JP3039207U - マッチ - Google Patents

マッチ

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JP3039207U
JP3039207U JP1996013106U JP1310696U JP3039207U JP 3039207 U JP3039207 U JP 3039207U JP 1996013106 U JP1996013106 U JP 1996013106U JP 1310696 U JP1310696 U JP 1310696U JP 3039207 U JP3039207 U JP 3039207U
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JP
Japan
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match
fragrance
shaft portion
paper
shaft
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Application number
JP1996013106U
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English (en)
Inventor
弘 田中
Original Assignee
ブレーントラスト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に好ましい香りを放つことができ、使
用者に好印象を与えるマッチを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 紙製の軸部2 の端部に頭薬3 が塗着され
たマッチ本体1 からなるマッチにおいて、前記マッチ本
体1 の可燃部分に香料が含まれていることを解決手段と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使用時に香りが漂う、マッチの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マッチは通常の商品として販売、使用されたり、或いは宣伝広告用とし て配付されることもある。
【0003】 一般的に広く使用されているマッチとしては、木材や紙等からなる棒状の軸部 と、該軸部の先端に発火剤としての頭薬が塗着されたものがあり、これらのマッ チは通常箱体に収納されたり、或いは折り畳まれた紙製シート等からなる外装体 に複数本のマッチが連続した連続体が収納されて、使用時には該連続体から一本 ずつマッチ本体を切り離して使用する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
これらのマッチは、外装体や箱体に任意のデザインや文字を施すことはできる が、使用時には各マッチを一本ずつ取り出して使用する。
【0005】 そのため、特に、宣伝広告用に配付されるマッチ等の場合には、外装体から取 り出した後には、なんら他のマッチと異なることがなく印象的でなかった。 このような外装体から取り出した後にも他のマッチと異なる好ましい印象を使 用者に与えることが望まれていた。
【0006】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、使用時に好ま しい香りを放つことができ、使用者に好印象を与えるマッチを提供することを課 題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案は、このような課題を解決せんとしてなされたもので、その解決手段と しては、紙製の軸部2 の端部に頭薬3 が塗着されたマッチ本体1 からなるマッチ において、前記マッチ本体1 の可燃部分に香料が含まれていることにある。
【0008】 さらに別の手段としては、前記軸部2 が水溶性の高い材質から形成されている ことにある。
【0009】 また別の解決手段としては、前記軸部2 が、下端部において隣接する他の軸部 2 と連結されて複数のマッチ本体1 が連結されていることにある。
【0010】 本考案は上述のように、マッチ本体1 の可燃部に香料が含まれているため、マ ッチを擦って着火した時に香料を含むマッチ本体1 の可燃部分が燃焼すると同時 に該部分に含まれる香料が香りを放つ。
【0011】 尚、この場合の紙製とは通常の和紙や洋紙等の他に、合成紙や紙に合成樹脂が ラミネートされたものや、その他これらの材質を積層した積層紙も含む概念であ る。
【0012】 さらに、マッチ本体1 の軸部2 が紙製であるため、香料を塗布したり含浸させ ることが容易にでき、且つ製造コストを低廉に押さえることができる。 また、マッチ本体1 の軸部2 が水溶性の材質からなる場合には廃棄処分が容易 であり、万が一、道端等に不用意に廃棄されたとしても、水溶性であるため軸部 3 がゴミとして環境を汚染することが少ない。
【0013】 さらに、前記軸部2 が、下端部において隣接する他の軸部2 と連結されて複数 のマッチ本体1 が連結されている場合には、一枚のシート体から軸部2 を形成す ることも容易にでき、香料の含浸作業等が簡単に行える。
【0014】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態について図面に従って説明する。 図1に示す1は、軸部2と、該軸部2の上端部に塗着された頭薬3とからなる マッチ本体で、複数のマッチ本体1が軸部2の下端2aにおいて連結されたマッチ 連続体10として形成されている。
【0015】 該マッチ連続体10は適当な大きさに切断された紙製シートに、下端2aを残して 複数本の切り込みが設けられることによって複数の各マッチ本体1の軸部2が形 成されている。
【0016】 また、各マッチ本体1には、図2に示すように該軸部2の頭薬3が塗着された 上部側から1/3程度の可燃部分Aに任意の香料が含浸或いは塗着又は塗布され ている。 該軸部2にこの香料を含浸等をさせるには、頭薬3の塗着前あるいは塗着後に 軸部用の紙製シートの一端側の端から1/3程度まで香料液の中に漬け又は塗着 、塗布して乾燥させて上記のようなマッチ連続体10として形成する。
【0017】 この香料の種類は、好みの香りの香料を適宜選択して使用できるが、但し燃焼 させた時に芳香を放ち、且つ着火を阻害したり、或いは危険、有害でないものを 使用することが必要である。
【0018】 4はマッチ本体1が収納される紙製シート体からなる外装体で、該外装体4の 一方端部4aは内面側に折り畳まれており、該折り畳まれた一端部4aに、前記マッ チ連続体10の下端部が挟持されて接着或いはその他の取付け手段によって取り付 けられている。
【0019】 さらに、外装体4の他端部側4bは折り曲げ部6a,6a を介してマッチ本体1の上 面を被覆するように折り曲げられる。
【0020】 5は該外装体4の折り曲げられた一端側に設けられた側薬塗布部で、前記頭薬 3を該側薬部5と摩擦させることのみによって頭薬3は発火する。 また、該外装体4の内外表面には任意の文字やデザインが印刷等によって設け られている。
【0021】 このような構成からなるマッチ11を使用する場合について説明する。 まず、マッチ連続体10のうちの一本のマッチ本体1を、隣接するマッチ本体1 と接続している軸部2の下端2aにおいて切り離す。
【0022】 そして、該マッチ本体1の頭薬3を外装体4に設けられた側薬塗布部5に摩擦 させて着火する。
【0023】 すると、頭薬3の部分とともに軸部2の上部の可燃部分Aにも着火して燃焼す るが、この時可燃部分Aに含浸又は塗着されている香料も燃焼し、高い香りを放 つ。
【0024】 従って、使用者や周囲の人に好印象を与えることができる。特に、煙草を吸う 際にこのようなマッチを使用した場合には、煙草の匂いを芳香で緩和したり、或 いはトイレ内で用便後にマッチを使用することで臭気を除去できるという効果が ある。
【0025】 さらに、このようなマッチを宣伝広告等のために配付するマッチに使用した場 合には、外装体4に施された文字やデザインの他に、香りによって配付された者 に好ましい印象を与えることができるため、宣伝広告効果を向上させることがで きる。 特に、紙製のマッチは軽く携帯に便利であると同時に、安価且つ簡易に大量製 造可能であるため、このような宣伝広告用に使用するのに適している他、簡便な 芳香剤として利用価値が高い。
【0026】 また、上記のように軸部2は水溶性の紙製シートから形成されているため、例 えば万が一道端等に不用意に捨てられた場合にも、雨水等によって軸部2が自然 に溶解するため、環境を汚染しにくい。 該水溶性の材質としては、通常の水溶性の紙や、水によって分解可能な合成樹 脂からなる合成紙或いはこれらの材質の積層体やラミネートシート等の中から適 宜選択して使用することができる。
【0027】 尚、上記実施の形態では香料を軸部2の上部側約1/3程度の位置に含浸等さ せたが、香料を含ませる箇所は軸部1全体であってもよく或いは頭薬2中に混合 してもよい。 要は、マッチを着火させた時に燃焼によって芳香するような位置に香料が含ま れていればよい。
【0028】 さらに、上記実施の形態ではこのようなマッチ本体1に香料を含ませるために 紙製の軸部2に香料を含浸させたが、軸部2に香料を含ませる方法としては、軸 部1表面に液体の香料を塗布してもよく、或いは予め軸部用の紙に粒状や粉末の 香料をすきこんでもよく、香料を軸部2に含ませる手段はとくに限定されるもの ではない。
【0029】 また、上記実施の形態では、水溶性の紙から軸部2を形成したが、水溶性の紙 から形成されることは条件ではない。 水溶性の紙から軸部2を形成した場合には、廃棄処分が容易であり、万が一ポ イ捨てされた場合にも環境を汚すおそれが低い。
【0030】 また、上記実施の形態では連続した複数のマッチ本体1からなるマッチ連続体 10を形成したが、このような連続体10を形成することは条件ではなく、一本ずつ バラバラの状態のマッチ本体を箱体の容器に収納してもよい。
【0031】
【考案の効果】
叙上のように、本考案のマッチは着火した時に芳香を放ち、使用者や周囲の人 に好印象を与えることができる。 また、喫煙時に使用する場合等には煙草の匂い等を緩和したり、或いは使用後 のトイレにおいてマッチを擦って芳香によって不快な臭気を除去することができ 、周囲の人への影響を少なくすることができる。 さらに、宣伝広告用等のマッチとして使用した場合には、使用者に好ましい印 象を与えることができ、より宣伝効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマッチの一実施の形態例を示す正面
図。
【図2】マッチ本体の一実施の形態例を示す正面図。
【符号の説明】
1 マッチ本体 2 軸部 3 頭薬

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製の軸部(2) の端部に頭薬(3) が塗着
    されたマッチ本体(1)からなるマッチにおいて、前記マ
    ッチ本体(1) の可燃部分に香料が含まれていることを特
    徴とするマッチ。
  2. 【請求項2】 前記軸部(2) が水溶性の高い材質から形
    成されている請求項1に記載のマッチ。
  3. 【請求項3】 前記軸部(2) が、下端部において隣接す
    る他の軸部(2) と連結されて複数のマッチ本体(1)が連
    結されている請求項1又は請求項2のいずれかに記載の
    マッチ。
JP1996013106U 1996-12-25 1996-12-25 マッチ Expired - Lifetime JP3039207U (ja)

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