JP3038919B2 - 受信機におけるチャネル品質推定方法および装置 - Google Patents
受信機におけるチャネル品質推定方法および装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/20—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
- H04L1/208—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector involving signal re-encoding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/10—Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
- H04B1/1027—Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal
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- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/20—Monitoring; Testing of receivers
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、一般に受信機に関し、より詳細には、受信
機におるチャネル品質を推定し、ディジタル変調方式を
検出する方法に関する。
機におるチャネル品質を推定し、ディジタル変調方式を
検出する方法に関する。
背景技術 無線電話システムで受信チャネルの品質を推定するこ
とは有益である。無線電話システムは一般に、多数の無
線電話機にサービスを提供することのできる多数の固定
局トランシーバを含んでいる。無線電話機が受信チャネ
ルの品質を推定することができれば、無線電話システム
は最も適切な固定局トランシーバを選択することができ
る。
とは有益である。無線電話システムは一般に、多数の無
線電話機にサービスを提供することのできる多数の固定
局トランシーバを含んでいる。無線電話機が受信チャネ
ルの品質を推定することができれば、無線電話システム
は最も適切な固定局トランシーバを選択することができ
る。
従来、受信チャネルの品質を推定する数通りの方法が
存在する。一般に、チャネル品質の推定は、ビット誤り
率(BER)の推定を含む。時分割多元接続(TDMA)無線
電話システムは、時間をスーパフレーム,フレームおよ
びタイムスロットに分割する。こういったシステムの仕
様においては、各スーパフレームに対するチャネル品質
推定(CQE)が要求されている。各スーパフレームは観
察区間と呼ばれる。無線電話機は、4つの可能な性能カ
テゴリの中の1つを識別しなければならず、各カテゴリ
は、第2図の表200に示すように、指定範囲のチャネルB
ERに対応する。さらに仕様では、無線電話機が、40Hzフ
ラット・レイリー・フェージング時に標準BERで正確な
性能カテゴリを識別することを要求している。
存在する。一般に、チャネル品質の推定は、ビット誤り
率(BER)の推定を含む。時分割多元接続(TDMA)無線
電話システムは、時間をスーパフレーム,フレームおよ
びタイムスロットに分割する。こういったシステムの仕
様においては、各スーパフレームに対するチャネル品質
推定(CQE)が要求されている。各スーパフレームは観
察区間と呼ばれる。無線電話機は、4つの可能な性能カ
テゴリの中の1つを識別しなければならず、各カテゴリ
は、第2図の表200に示すように、指定範囲のチャネルB
ERに対応する。さらに仕様では、無線電話機が、40Hzフ
ラット・レイリー・フェージング時に標準BERで正確な
性能カテゴリを識別することを要求している。
各スーパフレームにCQEを必要とする上述のTDMAシス
テムにおけるCQE観察区間内のビット数は制限されてい
るので、従来のチャネル品質推定技術の精度は不十分で
ある。所望の信頼水準の推定BERを出すために観察すべ
き適切なビット数を決定することに関しては、“Techni
ques for Estimating the Bit Error Rate in the Simu
lation of Digital Communications",IEEE Journal on
Selected Areas in Communications,VOL.SAC−2,No.1,J
anuary1984を参照することができる。
テムにおけるCQE観察区間内のビット数は制限されてい
るので、従来のチャネル品質推定技術の精度は不十分で
ある。所望の信頼水準の推定BERを出すために観察すべ
き適切なビット数を決定することに関しては、“Techni
ques for Estimating the Bit Error Rate in the Simu
lation of Digital Communications",IEEE Journal on
Selected Areas in Communications,VOL.SAC−2,No.1,J
anuary1984を参照することができる。
このシステムのスーパフレームは、36個のフレームを
含む。1フレームは各無線電話機に割り当てられる140
個のシンボルを含む。したがって、無線電話機は各スー
パフレームで5040個のシンボルを受信する。各シンボル
は2ビットを含む。2種類の従来のCQE技術として、
(1)フレームの既知の部分(例えば同期ワード、プリ
アンブル等)でビット誤りを計数する方法,および
(2)復号されたデータビットを再符号化して得られる
ビットストリームを、受信したチャネルビットと比較す
る方法がある。この2番目の技術は、順方向誤り修正
(FFC)ビットでしか動作しない。これらの技術は両方
とも、スーパフレームで観察されるビット誤り数が所望
の精度を達成するには不充分であるために、この特定の
システムには適さない。
含む。1フレームは各無線電話機に割り当てられる140
個のシンボルを含む。したがって、無線電話機は各スー
パフレームで5040個のシンボルを受信する。各シンボル
は2ビットを含む。2種類の従来のCQE技術として、
(1)フレームの既知の部分(例えば同期ワード、プリ
アンブル等)でビット誤りを計数する方法,および
(2)復号されたデータビットを再符号化して得られる
ビットストリームを、受信したチャネルビットと比較す
る方法がある。この2番目の技術は、順方向誤り修正
(FFC)ビットでしか動作しない。これらの技術は両方
とも、スーパフレームで観察されるビット誤り数が所望
の精度を達成するには不充分であるために、この特定の
システムには適さない。
CQEの精度は、復調器の出力で得られるソフトエラー
情報を用いて改善することができる。フェーズエラー情
報は、ある特定の種類のソフトエラー情報である。CQE
観察区間のフェーズエラーの絶対値(またはフェーズエ
ラーと絶対値の二乗)を累積し、その結果を予め決定さ
れたしきい値の組と比較することにより、CQEは改善さ
れよう。しかし、この技術はチャネルのフェージング率
に対する感受性が高すぎて、静的環境とフェージング環
境で異なる結果が得られる。これは、検出器のエラー強
度(またはエラー強度の二乗)がチャネルのビット誤り
率の非線形関数であることの結果である。
情報を用いて改善することができる。フェーズエラー情
報は、ある特定の種類のソフトエラー情報である。CQE
観察区間のフェーズエラーの絶対値(またはフェーズエ
ラーと絶対値の二乗)を累積し、その結果を予め決定さ
れたしきい値の組と比較することにより、CQEは改善さ
れよう。しかし、この技術はチャネルのフェージング率
に対する感受性が高すぎて、静的環境とフェージング環
境で異なる結果が得られる。これは、検出器のエラー強
度(またはエラー強度の二乗)がチャネルのビット誤り
率の非線形関数であることの結果である。
TDMA受信機で使用するための正確なCQEが望まれてい
る。CQEは、制限された数の観察ビットを有する観察区
間のフェージング環境および静的環境の両方で、所定の
信頼水準で正確でなければならない。
る。CQEは、制限された数の観察ビットを有する観察区
間のフェージング環境および静的環境の両方で、所定の
信頼水準で正確でなければならない。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明に係る無線電話システムのブロック
図である。
図である。
第2図は、特定の無線電話システムの要求事項を示す
表である。
表である。
第3図は、第1図に示した本発明に係る位相復調器の
詳細ブロック図である。
詳細ブロック図である。
第4図は、第1図に示した本発明に係るチャネル品質
推定(CQE)回路の詳細ブロック図である。
推定(CQE)回路の詳細ブロック図である。
第5図は、本発明に係る一般CQE観察区間の説明図で
ある。
ある。
第6図は、従来のCQEと本発明の好適な実施例のCQEと
の間の性能比較表である。
の間の性能比較表である。
第7図は、第3図のCQE回路によって生成されるCQEの
決定を示す表である。
決定を示す表である。
第8図は、好適な実施例で説明するシステムの非線形
マッピングを示す表である。
マッピングを示す表である。
第9図は、線形および非線形CQEマッピングの平均CQE
値対平均ビット誤り確率を描いたグラフである。
値対平均ビット誤り確率を描いたグラフである。
第10図は、従来のCQEを使用した静的チャネルおよび
レイリー・フェージング・チャネルの平均CQE値対平均
ビット誤り確率を描いたグラフである。
レイリー・フェージング・チャネルの平均CQE値対平均
ビット誤り確率を描いたグラフである。
第11図は、本発明に従って、フェーズエラー強度がし
きい値の5π/32ラジアンを越える確率対静的チャネル
のビット誤り率を描いたグラフである。
きい値の5π/32ラジアンを越える確率対静的チャネル
のビット誤り率を描いたグラフである。
好適な実施例の説明 好適な実施例は、受信機のチャネル品質を推定する方
法および装置を包含する。このチャネル品質推定器(CQ
E)は、受信したデータを均等の大きさおよび間隔を持
つ観察区間およびサブ区間に分割する。CQEは、各観察
区間に対し、受信チャネルの品質を反映する個別の推定
を生成する。
法および装置を包含する。このチャネル品質推定器(CQ
E)は、受信したデータを均等の大きさおよび間隔を持
つ観察区間およびサブ区間に分割する。CQEは、各観察
区間に対し、受信チャネルの品質を反映する個別の推定
を生成する。
まず、CQEは受信信号の各シンボルのエラー情報を生
成する。好適な実施例では、チャネル品質推定器は、各
シンボル区間で導出されるフェーズエラー強度情報を用
いて、エラー情報を生成する。CQEはまた、その他の同
様に充分な共通エラー情報生成器を実現することもでき
る。次に、CQEは、サブ区間ごとに生成されたエラー情
報を収集し、サブ区間エラー値を形成する。サブ区間の
長さは、チャネルが基本的に静的状態となる最大区間と
して選択される。次に、CQEはサブ区間エラー値をサブ
区間チャネル品質推定値にマップする。好適な実施例で
は、サブ区間のチャネル品質推定値はビット誤り率推定
値であり、マッピングは無線システムによって異なる非
線形関数である。最後に、CQEはサブ区間のチャネル品
質推定値を観察区間全体で平均し、区間チャネル品質推
定値を形成する。
成する。好適な実施例では、チャネル品質推定器は、各
シンボル区間で導出されるフェーズエラー強度情報を用
いて、エラー情報を生成する。CQEはまた、その他の同
様に充分な共通エラー情報生成器を実現することもでき
る。次に、CQEは、サブ区間ごとに生成されたエラー情
報を収集し、サブ区間エラー値を形成する。サブ区間の
長さは、チャネルが基本的に静的状態となる最大区間と
して選択される。次に、CQEはサブ区間エラー値をサブ
区間チャネル品質推定値にマップする。好適な実施例で
は、サブ区間のチャネル品質推定値はビット誤り率推定
値であり、マッピングは無線システムによって異なる非
線形関数である。最後に、CQEはサブ区間のチャネル品
質推定値を観察区間全体で平均し、区間チャネル品質推
定値を形成する。
好適な実施例では、CQEは、区間チャネル品質推定値
を所定のしきい値と比較し、各観察区間のチャネル品質
推定を決定する。無線電話機はCQEの決定を使用するこ
とができ、あるいは無線電話器は固定局のトランシーバ
にCQEの決定を送り返すことができる。一般に、CQEの決
定は、無線電話システムの決定に影響を及ぼす。そうし
た決定として、その無線電話にサービスを提供するのに
適した固定局のトランシーバの選択,および固定局トラ
ンシーバおよび/または無線電話機の出力電力調整があ
る。
を所定のしきい値と比較し、各観察区間のチャネル品質
推定を決定する。無線電話機はCQEの決定を使用するこ
とができ、あるいは無線電話器は固定局のトランシーバ
にCQEの決定を送り返すことができる。一般に、CQEの決
定は、無線電話システムの決定に影響を及ぼす。そうし
た決定として、その無線電話にサービスを提供するのに
適した固定局のトランシーバの選択,および固定局トラ
ンシーバおよび/または無線電話機の出力電力調整があ
る。
第1図は、本発明に係る無線電話システムのブロック
図である。この無線電話システムでは、固定局トランシ
ーバ103が、この固定局トランシーバ103によってサービ
スを提供される固定地形領域内に含まれる移動および携
帯無線電話機との間で無線周和数(RF)信号を送受信す
る。無線電話機101は、固定局トランシーバ103によって
サービスを提供される、一つのそうした無線電話機であ
る。
図である。この無線電話システムでは、固定局トランシ
ーバ103が、この固定局トランシーバ103によってサービ
スを提供される固定地形領域内に含まれる移動および携
帯無線電話機との間で無線周和数(RF)信号を送受信す
る。無線電話機101は、固定局トランシーバ103によって
サービスを提供される、一つのそうした無線電話機であ
る。
固定局トランシーバ103から信号を受信すると、無線
電話機101はアンテナ105を用いてRF信号を結合し、この
RF信号を電気的RF信号に変換する。無線受信機111は、
無線電話機101で使用するためにこの電気的RF信号を受
信する。受信機111は、第1図でr1(t)と表記された
中間周波数信号115を生成する。この中間周波数(IF)
信号115は、位相復調器119に入力される。位相復調器11
9は、プロセッサ121で使用されるシンボル決定信号123
およびCQE回路131で使用されるフェーズエラー強度信号
127を出力する。第3図は、位相復調器の詳細を示す。C
QE回路131はフェーズエラー強度信号127を用いて、CQE
決定信号129を生成する。次に、プロセッサがこのCQE決
定信号129を用いる。第4図は、CQE回路131の詳細を示
す。プロセッサ121は、モトローラ社から市販されてい
るMC68000のようなマイクロプロセッサおよび関連メモ
リを含む。プロセッサ121は、シンボル決定信号123をユ
ーザ・インタフェース125のための音声および/または
データにフォーマットする。ユーザ・インタフェースは
マイクロホン,スピーカ,およびキーパッドを含む。
電話機101はアンテナ105を用いてRF信号を結合し、この
RF信号を電気的RF信号に変換する。無線受信機111は、
無線電話機101で使用するためにこの電気的RF信号を受
信する。受信機111は、第1図でr1(t)と表記された
中間周波数信号115を生成する。この中間周波数(IF)
信号115は、位相復調器119に入力される。位相復調器11
9は、プロセッサ121で使用されるシンボル決定信号123
およびCQE回路131で使用されるフェーズエラー強度信号
127を出力する。第3図は、位相復調器の詳細を示す。C
QE回路131はフェーズエラー強度信号127を用いて、CQE
決定信号129を生成する。次に、プロセッサがこのCQE決
定信号129を用いる。第4図は、CQE回路131の詳細を示
す。プロセッサ121は、モトローラ社から市販されてい
るMC68000のようなマイクロプロセッサおよび関連メモ
リを含む。プロセッサ121は、シンボル決定信号123をユ
ーザ・インタフェース125のための音声および/または
データにフォーマットする。ユーザ・インタフェースは
マイクロホン,スピーカ,およびキーパッドを含む。
RF信号が携帯無線電話機101から固定局トランシーバ1
03へ送信される場合、プロセッサ121はユーザ・インタ
フェース125からの音声および/またはデータ信号をフ
ォーマットする。好適な実施例では、フォーマットされ
る信号は、CQE信号129を含む。フォーマットされた信号
は、送信機109に入力される。送信機109は、フォーマッ
トされたデータを電気的RF信号に変換する。アンテナ10
5は電気的RF信号を受信し、この信号をRF信号として出
力する。トランシーバ103はRF信号を受信する。
03へ送信される場合、プロセッサ121はユーザ・インタ
フェース125からの音声および/またはデータ信号をフ
ォーマットする。好適な実施例では、フォーマットされ
る信号は、CQE信号129を含む。フォーマットされた信号
は、送信機109に入力される。送信機109は、フォーマッ
トされたデータを電気的RF信号に変換する。アンテナ10
5は電気的RF信号を受信し、この信号をRF信号として出
力する。トランシーバ103はRF信号を受信する。
第3図は、第1図に示した位相復調器119のブロック
図である。位相復調器119は、リミタ301,差動復調器30
3,シンボル・スライサ305およびエラー強度信号発生器3
31を含む。リミタ301はIF信号115を受け取り、IF信号11
5の電圧を論理レベル1および0に対応する基準レベル
に制限する。リミタ301は制限された受信信号321を出力
する。差動復調器303はディジタルであり、位相信号323
を生成する位相検出器311を含む。位相信号323は遅延回
路313および加算器315に入力され、シンボル・レート・
サンプラ317のために位相差信号333を形成する。シンボ
ル・レート・サンプラ317は、各シンボルに1回づつ位
相差信号333を標本化し、標本化された差動位相信号327
を生成する。差動復調器303から出力された標本化差動
位相信号327は、シンボル・スライサ305に入力される。
シンボル・スライサ305は、差動位相信号327に最も近い
決定点を決定し、対応する決定点の値をシンボル決定値
123として出力する。フェーズエラー生成器331は、フェ
ーズエラー強度信号127を生成する。まず、フェーズエ
ラー生成器331は、標本化差動位相信号327とこの信号に
最も近い既知のシンボル決定値123との間の差に当たる
フェーズエラー信号329を生成する。絶対値生成器ブロ
ック309は、フェーズエラー信号329の絶対値を出力し、
これはフェーズエラー強度信号127となる。
図である。位相復調器119は、リミタ301,差動復調器30
3,シンボル・スライサ305およびエラー強度信号発生器3
31を含む。リミタ301はIF信号115を受け取り、IF信号11
5の電圧を論理レベル1および0に対応する基準レベル
に制限する。リミタ301は制限された受信信号321を出力
する。差動復調器303はディジタルであり、位相信号323
を生成する位相検出器311を含む。位相信号323は遅延回
路313および加算器315に入力され、シンボル・レート・
サンプラ317のために位相差信号333を形成する。シンボ
ル・レート・サンプラ317は、各シンボルに1回づつ位
相差信号333を標本化し、標本化された差動位相信号327
を生成する。差動復調器303から出力された標本化差動
位相信号327は、シンボル・スライサ305に入力される。
シンボル・スライサ305は、差動位相信号327に最も近い
決定点を決定し、対応する決定点の値をシンボル決定値
123として出力する。フェーズエラー生成器331は、フェ
ーズエラー強度信号127を生成する。まず、フェーズエ
ラー生成器331は、標本化差動位相信号327とこの信号に
最も近い既知のシンボル決定値123との間の差に当たる
フェーズエラー信号329を生成する。絶対値生成器ブロ
ック309は、フェーズエラー信号329の絶対値を出力し、
これはフェーズエラー強度信号127となる。
フェーズエラー強度信号127は、各受信されたシンボ
ルに対する瞬時チャネル品質の尺度となる。第11図の曲
線1100は、フェーズエラー強度信号127が5π/32ラジア
ンを越える確率をチャネルのビット誤り率の確率の関数
として示したものである。この図は、静的相加性白色ガ
ウス雑音チャネルでπ/4の4相位相偏移変調(QPSK)信
号方式を想定している。
ルに対する瞬時チャネル品質の尺度となる。第11図の曲
線1100は、フェーズエラー強度信号127が5π/32ラジア
ンを越える確率をチャネルのビット誤り率の確率の関数
として示したものである。この図は、静的相加性白色ガ
ウス雑音チャネルでπ/4の4相位相偏移変調(QPSK)信
号方式を想定している。
ベンチ測定図1101およびシミュレーション測定図1103
は、ビット誤り率性能と測定フェーズエラー強度との相
関を示す。しかし、好適な実施例の無線電話機における
ビット誤り率と測定フェーズエラー強度との間の関係
は、非線形的関係である。この非線形的関係のために、
静的環境とフェージング環境とでは、特性にかなりの隔
たりが生じる。この隔たりは、第10図の曲線1000のグラ
フ1001,1003によって示される。その結果、受信チャネ
ルの品質が変動する区間でフェーズエラー強度を平均し
ても、その区間のビット誤り率を決定するのには充分で
ない。
は、ビット誤り率性能と測定フェーズエラー強度との相
関を示す。しかし、好適な実施例の無線電話機における
ビット誤り率と測定フェーズエラー強度との間の関係
は、非線形的関係である。この非線形的関係のために、
静的環境とフェージング環境とでは、特性にかなりの隔
たりが生じる。この隔たりは、第10図の曲線1000のグラ
フ1001,1003によって示される。その結果、受信チャネ
ルの品質が変動する区間でフェーズエラー強度を平均し
ても、その区間のビット誤り率を決定するのには充分で
ない。
好適な実施例のチャネル品質推定技術は、観察区間を
サブ区間に区切ることによって、上述の非線形性の問題
を解決する。サブ区間の長さは、特定のシステムによる
実験を通して決定される。サブ区間の最適長さは、受信
信号がほぼ静的であるようにみえる、つまりチャネル品
質が一定であると推定される最大区間である。
サブ区間に区切ることによって、上述の非線形性の問題
を解決する。サブ区間の長さは、特定のシステムによる
実験を通して決定される。サブ区間の最適長さは、受信
信号がほぼ静的であるようにみえる、つまりチャネル品
質が一定であると推定される最大区間である。
第5図のグラフ500は、好適な実施例の無線システム
で最良の性能が達成されるように決定された観察区間お
よびサブ区間を示す。一般に、観察区間には、501で示
すようにN個のシンボルが含まれる。L個のサブ区間の
各々にM個のシンボルが含まれるので、NはL×Mであ
る。好適な実施例は、システムの最大フェージング・レ
ートを約100ヘルツと想定している。最大フェージング
・レートを用いてシステムを試験することにより、静的
受信チャネル品質が確保される最適長さ(M)はシンボ
ル10個であると決定された。好適な実施例における観察
区間(N)は5040とすることが、この無線電話システム
によって要求されている。したがって、サブ区間の数
(L)は、好適実施例では504となる。
で最良の性能が達成されるように決定された観察区間お
よびサブ区間を示す。一般に、観察区間には、501で示
すようにN個のシンボルが含まれる。L個のサブ区間の
各々にM個のシンボルが含まれるので、NはL×Mであ
る。好適な実施例は、システムの最大フェージング・レ
ートを約100ヘルツと想定している。最大フェージング
・レートを用いてシステムを試験することにより、静的
受信チャネル品質が確保される最適長さ(M)はシンボ
ル10個であると決定された。好適な実施例における観察
区間(N)は5040とすることが、この無線電話システム
によって要求されている。したがって、サブ区間の数
(L)は、好適実施例では504となる。
第4図は、第1図のチャネル品質推定回路131の詳細
ブロック図である。ここで、チャネル品質推定回路131
はフェーズエラー強度信号127を受け取り、CQE決定信号
129を生成する。ブロック401は、フェーズエラー強度信
号127を用いて、P番目のサブ区間のK番目のシンボル
の瞬時チャネル品質推定値を生成する。Kは1からMま
で変化し、Pはサブ区間の番号を表わし、1からLまで
変化する。好適な実施例ではMは10であり、Lは504で
ある。瞬時チャネル品質推定値は通常、シンボル区間エ
ラー情報として知られている。ブロック401は、フェー
ズエラー強度が所定のしきい値を越えるときのシンボル
区間エラーを示す。好適な実施例では、所定のしきい値
は5π/32ラジアンである。このしきい値は、特定の受
信機システムの要求事項によって変えることができる。
ブロック図である。ここで、チャネル品質推定回路131
はフェーズエラー強度信号127を受け取り、CQE決定信号
129を生成する。ブロック401は、フェーズエラー強度信
号127を用いて、P番目のサブ区間のK番目のシンボル
の瞬時チャネル品質推定値を生成する。Kは1からMま
で変化し、Pはサブ区間の番号を表わし、1からLまで
変化する。好適な実施例ではMは10であり、Lは504で
ある。瞬時チャネル品質推定値は通常、シンボル区間エ
ラー情報として知られている。ブロック401は、フェー
ズエラー強度が所定のしきい値を越えるときのシンボル
区間エラーを示す。好適な実施例では、所定のしきい値
は5π/32ラジアンである。このしきい値は、特定の受
信機システムの要求事項によって変えることができる。
瞬時チャネル品質推定信号411は、ブロック403に入力
される。ブロック403は、任意のサブ区間Pにおいて、
フェーズエラー強度が所定のしきい値を越えるシンボル
の数を決定する。ブロック403は、L個のサブ区間のそ
れぞれについて、サブ区間エラー値信号413を生成す
る。
される。ブロック403は、任意のサブ区間Pにおいて、
フェーズエラー強度が所定のしきい値を越えるシンボル
の数を決定する。ブロック403は、L個のサブ区間のそ
れぞれについて、サブ区間エラー値信号413を生成す
る。
サブ区間エラー値信号413はブロック405に入力され
る。ブロック405は、所定の静的チャネル品質マッピン
グを用いて、サブ区間エラー値信号413を対応するチャ
ネル品質推定値にマップする。好適な実施例では、推定
ビット誤り率(BER)マッピングを使用する。BER特性
は、無線システムの変調方式,復調構造,瞬時マッピン
グ関数,およびサブ区間長の関数である、第8図の表80
0は、好適な実施例の無線システム用に定義された非線
形マッピングの表である。欄801は、サブ区間Pの任意
のシンボルのフェーズエラー強度が所定のしきい値の5
π/32ラジアンを越えた回数を表わす。欄805の対応する
ビット誤り率は、先に述べた第11図のグラフ1100の静的
CQE対ビット誤り率の曲線から求められる。欄803は、P
番目のサブ区間内で瞬時フェーズエラー強度が5π/32
ラジアンを越える確率である。欄807のマップされたCQE
数は、欄805のBER数にほぼ線形的に比例する。表800の
欄803と欄807の間の関係に従って、ブロック405はサブ
区間エラー値信号413をBER推定信号415にマップする。
信号415はブロック407に入力される。
る。ブロック405は、所定の静的チャネル品質マッピン
グを用いて、サブ区間エラー値信号413を対応するチャ
ネル品質推定値にマップする。好適な実施例では、推定
ビット誤り率(BER)マッピングを使用する。BER特性
は、無線システムの変調方式,復調構造,瞬時マッピン
グ関数,およびサブ区間長の関数である、第8図の表80
0は、好適な実施例の無線システム用に定義された非線
形マッピングの表である。欄801は、サブ区間Pの任意
のシンボルのフェーズエラー強度が所定のしきい値の5
π/32ラジアンを越えた回数を表わす。欄805の対応する
ビット誤り率は、先に述べた第11図のグラフ1100の静的
CQE対ビット誤り率の曲線から求められる。欄803は、P
番目のサブ区間内で瞬時フェーズエラー強度が5π/32
ラジアンを越える確率である。欄807のマップされたCQE
数は、欄805のBER数にほぼ線形的に比例する。表800の
欄803と欄807の間の関係に従って、ブロック405はサブ
区間エラー値信号413をBER推定信号415にマップする。
信号415はブロック407に入力される。
ブロック407は、L個のマップされたサブ区間BER推定
値を次式: に従って平均することによって、観察区間全体の平均チ
ャネル品質推定値417を計算する。観察区間の平均CQE値
417は、ブロック409のしきい値比較回路に入力される。
値を次式: に従って平均することによって、観察区間全体の平均チ
ャネル品質推定値417を計算する。観察区間の平均CQE値
417は、ブロック409のしきい値比較回路に入力される。
ブロック409は、平均CQEを所定のしきい値の組と比較
して、CQEを決定する。好適な実施例では、第7図の表7
00を使用する。701のしきい値T1,T2,T3は、好適な実施
例の無線電話システムによって決定されるCQE精度要求
に照らして最大マージンが得られるように選択される。
しきい値ブロック比較409は本発明にとって必ずしも必
要ではないが、好適な実施例では必要な追加機能であ
る。好適な実施例のしきい値ブロック409の出力はチャ
ネル品質推定決定信号129であり、これは欄703によって
決定される2ビットCQE決定値である。チャネル品質推
定回路131は、Xilinx社から市販されているXilinx3090
のようなプログラマブル・ゲートアレイに実現すること
ができる。
して、CQEを決定する。好適な実施例では、第7図の表7
00を使用する。701のしきい値T1,T2,T3は、好適な実施
例の無線電話システムによって決定されるCQE精度要求
に照らして最大マージンが得られるように選択される。
しきい値ブロック比較409は本発明にとって必ずしも必
要ではないが、好適な実施例では必要な追加機能であ
る。好適な実施例のしきい値ブロック409の出力はチャ
ネル品質推定決定信号129であり、これは欄703によって
決定される2ビットCQE決定値である。チャネル品質推
定回路131は、Xilinx社から市販されているXilinx3090
のようなプログラマブル・ゲートアレイに実現すること
ができる。
第9図のグラフ900は、静的環境およびフェージング
環境の両方における平均チャネル品質推定値を平均ビッ
ト誤り確率の関数として描いたものである。グラフ909,
911は、先行技術で記述され従来の方法と呼ばれる観察
区間の線形マッピングを表わす。グラフ909は静的環境
をシミュレートしており、グラフ911はフェージング環
境をイミュレートしている。グラフ909と911の差は、従
来の方法の問題を表わしている。特に従来の方法は、受
信機がフェージング環境または静的環境のどちらにさら
されているかによって、異なるチャネル品質推定値を生
じる。
環境の両方における平均チャネル品質推定値を平均ビッ
ト誤り確率の関数として描いたものである。グラフ909,
911は、先行技術で記述され従来の方法と呼ばれる観察
区間の線形マッピングを表わす。グラフ909は静的環境
をシミュレートしており、グラフ911はフェージング環
境をイミュレートしている。グラフ909と911の差は、従
来の方法の問題を表わしている。特に従来の方法は、受
信機がフェージング環境または静的環境のどちらにさら
されているかによって、異なるチャネル品質推定値を生
じる。
グラフ905,907は、好適な実施例で述べたCQEを表わ
す。グラフ05は静的環境で測定し、グラフ907はフェー
ジング環境で測定したものである。グラフ905,907は相
互に密接に一致することに注目されたい。この密接な一
致は、平均CQE値により、静的環境およびフェージング
環境の両方における平均ビット誤り確率が正確に推定さ
れることを示す。また、グラフ901,903は、グラフ905,9
07に示したシステムと同様のCQEを表わす。グラフ901,9
03によって表わされる第2システムは、多数のサブ区間
(L)を平均する。グラフ901,903,905,907によって示
すように、観察区間の長さが増すと、静的環境とフェー
ジング環境との間の密接な一致が得られる。
す。グラフ05は静的環境で測定し、グラフ907はフェー
ジング環境で測定したものである。グラフ905,907は相
互に密接に一致することに注目されたい。この密接な一
致は、平均CQE値により、静的環境およびフェージング
環境の両方における平均ビット誤り確率が正確に推定さ
れることを示す。また、グラフ901,903は、グラフ905,9
07に示したシステムと同様のCQEを表わす。グラフ901,9
03によって表わされる第2システムは、多数のサブ区間
(L)を平均する。グラフ901,903,905,907によって示
すように、観察区間の長さが増すと、静的環境とフェー
ジング環境との間の密接な一致が得られる。
ベンチ測定結果は、第6図に表600に要約する。表600
は、従来のCQE法と好適な実施例の方法との性能比較を
表わす。従来の方法は、観察区間に対し線形マッピング
を使用する。第2図の表2に示した標準BERで、これら
の方法は両方とも、40Hzレイリー・フェージングで85%
を越える適切な性能カテゴリを予測する。好適な実施例
は、静的な環境で動作するときも、この精度を維持す
る。しかし、従来の方法は、静的な環境で動作するとき
に適切な性能カテゴリを予測することはまれである。こ
のように、本発明のCQEは、制限された数の観察ビット
を含む観察区間に対して、フェージング環境および静的
環境のどちらでも、受信信号のビット誤り確率を正確に
推定することができる。
は、従来のCQE法と好適な実施例の方法との性能比較を
表わす。従来の方法は、観察区間に対し線形マッピング
を使用する。第2図の表2に示した標準BERで、これら
の方法は両方とも、40Hzレイリー・フェージングで85%
を越える適切な性能カテゴリを予測する。好適な実施例
は、静的な環境で動作するときも、この精度を維持す
る。しかし、従来の方法は、静的な環境で動作するとき
に適切な性能カテゴリを予測することはまれである。こ
のように、本発明のCQEは、制限された数の観察ビット
を含む観察区間に対して、フェージング環境および静的
環境のどちらでも、受信信号のビット誤り確率を正確に
推定することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−100838(JP,A) 特開 昭60−153650(JP,A) 実開 平3−94856(JP,U) 特表 平5−507835(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/18 H04B 7/26 H04B 17/00
Claims (8)
- 【請求項1】ディジタル変調方式を使用し、シンボルを
受信する受信機で第1所定区間におけるチャネル品質を
推定する方法において: 前記第1所定区間を所定数のサブ区間に区分する段階で
あって、各サブ区間は複数の受信シンボルから成るとと
もに、前記複数の受信シンボルのそれぞれはシンボル区
間を有する、前記段階; 各シンボル区間のエラー情報を生成する段階; 各サブ区間ごとに前記エラー情報を結合して、サブ区間
エラー値を形成する段階; 前記サブ区間エラー値をサブ区間チャネル品質推定値に
マッピングする段階;および 前記サブ区間チャネル品質推定値を第1所定区間で平均
し、区間チャネル品質推定値を形成する段階; によって構成されることを特徴とするチャネル品質推定
方法。 - 【請求項2】各シンボル区間のエラー情報を生成する前
記段階がさらに: 各シンボルのフェーズエラー強度を測定する段階; 各シンボルの前記フェーズエラー強度を所定のしきい値
と比較する段階;および 前記フェーズエラー強度が前記所定のしきい値を越える
場合、それに応答して、シンボル区間エラーを表示する
段階; によって構成されることを特徴とする請求項1記載のチ
ャネル品質推定方法。 - 【請求項3】前記区分する段階がさらに、チャネル品質
が一定状態を維持する最大サブ区間を選択する段階によ
って構成されることを特徴とする請求項1記載のチャネ
ル品質推定方法。 - 【請求項4】前記マッピングする段階がさらに、サブ区
間エラー値からサブ区間ビット誤り率に比例するサブ区
間チャネル品質推定値への非線形マッピングとして定義
されることを特徴とする請求項1記載のチャネル品質推
定方法。 - 【請求項5】前記マッピングする段階が受信機の特徴,
変調方式およびサブ区間長によって異なることを特徴と
する請求項1記載のチャネル品質推定方法。 - 【請求項6】前記チャネル品質推定方法はさらに: 前記区間チャネル品質推定値を少なくとも第1しきい値
と比較する段階;および 前記比較段階に応答してチャネル品質推定値を生成する
段階; によって構成されることを特徴とする請求項1記載のチ
ャネル品質推定方法。 - 【請求項7】複数の固定局トランシーバとの間で通信す
ることのできる無線電話機であって、受信機および送信
機を含み、少なくとも第1固定局トランシーバから第1
チャネルで無線周波数信号を受信する無線電話機におい
て: 受信した無線周波数信号からシンボル決定値を生成する
手段; 第1所定区間における第1チャネルの品質を推定する手
段であって、前記品質推定手段が、 前記第1所定区間を所定数のサブ区間に区分する手段, 各シンボル決定値のためのエラー情報を生成する手段, 各サブ区間ごとに前記エラー情報を結合して、サブ区間
エラー値を形成する手段, 前記サブ区間エラー値をサブ区間ビット誤り率(BER)
推定値にマッピングする手段, 前記サブ区間BER推定値を第1所定区間で平均して区間B
ER推定信号を形成する手段,および 前記区間BER推定信号を用いて第1チャネル品質推定決
定値を形成する手段, から成る第1チャネル品質推定手段;および 前記第1チャネル品質推定値を前記第1固定局トランシ
ーバに送信する手段; によって構成されることを特徴とする無線電話機。 - 【請求項8】第2所定区間における第2チャネルの品質
を推定して、第2チャネル品質推定値を形成する手段;
および 前記第1固定局トランシーバが好適な固定局トランシー
バを選択できるように、前記第2チャネル品質推定値を
前記第1固定トランシーバに送信する手段; によってさらに構成されることを特徴とする請求項7記
載の無線電話機。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US954,172 | 1992-09-30 | ||
US07/954,172 US5323421A (en) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | Method and apparatus of estimating channel quality in a receiver |
PCT/US1993/008789 WO1994008402A1 (en) | 1992-09-30 | 1993-09-16 | Method and apparatus of estimating channel quality in a receiver |
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JPH07501678A JPH07501678A (ja) | 1995-02-16 |
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