JP3039807U

JP3039807U - 小物入れ付き電子機器載置台

Info

Publication number: JP3039807U
Application number: JP1997000156U
Authority: JP
Inventors: 加根子村田
Original assignee: 株式会社ムラタインテリアデザイン
Priority date: 1997-01-21
Filing date: 1997-01-21
Publication date: 1997-07-31
Anticipated expiration: 2003-01-21

Abstract

(57)【要約】【課題】天板を高くすることなく、小物入れを出し入
れ自在に設けた電子機器載置台を提供する。【解決手段】電子機器載置台の下面にガイド部材を設
け、このガイド部材にスライド部材を取り付けると共
に、スライド部材に小物入れを吊り下げ状態で設ける。
ガイド部材及びスライド部材はパイプを有し、スライド
部材はガイド部材に摺動自在に嵌合した摺動片に取り付
け、先端部に把手が取り付けられる。小物入れは、書類
や小物等を入れる複数個のポケットを有する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、小物入れ付き電子機器載置台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

電子機器載置台はパソコンやワープロ等の電子機器を載せるための台であるが、通常は引き出し等の小物入れが付いておらず書類や小物等の整理に困ることが多い。丁度良い高さに形成された電子機器載置台は、天板の下方に余り余裕が無いため引き出し等の小物入れを設けることはできないのである。引き出し等の小物入れを設けるには、天板を高くして膝がぶつからないようにしなければならず、そうすると電子機器載置台が高過ぎてキーボード操作がし難くなってしまう。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、このような従来の問題を解決するためになされ、天板を高くすることなく小物入れを出し入れ自在に設けた電子機器載置台を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決するための手段として、本考案は、電子機器載置台の下面にガイド部材を設け、このガイド部材にスライド部材を取り付けると共に、スライド部材に小物入れを吊り下げ状態で設けたことを要旨とする。又、ガイド部材及びスライド部材はパイプを有し、スライド部材はガイド部材に摺動自在に嵌合した摺動片に取り付け、先端部に把手が取り付けられたこと、小物入れは、書類や小物等を入れる複数個のポケットを有すること、を要旨とするものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の態様を添付図面に基づいて詳説する。図１において、１は電子機器載置台であり、天板１ａと脚１ｂと後面板１ｃとを備え、天板１ａの上には電子機器２を載置する。

【０００６】図２において、３は天板１ａの下面側方に取り付けられたガイド部材であり、平行な２本のパイプ３ａ、３ｂを前後方向に有し、これらのパイプの両端部が取付具４、５を介して固定されている。前方の取付具４には所定長さのストッパパイプ３ｃが後ろ向きに取り付けられ、このストッパパイプ３ｃに前記２本のパイプ３ａ、３ｂをそれぞれ嵌合して取り付けるようにしてある。

【０００７】６はスライド部材であり、平行な２本のパイプ６ａ、６ｂを前後方向に有し、上のパイプ６ａは前記ガイド部材の２本のパイプ３ａ、３ｂの中間に且つこれらと平行に位置させて取付具４を挿通し、後端部を摺動片７に取り付けてある。一方、スライド部材６の下のパイプ６ｂは、小物入れ８が吊り下げられると共に後端部が摺動片７に固定され、前端部には上のパイプ６ａとの間に把手９が差し渡して取り付けられている。

【０００８】前記摺動片７は、ガイド部材３の２本のパイプ３ａ、３ｂに摺動自在に嵌合しており、前記把手９を握って前後方向に移動させると、図３、図４のように摺動片７がガイド部材３に沿って取付具４、５間を動くことにより小物入れ８を前記天板１ａに出し入れすることができる。但し、摺動片７は取付具４のストッパパイプ３ｃに当たるとそれ以上前方に移動することはなく、これは小物入れ８が前方に出過ぎないようにして安定性を保持すると共に、重量によるスライド部材６のしなりや変形を未然に防止するためである。

【０００９】前記小物入れ８は、複数個のポケット８ａを有し、図１のようにこれらのポケット８ａ内に書類や小物１０等を収納することができる。この小物入れ８の材質は限定されず、例えば皮革、樹脂、布地等で形成することが可能である。更に、スライド部材６のパイプ６ｂに対して着脱可能に形成することも可能である。

【００１０】この小物入れ８は天板１ａの下面側方に吊り下げられているため邪魔にならず、天板１ａの高さを変えずに取り付けることが可能であり、その取り付けも簡単にできる。尚、本考案に係る載置台は、電子機器用のみならず各種作業用、デスクワーク用等として使用することも可能である。

【００１１】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によれば、電子機器載置台に小物入れを吊り下げ状態で出し入れ自在に設けたので、膝がぶつからず天板の高さを変えずに簡単に取り付けることができ、小物入れのポケットを利用して書類や小物等をきちんと整理することができる等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る電子機器載置台の実施の形態を示
す斜視図である。

【図２】小物入れのスライド機構を示す要部の下面図で
ある。

【図３】小物入れを天板の下に押し込んだ状態を示す側
面図である。

【図４】小物入れを天板の下から引き出した状態を示す
側面図である。

【符号の説明】

１…電子機器載置台１ａ…天板１ｂ…脚１ｃ…後面板２…電子機器３…ガイド部材３ａ、３ｂ…パイプ３ｃ…ストップパイプ４、５…取付具６…スライド部材６ａ、６ｂ…パイプ７…摺動片８…小物入れ９…把手１０…書類や小物

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】電子機器載置台の下面にガイド部材を設
け、このガイド部材にスライド部材を取り付けると共
に、スライド部材に小物入れを吊り下げ状態で設けたこ
とを特徴とする小物入れ付き電子機器載置台。
【請求項２】ガイド部材及びスライド部材はパイプを有
し、スライド部材はガイド部材に摺動自在に嵌合した摺
動片に取り付け、先端部に把手が取り付けられた請求項
１記載の小物入れ付き電子機器載置台。
【請求項３】小物入れは、書類や小物等を入れる複数個
のポケットを有する請求項１記載の小物入れ付き電子機
器載置台。