JP3038055U - ジュ−スホルダ−付き灰皿 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ台の天板に回動自在のジュ−スホル
ダ−と、灰皿とを組み合わせた備品を設置し、ゲ−ム中
にジュ−ス缶等をスペ−スを取らずに載置する。 【解決手段】 受け皿と支脚とからなるジュ−スホルダ
−を形成し、当該支脚を、パチンコ台の天板に嵌合して
設置する灰皿に設けた支脚挿入口に回動自在に挿入す
る。 【効果】 ゲ−ム中にジュ−ス缶等をスペ−スを取らず
に載置できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はパチンコ台専用のジュ−スホルダ−付き灰皿に関する。

【０００２】

【従来の技術】

各パチンコ台の前に備えつけの灰皿はあったが、ジュ−スホルダ−等の缶ジュ −スや缶コ−ヒ−を載置するパチンコ台専用の備品はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

缶ジュ−スや缶コ−ヒ−等を飲みながらパチンコをする際に、パチンコ台の天 板状のスペ−スに缶を載置したり、手に持ったままゲ−ムを行っている。

【０００４】 ところが、パチンコ台の天板上には獲得したパチンコ玉を入れるケ−スを載置 するため、ジュ−ス缶を置くスペ−スがないか、あるいは非常に狭い。

【０００５】 又、天板上に単に置かれたジュ−ス缶は安定が悪く転倒のおそれがある。

【０００６】 そこで、本考案では各パチンコ台の前に回動自在のジュ−スホルダ−と灰皿と を組み合わせた備品を設置し、ゲ−ム中にジュ−ス缶を安定して載置でき、かつ 、スペ−スを取らないジュ−スホルダ−付き灰皿を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

ジュ−ス缶を載置する受け皿を有するジュ−スホルダ−の下面に支脚を設け、 当該支脚を、パチンコ台の天板に嵌合して設置する灰皿に設けた支脚挿入口に回 動自在に挿入してジュ−スホルダ−付き灰皿を形成するのである。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図１は本考案に係るジュ−スホルダ−付き灰皿に缶ジュ−スを載置し、灰皿２ に被さらないように回動させた状態を示す斜視図である。

【０００９】 各パチンコ台の前に位置するように等間隔で灰皿２がパチンコ台の天板１上に 嵌合され、止めネジ３で天板１に固着されており、灰皿２の内底に穿設された穴 から落ちた灰や吸い殻は天板１の下に設けられたダストシュ−タ−（図示せず） で回収される。

【００１０】 灰皿２の外側面にジュ−スホルダ−の支脚５を挿入して支持する挿入孔２ｂを 設け、ジュ−スホルダ−の支脚５を当該挿入孔２ｂに回動自在に挿入してジュ− スホルダ−を支持するのである。

【００１１】 ５００ｍｌ入りジュ−ス缶６の直径よりやや大きめの径を有する底面４ａと側 面４ｂを立設してなる受け皿４上にジュ−ス缶６を載置し、灰皿２を使用すると きにはジュ−スの受け皿４を手前、あるいはパチンコ台側へ回動させ、灰皿２を 使用しないときは灰皿２上にジュ−スホルダ−の受け皿４を重ねておく。

【００１２】 図２は本考案に係る灰皿部分の平面図、図３は同、底面図である。

【００１３】 灰皿２は内側面がすり鉢状であって底面に穴２ｄが穿設されており、当該穴２ ｄから落された灰や吸い殻は天板１の下に収納されたダストシュ−タ−で回収さ れるのである。

【００１４】 灰皿の外側面２ａ上にはジュ−スホルダ−の支脚５を嵌脱する挿入孔２ｂが設 けられており、上面を凹陥させて形成した煙草支持部２ｃと２ｃに対向する灰皿 の内側面には煙草を押しつけて灰を落すための、あるいは煙草の火を消すための 円弧状の突起２ｅが立設されている。

【００１５】 図４は図２に示す灰皿２のＡ−Ａ断面図である。

【００１６】 灰皿２は外側面２ａ上に二ケ所穿設された穴に止めネジ３を挿入して灰皿を天 板１に固着するのである。

【００１７】 図５はジュ−スホルダ−の平面図、図６は同、底面図、図７は図５のＡ−Ａ断 面図である。 ジュ−スホルダ−は５００ｍｌの直径よりやや大きめの径を有する底面４ａと底 面４ａの周縁に立設する側壁４ｂを有する受け皿４と受け皿４の下面に下方へ一 体形成された支脚５とから成る。

【００１８】 図７に示すように支脚５は灰皿２に設けた支脚挿入孔２ｂに挿入する挿入部５ ａと鍔部５ｂからなり、支脚挿入孔２ｂに支脚５ａを挿入してもジュ−スホルダ −は図１の仮想線で示すように、灰皿上を手前あるいはパチンコ台側へ回動自在 となるのである。

【００１９】

【考案の効果】

１、パチンコゲ−ム中にジュ−ス缶を安定して載置できる。 ２、従来各パチンコ台の前に設置されている灰皿の上に重ねた状態でジュ−スホ ルダ−を設けるため余分なスペ−スを必要としない。 ３、ジュ−スホルダ−を灰皿の上を手前、パチンコ台側へ回動自在に移動できる ため灰皿を使用する際にジュ−スホルダ−が邪魔にならない。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案に係るジュ−スホルダ−付き灰皿にジ
ュ−ス缶を載置させて手前からパチンコ台側へ回動させ
た状態を示す斜視図。

【図２】 灰皿の平面図。

【図３】 同、底面図。

【図４】 同、図２におけるＡ−Ａ断面図。

【図５】 ジュ−スホルダ−の平面図。

【図６】 同、底面図。

【図７】 同、図５におけるＡ−Ａ断面図。

【符号の説明】

２、灰皿 ２ａ、灰皿周縁 ２ｂ、支脚挿入孔
２ｃ、煙草載置部 ２ｄ、穴 ２ｅ、突起 ３、
止めネジ ４、ジュ−スホルダ−の受け皿 ４ａ、底面 ４ｂ、側壁 ５、支脚 ５ａ、挿入
部 ５ｂ、鍔部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ジュ−ス缶等を載置する受け皿とその下面
   に支脚を設けてジュ−スホルダ−を形成すると共に、支
   脚を挿入する挿入孔を設けた灰皿にジュ−スホルダ−の
   支脚を回動自在に挿入してなるジュ−スホルダ−付き灰
   皿。