JP3040603U - 保冷材 - Google Patents

保冷材

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JP3040603U
JP3040603U JP1996013526U JP1352696U JP3040603U JP 3040603 U JP3040603 U JP 3040603U JP 1996013526 U JP1996013526 U JP 1996013526U JP 1352696 U JP1352696 U JP 1352696U JP 3040603 U JP3040603 U JP 3040603U
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cold
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bag
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聰 杉浦
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聰 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保冷効果が長時間持続する保冷材を提供す
る。 【解決手段】 袋状又は棒状をなす袋体1又は容器7内
に蓄冷剤5を充填させて、前記袋体1の空間部2又は容
器7の中空室9にドライアイス6を充填させて、両者の
相乗効果で保冷力が長時間持続されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば生鮮食品等を保冷効果を長く持続する状態で運搬したりする のに使用される保冷材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種の生鮮食品といった要保冷品の保冷に使用される蓄冷材は、使 用に際して温度を常温以下に下げるのに、冷凍庫を使って4〜5時間の時間を必 要としていた。 一方、ドライアイスを単独にしかも剥き出しの状態で使うと短時間で消滅して しまい、長時間保冷効果を持続させることができないといった問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来は、冷凍庫がないと蓄冷剤が使えなかったり、しかも長時間経 過しないと保冷温度が得られなかったり、また、ドライアイスが短時間で消滅し ていたのを、蓄冷剤とドライアイスの併用によって保冷効果の寿命を延長するこ とができる保冷材を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案に係る保冷材は、袋状又は中間に中空室を 設けた棒状の蓄冷剤にドライアイスを充填して、両者の相乗作用で保冷効果が長 時間存続するようにして、例えば要保冷品が遠隔地へも安全に輸送できるように した。
【0005】 また、前記容器の表面に温度表示を設けて保冷の状態が視認によって確認でき るようにした。
【0006】
【考案の実施の形態】 以下に本考案に係る保冷材の実施の形態を図面と共に説明する。図1に示すも のは偏平な袋状の蓄冷剤にドライアイスを充填して構成される保冷材Aである。 袋体1はナイロン又はポリエチレンのシート材で形成され、図2に断面で示すよ うに袋体1の中間部に空間部2を設けて上層室3と下層室4に区画形成されてい る。 そして、上層室3と下層室4に蓄冷剤5(イノアックコーポレーション製の商 品名クールワン)を充填する。また、袋体1の空間部2にドライアイス6を充填 し、袋体1の蓄冷剤5の層とドライアイス6の層がサンドイッチ状に存在するよ うに構成される。
【0007】 このように構成される保冷材Aは、袋体1の上層室3と下層室4の蓄冷剤5の 間にドライアイス6を挟み込んだことで温度が急速に下がり易くなり、冷凍庫が なくても直に冷却して保冷材Aとして使用することができる。しかも、ドライア イス6の寿命が延長される。そして、蓄冷剤5ととドライアイス6の組み合わせ による相乗効果が発揮され、蓄冷剤5とドライアイス6をそれぞれ単独に使用す る場合に比べて保冷力が長時間持続するようになる。
【0008】 図3に示したものは外観が棒状をなすように、例えばポリエチレン樹脂をブロ ー成形して形成される。この保冷材A′の容器7は、内部が中空筒状の環状中空 室8と中央に設けた中空室9とに区画されており、環状中空室8に蓄冷剤5を充 填し、中空室9に柱状をなすドライアイス6を充填する。 この棒状をなす保冷材A′も前記した袋状をなす保冷材Aと同様の作用効果を 奏する。
【0009】 また、前記保冷材A及びA′には、袋体1及び容器7の表面にそれぞれ図示し たように温度表示印刷10が設けられる。この温度表示印刷10は例えば、パイ ロットインキ(株)の登録商品名メタモカラーのコールドタイプのものを使用す れば、多数のしかも任意の色を選んで使用することができて、色の変化により適 切保冷温度であるか否かを表示させて視認によって確認できるようにしている。
【0010】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案に係る保冷材は、蓄冷剤の中間にドライアイスを充 填することで、冷凍庫がなくても保冷材として使うことができる。 そして、蓄冷剤とドライアイスの組み合わせによる相乗効果で、蓄冷剤とドラ イアイスをそれぞれ単独に使用する場合に比べて保冷効果の持続時間を延長する ことができ、例えば要保冷品を遠隔地にも安全に輸送することができる。 また、容器の表面に温度表示印刷を設けることで保冷温度の適否を視認によっ て確認することができ、要保冷品の保冷の状態に安心感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる袋状の保冷材の斜視図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】本考案に係わる棒状の保冷材の斜視図。
【図4】図3の縦断面図。
【符号の説明】
1 袋体 5 蓄冷剤 6 ドライアイス 7 容器 9 中空室 10 温度表示印刷
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 保冷材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状又は中間に中空室を設けた棒状の蓄
    冷剤にドライアイスを充填させたことを特徴とする保冷
    材。
  2. 【請求項2】 前記蓄冷剤の表面に温度表示を設けた請
    求項1記載の保冷材。
JP1996013526U 1996-12-19 1996-12-19 保冷材 Expired - Lifetime JP3040603U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018201550A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 東京電力ホールディングス株式会社 保冷剤パックおよび冷却方法
CN113865175A (zh) * 2021-09-03 2021-12-31 东莞市新有能源投资有限公司 胶囊状金属蓄冰棒

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