JP3039643U

JP3039643U - ヘルメット

Info

Publication number: JP3039643U
Application number: JP1997000364U
Authority: JP
Inventors: 信弥吉田
Original assignee: 信弥吉田
Priority date: 1997-01-17
Filing date: 1997-01-17
Publication date: 1997-07-31
Anticipated expiration: 2003-01-17

Abstract

(57)【要約】【課題】夜間走行時において発生した自動車事故の
時、運転者、同乗車が事故処理をする作業中の安全、並
に危険防止のために自身の存在位置を確実に、しかも迅
速に他の関係者に知らしめるために、簡単、容易に取り
付け、取り外し自在な光を点滅する表示体とよりなる。【解決手段】ヘルメットの冠頂部と、内部に電源を有
し光を点滅する透明で円筒状の硬質合成樹脂製の表示体
の底部に、それぞれ磁性体、或いは粘着テープを設け、
該、表示体はヘルメットに取り付け、取り外し自在に装
着できる構成のヘルメット。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、夜間走行時に、なんらかの原因によって発生した事故の際に、停止車輌から道路に出て、車輌の修復、事故原因の究明、或いは積載物の現状維持等々において人員がこれらの確認と、作業をする際に、人身保護と安全保持、並に後続車にその存在を知らしめるように考案されたヘルメットに関する。ヘルメットは、頭部損傷から身を守る大切なものであり、現在、多くの国ではヘルメットの使用が義務づけられ、主要な国ではヘルメットを検査、認定する試験施設と機関を設けている。通常、ヘルメットはグラスファイバーや合成樹脂でできており、その型も、４つに分けられ、各々、その必要性を機能性から選択、使用されている。運転者の職務、業務の形態によって当然ヘルメットの着用は必要であり、特に前記の如く夜間走行時の事故発生の際は不可欠なものである。そこで本考案は夜間走行時に発生した事故処理に伴う、作業中の安全と危険防止、並に後続車へ知らしめる迅速で簡単容易に装着できるヘルメットを提供するものである。

【０００２】

【従来の技術】

前項に述べた如く、従来のヘルメットは車種或いは使用する人の業種によっての種類はあるが、夜間、走行時の事故発生した際の自身の存在を周知、確認させる装置を設けたヘルメットは全くなかったのである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は従来使用されているヘルメットに電池を電源として点滅作動する別体のコンパクトでしかも軽量で迅速容易に装着、取外し自在な表示体を設けてなるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本考案は上記したような夜間走行時において、事故発生時において、従来使用されている通常のヘルメットに自身の存在を現場での確認と、後続車への注意を喚起し、相互の安全と、危険防止を未然に役立てる点滅作用をする光の表示体を装着、取り外し自在にすることである。

【０００５】

【実施例】

本考案の実施例を図面を参照しながら説明すれば次のとおりである。運転者、同乗車の職業或いは車種によりヘルメットの種類は異なるが、図１、図２に示されたヘルメット本体Ａ、Ａ’の冠頂部１に磁性体２或いは粘着テープが鋲着、若しくは貼着されている。該、磁性体或いは粘着テープは円形をなし、径は約７糎内外である。

【０００６】次に径、約５糎、高さ約６糎の円筒形状の硬質合成樹脂よりなる透明の表示体Ｂの外底部３には前記、ヘルメットの冠頂部１に鋲着、若しくは貼着されている磁性体２、或いは粘着テープに、固定するための磁性体２或いは粘着テープが設けられ、ヘルメット冠頂部の磁性体２或いは粘着テープによって係止される。このように構成されている表示体の底部には電池（図示せず）が内蔵収納されるとともに、該、電池には光を点滅する小球の電球が取付けられ、該、表示体Ｂは事故発生と同時に迅速にヘルメット本体Ａの冠頂部１の磁性体或いは粘着テープにより取り付け、取り外しが出来るのである。事故発生時はもちろん携帯している三角板、発煙筒等は必要であるが、往々にして、その収納場所がトランクの中にいれておき、いざ使う時になって荷物を外に出して使うので緊急時に時間を要したりする等があったして自己の安全、危険防止、問題があった。

【０００７】

【考案の効果】

以上、述べた如く、本考案は従来のヘルメットに光を点滅するとともに、軽量でコンパクト、しかも取り付け、取り外しが自在な表示体を用いることによって、運転者、同乗車、作業従事者全員の身の安全と危険防止を確実に互いに成し得るという極めて実用的効果と利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の表示体を取り付けたヘルメットの全体
図である。

【図２】形状を異にするヘルメットに本考案の表示体を
取り付けた全体図である。

【符号の説明】

Ａ，Ａ’ ヘルメット本体Ｂ，Ｂ’ 表示体１ヘルメットの冠頂部２磁性体、粘着テープ３表示体Ｂの外底部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ヘルメットの冠頂部と、内部に電源を有
し、光を点滅する透明で円筒状の表示体の底部に、それ
ぞれ、磁性体、等の係止部材を設け、該、表示体は該、
係止部材を介して、ヘルメットに取り付け、取り付け自
在に装着できることを特徴とするヘルメット。