JP3039374U - 食品貯蔵皿 - Google Patents

食品貯蔵皿

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JP3039374U
JP3039374U JP1997000033U JP3397U JP3039374U JP 3039374 U JP3039374 U JP 3039374U JP 1997000033 U JP1997000033 U JP 1997000033U JP 3397 U JP3397 U JP 3397U JP 3039374 U JP3039374 U JP 3039374U
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JP1997000033U
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孟萩 游
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謝 文昌
廖 樹城
孟萩 游
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食物を盛る表面がよい低温効果をもつ食品貯
蔵皿を提供する。 【解決手段】 本考案の食品貯蔵皿は、ベース10及び
カバー20をもち、両者の組み立てにより、冷凍液23
を充填する密閉された中空部13が形成される。カバー
20は熱伝導の良い金属で製作され、その上方表面が食
物を盛る皿面21になり、その下方表面は熱伝導の良い
材質で製作される複数の伝導ユニット30と接触する。
伝導ユニット30は均一に分布してカバー20の下方表
面から下へ延ばされ、ベース10の上方の予定距離まで
近づく。上記の構成により、中空部13の中に充填され
た冷凍液23の温度が伝導ユニット30を経由して、確
かにカバー20まで伝導され、低温で食品の鮮度を保つ
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は食物の鮮度を保つ容器に関するものであり、詳しく言えば、食品の 鮮度を保ために冷凍液を含む、食品貯蔵皿の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
さしみ、野菜サラダまたは果物は、食卓で食べる前に味が抜けることや、軟化 、腐乱などを避けるために、低温に保存しなければならない。そういうわけだか ら、低温保存の必要な食物には、皿の周囲に氷を置くことがある。しかし、ある 程度時間が経った後で、氷が溶けて水になり、水が食物の中ににじみやすいので 、味が抜ける。
【0003】 従って、業者によって食物の鮮度を保つ容器が開発されている。図1に示すよ うに、従来の容器はプラスチックで一体成型されて、中空の凹形殻体1を形成す る。殻体が密閉状になっていて、充填された冷凍液2を予め冷却することにより 、低温効果で食物の鮮度を保つ。 図2に示すように、従来のもう1つの鮮度を保つ容器には、台湾特許第208 197号のものがある。主に、皿3の底に、プレート4を直接に取り付ける。そ の下に、食品の鮮度を保つために、冷凍液を注入した密閉の貯液体5を配置する 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
残念ながら、前述した鮮度を保つ容器の冷凍効果が良くなくて、保存の時間も 長くない。その原因は主に、冷凍液が低温で冷熱膨張収縮の物理現象をもたらす ためである。簡単な冷凍液を含む貯蔵皿を例として説明してみよう。図3に示す のは矩形密閉の皿6であり、その中に冷凍液7を充填されている。冷熱膨張収縮 の物理現象を考えた設計として、常温で充填する場合に飽和していてはいけない 。そうしないと、冷蔵庫で冷却したときに貯蔵皿が膨張で破損し、または長い時 間の使用で膨張収縮によって裂け目が生じる。ひどいのになると、冷凍液が食物 と混ぜられ、害毒になる。
【0005】 また、冷蔵庫から取り出したばかりの貯蔵皿では、食物が直接に貯蔵皿の上表 面6Aと接触するので、冷凍効果がいいが、常温で、ある時間が経つと、冷凍液 の収縮によって液体の表面が貯蔵皿の上表面6Aと接触しないで、周辺の壁6B の伝導だけを利用するので、冷凍効果が悪くなっていた。 したがって、本考案の主な目的は、上記欠点を改良し、食物を盛る表面がよい 低温効果をもつ、食品の鮮度を保つための冷凍液を含む食品貯蔵皿を提供するこ とにある。
【0006】 本考案のもう1つの目的は、食物を盛る表面が長い時間の低温効果を具有する 食品貯蔵皿を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は食品の鮮度を保つための、冷凍液を含む食品貯蔵皿の構造に関するも のであり、ベース及びカバーをもつ。ベースとカバーとの組み立てにより、冷凍 液を充填する密閉式の中空部が形成される。一方、カバーは熱伝導の良い金属で 製作され、その上方表面は熱伝導の良い材質で製作される複数の伝導ユニットと 接触する。伝導ユニットは均一に分布して、カバーの下方表面から下へ延ばされ 、ベースの上方の予定距離まで近づく。
【0008】 そうすると、中空部の中に充填された冷凍液の温度が伝導ユニットを経由して 、確かにカバーまで伝導され、低温でよい鮮度を保つ効果に役立つことを特徴と する食品貯蔵皿になる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の食品の鮮度を保つための食品貯蔵皿の第1実施例の構造を図4、図5 に示す。ベース10及びカバー20、複数の伝導ユニット30などの要素からな る。
【0010】 ベース10は断熱材または熱の伝導が遅い材質で製造され、底面11を具有し 、周辺から一体化されて上へ向かって延ばされて、壁面12になる。底面11と 壁面12との間に、下へ凹んだ中空部13が形成される。壁面12の上方には、 対称に複数のねじ穴121を配置する。その内側には、環状の凹溝122が加工 され、パッキング14を入れる。
【0011】 カバー20は熱伝導の良い金属で製作され、平坦な皿面21をもち、周縁に沿 って対称に、前述したねじ穴121に対応した貫通孔211が複数個設けられる 。 複数のボルト22は貫通孔211を通過し、ねじ穴121にねじ込まれると、 カバー20とベース10を緊密に締めつける。さらに、パッキング14により、 中空部13が密閉された貯蔵スペースになる。適量の冷凍液23を注入する場合 に、常温で冷凍液23の液面から、カバー20の底まで、適当な距離を保持しな ければならない。
【0012】 伝導ユニット30は熱伝導の良い金属材質で製作され、それぞれカバー20の 予定の所から、一体化成型されて、下へ向かって長い柱状に延ばされる。それぞ れの伝導ユニット30は対称均一にカバー10の底に分布し、その末端がベース 10の底まで突き出され、または小さなギャップを保持する。 以上述べたパーツにより組み立てられる食品貯蔵皿を使用する場合には、まず 冷蔵庫に入れて中空部の冷凍液23が冷却の現象によって飽和の状態になる。
【0013】 冷蔵庫から取り出して、食物を上に置き、鮮度を保つ場合に、底面11と壁面 12が断熱材または熱の伝導がより遅い材質で製作されるので、周辺環境の高温 と両者11、12との熱伝導があまり明らかではない。そのとき熱の伝導のよい カバー10の皿面を経由して、直接に冷凍液23の低温を食物へ伝送して行く。 故に、盛る食物を低温に保存できるようになる。常温で、ある時間を経ると冷凍 液23の温度がだんだん上昇して液体のレベルが低降する。すると、カバー20 の底に冷凍液23が接触しないが、冷凍液23の底部がまた極めて低い温度の状 態になっているので、伝導ユニット30の末端からカバー10まで伝導すること ができる。カバー20も適当な低温状態を維持する。
【0014】 要するに、上述の伝導ユニット30の設計および底面11、壁面12の熱隔絶 構造により、低温の保存効果がよいばかりでなく、保存の時間も長いといえる。 考案者が絶えず実験した結果、皿面の温度が−4℃で30分〜1時間維持するこ とができた。 図6、7は、本考案の第2実施例を示す図であり、第1実施例に較べると、違 いは伝導ユニット30がカバーと分離した波浪状板であり、その上、下がそれぞ れカバー20の底及びベース10の上面11と接触するので、ベース10の上面 から、底層の冷凍液でもカバー20までの伝導効果を発揮できる。
【0015】 図8は、本考案の第3実施例を示す図であり、第1実施例に比較すると異なる のはカバー10の上方に温度の制御フィルム40を敷くことである。それは熱伝 導係数が小さいフィルムで、カバー20の上方において、食物を盛る表面になる 。熱伝導係数が小さいので、その表面の温度が低すぎることがなくて、鮮度を保 つ時間がより長くなる。いいかえると、ユーザーのニーズ、食物の種別、個人の 愛好などの要因によって、制御フィルムが必要かどうかを決める。
【0016】 図9は、本考案の第4実施例を示す図であり、第1実施例に較べると、差異は カバー20の周縁から、さらに上へ向かって、環状のフランジ24を延ばし、中 央に食物を盛るスペース25を形成することである。 図10は、本考案の第5実施例を示す図であり、第1実施例と比較すると相違 はカバー20が対称の階段状の皿面で、中央の底が食物を盛るスペース26にな ることである。なお図11、12は本考案の第1実施例を碗状態または皿状態に し、応用する状態を示す図である。
【0017】 上述の内容によって、本考案は以下の利点がある。 1.本考案の食品貯蔵皿は伝導ユニット30とカバー20との連結設計及び良 い熱伝導の設計によって、冷凍液の底層でも低温を有効的に、盛った食物の上方 まで伝送し立派な低温効果に役立つ。 2.本考案の食品貯蔵皿は温度制御フィルムをカバー20の上方に敷くかどう かということで、食物を盛る表面の温度を制御することができる。
【0018】 3.本考案の食品貯蔵皿は底面11と壁面12との熱の隔絶設計を利用して、 冷凍液が常温でも長い時間の低温保存作用を遂げる。 以上の内容をまとめると、本考案では食物の鮮度を保つために冷凍液の貯蔵皿 の構造が簡易かつ合理的な設計で、経済性、実用性を提供し、確かに新規性をも つ外、実験の結果より予期の効果を達したことが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の食品の鮮度を保つ容器の断面図である。
【図2】従来のもう1つの食品の鮮度を保つ容器の断面
図である。
【図3】従来の冷凍貯蔵皿の構造である。
【図4】本考案の第1実施例の立体分解図である。
【図5】図4の組み立てた状態の断面図である。
【図6】本考案の第2実施例の立体分解図である。
【図7】図6の組み立てた状態の断面図である。
【図8】本考案の第3実施例の組み立てた状態の断面図
である。
【図9】本考案の第4実施例の組み立てた状態の断面図
である。
【図10】本考案の第5実施例の組み立てた状態の断面
図である。
【図11】本考案の第1実施例を碗状に応用する状態の
説明図である。
【図12】本考案の第1実施例を皿状態に応用する状態
の説明図である。
【符号の説明】
10 ベース 11 底面 12 壁面 121 ねじ穴 122 凹溝 13 中空部 14 パッキング 20 カバー 21 皿面 211 貫通孔 22 ボルト 23 冷凍液 24 フランジ 25 スペース 26 スペース 30 伝導ユニット 40 制御フィルム

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品の鮮度を保つための冷凍液を含む貯
    蔵皿において、 ベース及びカバーをもち、両者の組み立てにより冷凍液
    を充填する密閉式の中空部が形成され、 前記カバーは熱伝導の良い金属で製作され、その上方表
    面が食物を盛る面になり、その下方表面は熱伝導の良い
    材質で製作される複数の伝導ユニットと接触して、伝導
    ユニットは均一に分布してカバーの下方表面から下へ延
    ばされ、ベースの上方の予定距離まで近づき、 そうすると、中空部の中に充填された冷凍液の温度が伝
    導ユニットを経由して、確かにカバーまで伝導され、低
    温で食品の鮮度を保つことを特徴とする食品貯蔵皿。
  2. 【請求項2】 前記各伝導ユニットはそれぞれカバーの
    予定の所から一体化成型されて下へ向かって長い柱状に
    延ばされることを特徴とする請求項1記載の食品貯蔵
    皿。
  3. 【請求項3】 前記伝導ユニットはカバーと独立してい
    て波浪状になっていて、伝導ユニットの上、下はそれぞ
    れカバー及びベースと接触することを特徴とする請求項
    1記載の食品貯蔵皿。
  4. 【請求項4】 前記カバーの上方に、カバーよりも熱伝
    導係数が小さい温度制御フィルムを敷いていることを特
    徴とする請求項1記載の食品貯蔵皿。
  5. 【請求項5】 前記ベースは底面をもち、周辺に沿って
    壁面になり、また底面と壁面は断熱材または熱伝導がよ
    り遅い材質で製作されることを特徴とする請求項1記載
    の食品貯蔵皿。
  6. 【請求項6】 前記カバーの上方は平坦な皿面になるこ
    とを特徴とする請求項1記載の食品貯蔵皿。
  7. 【請求項7】 前記カバーの周辺からさらに延ばして、
    環状のフランジを形成することを特徴とする請求項1記
    載の食品貯蔵皿。
  8. 【請求項8】 前記カバーは対称の階段状の皿面になっ
    ていて、その中央の底は食物を盛るスペースになること
    を特徴とする請求項1記載の食品貯蔵皿。
  9. 【請求項9】 前記各伝導ユニットの末端はベースの底
    面に接触することを特徴とする請求項2記載の食品貯蔵
    皿。
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