JP3041646U - 照明具付き水準器 - Google Patents
照明具付き水準器Info
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- JP3041646U JP3041646U JP1997002449U JP244997U JP3041646U JP 3041646 U JP3041646 U JP 3041646U JP 1997002449 U JP1997002449 U JP 1997002449U JP 244997 U JP244997 U JP 244997U JP 3041646 U JP3041646 U JP 3041646U
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- bubble
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄暗い所や夜間の水平出し、墨出しの作業能
率の向上を図り、また照明具としての単独使用を可能に
する。 【解決手段】 長尺方向の一側壁を水平出し時等の基準
面2に形成し、該基準面2と並行、かつ直角方向へ各々
気泡管3、4を取り付けたケース1内に、各気泡管3、
4を内側から照射する照明具6を配設して構成する。
率の向上を図り、また照明具としての単独使用を可能に
する。 【解決手段】 長尺方向の一側壁を水平出し時等の基準
面2に形成し、該基準面2と並行、かつ直角方向へ各々
気泡管3、4を取り付けたケース1内に、各気泡管3、
4を内側から照射する照明具6を配設して構成する。
Description
【0001】
本考案は、土木、建設現場等において、建造物の水平を出したり、水平面から の偏差(傾斜角度)を測るのに用いられる照明具付きの水準器に関する。
【0002】
従来の水準器は、図4に示したように、長尺方向の一側壁が水平出し、墨出し 時の基準面bに形成されているケースaに、上記基準面bと並行及び直角方向へ 各々透明な気泡管c、dを取り付けた構成である。
【0003】 上記水準器によれば、図示しない被測定面に基準面bを当て、この時の気泡管 c、dに施した目盛c1 、d1 と、当該気泡管c、d内部の気泡c2 、d2 との 相関関係によって、図示しない被測定材の水平や垂直を出したり、水平面、垂直 面からの偏差を測定するものである。
【0004】
しかし乍ら、上記従来の水準器を用いて、例えば建築現場内部の薄暗い場所や 、夜間に墨出し作業(仕上作業の基準線を墨で記す作業)をする際、当該水準器 の上記した目盛c1 、d1 、気泡c2 、d2 が見難いものであり、ために墨出し 作業に時間と手間がかゝる上、ともすると作業ミスを生じかねない。 また、建築現場の墨出し箇所は数多くあるため、その都度照明具を用意しなけ ればならず、円滑な作業の障害となる。
【0005】
本考案は、上記従来の実状に鑑みてなされたもので、明るい場所では勿論のこ と、薄暗い場所や夜間での水平出し、墨出しの作業能率の向上を図ることができ 、また、単独にて照明灯として使用できる照明具付き水準器を提供することを目 的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案の照明具付き水準器は、長尺方向の一側壁 が水平出し時等の基準面に形成され、該基準面と並行、かつ直角方向へ各々気泡 管を取り付けたケース内に、上記各気泡管を内側から照射する照明具を配設した ことを特徴とする。
【0007】
以下、本考案の照明具付き水準器の一実施の形態について図面を参照して説明 する。 図1は水準器全体の縦断面図を示し、図2は同水準器全体の平面図を示し、図 3は図1におけるA−A線矢視断面図を示す。
【0008】 図1ないし図3に示したように、水準器の本体をなすケース1は、頂壁1cと 、左右の側壁1d、1eとで横断面略コ字型に成形されたアルミニウム製の外枠 1aと、該外枠1aの図1、図3において下端の開口部を閉塞固定したプラスチ ック製等の透明板1bとにより一軸方向へ長く、かつ長尺方向の一端を端板1f にて閉塞し、他端を開口部1gとした中空体に形成させてある。
【0009】 上記ケース1の長尺方向における一側壁(図示例では透明板)を、図示しない 被測定材の水平出し、墨出しを行なう際、当該被測定材に突き合わせるための平 滑な基準面2に形成させてある。また、ケース1内には、水平出しと垂直出しを 行なうための2個の気泡管3、4を、上記した基準面2と並行及び直角に各々固 設させてある。
【0010】 上記各気泡管3、4は、ガラス、プラスチック等の透明管3a、4aに水銀や エア、任意の液体を封入することで気泡3b、4bが形成され、該気泡3b、4 bと、透明管3a、4aに施した目盛3c、4cとの相関関係により水平、垂直 等を測定するように形成されている。
【0011】 上記気泡管3は図1、図3に示したように、外枠1aの頂壁1cにあって、そ の長尺方向における略中間部に開設した窓孔1h部分にビス止め等によって外側 から見えるように固定されている。 一方、上記気泡管4は図1、図2に示したように、外枠1aの頂壁1cと透明 板1b間に、プラスチックやガラス等の透明な支持体5によって架設され、該支 持板5の前面と、外枠1aの側面1bに対向して開設した窓孔5a、1iを通し て外側から見えるように形成してある。
【0012】 そして、上記したケース1内には、上記各気泡管3、4を内側から照射する位 置に照明具6を配設してある。 上記照明具6は図1に示したように、電球6aと、これの電源である電池6b 、6bと、電球6aに対し、通電、断電して点灯、消灯するスイッチ6cとにて 構成されている。
【0013】 上記照明具6は図1ないし図3に示したように、基板6d上に、ソケット6e 、電池ホルダー6f、スイッチ6cを各々固定して基板6dをケース1内に一端 の開口部1gから抜き差し自在に挿入して構成されている。 このように照明具6を構成すると、基板6dを開口部1gから引き抜いて電球 6aや電池6b、6bの交換を容易に行なうことができる。
【0014】 上記したスイッチ6cは図1、図2に示したように、開口部1gから外側へ突 出することなく、ケース1内部に配設して水準器使用時、図示しない被測定材に 突き当ってON、OFF誤作動等の支障とならないように設けてある。
【0015】 さらに、ケース1の照明具6の電球6aと対応する位置に透明部7を形成して ある。この透明部7は図示の如く、ケース1の下端開口部を閉塞する透明板1b にて形成してもよいが、電球6aと対応する位置のみ部分的に透明材を設けたも のでもよい。 このように構成することによって、水準器以外に、単独にて照明灯としても使 用できるようにも設けられている。 尚、図1において、8は配線を示す。
【0016】
本考案は、以上説明したように構成されているので、建築現場内部の薄暗い所 や夜間に水平出し、墨出し作業を行なう際、いちいち照明具をあてる必要がなく 、そのための時間や手間を省くことができるので、水平出し、墨出し作業の作業 能率の向上が図れる。 さらに、水準器以外に、照明具としての単独使用が可能で便利である。
【図1】本考案に係る照明具付き水準器の一実施形態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】同上水準器を示す平面図である。
【図3】図1におけるA−A線矢視断面図である。
【図4】従来の水準器を示す正面図である。
1 ケース 2 基準面 3、4 気泡管 6 照明具 7 透明部
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺方向の一側壁が水平出し時等の基準
面に形成され、該基準面と並行、かつ直角方向へ各々気
泡管を取り付けたケース内に、上記各気泡管を内側から
照射する証明具を配設したことを特徴とする照明具付き
水準器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002449U JP3041646U (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 照明具付き水準器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002449U JP3041646U (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 照明具付き水準器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3041646U true JP3041646U (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=43176167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997002449U Expired - Lifetime JP3041646U (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 照明具付き水準器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041646U (ja) |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP1997002449U patent/JP3041646U/ja not_active Expired - Lifetime
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