JP3042621U - 金仏壇における両面蒔絵引戸 - Google Patents

金仏壇における両面蒔絵引戸

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JP3042621U
JP3042621U JP1997003627U JP362797U JP3042621U JP 3042621 U JP3042621 U JP 3042621U JP 1997003627 U JP1997003627 U JP 1997003627U JP 362797 U JP362797 U JP 362797U JP 3042621 U JP3042621 U JP 3042621U
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sliding door
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sided
altar
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嘉文 中村
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嘉文 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる図柄の蒔絵を選択できる金仏壇における
両面蒔絵引戸を提供すること。 【解決手段】金仏壇1の仏壇本体の下部正面に位置する
引き戸であって,各表裏にそれぞれ異なる図柄の蒔絵2
aを有する長方形の2枚の両面引戸2を設け,該両面引
戸の仏壇側下部には2条の溝部1cを有する敷居1aを
設け,仏壇側上部には2条の該溝部を有する鴨居1bを
形成し,各両面引戸の上下両端中央にそれぞれ設けた凸
部2bをそれぞれの該溝部に装着した構造とした事を特
徴とする,金仏壇における両面蒔絵引戸を確保する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は,通常,金仏壇等の下部正面に位置する,装飾を施した蒔絵を有する 引き戸に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の引き戸は,図2に示すように,金仏壇の仏壇本体の下部正面に位置し, 2枚の長方形の片面引戸を有し,該片面引戸の片面のみに装飾を施した蒔絵を設 け,該片面引戸の仏壇側下部には2条の溝部を有する敷居を形成し,仏壇側上部 には2条の溝部を有する鴨居を設け,それぞれの該溝部に片面引戸の上下両端に 設けた凸部を装着していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の引き戸は仏壇に固有の,2枚の片面引戸からなる一式の引き戸なので, 簡単に図柄を取り替える事が困難であり,一旦,仏壇を購入すれば,山水絵,或 いは御所車などの蒔絵が生み出す一定の雰囲気のみの環境に成り,既製の雰囲気 を変える事が困難な問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために,本考案の金仏壇における両面蒔絵引戸は,2 枚の両面引戸の各両面に異なった装飾を施した蒔絵を形成する事を特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
この考案の金仏壇における両面蒔絵引戸は,金仏壇の仏像・祭壇等を置く仏壇 本体の下部正面に位置する引き戸であって,2枚の長方形の板材等から成る両面 引戸を有し,該両面引戸の各面にはそれぞれ異なった装飾を施した蒔絵を形成し ,該両面引戸の仏壇側下部には2条の溝部を有する敷居を設け,仏壇側上部には 2条の溝部を有する鴨居を形成し,該溝部に両面引戸の上下両端中央に設けたそ れぞれの凸部を装着した事を特徴とする。
【0006】 本考案の金仏壇における両面蒔絵引戸は,2枚の両面引戸の表裏にそれぞれ異 なる図柄の蒔絵を形成しているので,必要に応じて該両面引戸の表裏を入れ替え て,異なる図柄を選択する事が出来る。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を図面を参照して以下説明すると,図1は本考案の実施例を 示す,使用状態の金仏壇における両面蒔絵引戸の(A)は正面図,(B)は該正 面図記載のa−a′断面の一部欠載拡大側面断面図であり,従来技術のおける, 金仏壇における片面蒔絵引戸の中央断面の一部欠載拡大側面断面図を図2に示す 。
【0008】 この考案の金仏壇における両面蒔絵引戸は,金仏壇(1)の仏像・祭壇等を置 く仏壇本体の下部正面に位置し,2枚の長方形の板材等から成る両面引戸(2) を有し,該両面引戸の各面には漆塗り等のそれぞれ異なった装飾を施した蒔絵( 2a)を設け,該両面引戸の仏壇側下部には2条の溝部(1c)を有する敷居( 1a)を形成し,仏壇側上部には2条の溝部(1c)を有する鴨居(1b)を設 け,それぞれの該溝部に両面引戸の上下両端中央にそれぞれ設けた断面が該両面 引戸に対して対称な凸部(2b)を装着した事を特徴とする。
【0009】 図2に示すように,従来技術の金仏壇における引戸は金仏壇(1)の仏壇本体 の下部正面に位置し,2枚の長方形の片面引戸(3)を有し,該片面引戸の片面 のみに装飾を施した蒔絵(2a)を設け,該片面引戸の仏壇側下部には2条の溝 部(1c)を有する敷居(1a)を形成し,仏壇側上部には2条の溝部(1c) を有する鴨居(1b)を設け,それぞれの該溝部に片面引戸の上下両端に設けた 凸部(2b)を装着していた。
【0010】
【考案の効果】 本考案は,以上説明した様な形態で実施され,以下に記載される様な効果を有 する。
【0011】 本考案の金仏壇における両面蒔絵引戸は,2枚の両面引戸の表裏にそれぞれ異 なる図柄,例えば,表は山水絵,裏は御所車などの蒔絵をニーズに応じて作図で き,必要に応じて該両面引戸の表裏を入れ替える事による,簡単な操作で異なる 図柄を選択し,新たな雰囲気を生じさせる効果を有する。
【0012】 本考案の金仏壇における両面蒔絵引戸は,既製の仏壇をも用いて,従来の片面 引戸を本考案の両面蒔絵引戸に取り替えて簡単に改造でき,異なる蒔絵を選択し ,2個分の仏壇の効果を安価に得ることが出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す,使用状態の金仏壇に
おける両面蒔絵引戸の(A)は正面図,(B)はa−
a′断面の一部欠載拡大側面断面図。
【図2】従来技術のおける,金仏壇における片面蒔絵引
戸の中央断面の一部欠載拡大側面断面図。
【符号の説明】
1 金仏壇 1a 敷居 1b 鴨居 1c 溝 2 両面引戸 2a 蒔絵 2b 凸部 3 片面引戸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金仏壇(1)の仏像・祭壇等を置く仏壇本
    体の下部正面に位置する引き戸であって,2枚の長方形
    の両面引戸(2)を有し,該両面引戸の各面にはそれぞ
    れ異なった装飾を施した蒔絵(2a)を形成し,該両面
    引戸の仏壇側下部には2条の溝部(1c)を有する敷居
    (1a)を設け,仏壇側上部には2条の該溝部を有する
    鴨居(1b)を形成し,各両面引戸の上下両端中央にそ
    れぞれ設けた凸部(2b)をそれぞれの該溝部に装着し
    た構造とする事を特徴とする,金仏壇における両面蒔絵
    引戸。
JP1997003627U 1997-04-17 1997-04-17 金仏壇における両面蒔絵引戸 Expired - Lifetime JP3042621U (ja)

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