JP3041545B2 - 流動スペース内における流動性媒体の通流を監視するための装置 - Google Patents

流動スペース内における流動性媒体の通流を監視するための装置

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JP3041545B2
JP3041545B2 JP3188204A JP18820491A JP3041545B2 JP 3041545 B2 JP3041545 B2 JP 3041545B2 JP 3188204 A JP3188204 A JP 3188204A JP 18820491 A JP18820491 A JP 18820491A JP 3041545 B2 JP3041545 B2 JP 3041545B2
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    • G01P13/0006Indicating or recording presence, absence, or direction, of movement of fluids or of granulous or powder-like substances
    • G01P13/0013Indicating or recording presence, absence, or direction, of movement of fluids or of granulous or powder-like substances by using a solid body which is shifted by the action of the fluid
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインレット室とアウトレ
ット室とを有する流動スペース内における流動性媒体の
通流を監視するための装置であって、流動スペースを囲
繞するケーシングと、流動スペース内に配置されたガイ
ドと、流動スペース内でガイドにより摺動可能に支承さ
れたピストンと、流動スペース内に配置され、且つイン
レット室からアウトレット室内への媒体の通流を制御す
るように構成された通流開口部とが設けられており、こ
の場合、ピストンが第1の切換位置に摺動した後ではこ
の通流開口部が閉鎖されるのに対し、ピストンに対する
媒体の形状接続的な作用によりピストンが第2の切換位
置に摺動した後では通流開口部が少なくとも部分的に開
放されるようになっており、更にピストンと協働して両
切換位置の少なくとも一方を検出するためのセンサーが
設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば編機においては、このような形式
による装置がオイル潤滑システムと共に用いられてお
り、オイル潤滑システムには、潤滑オイルを選ばれたア
ッセンブリ、工具類などに供給すべく制御可能な複数の
個別的もしくはグループとして纏められた供給管路と、
供給管路に接続された噴射ノズル又はそれに類する部材
とが設けられている。この場合、供給される潤滑オイル
の配量値を予め選定することができるようにするため、
通常、潤滑オイルは連続的にではなく断続的に、或いは
屡々相次いで交互に、それぞれ異なって供給管路に送ら
れる。従って、その機能を確実にコントロールするた
め、供給管路内に介装されるか、その手前に配置される
監視装置は、供給管路内における整然としたオイルの流
動乃至停止状態を表示すると同時に、明確にこれら2つ
の状態に割り当てられるべき異なった2種類の例えば電
気的な切換信号を発生させることができなければならな
い。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3624
982号明細書に開示されているこの種の装置において
は、ブシュ状のガイドとこのガイド内で案内されるピス
トンとの間に、予めその幅寸法を選定することのできる
リングギャップが形成されている。このガイドはインレ
ット室側に位置する端部に通流開口部を形成する横断面
狭窄部を有しており、狭窄部の縁には重力作用またはば
ねの力によりピストンを当接させることが可能である。
従って供給管路内に潤滑オイルが流れていない状態で
は、軸方向の通流開口部が同時にストッパとしても機能
し、ピストンはこのストッパにより第1の切換位置で明
確に位置規定されることになる。これに対して明らかに
供給管路の方向でオイルが導入された場合には、ピスト
ンが通流開口部から離反されるので、オイルはリングギ
ャップを通過し、ピストンに沿ってアウトレット室内に
流入可能になる。
【0004】ピストンはこれが通流開口部の縁部から離
反した直後には、まだ摩擦接続式に、即ち流体摩擦力に
よって第2の切換位置に向う方向で摺動可能であるた
め、比較的高い油圧値および流動速度ひいては比較的大
きなオイル流量が得られない限り、所望される高い機能
性は保証されない。つまりオイルの流量が少ない場合に
は、用いられるオイルチューブ、オイルの種類、オイル
の温度およびその他の運転条件などの影響如何にもよる
が、一般に2つの明確に異なった切換信号を発生させる
ためにはホール検出器もしくは類似の装置を使用しなけ
ればならないことを考慮して最小ピストン行程の場合は
例えば3〜4ミリメートルに設定されるにも拘らず、実
際に意図されたピストン行程が屡々この最小値をも下回
りかねないことに起因する切換ミスが生ずることを免れ
ない。その結果として、実際に行なわれているオイルの
搬送または搬送後に行なわれたオイル流の中断を表示す
ることができなくなるか、或いは誤った表示が行なわれ
ることになる。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3641
737号明細書には、冒頭に述べた形式の装置における
のと同じ原理に基づいた装置が開示されているが、この
装置の場合にはピストンが球体として構成され、その瞬
間的な作動位置がオプトエレクトロニクス方式による手
段で走査される。
【0006】更にドイツ連邦共和国特許第284997
4号明細書(特に第2図および第4図)に開示されてい
る、やはり冒頭に述べた形式の装置においては、通流開
口部が軸方向に設けられているのではなく中空ピストン
の側壁内に形成されており、中空ピストンにおける第1
の切換位置がガイドによってカバーされている。この場
合オイルの流動が初めて可能とされるのは、ピストンが
形状接続的に、つまり媒体の圧力によって通流開口部を
少なくとも部分的に開放するまでその第1の切換位置か
ら離反摺動せしめられた後においてである。しかるにこ
の種の形状接続的なピストン運動によって達成されうる
ピストンストロークは、2種類の弁別可能な信号を発生
するのに充分なものではないため、このピストンは、通
流開口部の開放後に充分に大きなピストンストロークが
得られるまで、他の公知の監視装置におけるように補足
的に摩擦接続式に摺動せしめられねばならず、従ってこ
の公知の監視装置においても流動性の媒体を通流させる
べくかなり大きな圧力と高い流動速度とが必要とされ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題と
するところは、冒頭に述べた形式の監視装置に改良を加
えて、流動性媒体の流動圧が小さく、且つその流動速度
が低い場合にも充分に大きなピストンストロークが保証
されるようにする点にある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記の課題を解決すべく提
案された本発明の措置によれば、インレット室から外部
への流動性媒体の逆流が阻止されている状態でピストン
が第1の切換位置に摺動して、流動スペース内に配置さ
れ且つインレット室からアウトレット室内への媒体の通
流を制御するように構成されている通流開口部が閉鎖さ
れた後に、過剰な媒体をインレット室から排出すべく有
効に機能せしめられる装置がインレット室に配属されて
いる。
【0009】即ち本発明の流動スペース内における流動
性媒体の通流を監視するための装置は、インレット室と
アウトレット室とを有する流動スペース内において当該
流動スペースのインレット室に外部から通流してきた流
動性媒体がインレット室からアウトレット室内へ通流す
るのを監視するための装置であって、流動スペースを囲
繞するケーシングと、流動スペース内に配置されたガイ
ドと、流動スペース内でガイドにより摺動可能に支承さ
れたピストンと、流動スペース内に配置され且つインレ
ット室からアウトレット室内への媒体の通流を制御する
ように構成された通流開口部とが設けられており、イン
レット室から外部への流動性媒体の逆流が阻止されてい
る状態でピストンが第1の切換位置に摺動した後ではこ
の通流開口部が閉鎖されるのに対し、インレット室内に
外部から流動性媒体が通流してきている状態で、ピスト
ンに対する媒体の形状接続的な作用によりピストンが第
2の切換位置に摺動した後では通流開口部が少なくとも
部分的に解放されるようになっており、更にピストンと
協働して両切換位置の少なくとも一方を検出するための
センサーが設けられている形式のものにおいて、インレ
ット室には、インレット室から外部への流動性媒体の逆
流が阻止されている状態でピストンが第1の切換位置に
摺動して前記通流開口部が閉鎖された後に、過剰な媒体
を排出すべく有効に機能せしめられる装置が配属されて
いることを特徴としたものである。本発明のその他の有
利な特徴は、請求項2以下に記載されたとおりである。
【0010】
【作用】本発明によれば、ピストンは通流開口部の閉鎖
後にも更にインレット室に向う方向で摺動可能である。
【0011】
【実施例】次に添付の図面に示した実施例を参照して本
発明を詳細に説明する。
【0012】図1に示されたオイル潤滑系にはオイル用
のストックタンク1とこのタンク上に載設されたケーシ
ング2とが設けられている。ケーシング2内には電気的
に制御可能なポンプ3が配置されており、ポンプの吸込
管路4はストックタンク1内に配設されたスタンドパイ
プ5に接続されている。ポンプ3の吐出側は、例えば複
数の管路7として分岐しており、これらの管路7は別の
管路8を介してそれぞれ電気的に制御可能な各一つのマ
グネットバルブ6の入口に通じている。マグネットバル
ブ6の出口はケーシング2の壁内に部分的に形成された
管路9を介して分配通路10に接続されており、この場
合、その都度の使用目的に応じた数の分配通路10を設
けることが可能である。
【0013】分配通路10には少なくとも1本の供給管
路11が接続されており、この供給管路11は、図示さ
れてない編機または別の何らかの機械におけるる選ばれ
た機械グループ乃至は選ばれた機械要素などに配属する
ことのできる、例えば噴射ノズル又はフィードノズル1
2もしくはそれに類する部材に通じている。この場合、
一般的にはそれぞれ複数の供給管路11に各分配通路1
0が接続されている。
【0014】各供給管路11内または各供給管路11と
所属の分配通路10との間にもそれぞれ1つの監視装置
14が接続されており、例えば担体プレート15内に組
込まれるこれらの監視装置14は、オイル又は他の特に
充分に非圧縮性の流動媒体が将に所属の供給管路11内
を通流しているか、或いは静止状態にあるかを監視する
ために用いられる。単に分配通路10のみをこれに接続
された供給管路11の数とは無関係に監視しようとする
場合には、1つの監視装置14を分配通路10の手前
に、例えば管路9内に配置しておけば事足りる。各監視
装置14は有利には電子的に制御可能な、例えばマイク
ロプロセッサにより制御可能な制御装置16に接続され
ており、制御装置16はリード線17により給電網(電
源)に接続される。この制御装置16はマグネットバル
ブ6の開閉によって供給管路11内におけるオイルの流
動乃至静止位相を制御する一方、例えば潤滑しようとす
る機械を遮断するために利用可能なエラー信号を発生す
る。この種のエラー信号が発生されるのは、例えば所望
のオイル流動位相でオイルが流れていない場合、又は所
望のオイル静止位相でオイルが流れている場合、或いは
所望のオイル流動位相開始前にオイル静止位相が信号化
されなかった場合などである。
【0015】特に図2〜図7から明らかなように、担体
プレート15には少なくとも1つの穿設部21が形成さ
れており、この穿設部21において分配通路10に開口
している端部内には、逆止弁タイプのバルブ22が挿入
されており、バルブ22はばね24によって弁座25に
対し予張されたバルブディスク23を有している。オイ
ルを流動させることが必要とされた場合には、オイルを
供給管路11内に搬送するためマグネットバルブ6が開
放され、ポンプ3から生ぜしめられたオイル圧によりバ
ルブディスク23が開かれる。これに対してマグネット
バルブ6が閉鎖されている状態では、バルブディスク2
3がばね24によって弁座25に圧着され、オイルの逆
流が阻止される。その結果オイルは供給管路11内で静
止して逆流することができないので、供給管路11は充
填された状態に保たれる。
【0016】監視装置14は担体プレート15に形成さ
れた穿設部21における供給管路11に面した側の端部
内に挿入されている。
【0017】上に述べた形式のオイル潤滑系および所属
の監視装置、並びにその機能はドイツ連邦共和国特許出
願公開第3624982号、同第3641737号の明
細書から一般に公知となっており、従ってここでは詳述
しない。
【0018】図2〜図7に示されたように、本発明によ
る監視装置14のケーシング26は穿設部21内に挿入
された区分と、穿設部21から突出した、例えば供給管
路11の接続ニップルとして好適な区分とを有してい
る。更にこのケーシング26は、流動スペースを形成す
る穿設部27をも有している。この穿設部27は主とし
て2つの室、即ちバルブ22に面した側に位置するイン
レット室28と供給管路11に面した側に位置するアウ
トレット室29とに分割されており、有利には穿設部2
1と平行に延びる中心軸線30を有している。
【0019】穿設部27内にはガイド31が配置されて
おり、このガイド31には、例えば中空円筒状の外周面
を有するブシュ状の区分が形成されていると有利である
が、但しこれは必要条件ではない。このブシュ状の区分
は同等な横断面を有するケーシング区分内で中心軸線3
0に対して同軸的に固定されている。ガイド31はその
内部で案内されるピストン32の案内部32aにおける
滑り支承部として用いられる。案内部32aはインレッ
ト室28に向って開いた中空スペース32bとそれに応
じた外郭横断面とを有しており、ガイド31内で中心軸
線30と平行に摺動しうるように支承されている。この
場合、案内部32aの運動ストロークは閉じた端面壁3
2cによって制限されるが、この端面壁32cはアウト
レット室29に面した側のピストン32の端部に形成さ
れており、その外郭横断面はガイド31の内部横断面よ
り大きい。図2に示された第1の切換位置では端面壁3
2cがガイド31における向き合った端部に位置するの
に対し、図3に示された第2の切換位置ではケーシング
26のストッパ34に当接する。
【0020】案内部32aの側壁における中央範囲に
は、流動性媒体を通流させる少なくとも1つの一貫した
通流開口部35が設けられている。この通流開口部35
が図2に示されたピストン32の第1の切換位置ではガ
イド31によって完全にカバーされるのに対し、図3に
示された第2のピストン切換位置では少なくとも部分的
に開放され、従って、インレット室28から中空スペー
ス32bを経てこのピストン位置ではガイド31と端面
壁32cとの間に形成されている流動スペース乃至穿設
部27の同じ部分に達する通路が形成されることにな
る。
【0021】図示の実施例においては、端面壁32cが
同時にピックアップ36の担体として用いられており、
永久磁石から成る信号発生器としてのピックアップ36
は、ケーシング壁内に組込まれたセンサー37、例えば
ホール検出器、リード接点もしくはそれに類する要素か
ら構成されたセンサーと協働する。この場合、図2およ
び図3に描かれた1本のライン38はピストン運動に対
して垂直に延びる平面を意味しており、この平面はピス
トン32に配属され、且つセンサー37によって明確に
弁別することのできる有利には電気的な切換信号、即ち
概略的に示された電気的な導線39を介してセンサー3
7から外部の切換装置、特に図1に示された制御装置1
6に供給される切換信号を発生させるためにピックアッ
プ36が上下しなければならない平面である。
【0022】特に図4と図5とに示されているように、
ピストン32の端面壁32cは有利にはピックアップ3
6を収容するための中央の切欠40とこの切欠を囲繞し
てストッパ34と協働する周面壁41とを備えている。
この周面壁41には図2の中心軸線30と平行に延びそ
の自由端部に隣接する有利には複数のスリット42が形
成されている。この場合、比較的幅の広いリング状ギャ
ップ47を得るため、ひいては余り緩衝されることのな
い迅速なピストン32の往復運動を可能ならしめるた
め、有利には端面壁32cの外郭横断面が流動スペース
乃至穿設部27の所属部分における内部横断面より少な
くとも約0.05センチメートルほど小さく設計されて
いる。更にこの端面壁32cとストッパ34との間に、
非磁性的な押ばねとして構成されたばね43が張設され
ていると有利である(図2および図3)。
【0023】図6および図7によれば、ガイド31の中
央部分には周方向に延びるフランジ45が形成され、フ
ランジ45は図2および図3に示された肩26aに当接
し、この肩26aは穿設部27の横断面拡張によって形
成され、接着等の手段によりガイド31を固定するため
に用いることができる。この措置とは二者択一的に、ガ
イド31を穿設部27内にルーズに挿入し、ばね24を
ばね43より強力に構成することによりフランジ45を
ばね24の力で肩26aに保持することも可能である。
ガイド31の外壁と穿設部27の内壁との間には中心軸
線30と平行に延びる少なくとも1本の補償通路46が
形成されており、この補償通路46はフランジ45をも
貫通してインレット室28とアウトレット室29とを媒
体流動可能に接続する。この種の補償通路46が複数本
設けられていると有利であって、例えば図7に示された
実施態様では3本の補償通路46が互いに120°の角
度間隔をおいて配置されている。この実施例では、各補
償通路46がそれぞれフランジ45を貫通する穿孔部4
6aを形成し、ガイド31の外壁と穿設部27の内壁と
の間に位置する段付けられたフランジの延長区分45a
においては、補償通路46が単に溝として構成されてい
るに過ぎない。従ってこれらの補償通路46の上方で
は、ガイド31を囲繞するリングスペース46bが形成
され、特に図2、図3、図6および図7から明らかなよ
うに、リングスペース46bの幅は、穿設部27の内壁
とガイド31の外壁との間の距離に等しく、この部位に
おけるリングスペース46bの外径寸法は、延長区分4
5aにおける外径寸法に比して少々小さく設定されてい
る。
【0024】次にこの監視装置の作用形式を述べる。
【0025】オイルはポンプ3が接続されマグネットバ
ルブ6が開放された後でスタンドパイプ5から吸上げら
れて各管路7、8、9内に圧入される。管路内のオイル
圧が充分に高い場合には、バルブ22が開放されるの
で、インレット室28内のオイル圧は増大する。その結
果として、ピストン32が重力乃至ばね43の力に抗し
て形状接続的に持上げられる。この場合にオイルが補償
通路46から漏出することは、補償通路46の全横断面
がピストン32においてオイルにより負荷される全横断
面に比して著しく小さく設計されていることによって阻
止される。これと同じことは、案内部32aとガイド3
1との間に形成されるリングギャップについても当ては
まる。ピストン32が図2に示された位置から図3に示
された位置に摺動すると、通流開口部35がガイド31
によって少なくとも部分的に開放されるので、オイルは
今や自由に流動し、インレット室28から中空スペース
32b、通流開口部35、案内部32aとケーシング2
6との間に形成されるスペース、端面壁32cとケーシ
ング26との間に生ずるリング状ギャップ47及びスリ
ット42を経てアウトレット室29内に流入し、そこか
ら図1に示された各所属の供給管路11内に達する。
【0026】通流開口部35から端面壁32cまでの、
ひいては第1の切換位置において通流開口部35をカバ
ーする図2に示されたガイド31の上縁部までの距離
は、ピックアップ36がオイルの流動しない第1の切換
位置でライン38から充分下方に離れた位置を占め、且
つセンサー37がこの位置を明確に表示し得るような値
に設定されている。これに対しオイルの流動可能な第2
の切換位置に達するのは、ピックアップ36がライン3
8から充分上方に離れた位置を占め、従ってセンサー3
7が第2の切換位置をやはり明確に表示できるほど大き
なピストンストロークが得られてからである。つまり換
言すれば、ピストン32がインレット室28内で上昇す
るオイル圧を受けて、明確な切換信号の発生を可能なら
しめるだけ大きな距離に亘り形状接続的に摺動しない限
り、顕著なオイルの流れを認めることはできない。次い
でこの通流開口部35が部分的に開かれると、端面壁3
2cは早くもストッパ34に当接可能になるので、その
際に今や補足的に作用するようになったオイルとピスト
ン32との間の摩擦力を利用したピストン運動が必要と
されることはない。斯くしてピストン運動は専ら形状接
続のみによって行なわれるので、ピストン32を第2の
切換位置に摺動させるためには、インレット室28内の
実効過圧は極めて小さな値、例えば2バール程の値で充
分である。このことはピストンサイズ(例えば、約0.
28cm3 の外形総容積)が、ひいてはピストン質量が小
さな値に設定可能であればあるほど顕著であり、従って
ピストン32をリセットするための重力が不十分である
か、或いは中心軸線30が例えば水平方向に延びている
ような場合にも、ばね43はかなり弱いばね力のものと
して設計しておきさえすればよい。然しそれにも拘ら
ず、このような形式によれば少なくとも約0.4センチ
メートルのピストンストロークを得ることが容易に達成
される。
【0027】マグネットバルブ6を閉鎖することにより
オイルの流動が停止すると、先づ初めに逆止弁としての
バルブディスク23が閉じられる。次いでピストン32
は重力またはばね43の力によって通流開口部35が再
び閉じられるまで第1の切換位置に向う方向に摺動せし
められる。この場合の圧力補償はリング状ギャップ47
の幅が比較的広いことに基づいて難なく達成される。こ
れに次いでピストン32は、重力またはばね43の作用
を受けて、通流開口部35の閉鎖状態で図2に示された
第1の切換位置に戻行する。なおこの場合、補足的に設
けられた補償通路46は、インレット室28内にある過
剰なオイルをケーシング26とピストン32との間に形
成されたスペース内に、もしくはそこからリング状ギャ
ップ47を経てアウトレット室29内に排出するために
用いられる。
【0028】供給管路11内におけるオイルに予定され
た静止位相は充分に長いので、ピストン32を不作用位
置にリセットするためのある程度緩慢な操作を甘受しさ
えすれば、ピストン32の完全なバックストロークに必
要な圧力補償を可能ならしめるには、比較的小さな流動
横断面の補償通路46を用いれば充分である。実際に上
述した実施例によるピストン32のサイズでは、補償通
路46の横断面積が約0.06cm2 にされるのに対し、
リング状ギャップ47は例えば0.05cmもしくはそれ
以上の半径方向幅を有している。斯くして補償通路46
の総横断面をリング状ギャップ47の総横断面より著し
く小さくすることが補償されるので、補償通路46はそ
の大きな流動抵抗に基づいてバルブ22の開放時とそれ
に続くオイル流動時とには事実上ほとんど機能しない。
【0029】図8および図9に示された実施例において
は、担体プレート51の各穿設部内に少なくとも1つの
本発明による監視装置52が挿入されており、そのイン
レット室53は分配通路54とダイレクトに接続されて
いる。監視装置52は流動スペースを囲繞するケーシン
グ55を有しており、流動スペース内にはブシュ状のガ
イド56が固定されている。このガイド56は前述実施
例のピストン32とほぼ等しいピストン57を滑り案内
するために用いられ、中空に形成されたこのピストン5
7は、側壁に通流開口部58を有し、端面壁59とピッ
クアップ60とを備えている。有利には非磁性の押ばね
として構成されたばね61は、ピストン57をリセット
するために用いられる。更にこの端面壁59は図8に示
されたピストン57の第1の切換位置ではガイド56に
おける所属の端部に当接する一方、図9に示された第2
のピストン切換位置ではケーシング55のストッパ63
に当接する。当該装置はこの限りにおいて図2〜図7に
示された装置と等しく、それ故に図8および図9では図
の明確性を期してセンサー37の描出が省略されてい
る。
【0030】この実施例では過剰なオイルを排出するた
めの装置として、図2および図3に示された補償通路4
6を用いる代りに、ポンプ3と分配通路54との間に配
置され、例えば三方弁として構成された装置が設けられ
ている。この場合、マグネットバルブ65における第1
の接続部は分配通路54に、第2の接続部はポンプ3
に、第3の接続部はオーバーフロー室66にそれぞれ接
続されており、このオーバーフロー室66には、排気開
口部67とストックタンク1に通じるフィードバック管
路68とが設けられている。
【0031】次に図8および図9による監視装置の作用
形式を述べる。
【0032】図8に示されたピストン57の第1の切換
位置では、通流開口部58がガイド56によってカバー
されている。オイルの通流位相が所望された場合には、
マグネットバルブ65がポンプ3を分配通路54に接続
する図9に示された位置に切換えられる。この場合も図
2〜図7に示された実施例におけるのと同じように、通
流開口部58が少なくとも部分的にガイド56によって
開放され(図9)、端面壁59がストッパ63に当接す
る前に、ピストン57はオイルの圧力下で、つまり形状
接続式に先づアウトレット室69に向う方向で著しいス
トローク運動を行なわねばならない。次いで、オイルは
分配通路54からインレット室53、ピストン57の中
空スペース、ケーシング55と端面壁59との間に形成
されたリング状ギャップ70並びに端面壁59内に設け
られたスリット71を経て、アウトレット室69内に流
入可能になる。この場合、ピストン57とガイド56と
の間に顕著なオイルの流れが生ずることを回避するた
め、両者間の遊隙は図2〜図7の実施例におけるのと同
様に充分小さなものに設定されている。
【0033】これに対して監視装置52における流動ス
ペース内のオイル流を、ひいては所属の供給管路内のオ
イル流をも中断しようとする場合には、マグネットバル
ブ65が図8に示された位置に切換えられる。斯くして
ピストン57は重力またはばね61の作用を受けて第1
の切換位置に戻行可能になる。この場合、通流開口部5
8の閉鎖後にもピストン57を更に摺動させるために
は、過剰なオイルを充分に広く設計されたリング状ギャ
ップ70から逃がすと同時に、今や分配通路54をオー
バーフロー室66に接続しているマグネットバルブ65
を介してストックタンク1内にフィードバックさせれば
よい。
【0034】図8に示されたマグネットバルブ65の位
置においてオイルの静止位相中にインレット室53及び
分配通路54の完全なオイル漏出を回避するため、マグ
ネットバルブ65をオーバーフロー室66に接続してい
る管路72の出口開口部は分配通路54の充分上方に、
例えば図8および図9に一点鎖線74で示された平面の
上方に配置される。更に端面壁59のすぐ下でピストン
57を囲繞するOリング73は、静止位相にあるオイル
がピストン57とガイド56との間に形成された狭いリ
ングスペースからも逃げないようにするために役立って
おり、従ってこの実施例では図2および図3に示された
ような付加的なバルブ22を用いる必要がない。オイル
の排出に際してオーバーフロー室66内に流入するオイ
ル量は、ピストン57を適正なサイズに設計しておくこ
とによって、オイルの流動位相ごとに所属の各供給管路
内を搬送されるオイル量の、例えば約10分の1程度に
抑えることが可能である。従ってオイルを排出してもそ
れが装置機能の著しい低下をもたらすことはありえな
い。
【0035】ポンプ3と分配通路54との接続を制御す
ると共に、ピストン57のストローク運動に際して過剰
なオイルを第1の切換位置に排出する操作を効果的に制
御するためには、三方弁として構成されたマグネットバ
ルブ65を設ける代りに、例えば2つの別個の二方弁ま
たはその他の装置を用いてもよい。
【0036】本発明は以上に述べた実施例に限定される
ことなく種々異なった態様で実施することが可能であ
る。例えば、永久磁石から製作されたピックアップ(信
号発生器)と協働するホールゼネレータ、リード接点ま
たはそれに類する素子としてのセンサーを用いる代り
に、誘導式もしくはオプトエレクトロニック方式で作動
する信号発生器/センサーの組合せを利用することもで
きる。更に図2〜図7の実施例で用いられている補償通
路46を、単にガイド31内にのみ形成するのではな
く、これと二者択一的にもしくは補足的にケーシング2
6内に設けておいてもよく、その場合には補償通路46
を穿孔部としてではなく、溝またはノッチ等として形成
することが可能とされる。電気的に切換可能なマグネッ
トバルブの代りに別の切換方式によるバルブ又はこれと
代替可能な装置を用いてもよい。
【0037】特にここで強調しなければならないのは、
本発明は図示のガイド31、56とピストン32、57
との組合せにのみ限定されるものではなく、別の種々異
なった多くの実施態様を考慮することができる。例え
ば、通流開口部35、58はピストン32、57内にで
はなく、ガイド内に形成することも可能である。更に、
オイル圧をピストンの主として一方の端面壁にのみ作用
させ、ピストンの中空スペースを主としてピン状に形成
された内位のガイドにおける滑り支承部としてのみ利用
することも可能である。更にガイド及びピストンの形状
は円筒形または中空円筒の形でなくともよく、ブシュ状
のガイド31、51は付加的な別個の構成要素としてで
はなく、ケーシング26、55及び/又は担体プレート
15、51内に直接設けられる要素として構成すること
も可能である。
【0038】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明によれば、
ピストンが、通流開口部の閉鎖後も更にインレット室に
向う方向で摺動可能にしたので、純粋な形状接続式の力
伝達により、ひいては小さな流動圧および低い流動速度
により、逆方向で大きなピストンストロークを実現でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複数のオイル通流監視装置を備え
た公知の編機用オイル潤滑システムの断面図。
【図2】本発明の第1実施例による監視装置を図1の場
合より拡大して示した概略的な縦断面図で、第1の切換
位置における図。
【図3】本発明の第1実施例による監視装置を図1の場
合より拡大して示した概略的な縦断面図で、第2の切換
位置の図。
【図4】本発明の第1実施例による監視装置のピストン
を約5:1の縮尺で拡大して示した縦断面図。
【図5】同じく本発明の第1実施例による監視装置のピ
ストンを約5:1の縮尺で拡大して示した平面図。
【図6】本発明の第1実施例による監視装置のブシュを
約5:1の縮尺で拡大して示した縦断面図。
【図7】同じく本発明の第1実施例による監視装置のブ
シュを約5:1の縮尺で拡大して示した平面図。
【図8】本発明の第2実施例による監視装置を図1の場
合より拡大して示した概略的な縦断面図で、第1の切換
位置の図。
【図9】本発明の第2実施例による監視装置を図1の場
合より拡大して示した概略的な縦断面図で、第2の切換
位置の図。
【符号の説明】 2 ケーシング 3 ポンプ 6 マグネットバルブ 14 監視装置 15 担体プレート 16 制御装置 22 バルブ 23 バルブディスク 24 ばね 25 弁座 26 ケーシング 26a 肩 27 穿設部 28 インレット室 29 アウトレット室 31 ガイド 32 ピストン 32a 案内部 32b 中空スペース 32c 端面壁 34 ストッパ 35 通流開口部 36 ピックアップ 37 センサー 40 切欠 41 周面壁 42 スリット 43 ばね 45 フランジ 45a 延長部 46 補償通路 46a 穿孔部 46b リングスペース 47 リング状ギャップ 51 担体プレート 52 監視装置 53 インレット室 55 ケーシング 56 ガイド 57 ピストン 58 通流開口部 59 端面壁 60 ピックアップ 61 ばね 63 ストッパ 65 マグネットバルブ 66 オーバーフロー室 68 フィードバッグ管路 69 アウトレット室 70 リング状ギャップ 71 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト−ディーテル プラス ドイツ連邦共和国 ディー−7470 アル ブシュタット 2 イム ベグランガー 5 (72)発明者 ハインツ ブルンナー ドイツ連邦共和国 ディー−7470 アル ブシュタット 1 スタウフェンストラ ーセ 46 (56)参考文献 特開 昭59−72064(JP,A) 米国特許4759426(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 13/00 F16N 29/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インレット室とアウトレット室とを有す
    る流動スペース内において当該流動スペースのインレッ
    ト室に外部から通流してきた流動性媒体がインレット室
    からアウトレット室内へ通流するのを監視するための装
    置であって、流動スペースを囲繞するケーシングと、流
    動スペース内に配置されたガイドと、流動スペース内で
    ガイドにより摺動可能に支承されたピストンと、流動ス
    ペース内に配置され且つインレット室からアウトレット
    室内への媒体の通流を制御するように構成された通流開
    口部とが設けられており、インレット室から外部への流
    動性媒体の逆流が阻止されている状態で、ピストンが第
    1の切換位置に摺動した後ではこの通流開口部が閉鎖さ
    れるのに対し、インレット室内に外部から流動性媒体が
    通流してきている状態で、ピストンに対する媒体の形状
    接続的な作用によりピストンが第2の切換位置に摺動し
    た後では通流開口部が少なくとも部分的に解放されるよ
    うになっており、更にピストンと協働して両切換位置の
    少なくとも一方を検出するためのセンサーが設けられて
    いる形式のものにおいて、インレット室(28)、(5
    3)には、インレット室から外部への流動性媒体の逆流
    が阻止されている状態でピストン(32)、(57)が
    第1の切換位置に摺動して前記通流開口部が閉鎖された
    後に、過剰な媒体を排出すべく有効に機能せしめられる
    装置(46)、(65)が配属されていることを特徴と
    する流動スペース内における流動性媒体の通流を監視す
    るための装置。
  2. 【請求項2】 ピストン(32)、(57)を第1の切換位置に
    予張するばね(43)、(61)が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の流動スペース内における流動性媒体
    の通流を監視するための装置。
  3. 【請求項3】 ピストン(32)、(57)がガイド(31)、(56)
    に設けられたブシュ状の区分によって案内される案内部
    (32a)を有しており、この案内部(32a) にはインレット
    室(28)、(53)側で開かれ、且つアウトレット室(29)、(6
    9)側で端面壁(32c) 、(59)により閉じられた中空スペー
    ス(32b) が設けられており、この場合、通流開口部(3
    5)、(58)が案内部(32a) における側方の壁部分に形成さ
    れ、通流開口部(35)、(58)の開閉がブシュ状の区分によ
    って行なわれるように構成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の流動スペース内における流動性媒
    体の通流を監視するための装置。
  4. 【請求項4】 ブシュ状の区分と案内部(32a) とが中空
    円筒状に構成されていることを特徴とする請求項3記載
    の流動スペース内における流動性媒体の通流を監視する
    ための装置。
  5. 【請求項5】 端面壁(32c) 、(59)が案内部(32a) より
    大きな外郭横断面を有し、ブシュ状の区分に隣接する流
    動スペース内でピストン(32)、(57)の最大ストロークを
    規定する2つのストッパ(31)、(34)乃至(56)、(63)の間
    に支承されていることを特徴とする請求項3又は4記載
    の流動スペース内における流動性媒体の通流を監視する
    ための装置。
  6. 【請求項6】 端面壁(32c) にセンサー(37)と協働する
    ピックアップ(36)が設けられていることを特徴とする請
    求項3乃至5の何れか1項に記載の流動スペース内にお
    ける流動性媒体の通流を監視するための装置。
  7. 【請求項7】 ピストン(32)、(57)が第2の切換位置を
    占めている場合には、通流開口部(35)、(58)の一部のみ
    が開かれるように構成されていることを特徴とする請求
    項5又は6記載の流動スペース内における流動性媒体の
    通流を監視するための装置。
  8. 【請求項8】 過剰な媒体を排出するための装置が少な
    くとも1つの補償通路(46)から構成されており、この補
    償通路(46)がガイド(31)の外周面とケーシング(26)にお
    ける所属の部分の内周面との間に形成されてインレット
    室(28)とアウトレット室(29)とを流体流動可能に連通さ
    せており、補償通路(46)の総横断面積はピストン(32)が
    第2の切換位置に摺動されるとその補償機能がほぼ無効
    になるほど小さな値に設定されていることを特徴とする
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の流動スペース内に
    おける流動性媒体の通流を監視するための装置。
  9. 【請求項9】 補償通路(46)が所属のケーシング部分の
    内周面及び/又はガイド(31)の外周面に形成された溝、
    ノッチ及び/又は穿孔部として構成されていることを特
    徴とする請求項8記載の流動スペース内における流動性
    媒体の通流を監視するための装置。
  10. 【請求項10】 過剰な媒体を排出するための装置にバ
    ルブ(65)が設けられており、ピストン(57)が第1の切換
    位置に摺動された場合には、このバルブ(65)がインレッ
    ト室(53)をオイル排出部(72)、(66)、(68)、(1) に接続
    させる位置に切換えられるように構成されていることを
    特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の流動ス
    ペース内における流動性媒体の通流を監視するための装
    置。
  11. 【請求項11】 バルブ(65)が三方弁として構成されて
    おり、その一方の位置では、インレット室(53)がオイル
    排出部(72)、(66)、(68)、(1) に接続され、他方の位置
    ではインレット室(53) がポンプ(3) に接続されること
    を特徴とする請求項10記載の流動スペース内における
    流動性媒体の通流を監視するための装置。
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