JP3039404U - 携帯用小物ケ−ス及び二輪車用収納ケ−ス - Google Patents

携帯用小物ケ−ス及び二輪車用収納ケ−ス

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JP3039404U
JP3039404U JP1997000260U JP26097U JP3039404U JP 3039404 U JP3039404 U JP 3039404U JP 1997000260 U JP1997000260 U JP 1997000260U JP 26097 U JP26097 U JP 26097U JP 3039404 U JP3039404 U JP 3039404U
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昭 阿久津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により、寿命が長く外部からの衝
撃に強い携帯用小物ケ−スを提供する。 【解決手段】 小物を収納するためのケ−ス自体2及び
小物を保護するための蓋部1を有する携帯用小物ケ−ス
10おいて、ケ−ス自体2は皮革製で、蓋部1は金属製
であって、ケ−ス自体2と蓋部1とは取り替え可能にし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ライター、煙草、本、工具等の小物を収納するための携帯用小物ケ ース及び二輪車用収納ケ−スに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯用小物ケースは、ライター、本、工具等の小物を収納するための ケース自体及び、その小物を保護するための蓋部を有している。 従来、この種の携帯用小物ケースは、ケース自体と蓋部とが一体となっており 、材質もともに皮革製のものが知られている。意匠登録番号第888509号意 匠公報には、ベルト等に装着して使用するこの種の携帯用小物ケースが記載され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した携帯用小物ケースでは、ケース自体と蓋部とが一体と なっているため、使用により、蓋部のみが、使えなくなると、ケース自体は、使 用可能であっても、携帯用小物ケース全体が使用できなくなり、破棄されていた 。そのため、1つの携帯用小物ケースの寿命が短くなるという問題点があった。
【0004】 また、蓋部が皮革製では、外部からの衝撃により、内部の小物が壊れやすいと いう問題点があった。 そこで、本考案は、上記問題点にかんがみてなされたものであり、簡易な構成 により、寿命が長く外部からの衝撃に強い携帯用小物ケースを提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の携帯用小物ケースは、小物を収納 するためのケース自体及び小物を保護するための蓋部を有する携帯用小物ケース において、前記ケース自体は皮革製で、前記蓋部は金属製であって、前記ケース 自体と蓋部とは、取替可能であることを特徴とする携帯用小物ケースを提供する 。ここで、皮革とは、牛革やなめし皮等をいう。金属とは、スチール、アルミニ ウム、シルバー等をいう。
【0006】 請求項2記載の携帯用小物ケースは、前記ケース自体と蓋部とは、一本の軸を 介して結合されている構成としてある。軸は、金属製であることが好ましい。 請求項4記載の携帯用小物ケースは、前記一本の軸の両端は、ボルト部を有し 、ナットにより固定される構成としてある。 請求項5記載の携帯用小物ケースは、前記蓋部の一部又は全部を磁石にした構 成としてある。
【0007】 請求項6記載の携帯用小物ケースは、前記ケース自体に磁石が取り付けられ、 前記蓋部とケース自体とは、磁石の作用により開閉可能にした構成としてある。 「磁石の作用により開閉可能」とは、金属製の蓋部とケース自体に取り付けられ た磁石とが磁石の吸引力により、吸着されたり、逆に、人手により、その吸引力 に逆らって、蓋部を開けたりすることが可能であることをいう。
【0008】 請求項7記載の携帯用小物ケースは、蓋部に保護布を設けた構成としてある。 「保護布」は蓋部全体にかぶせて用いるもので、柔らかい布製である。 請求項8記載の携帯用小物ケースは、蓋部にキーホルダーを取り付けた構成と してある。
【0009】 請求項9記載の携帯用小物ケースは、上述した各携帯用小物ケ−スにおいて、 ケース自体の収納前部と前記蓋部とは、面接触可能にした構成としてある。「面 接触」とは点接触に対する用語で面の主要部同士が接触することをいう。
【0010】 請求項10記載の携帯用小物ケースは、上述した各携帯用小物ケ−スにおいて 、ケース自体の収納前部が該ケース自体の下部に設けられ該ケース自体の上部と 前記蓋部とで挟まれた空間は、吹き抜けとした構成としてある。「吹き抜け」と は外気がその空間を自由に通りうることをいう。
【0011】 請求項11記載の携帯用小物ケースは、上述した各携帯用小物ケ−スにおいて 、小物をライターに限定して、携帯用ライターケースとした構成としてある。「 ライター」とは、煙草に火をつけるため等のライターをいう。
【0012】 請求項12記載の携帯用小物ケ−スは、上述した各携帯用小物ケ−スにおいて 、小物を移動式電話に限定するとともに、前記蓋部の片側又は両側に切り欠き 部を設けた構成としてある。ここで、「移動式電話」とは、携帯電話、PHS( パ−ソナル・ハンデイホン・システム)等のアンテナを介して通話を行う電話を いう。
【0013】 請求項13記載の携帯用小物ケ−スは、前記ケ−ス自体の背面にベルト通し部 を設け、ウエストバッグとした構成としてある。尚、このウエストバッグたる携 帯用小物ケ−スは、複数の小物を収納することができる。
【0014】 請求項14記載の携帯用小物ケ−スは、前記ケ−ス自体と蓋部とを締結するた めの締結手段を有し、複数の小物を収納することができる構成としてある。 請求項15記載の二輪車用収納ケ−スは、2つの請求項14記載の携帯用小物 ケ−ス同士を結合シ−トを介して結合し、二輪車専用とした構成としてある。こ こで、結合シ−トは、一対の携帯用小物ケ−スのケ−ス自体を結合するためのも のである。
【0015】 請求項16記載の携帯用小物ケ−スは、前記ケ−ス自体の背面に取付けベルト を設け、ツ−ルバッグとした構成としてある。「ツ−ルバッグ」とは、オ−トバ イ等に取り付けられ、主に工具等を収納するためのものである。
【作用】
上記構成からなる本考案の携帯用小物ケースによれば皮革製のケース自体から ボルト等を取り外す等の簡便な作業により、金属製の蓋を取り外すことができる 。
【0016】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の携帯用小物ケースの実施の形態について、図面を参照しつつ説 明する。 図1は、本考案に係る携帯用小物ケース10の分解斜視図を示す。この実施の 形態において、小物はライターである。
【0017】 本考案に係る携帯用小物ケース10は、主に、ケース自体2と蓋部1からなる 。このケース自体2は、この実施の形態においては、牛革製である。また、蓋部 1は、スチールで、金属製となっている。この蓋部1の上部及びケース自体2の 上部には、図示の如く各々、孔3,4が設けられている。これら各々の孔3,4 に、軸5が挿入され、その両端のボルト部6をナット7で締めることにより、ケ ース自体2と蓋部1とが回動可能に結合される。
【0018】 ケース自体2は、主に、収納前部21及び収納後部22からなり、収納前部2 1は、小物であるライターを収納するため、蓋部1の方向に、膨らませた構成と してある。これらの収納後部22と収納前部21とを糸により縫い付けることに より、ライターの収納空間を設けた状態で、ケース自体2を構成している。
【0019】 収納後部22の上部には、孔4が設けられている。この孔4は、収納後部22 と一体となった皮革をその背面側に折り曲げ糸で縫い付けることにより、形成さ れる。即ち、図2に示すような中央に矩形状の切り抜き部23を有する牛革を折 り曲げ、図3の携帯用小物ケースの背面図に示すように、周囲を糸で縫い付ける ことにより、収納後部22の上部の両側に孔4が各々、形成される。また同時に 、収納後部22の背面には、ベルトを通すための孔24が形成されることになる 。
【0020】 次に、蓋部1の構成について述べる。蓋部1は、スチールで、図4に示す形状 に、平板を切断した後、蓋部1の上部の中央に設けられた突出部11を順次、内 側に曲げてゆき、図1に示すような孔3を設ける。 また、図4の蓋部1の上部の点線A−Aで示す部分を中心に曲げ、アールを設 け、ケース自体2の収納前部21のための空間を確保している。尚、蓋部1の下 部の両端は、安全性確保のため、アールが設けられている。このようにして、図 1に示す蓋部1が製作される。尚、スチール製蓋部1の厚みは、約1mmである 。
【0021】 上記した蓋部1とケース自体2とを結合するために、図1に示すように、一本 のスチール製の軸5を使用する。この軸5の両端には、ナット7を取り付けるこ とができるように、ボルト部6が設けられている。この一本の軸5を蓋部1の孔 3及びケース自体2の孔4に貫通して軸5の両端をナット7で留めることにより 、本考案に係る携帯用小物ケースが出来上がる。
【0022】 図5は、このようにして作られた携帯用小物ケース10の側面図を示す。孔2 4は、収納後部22の背面に設けられたベルトを通すためのものである。図6は 、携帯用小物ケース10の開いた状態の斜視図を示す。収納前部21と収納後部 22の間の収納空間に、ライター等の小物が入れられ、蓋1が閉められる。
【0023】 図7は、本考案に係る携帯用小物ケース10の使用状態の斜視図を示す。携帯 用小物ケース10の背面に設けられた孔24にベルト50が通されて使用される 。ケース自体2の収納空間にライター等が挿入され、蓋部1が閉められ、保護さ れる。使用時には、手で、蓋部1が開けられ、ライター等の小物が取り出される 。尚、この携帯用小物ケ−スの場合、蓋部1は金属製であるため蓋の形がくずれ ることなく、その自重により略自動的に元の位置に戻る。又同様に、本実施形態 においては、蓋部1が開きにくく、ケ−ス自体と蓋部との締結手段は不要である 。
【0024】 使用により蓋部1が破損等したときは、ナット7を緩めて、軸5を取り外すこ とにより、新しい蓋部1に交換することができる。 このように、本考案に係る携帯用小物ケース10は、蓋部1が金属製で、簡易 な機構により取替可能としたので長期間に亘り使用することができるとともに、 外部からの衝撃にも強く、収納されたライター等の小物を強力に保護することが できる。
【0025】 尚、小物がライターである場合、ライター使用後の熱を、金属製の蓋部1を通 して、外部に放出しやすいという利点がある。 以上、本考案に係る携帯用小物ケースの実施の形態を説明してきたが、次に具 体的に、実施例を示す。
【0026】
【実施例】
図8は、本考案に係る携帯用小物ケースの第1実施例を示す。実施の形態と異 なる点は、蓋部1に、保護袋30をかぶせた点である。保護袋30をかぶせるこ とにより金属製の蓋部1が傷付きにくくなり、より長期間使用可能となる。 この保護袋30の構造を図10、図11を参照しつつ説明する。図10は、保 護袋30の表面図を示し、図11は、裏面図を示す。
【0027】 保護袋30は柔らかい薄い布で出来ている。携帯用小物ケース10の蓋部1の 形状よりも少し大きく、かつ類似の形状に、表面側の布32と裏面側の布33と が切断される。この表面側の布32と裏面側の布33とが図10及び図11に示 す如く、重ね合わせられ上部を除くその周縁が糸で縫い付けられることにより、 保護袋30が製作される。
【0028】 尚、表面側の布32の上部側は、さらに上方に延びており孔部31が形成され ている。また、表面側の布32の裏側上部と裏面側の布33の外側上部には各々 嵌まり合うボタンが取り付けられている。これは、孔部31に、携帯用小物ケー ス10の蓋部1の上部に設けられた孔3を含む突出部を通すことにより、保護袋 30を蓋部1にかぶせボタン34,35を留めることにより、保護袋30を蓋部 1に固定するためのものである。即ち、保護袋30の表面側の布32と裏面側の 布33の間にケースの蓋部1を嵌め込みその後表面側の布32の孔部31に、蓋 部1の上部の突出部を通し、ボタン34,35を留めることにより、保護袋30 を蓋部1に取り付けるのである。図9は、携帯用小物ケース10の蓋部1に、こ の保護袋30を取り付けた状態を示す斜視図である。
【0029】 このように、蓋部1に保護袋30を取り付けた状態の携帯用小物ケース10に おいては、外部からの衝撃によっても傷付きにくい。また、保護袋30が、汚れ て交換の必要がある場合は、携帯用小物ケース10の蓋部1をケース自体2から 取り外すことにより、蓋部1から保護袋30を容易に交換できるという利点があ る。尚、ケ−ス自体2と蓋部1とが結合されているときは、この保護袋30を取 り外すことができない。従って、使用中に保護袋30がはずれてしまうことがな く、安心して使用出来る。
【0030】 図12は、本考案に係る携帯用小物ケース10の第2の実施例を示す正面図で ある。実施の形態と比較して、金属製の蓋部1の表面に、キーホルダー40を取 り付けた点が異なる。以下、この第2実施例に係る携帯用小物ケース10を図1 2、図13及び図14を参照しつつ説明する。 図13は、第2実施例に係る携帯用小物ケース10の側面図を示し、図14は 、その使用状態における携帯用小物ケース10の斜視図を示す。
【0031】 図12及び図13に示すように、携帯用小物ケース10の蓋部1の外側にキー ホルダー40が取り付けられている。このキーホルダー40は金属製で、4つの 金属製のピン45により、携帯用小物ケース10の蓋部1に固着されている。 キーホルダー40は、上部係合ピン42及び下部係合ピン41を含んでおり、 下部係合ピン41は、キーホルダー40の基板下部46に固設されている。上部 係合ピン42は、キーホルダー40の基板上部43に回動可能に設けられ、基板 上部43の内部に組み込まれたバネにより、下部係合ピン41の先端部分に付勢 されている。尚、本実施例においては、キーホルダー40は、蓋部1に皮革44 を介して取り付けられている。
【0032】 このような構成により、第2実施例に係る携帯用小物ケース10は、キーホル ダー40に鍵等を取り付けることが可能となり、非常に便利である。さらに、こ のキーホルダー40をつまみ代わりに用いることにより蓋部1を容易に開けるこ とが可能になる効果がある。 この携帯用小物ケース10も、図14に示す如く、ベルトに装着して、使用す ることができる。
【0033】 また、キーホルダーは、その性質上、頑丈であることを要するため、金属製で あることが多いが、本考案に係る携帯用小物ケース10の蓋部1も金属製である から、金属製のキーホルダーを蓋部1に確実に取り付けることができる利点があ る。
【0034】 実施例を説明してきたが、さらなる改良例として、以下の場合がある。 実施の形態に係る携帯用小物ケース10の蓋部1の一部又は全部を磁石にする と、鉄製のものを蓋部1に吸着させて運ぶことができる。 また、実施の形態に係る携帯用小物ケース10のケース自体2の収納前部21 の蓋部1側に、磁石を取り付けることにより、磁石の作用により、金属製の蓋部 1を吸着して蓋部1を確実に閉めることができる。
【0035】 さらに次に、本考案に係る携帯用小物ケ−ス10の第3実施例について、図1 5及び図16を参照しつつ説明する。図15は、第3実施例に係る携帯用小物ケ −ス10の開いた状態を示す斜視図、図16は、その使用状態を示す斜視図であ る。 第3実施例に係る携帯用小物ケ−ス10は、小物を移動式電話に限定し、携帯 用移動式電話ケ−スとしたものである。そのため、移動式電話56のアンテナ5 7を外部に出すための切り欠き部55が蓋部1の両側に設けられている。
【0036】 従って、図16の使用状態を示す斜視図のように、本携帯用移動式電話ケ−ス 10に移動式電話56を収納して蓋部1を閉めたとき、切り欠き部55からアン テナ57を外部に出すことができるため、尚、図16は、携帯用移動式電話ケ− ス10をズボンのベルトに取り付けたものである。又、本実施例においては、切 り欠き部は蓋部の両側に設けられているが、片側にのみ設けても良い。 蓋部1は金属製であるため、その自重により略自動的に閉じられ、又逆に一旦 小物(移動式電話)を収納すると開きにくく極めて便利である。
【0037】 次に、本考案に係る携帯用小物ケース10の第4実施例について図17及び図 18を参照しつつ説明する。図17は、第4実施例に係る携帯用小物ケ−ス10 の背面図、図18は、その使用状態を示す斜視図である。
【0038】 第4実施例に係る携帯用小物ケ−ス10は、図17に示すように、その背面上 部にベルト通し部58を設けるとともに、ケ−ス自体2の容積を大きくして、複 数の小物を収納できるようにしたウエストバッグとしたものである。 従って、図18に示すように、上記ベルト通し部58にズボン等のベルトを通 すことにより、複数の小物を収納できるウエストバッグとして用いられる。
【0039】 次に、本考案に係る携帯用小物ケ−ス10の第5実施例について、図19を参 照しつつ説明する。図19は、第5実施例に係る携帯用小物ケ−ス10の開いた 状態を示す斜視図である。 第5実施例に係る携帯用小物ケ−ス10は、蓋部1とケ−ス自体2とを締結す るための締結手段を設けるとともに、ケ−ス自体2等の容積を大きくして複数の 小物を収納できるようにしたものである。
【0040】 図19に示すように、締結手段は蓋部1に設けられた蓋側締結手段62とケ− ス自体2に設けられたケ−ス自体側締結手段60からなる。この締結手段60、 62により、蓋部1とケ−ス自体2とを確実に締結した状態で持ち運びすること ができる。
【0041】 図20及び図21は、この第5実施例に係る携帯用小物ケ−ス10の応用例を 示すもので、図20は、ショルダ−バッグと手提げかばんに応用して携帯用小物 ケ−ス10の斜視図を示し、図21は、リュックサックと手提げかばんに応用し た場合の斜視図を示すものである。このように、手提げかばん、ショルダ−バッ グ、リュックサックのスリ−ウエイ方式の小物ケ−スに応用することができる。
【0042】 次に、第6実施例として、本考案に係る二輪車用収納ケ−ス70について、図 22を参照しつつ説明する。図22は、本考案に係る二輪車用収納ケ−ス70を 二輪車の後輪カバ−80の上に載せた状態を示す斜視図である。
【0043】 この二輪車用収納ケ−ス70は、上述した携帯用小物ケ−ス10のケ−ス自体 2を結合シ−ト72を介して結合して、二輪車用収納ケ−スとしたものである。 従って、オ−トバイ等の二輪車の後輪カバ−80の上に載せて固定することによ り、この二輪車用収納ケ−ス70を二輪車にセットすることができる。 尚、図22中、74はオ−トバイの座席シ−ト、76は背もたれ部、78はこ れら両者を連結する金属パイプである。
【0044】 次に、本考案に係る携帯用小物ケ−スの第7実施例について、図23を参照し つつ、説明する。図23は、本考案の第7実施例に係る携帯用小物ケ−ス10の 使用状態を示す斜視図である。
【0045】 第7実施例に係る携帯用小物ケ−ス10は、ケ−ス自体2の背面に取付けベル ト82を設け、ツ−ルバッグとしたものである。従って、図23に示されるよう に、オ−トバイの座席部74と背もたれ部76とを連結する金属パイプ78に取 付けベルト82により取り付けることにより、オ−トバイ用のツ−ルバッグとし て用いることができる。尚、この第7実施例に係る携帯用小物ケ−ス10(ツ− ルバッグ)の取り付け場所はオ−トバイ以外でもよい。
【0046】 尚、実施の形態、第1実施例及び第2実施例に係る携帯用小物ケース10は、 蓋部1の基本的形態により、特に、以下の効果を生じる。 図5及び図13に示すように蓋部1の閉じた状態において、携帯用小物ケース 10のケース自体の収納前部21と蓋部1とが、面接触する。即ち、蓋部1を閉 じたとき、蓋部1の内側平面部と、ケース自体の収納前部21の外側平面部とが 平行になり、各々の平面部の略全てが接触することにより、閉じた状態を保ちや すい利点がある。
【0047】 また、特に、第1及び第2実施例において、ケース自体2の収納前部21は、 収納後部22の略半分から約3分の2の高さを有するため、携帯用小物ケース1 0の上部が、側面から外気が出入りすることにより、吹き抜けの状態となる。従 って、風通しが良く、例えば、小物であるライターをケースの中に入れた場合熱 が逃げやすくなるという利点がある。
【0048】 また、上述した実施例のなかで、特にライタ−ケ−ス等においては、携帯用小 物ケース10の金属製の蓋部1は、軸5の部分から、アールを持たせつつ略90 °に曲げられ、ケース自体2の収納前部21に接触するように作られている。従 って、ケース自体2の上側に、広いスペースをとることができる利点がある。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案に係る携帯用小物ケース及び二輪車用収納ケ−ス は、簡易な構成により、寿命が長く外部からの衝撃に強いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る携帯用小物ケースを
示す分解斜視図である。
【図2】本携帯用小物ケースのケース自体の分解平面図
である。
【図3】本携帯用小物ケースを示す背面図である。
【図4】本携帯用小物ケースの蓋部を示す分解平面図で
ある。
【図5】本携帯用小物ケースを示す側面図である。
【図6】本携帯用小物ケースの蓋部を開けた状態を示す
斜視図である。
【図7】本携帯用小物ケースの使用状態を示す斜視図で
ある。
【図8】本携帯用小物ケースの保護袋を装着した状態を
示す斜視図である。
【図9】本携帯用小物ケースにおいて、保護袋に挿入中
の状態を示す斜視図である。
【図10】本携帯用小物ケースに使用される保護袋を示
す表面図である。
【図11】本携帯用小物ケースに使用される保護袋を示
す裏面図である。
【図12】本携帯用小物ケースの第2実施例を示す平面
図である。
【図13】本携帯用小物ケースの第2実施例を示す側面
図である。
【図14】本携帯用小物ケースの第2実施例の使用状態
を示す斜視図である。
【図15】本携帯用小物ケ−スの第3実施例を示す斜視
図である。
【図16】本携帯用小物ケ−スの第3実施例の使用状態
を示す斜視図である。
【図17】本携帯用小物ケ−スの第4実施例を示す背面
図である。
【図18】本携帯用小物ケ−スの第4実施例の使用状態
を示す斜視図である。
【図19】本携帯用小物ケ−スの第5実施例を示す斜視
図である。
【図20】本携帯用小物ケ−スの第5実施例のショルダ
−バッグとしての応用例を示す斜視図である。
【図21】本携帯用小物ケ−スの第5実施例のリュック
サックとしての応用例を示す斜視図である。
【図22】本携帯用小物ケ−スの第6実施例としての二
輪車用収納ケ−スの使用状態を示す斜視図である。
【図23】本携帯用小物ケ−スの第7実施例の使用状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 蓋部 2 ケース自体 3 孔 4 孔 5 軸 6 ボルト部 7 ナット 10 携帯用小物ケース 21 収納前部 22 収納後部 30 保護袋 40 キ−ホルダ− 55 切り欠き部 58 ベルト通し部 60 締結手段 62 締結手段 70 二輪車用収納ケ−ス 72 結合シ−ト 82 取付けベルト

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小物を収納するためのケース自体及び小
    物を保護するための蓋部を有する携帯用小物ケースにお
    いて、前記ケース自体は皮革製で、前記蓋部は金属製で
    あって、前記ケース自体と蓋部とは、取替可能であるこ
    とを特徴とする携帯用小物ケース。
  2. 【請求項2】 前記ケース自体と蓋部とは、一本の軸を
    介して結合されていることを特徴とする請求項1記載の
    携帯用小物ケース。
  3. 【請求項3】 前記一本の軸は金属製であることを特徴
    とする請求項2記載の携帯用小物ケ−ス。
  4. 【請求項4】 前記一本の軸の両端は、ボルト部を有
    し、ナットにより固定されることを特徴とする請求項2
    又は3記載の携帯用小物ケース。
  5. 【請求項5】 前記蓋部は、その一部又は全部が磁石で
    あることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の携
    帯用小物ケース。
  6. 【請求項6】 前記ケース自体に磁石が取り付けられ、
    前記蓋部とケース自体とは、磁石の作用により開閉可能
    となっていることを特徴とする請求項1,2,3,4又
    は5記載の携帯用小物ケース。
  7. 【請求項7】 前記蓋部に該蓋部を保護するための保護
    布が設けられていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5又は6記載の携帯用小物ケ−ス。
  8. 【請求項8】 前記蓋部にキーホルダーが取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は
    6記載の携帯用小物ケース。
  9. 【請求項9】 前記ケース自体の収納前部と前記蓋部と
    は、面接触可能になっていることを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6又は7記載の携帯用小物ケー
    ス。
  10. 【請求項10】 前記ケース自体の収納前部が、該ケー
    ス自体の下部に設けられ該ケース自体の上部と前記蓋部
    とで挟まれた空間は、吹き抜けになっていることを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記
    載の携帯用小物ケース。
  11. 【請求項11】 小物はライターで携帯用ライタ−ケ−
    スとしたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
    6,7,8,9又は10記載の携帯用小物ケース。
  12. 【請求項12】 小物は移動式電話で、該移動式電話の
    アンテナを外部に出すために前記蓋部の片側又は両側に
    切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8,9又は10記載の携帯用小物
    ケース。
  13. 【請求項13】 前記ケ−ス自体の背面にベルト通し部
    を設け、ウエストバッグとしたことを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の携帯用小
    物ケース。
  14. 【請求項14】 前記ケ−ス自体と蓋部とを締結させる
    ための締結手段を有し、複数の小物を収納することがで
    きることを特徴とする請求項1,2,3,4,7,8又
    は9記載の携帯用小物ケース。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の携帯用小物ケ−ス同
    士を結合シ−トを介して結合し、二輪車専用の小物ケ−
    スとしたことを特徴とする二輪車用収納ケ−ス。
  16. 【請求項16】 前記ケ−ス自体の背面に取付けベルト
    を設け、ツ−ルバッグとしたことを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の携帯用小
    物ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013150665A1 (ja) * 2012-04-04 2015-12-17 潤一 内田 電子機器収納ケース

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