JP3041514U - 造形玩具 - Google Patents

造形玩具

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JP3041514U
JP3041514U JP1997001777U JP177797U JP3041514U JP 3041514 U JP3041514 U JP 3041514U JP 1997001777 U JP1997001777 U JP 1997001777U JP 177797 U JP177797 U JP 177797U JP 3041514 U JP3041514 U JP 3041514U
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Inventor
律 石井
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株式会社ツクダ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤食などのトラブルを生じず、手や被服に
も付着しない新規な造形玩具を提供する。 【解決手段】 可塑物を柔軟な袋状物に収めてなる造
形玩具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、造形玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に児童の創作力育成のためには粘土などの可塑性を有する造形玩具が有効 であるとされている。また、最近、各種リハビリ用途にもこれら造形玩具が有効 であるとして、注目を浴びている。
【0003】 このような造形玩具は、一般に粘土質を有する物質、すなわち、無機粘土、有 機粘土からなり、有機粘土としてはプラスチック製のものや、あるいは誤食を想 定して小麦粉と水等の液体とからなるもの等が知られている。しかしこれら粘土 の場合、カビの発生や細菌の繁殖の温床となるおそれがあり、問題となっていた 。ここで、カビの発生や細菌の繁殖を抑えるため、各種抗菌剤の添加も考えられ るが、高価なものとなる上、逆にこの抗菌剤の安全性も問題となる。 しかも、これら粘土は工作者の手や被服に付着して美観を損ない、この点でも 衛生面で問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、誤食などのトラブルを生じず、手や被服にも付着しない新規な造形 玩具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の造形玩具は上記問題点を解決するため、請求項1に記載の通り、可塑 物を柔軟な袋状物に収めてなる構成を有する。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案において、上記可塑物は、粘土状物でも粉体であってもよい。 すなわち、柔軟な袋状物に収納されていると、粉体も可塑性を有する。すなわ ち、粘土状物は通常粉体と液体とを混合してなるが、上記構成により液体が不要 となる。このことにより、従来可食性粘土で問題となっていたカビの発生や細菌 の繁殖がなくなり、安全性が格段に向上する。
【0007】 本考案の場合、可塑物は、袋状物に収納されているため、通常は手に触れるこ とがないが、袋状物が万一破れた場合を想定すると、可塑物が無害物、できれば 可食物であることが望ましい。このような可食性可塑物で、特に造形性が高いの が小麦粉であり、しかも、安価である。なお、小麦粉の他、そば粉、黄粉、米粉 等の穀物の粉も好適に用いることができる。なお、これら粉体の粒度としては、 造形容易性、形状保持性等を勘案して適宜調整する。
【0008】 本考案において上記袋状物がゴム質からなると、可塑性がより高くなり、また 、造形後の形保持性も優れたものとなる。本考案においてゴム質とは、天然ゴム や合成ゴムを架橋してなるゴム質のことを指す。なお、上記のように粉体を可塑 物として用いる場合、優れた造形性とその後の形保持性を向上させるためにこの 袋状物が気密性を有するものであることが好ましい。なおこの場合、可塑物を柔 軟な袋状物に収納した後、袋状物内部の空間をできるだけ少なくして内部に空気 (空間)が残らないようにする、すなわちゴム質からなる袋状物の弾性を利用し てその内部に密に充填することにより、上記効果を著しく高めることができる。
【0009】 袋状物の厚さとしては、0.05mm以上5mm以下が適当であり、その範囲 内で、耐久性、造形容易性により適宜選択する。 なおこの袋状物は、内部の可塑物が見えない不透明性を有するものが望ましく 、青、赤、黄、白、緑等の顔料・染料によって着色されていることが望ましい。 なお、色は1色だけではなく、例えばマーブリング等の多色着色を行っても良い 。
【0010】 また、袋状物に抗菌性を持たせるため、各種抗菌剤を添加しても良い。なお、 当然のことながら、この袋状物は粘土状物と異なり、誤食されることがないため 、用いる抗菌剤の選択の自由度は高い。なお、本考案の造形玩具の大きさは幼児 の口に入らない程度の大きさであることが好ましい。
【0011】 また、この袋状物には、例えば「目」「瞼」「鼻」などを表す印刷を施したり 、あるいはシールを貼付して遊戯性を高めても良い。また、観察者の見る角度に よって表情の変わるウインクシールなどを用いても良い。
【0012】 本考案において可塑物を柔軟な袋状物に収納する際に用いる収納用孔は封止さ れる必要がある。この際、封止孔周辺を例えば毛糸、糸などで髪の毛のような印 象を与えるように飾りを付けたり、あるいは、上記のようなシールを貼付して目 立たなくすることができる。
【0013】 次に本考案について図を用いて具体的に説明する。 なお、下記具体例では、卵形の袋状物を用いた例を示すが、卵形や倒卵形の他 、球形、立方体、直方体、回転楕円体等の袋状物を用いても良いし、また星形な どの突起を有するような袋状物を用いても良い。
【0014】 図1に本考案の造形玩具の一例を示す。この図は一部内部が見えるように部分 断面図となっている。すなわち、造形玩具1の表面は合成ゴムからなる機密性の 柔軟な袋状物2からなり、その内部には可塑物として小麦粉3が密に充填されて いる。
【0015】 符号4はシールで柔軟な袋状物2表面に貼付されている。符号5を付して示さ れているのは毛糸であり、後述する袋状物2の収納用孔を覆い隠して接着剤で固 定されている。
【0016】 図2に、袋状物2の図を示す。この袋状物には収納用部2aがあり、そこに収 納用孔2bが開口している。この収納用孔2bを利用して内部に小麦粉3を収納 する。
【0017】 収納後は袋状物2内部に空間が残らないようにしながら、収納用孔2bを封じ 、収納用部2aを折り返して接着剤で袋状物2に固定する。 その後、毛糸5及びシール4を貼付して完成する。
【0018】 なお、シール4としては例えば図3に示すようなものがあり、このものはあら かじめ本考案に係る造形玩具に貼付されていても良いし、あるいは、使用者が好 みにより貼付できるように添付されていても良い。なお、このシールに用いる粘 着剤は通常の粘着剤の他、貼り直しが容易にできるような粘着剤を用いても良い 。
【0019】 この造形玩具を用いて、造形を行う例について説明する。 すなわち、図4(a)〜(d)には「ゾウ」を形作る方法を順に示した。図4 (a)において、両手の人差し指と中指とで両目付近を挟んで軽く引っ張り、耳 部を形成する(図4(b)参照)。次いで図4(c)のように鼻部を形成して、 図(d)のように先端を曲げて、大きな耳と長い鼻を有する「ゾウ」とすること ができる。 このように形成された「ゾウ」オブジェは、特に意識的に強い力を加えない限 り、その形状を保持することができる。
【0020】 なお、上記例では「ゾウ」を形作る方法を示したが、「ゾウ」のみならず、例 えば図5(a)〜(e)のような河童、カエル、魚などの形や、図6(a)〜( h)に示したような各種野菜、果物などの形にもなり、さらに創意工夫および若 干の想像力により異なったものとすることが可能であり、遊戯者の情感や想像力 の育成、あるいは、指先の訓練、延いては右脳の活性化による痴呆症の回避等に 供することができる。
【0021】
【考案の効果】 本考案の造形玩具は、子供のみならず大人も楽しめ、遊戯者の手や被服を汚す ことなく、誤食などのトラブルを防ぐことができて安全で楽しいものであり、指 先の訓練等にも役立つ優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の造形玩具の一例を示す図である。
【図2】図1の造形玩具を作成するのに用いる袋状物の
例を示す図である。
【図3】図1の造形玩具に用いることができるシールの
例を示す図である。
【図4】(a)〜(d) 図1の造形玩具により「ゾ
ウ」オブジェを形成する過程を順に示した図である。
【図5】(a)〜(e) 図1の造形玩具により形成す
ることが可能な様々なオブジェの例を示す図である。
【図6】(a)〜(h) 図1の造形玩具により形成す
ることが可能な様々なオブジェの例を示す図である。
【符号の説明】
1 本考案に係る造形玩具の例 2 袋状物 2a 収納用部 2b 収納用孔 3 小麦粉 4 シール 5 毛糸

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可塑物を柔軟な袋状物に収めてなる造形
    玩具。
  2. 【請求項2】 上記可塑物が、粘土状物であることを特
    徴とする請求項1に記載の造形玩具。
  3. 【請求項3】 上記可塑物が、粉体であることを特徴と
    する請求項1に記載の造形玩具。
  4. 【請求項4】 上記粉体が、可食物であることを特徴と
    する請求項3に記載の造形玩具。
  5. 【請求項5】 上記粉体が、小麦粉であることを特徴と
    する請求項4に記載の造形玩具。
  6. 【請求項6】 上記袋状物がゴム質からなることを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の造形
    玩具。
  7. 【請求項7】 上記袋状物が気密性を有し、かつ、粉体
    が該袋状物内に密に充填されていることを特徴とする請
    求項3に記載の造形玩具。
JP1997001777U 1997-03-17 1997-03-17 造形玩具 Expired - Lifetime JP3041514U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212397B2 (ja) * 1982-11-12 1987-03-18 Man Design Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212397B2 (ja) * 1982-11-12 1987-03-18 Man Design Co

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