以上に転倒していた。したがって、必要以上に放流し てしまったことにより、増水がおさまった後、再び水を溜めるのに日時を要して いた。
【0003】
本案は、その欠点を除いて、必要最小限に自動転倒させる装置を開発しようと するものである。
【0004】
ウインチのブレーキレバー3に、ブレーキが働くために必要な重量のフロート 4を吊るす。
【0005】
本案は、以上のような構造であるから、自動転倒させる水位に、フロート4の レベルを合わせておけば、豪雨等による増水で水位がそのレベルまで達した時、 ブレーキとして働いていたフロート4に浮力が働き、ブレーキの重りとしてフロ ート4が働かなくなり、ウインチが自動的に回転しはじめるため、転倒堰8がそ れと同時に転倒しだす。そして、放流により水位が下がることにより、フロート 4に働く浮力が弱まり、再びブレーキの重りとしてフロート4が働いた時、ウイ ンチの回転がストップし、それと同時に転倒堰8の転倒もストップする。
【0006】
【考案の効果】 したがって、必要最少限に転倒堰8を転倒させることができることにより、放 流を最少限に食い止めることができ、再び水を溜めるのに、最少の日時で溜める ことが出来る。場所によっては、河川の水を水田だけのためでなく、防火用水の ためにも利用している場合があり、この考案は非常に有効と思えます。
【図1】本考案の正面図である。
【図2】本考案の斜視図である。
1 ブレーキドラム 2 ブレーキバンド 3 ブレーキレバー 4 フロート 5 導水管 6 導水孔 7 ワイヤーロープ 8 転倒堰
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項目1】 ウインチのブレーキレバー3に、ブレ
ーキが働くために必な重量のフロート4を吊るしたワイ
ヤー式自動転倒堰。
ーキが働くために必な重量のフロート4を吊るしたワイ
ヤー式自動転倒堰。
Claims (1)
- 【請求項1】 ウインチのブレーキレバー3に、ブレー
キが働くために必要な重量のフロート4を吊るす。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997001116U JP3042896U (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | ワイヤー式自動転倒堰 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997001116U JP3042896U (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | ワイヤー式自動転倒堰 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042896U true JP3042896U (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=43177366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997001116U Expired - Lifetime JP3042896U (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | ワイヤー式自動転倒堰 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042896U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011074303A1 (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-23 | 日立造船株式会社 | 波除用フラップゲートの起立状態保持機構 |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP1997001116U patent/JP3042896U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011074303A1 (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-23 | 日立造船株式会社 | 波除用フラップゲートの起立状態保持機構 |
JP2011127289A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Hitachi Zosen Corp | 波除用フラップゲートの起立状態保持機構 |
US8366348B2 (en) | 2009-12-15 | 2013-02-05 | Hitachi Zosen Corporation | Raised state holding mechanism of flap gate for breakwater |
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