JP3038475U - 広告媒体機能を備えた自動検札機 - Google Patents

広告媒体機能を備えた自動検札機

Info

Publication number
JP3038475U
JP3038475U JP1996012395U JP1239596U JP3038475U JP 3038475 U JP3038475 U JP 3038475U JP 1996012395 U JP1996012395 U JP 1996012395U JP 1239596 U JP1239596 U JP 1239596U JP 3038475 U JP3038475 U JP 3038475U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
automatic ticket
inspection machine
ticket inspection
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996012395U
Other languages
English (en)
Inventor
誠一 日根野谷
Original Assignee
日本広告企業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本広告企業株式会社 filed Critical 日本広告企業株式会社
Priority to JP1996012395U priority Critical patent/JP3038475U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3038475U publication Critical patent/JP3038475U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告媒体機能を備え付加価値の向上された自
動検札機を提供する。 【解決手段】 利用者カードを自動的に認識し目的業務
を遂行する自動改札機1の上面3の空きスペース5およ
び前面4の空きスペース6に広告10および11をそれ
ぞれ差し替え可能に取付け表示する。この場合、上記空
きスペース5と6の広告表示面を凹型に窪ませ、その底
面を利用者側に傾斜させて形成すると、表示された広告
が保護し易くかつ人目につき易くなり、従来型の自動検
札機に極めて有効な広告媒体機能を付与できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、広告媒体機能を備えた自動検札機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、交通機関の駅やハイウェイインターチェンジ、港湾施設などの改札口 には切符や定期券を挿入して検札を行う自動改札機が設置されている。また、銀 行など各種金融機関にはバンクカードを投入して利用者を認識し窓口業務を自動 的に処理する自動検札・業務処理機が設置されている。さらに、民営化に伴い利 用度が益々拡大しつつある公衆電話機にもカード(テレホンカード)の検札と同 時に、通信業務を自動的に遂行する機能が備わっている。このように各方面で広 く活用されている自動検札機は、今後とも設置台数の飛躍的増加が見込まれてお り、その利用分野も上記に限らず、美術館など各種の文化施設やスポーツ競技場 、その他多くの利用客の集まる施設の窓口業務自動化システムとして多角的に拡 がることが予測されている。
【0003】 上記のような各種の自動検札機は、その設置に多額の費用を要するから、経営 の合理化や収益の増加を図りコストを吸収するために、これを擁する企業体の標 章や事業内容を広く宣伝し広告する必要がある。このため関連施設の構内は言う に及ばず広告媒体として利用できる場所は例外なく利用されているのが現状であ る。しかるに、上記のような各種自動検札機については、その多くが使用上の注 意書きをその表面の空きスペースに明記している程度であって、未だ広告媒体と しての潜在的機能が十分に利用されているとは言い難い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、かかる現状に鑑みなされたものであって、その目的とするところ は、日々の利用者が極めて多い自動検札機に各種の広告を表示することにより、 新規な広告媒体としての営利的機能を十分に発揮せしめ、広告料の収益を得て、 付加価値の一層高められた自動検札機とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案では、日々の利用客が極めて多い駅な ど前記した各種の公共施設や商業施設に設置されており、特に人目に付き易い自 動検札機の空きスペースに宣伝広告を表示し、かつ、これを必要に応じて容易に 差し替えできるようにした。ここでいう自動検札機とは、挿入された利用者カー ドを自動的に認識し目的業務を遂行する機能を備えたもの全てを意味し、上記の ごとく、交通機関、金融機関、文化施設などの各種施設に設置される自動検札機 を含む概念である。また、利用者カードとは、乗車券など各種切符類のほかプリ ペイドカード、クレジットカード、キャッシュカードとして現在広く普及してい る磁気カードおよびICカードなどを意味する概念である。
【0006】 広告を表示する前記空きスペースは、切符やカードの挿入口、或いは取出口な ど当該自動検札機自体の機能を阻害しない限り任意であるが、できれば図1に示 すごとく一番利用者の目につき易い上面や前面が好ましく使用され、また、その 際、既存の自動検札機の表面をそのまま利用すると最も簡単に広告を表示できて 望ましい。そこに表示する広告は、定法によりシート状印刷用紙に印刷し、その 裏面に付設した粘着剤層を介して貼着する。また、この自動検札機の表面が鋼板 である場合には、上記粘着剤層の代りに、印刷用紙の裏面に磁性を有する塗膜層 を塗布しておき、その磁着力により貼着することもできる。このようにすると、 広告の着脱が容易であり、傷ついた広告を新品に取替えたり、必要に応じ何時で も別種の広告に差し替えることが可能である。
【0007】 しかし、上記のように既存の表面に貼着された広告は、日常利用客の衣服など に触れる機会が多く、また定期清掃時に清掃用具と接触して傷つき易く、汚れた り、剥がれたり、位置ずれを生ずるという難点がある。このような難点は、予め 自動検札機を構成する空きスペースの一部表面を窪ませて所望の平面形状に成形 しておき、その内部底面に広告を貼付け表示するようにすれば、比較的容易に解 決しうる。そこで、この考案では、請求項3記載の通り、前記空きスペースの一 部表面を所望の形状、例えば図2に示すような長方形に窪ませて広告表示部を形 成するようにした。この長方形広告表示部は、通常、図3に示すような断面凹型 で平坦な底面に形成されているが、また、この広告表示部の底面を、図4に示す ように、通路側に幾分傾斜させて形成すると、表示した広告か利用客に見え易く なって好ましい。
【0008】 また、請求項4に記載のように、前記広告表示部の上に開閉機能を有する透明 カバーシートを設けておくと、表示した広告表面に異物が付着したり、傷付く心 配がなく、また、広告シートを粘着剤などを用いて強固に貼着しておかなくても ずれたり、紛失する恐れがないから、広告の取付け、差し替え作業が極めて簡略 化される。
【0009】 上記の透明カバーシートを開閉自在に取り付けるには、例えば、図5に示すよ うに、広告表示部の上縁部3辺の表面に断面コ字状の固定枠を設け、開放された 他の一縁部から透明カバーシートを挿入し、挿脱自在に固定するとよい。しかし 、これに限定されるものではなく、透明カバーシートの一端を広告表示部の上縁 に回転可能に取り付け、上下に開閉するなど各種の方法が適宜使用し得ることは 言うまでもない。
【0010】 なお、この考案に係る透明カバーシートの素材としては、合成樹脂板やガラス 板など透明性に優れ、厚みが薄くても耐破壊性の良好な硬質板であれば、いずれ も使用することができる。
【0011】 さらに、請求項5と6に記載の考案は、前記各種の広告が、これを印刷したシ ートの裏面に予め付設された粘着剤層または磁性を有する塗膜層を介して前記空 きスペースに着脱自在に取付け表示されていることを特徴としている。この種の 広告シートを採用すると、広告の貼り付け、取り外しが容易で、定期的な差し替 え作業を能率よく行うことができる。
【0012】 なお、この考案において、自動検札機の空きスペースに表示される広告は、上 記のごときシート状印刷物に限らず、電子表示式広告であってもよい。この場合 も、前記と同様に、空きスペースの表面を凹型に窪ませて、その底面に各種の広 告を差し替え可能に電子表示することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
つぎに、地下鉄などの駅に設置してある自動改札機を例として、この考案をさ らに詳細に説明する。 図1は、この考案に係る広告媒体機能を有する自動改札機の一例を示す斜視図 である。図のごとく、この自動改札機1は、横幅が比較的狭くて前後方向に長い 形状のスチール製箱体2からなり、その上面3には前後方向中心線CLに沿って 仕切り枠7が立設されている。この仕切り枠7により、自動改札機1が左右2組 (入場客用と出場客用)の改札機に区分けされている。そして、自動改札機1の 左右の上面3にはその一端に切符、定期券の挿入口8と、これと間隔をおいて取 出口9が設けられており、内部には切符、定期券を検札する装置、並びにこれら を挿入口8から取出口9に高速移送する装置が内蔵されている。
【0014】 図に示す通り、この自動改札機1には、その上面3の空きスペース5と前面4 の空きスペース6にそれぞれ広告10、11が貼着・表示されている。上記空き スペース5は上面3に設けられた切符、定期券の挿入口8と取出口9の間にある 比較的広い平坦なスチール表面であり、前記空きスペース6は前面4の片面下部 を占有する平坦なスチール表面である。また、前記広告10、11は、これらの 空きスペース5、6よりそれぞれ小形の長方形用紙からなる印刷物であり、裏面 の剥離紙を剥がし、そこに露出する粘着剤層を介して空きスペース5と6に貼り 付けられている。
【0015】 図2はこの考案に係る自動改札機1の他の実施例を示す斜視図であり、図3は その上面3の空スペース5の断面形状を示す部分拡大図である。このように、上 面3の空スペース5の一部表面を断面凹型に窪ませて図に示すような長方形の広 告表示部12を形成し、その底部13に広告10を粘着剤層14を介して貼着・ 表示するようにすると、前記した既存の表面に貼着された広告と異なり、広告が 傷つき、剥がれ、位置ずれを生ずるという恐れがなくなって好ましい。この広告 表示部12は、その底部13に表示した広告か利用客に見え易くなるように、図 4のごとく、通路側に幾分傾斜させて形成することもできる。
【0016】 また、図5は、図2に示した広告表示部12の上縁3辺に沿った表面に断面コ 字状の固定枠15を設け、ここに透明アクリル板(厚み1mm)からなるカバーシ ート16を挿脱自在に固定したものである。この広告表示部12の他の一側の上 縁は開放されているので、この開放された一側から上記カバーシート16を挿入 することにより、挿脱自在に構成するものである。このような構成を採用すると 表示した広告表面に異物が付着したり、傷付く心配がなく、また、広告シートを 粘着剤や磁性塗料を用いて強固に貼着しなくても、位置がずれたり、風に飛ばさ れて紛失する恐れもないから広告の表示、差し替え作業がさらに簡単になる。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、利用者カードを自動的に認識し目的業務を遂行する自動検札機の 表面の空きスペースに各種の広告を取付け表示したものなので、多くの利用者に 各種企業体の広告を無意識の内に強く印象づけることが可能であり、新規な広告 媒体として極めて高い宣伝効果が達せられる。また、そこに表示した広告は、必 要に応じて何時でも差し替えが可能なので、広告料の収益を得て営利機能の強化 が図れ、各種の自動検札機に新たな価値を付加し得る。
【0018】 また、この考案を実施するに当り、自動検札機の空きスペースを凹面状に窪ま せて予め所定形状の広告表示部を形成しておくようにすると、上記の効果に加え 、広告が傷つき、剥がれ、位置ずれを生ずるという恐れがなく、しかも、多数の 自動検札機を並べて配置した場合にも複数の広告が整然と表示されるので、見た 目にも美しく、イメージの高い広告媒体となり得る。また、前記広告表示部の上 に開閉自在な透明カバーシートを付設したものでは、表示した広告がより安全に 保護できて好ましい。
【0019】 さらに、自動検札機の空きスペースには、広告シート裏面の粘着剤層を介して 、また特に、その表面が鋼板からなる時は広告シート裏面に付設した磁性塗膜層 を介して貼着するようにできるので、広告の貼付け、取外し作業が極めて容易で あり、差し替えの頻度が高くても能率よく貼り変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る広告媒体機能を備えた自動改札
機の斜視図
【図2】この考案に係る広告媒体機能を備えた自動改札
機の他の例を示す斜視図
【図3】その広告表示部の部分拡大断面図
【図4】同じく広告表示部の他の構造を示す部分拡大断
面図
【図5】同じく透明カバーシートを有する広告表示部の
一例を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 自動改札機 3 上面 4 前面 5、6 空きスペース 10、11 広告

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入された利用者カードを自動的に認識
    し目的業務を遂行する自動検札機であって、その表面の
    空きスペースに各種の広告が取付け表示されていること
    を特徴とする広告媒体機能を備えた自動検札機。
  2. 【請求項2】 前記広告が、差し替え可能に取付け表示
    されている請求項1記載の広告媒体機能を備えた自動検
    札機。
  3. 【請求項3】前記空きスペースに、その表面を凹型に窪
    ませて広告表示部が形成されている請求項1または2記
    載の広告媒体機能を備えた自動検札機。
  4. 【請求項4】 前記広告表示部が開閉機能を有する透明
    カバーシートで覆われている請求項3記載の広告媒体機
    能を備えた自動検札機。
  5. 【請求項5】 前記広告が、その裏面に塗布された粘着
    剤層を介して着脱自在に取付け表示されている請求項1
    または2記載の広告媒体機能を備えた自動検札機。
  6. 【請求項6】 前記広告が、その裏面に塗布された磁性
    塗膜層を介して着脱自在に取付け表示されている請求項
    1または2記載の広告媒体機能を備えた自動検札機。
JP1996012395U 1996-12-04 1996-12-04 広告媒体機能を備えた自動検札機 Expired - Lifetime JP3038475U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012395U JP3038475U (ja) 1996-12-04 1996-12-04 広告媒体機能を備えた自動検札機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996012395U JP3038475U (ja) 1996-12-04 1996-12-04 広告媒体機能を備えた自動検札機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3038475U true JP3038475U (ja) 1997-06-20

Family

ID=43173152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996012395U Expired - Lifetime JP3038475U (ja) 1996-12-04 1996-12-04 広告媒体機能を備えた自動検札機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3038475U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5312660B1 (ja) * 2012-10-17 2013-10-09 隆 山本 非接触データ通信における広告表示装置
WO2022003801A1 (ja) * 2020-06-29 2022-01-06 日本電気株式会社 ゲート装置、ゲートシステム、ゲート制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5312660B1 (ja) * 2012-10-17 2013-10-09 隆 山本 非接触データ通信における広告表示装置
JP2014081500A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Takashi Yamamoto 非接触データ通信における広告表示装置
WO2022003801A1 (ja) * 2020-06-29 2022-01-06 日本電気株式会社 ゲート装置、ゲートシステム、ゲート制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7374095B2 (en) Transaction card and envelope assembly
US5434405A (en) Credit card with a fresnel magnifying lens formed in a section of the transparent core
US5427832A (en) Card pocket
US4929821A (en) Method of forgery-protecting a data carrier, a forgery-protected data carrier and apparatuses for handling, processing and monitoring the data carrier
US9524517B2 (en) Method of operating a self-service terminal to provide on-demand postage stamp labels to a postage stamp buyer and a self-service terminal therefor
US4454980A (en) Return biller envelope book
US3657834A (en) Convention badge holders and printing card insert
US20110132783A1 (en) Durable packaging assembly for articles
JP3038475U (ja) 広告媒体機能を備えた自動検札機
JPH11277963A (ja) 非接触式icを貼付した入場券
US9428325B2 (en) Package assembly for monetary payment cards and related method
CN205983689U (zh) 一种图书信息管理系统
JP3021376U (ja) 自動改集札機通過用の磁気カード
US20110067281A1 (en) Information sign, especially name plates, door plates or notice signs
KR200277061Y1 (ko) 대중교통 카드리더기용 광고장치
JP4541525B2 (ja) 郵便物送付状及びその製造方法
KR20030077202A (ko) 무인자동개찰기의 광고기능을 가지는 오작동방지장치
CN220526369U (zh) 一种售票机柜
KR200203060Y1 (ko) 티켓, 동전, 카드 투입구용 광고패널
CN213108755U (zh) 一种防伪发票
CN207082188U (zh) 一种具有提醒功能的票据打印终端
KR200164881Y1 (ko) 현금지급카드 (직불카드) / 신용카드 광고
CN217810656U (zh) 一种广告人行通道闸机
KR200233764Y1 (ko) 곽티슈(화장지)종이상자 겉면을 활용한 다양한 업종의다수의 오토바이배달 혹은 서비스관련업체의 상호,전화번호 및 영업내용 등의 인쇄 및 광고
KR200276323Y1 (ko) 광고가 인쇄된 통장