JP3041163U - 妻楊枝の取り出しを容易にし、かつ蓋を閉め易 くした蓋付妻楊枝入れ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋（３）の上げ下げで内側のコップ（２）が上
下し、それにより妻楊枝が傘の開閉の様に動作し、妻楊
枝を取り出し易く、かつ蓋（３）をスムーズに閉められ
ることを目的とする。 【解決手段】外側のコップ（１）と内側のコップ（２）
と蓋（３）とからなり、外側のコップ（１）は内側八部
目程のところに突器（４）を設ける。内側のコップ
（２）の外径は外側のコップ（１）の内径よりやや小さ
く、高さも外側のコップ（１）の半分程度で側面には、
突器（４）の通る小さな浅い溝（５）を有し、中央には
細い柱（６）を設ける。この柱（６）の先端と蓋（３）
の内側中央を鎖（３）で結ぶ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、妻楊枝入れに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より蓋付の妻楊枝入れは種々使用されていたが、妻楊枝を大量に入れると取 り出しにくかったり又、妻楊枝が少ない時は取り出したあと蓋が閉めにくかった りした。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

以上の点を解決し衛生的でかつ快く食事を過ごすことを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決する手段】

外側のコップ（１）と内側のコップ（２）と蓋（３）とからなり外側のコップ（ １）は内面八部目程のところに突器（４）を設ける。 内側のコップ（２）の外径は、外側のコップ（１）の内径よりやや小さく高さも 外側のコップ（１）の半分程度で、側面には突器（４）の通る小さな浅い溝（５ ）を有し中央には細い柱（６）を設ける。 この柱（６）の先端と蓋（３）の内側中央を鎖（７）で結ぶ。本考案は以上の構 成からなる妻楊枝の取り出しを容易にし、かつ蓋を閉め易くした蓋付妻楊枝入れ である

【０００５】

【考案の実施の形態】

外側のコップ（１）と内側のコップ（２）と蓋（３）とからなり外側のコップ（ １）は内面八部目程のところに突器（４）を設ける。 内側のコップ（２）の外径は、外側のコップ（１）の内径よりやや小さく高さも 外側のコップ（１）の半分程度で、側面には突器（４）の通る小さな浅い溝（５ ）を有し中央には細い柱（６）を設ける。 この柱（６）の先端と蓋（３）の内側中央を鎖（７）で結ぶ。

【０００６】 本考案は以上の構成で、使用する時は外側のコップ（１）に柱（６）をもって突 器（４）と浅い溝（５）を合わせて内側のコップ（２）を入れ、そのまま左右何 れかに廻す。この様にすることにより蓋（３）をもって上に引き上げた時、内側 のコップ（２）が突器（４）で止まり、外側のコップ（１）の外へ内側のコップ （２）がとび出ることを防止する。 次に内側のコップ（２）に妻楊枝を入れ蓋（３）を外側のコップ（１）に近づけ る、即ち蓋をすると、妻楊枝は外側のコップ（１）の中に傘がしぼむ様にまとめ られ容易に蓋がしめられる。 妻楊枝を取り出す時は蓋（３）を持ち上げると内側のコップ（２）もそれにつれ て突器（４）まで上がり、このとき、妻楊枝は傘を開く様に外側のコップ（１） のふちに開き、容易に妻楊枝を取り出すことが出来る。この妻楊枝取り出し、収 納の状態を図３に示す ここで鎖（７）を紐、糸等それ等に類するもの、又は柱（６）を長く伸して蓋（ ３）と直結させても同様の効果を得ることが出来る。

【０００７】

【考案の効果】

本考案で妻楊枝が衛生的にかつ、食後も快適に過ごせる様になった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の構成を示す。

【図２】本考案の斜視図

【図３】本考案の使用状態を示す。

【符号の説明】

１は外側のコップ ２は内側のコップ ３は蓋 ４は突器 ５は浅い溝 ６は細い柱 ７は鎖

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 外側のコップ（１）と内側のコップ
   （２）と蓋（３）とからなり外側のコップ（１）は内面
   八部目程のところに突器（４）を設ける。内側のコップ
   （２）の外径は、外側のコップ（１）の内径よりやや小
   さく、高さも外側のコップ（１）の半分程度で、側面に
   は突器（４）の通る小さな浅い溝（５）を有し中央には
   細い柱（６）を設ける。この柱（６）の先端と蓋（３）
   の内側中央を鎖（７）で結ぶ。本考案は以上の構成で内
   側のコップ（２）の上下により内側のコップ（２）に入
   れた妻楊枝が開閉する妻楊枝の取り出しを容易にし、か
   つ蓋を閉め易くした蓋付妻楊枝入れである。