JP3042442U - 指 輪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】指輪のリングの内側の適所に、誕生石等の宝石
類を取り付けるとともに、当該誕生石等の宝石類をリン
グの内側から突出させて指圧作用を持たせ、新規な構造
とした誕生石等の宝石類を備えた指輪を提供しようとす
るものである。 【解決手段】１）指輪のリングの内側の適所に、誕生石
等の宝石類を取り付けたことを特徴とする指輪。 ２）指輪のリングの内側の適所に、誕生石等の宝石類を
取り付けるとともに、当該誕生石等の宝石類をリングの
内側から突出させて指圧作用を持たせたことを特徴とす
る指輪。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

この考案は、使用者の誕生石等の宝石類を取り付けるとともに、誕生石等の宝 石類をリングの内側から突出させて指圧作用を持たせた誕生石等の宝石類を備え た指輪に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来指輪としては、実開昭６１−８８５２４号公報や実開平３−１２７５２０ 号公報のように、指輪の台座の部分の使用者の誕生石等の宝石類を取り付けたも のが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記誕生石等の宝石類を台座に取り付けた指輪においては、誕 生石等の宝石類によってはあまり台座に使用することが困難であったり、指輪の デザインに制約を受けやすいという欠点があった。

【０００４】 また、上述のような誕生石等の宝石類を備えた指輪は、使用中に飽きてしまっ たり流行に合わなくなったりした場合には使いにくく、その他男性用としてはほ とんど採用できないという欠点があった。

【０００５】 したがってこの考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪は、上記問題点を解決す るために、指輪のリングの内側の適所に、誕生石等の宝石類を取り付けるととも に、当該誕生石等の宝石類をリングの内側から突出させて指圧作用を持たせ、新 規な構造とした誕生石等の宝石類を備えた指輪を提供しようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

すなわちこの考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪は、指輪のリングの内側の 適所に、誕生石等の宝石類を取り付けたことを特徴とするものである。

【０００７】 この考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪は、指輪のリングの内側の適所に、 誕生石等の宝石類を取り付けるとともに、当該誕生石等の宝石類をリングの内側 から突出させて指圧作用を持たせたことをも特徴としている。

【０００８】 この考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪は、どのような誕生石等の宝石類で あっても難なく使用することができ、指輪のデザインにも何ら制約を受けること がなく、男性用としても無理なく採用することが可能な誕生石等の宝石類を備え た指輪を提供可能となった。

【０００９】 また、指輪に取り付けた誕生石等の宝石類をリングの内側から突出させたので 、突出部分で指のつぼを刺激することができ、したがって使用する誕生石等の宝 石類によって、非常に効果的な指圧作用を発揮させることが可能な誕生石等の宝 石類を備えた指輪を提供することができるようになった。

【００１０】

【考案の実施の形態】

以下に、この考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪の実施の形態を、下記実施 例により図面に基づいて説明する。

【００１１】 図１および図２において、１は台座を持たない指輪で、そのリング部分２の内 側の適所、図では底部には、誕生石等の宝石類３が彫り止め４によって取り付け られている。

【００１２】 上記誕生石等の宝石類３としては、１月−ガーネット、２月−アメシスト、３ 月−アクアマリン・ブラッドストーン、４月−ダイヤモンド、５月−エメラルド 、６月−真珠・ムーンストーン、７月−ルビー、８月−サードニックス・橄欖石 、９月−サファイア、１０月−オパール・トルマリン、１１月−トパーズ、１２ 月−トルコ石・ラピスラズリ、等が使用できる。もちろん、他の宝石類３を使用 してもよい。

【００１３】 ただし、使用する誕生石等の宝石類３に応じて指輪１のリング部分２への止め 方を考慮する必要がある。例えばダイヤモンド等は爪止めや彫り止め、伏せ込み やレール止め等が採用できるが、真珠やオパール等においてはリング部分２に突 設したピン（図示せず）等によって止めることが必要である。

【００１４】 上記指輪１のリング部分２の内側に取り付けた誕生石等の宝石類３は、リング 部分２の内側から１〜３ｍｍ程度その外側に突出させてあり、誕生石等の宝石類 ３自体が指圧作用を有するように構成してある。

【００１５】 なお、上記誕生石等の宝石類３の取り付け位置を適宜決定することにより、ま た誕生石等の宝石類３を複数配置することにより、誕生石等の宝石類３の指圧作 用をより一層効果的なものとすることができる。

【００１６】 図３はこの考案の他の実施例を示しており、上記誕生石等の宝石類３としての 真珠として半円形のマベパール５を使用した場合を示すものである。このマベパ ール５は、指輪１のリング部分２の内側に浅い凹所６を形成し、その凹所６にマ ベパール５の平面部分をはめ込んだ上、接着剤７で固定されている。

【００１７】 上記誕生石等の宝石類３のリング部分２の内側における突出の程度や面積は、 誕生石等の宝石類３の種類や、取付位置、使用者の指の弾力性、その他の条件を 考慮して適宜決定することができる。

【００１８】 ちなみに使用する誕生石等の宝石類３に応じて、リング部分２の内側における 誕生石等の宝石類３の突出部の表面に、透明塗料等の摩耗を防ぐためのコーティ ングを施すことが望ましい。

【００１９】

【考案の効果】

この考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪は、どのような誕生石等の宝石類で あっても難なく使用することができ、指輪のデザインにも何ら制約を受けること がなく、男性用としても無理なく採用することが可能な誕生石等の宝石類を備え た指輪を提供可能となった。

【００２０】 また、指輪に取り付けた誕生石等の宝石類をリングの内側から突出させたので 、突出部分で指のつぼを刺激することができ、したがって使用する誕生石等の宝 石類によって、非常に効果的な指圧作用を発揮させることが可能な誕生石等の宝 石類を備えた指輪を提供することができるようになった。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪の一
実施例を示す側面図である。

【図２】そのＡ−Ａ断面図である。

【図３】この考案の誕生石等の宝石類を備えた指輪の他
の実施例を示す断面図である。

【符号の説明】

１ 指輪 ２ リング部分 ３ 誕生石等の宝石類 ４ 彫り止め ５ マベパール ６ 凹所 ７ 接着剤

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 指輪のリングの内側の適所に、誕生石等
   の宝石類を取り付けたことを特徴とする指輪。
2. 【請求項２】 指輪のリングの内側の適所に、誕生石等
   の宝石類を取り付けるとともに、当該誕生石等の宝石類
   をリングの内側から突出させて指圧作用を持たせたこと
   を特徴とする指輪。