JP3037642B2 - ゴルフウッドクラブ - Google Patents

ゴルフウッドクラブ

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JP3037642B2
JP3037642B2 JP09217082A JP21708297A JP3037642B2 JP 3037642 B2 JP3037642 B2 JP 3037642B2 JP 09217082 A JP09217082 A JP 09217082A JP 21708297 A JP21708297 A JP 21708297A JP 3037642 B2 JP3037642 B2 JP 3037642B2
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充史 内山
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内山 充子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、女性又は非力の男
性ゴルファーであっても飛距離が大きく、再現性のよい
正確なショットのできるゴルフウッドクラブに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドライバークラブに関して
は、飛距離の増加にゴルファーの関心が高く、よく飛ぶ
ドライバーの出現が常に望まれている。特に、非力の男
性ゴルファーにとっては、飛距離のないことが劣等感の
最大の原因である。また、女性ゴルファーも正確なスイ
ングができても、飛距離がないので、スコアに限界があ
り、ローハンデキャップゴルファーになることができな
い悩みがある。しかしながら、飛距離増加のために、シ
ャフトを長くすることは、物理的に当然の原理であると
考えられていたが、シャフトを長くすると、ドライバー
ショットの正確性が極端に悪くなり、現在において、4
8インチ以上のドライバーは市販又は実用化されていな
いのが現状である。また、フェアウエーウッドクラブで
も、48インチ以上どころか43インチ以上のシャフト
のウッドクラブも正確なショットができないものと考え
られていて実用化されていない。本発明者らは、先に、
非力の男性ゴルファーよりやや力がある人乃至腕力の大
きいゴルファーに対する飛距離があり、再現性の大き
い、ウッドクラブを提案したが、その後の研究によっ
て、このクラブは、女性もしくは非力の男性、例えば高
齢男性若しくは筋力の弱い男性の場合、振り切れない
で、ボールを右にプッシュアウト等による再現性の悪い
ショットになり易いことが明らかになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一定の設計
思想に基づき、非力のゴルファーに対するドライバーを
製作すると、120cm(約47インチ)以上、好ましくは
125cm(49インチ)以上、さらに好ましくは129.
5cm(51インチ)以上の長さにしても、ドライバーショ
ットのプッシュアウト等による再現性の正確度が低下し
ないドライバーを提供するものである。また、同じ設計
思想に基づく120cm(約47インチ)以上、好ましくは
125cm以上の長尺のフェアウエーゴルフウッドクラブ
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ウッドクラブとして、例
えば、ドライバーのシャフトを長くするとヘッド速度が
増加して、ボールが飛ぶことはよく知られている。ゴル
フボールの初速vは、ドライバーのヘッドの重量Mと、
ヘッド速度Hによって決まるものであり、次の式により
表すことができる。
【数1】 ここに、Eはゴルフボールの反発率である。46はゴル
フの重量46gの数値である。実際にゴルフボールの反
発率は、ドライバーヘッド速度45m/秒の打撃におけ
るボール初速の測定から、0.8程度と考えられるの
で、上式は、近似的に、
【数2】 となる。この式は、ボール初速は、ヘッド速度に比例し
て増大するが、ヘッド重量Mは、分母と分子に存在する
ために、Mが増減してもボール初速vの変化は鈍感であ
ることを示す。このことは、非力のゴルファーに対し
て、ヘッド重量を例えば15g軽くしても、ボールの初
速は、僅かに1m/秒(4.5ヤードの飛距離減に相当す
る)減少するにすぎないことを示している。従って、先
に提案したドライバーと比較して、15gヘッド重量を
軽くすれば、非力のゴルファーも十分に早い正確なスイ
ングが可能となり、そのための飛距離減は僅かに4.5
ヤードであることが分かった。長尺にして得られる約3
5ヤードの飛距離増加が約30ヤード程度に減少するに
過ぎない。さて、ヘッド速度は、シャフトを長くすると
増大するので、結局、ヘッド重量を軽くしてもボールの
初速はあまり低下せず、シャフトを長くするとヘッド速
度が増加し、ボールの初速はヘッド速度に比例して増加
することが、上記数式によって分かる。さらに、このヘ
ッド重量として、200gを採用すると、ヘッド重量2
00g前後では、ボールの初速は次の式で表される。 v=1.46H すなわち、ヘッド速度1m/秒増加すると、ボールの初
速は、約1.5m/秒増加することになる。本発明は、
基本的には、ボール初速vに鈍感なヘッド重量を軽くし
て、シャフトを長くすることにより、ヘッド速度Hを増
加させてボール初速を増大させるものである。しかし、
単に長尺にするとドライバーショットの正確な再現性が
著しく悪くなることも知られている。ドライバーショッ
トの再現性を分析するとき、芯で捕らえるミート率の再
現性及びボールの飛行する方向の再現性に分解して考察
すべきである。また、シャフトを長くするときに、同一
のヘッド重量のままでは、同一のスイング力ではドライ
バーを振ることができなくなる。ゴルファーのスイング
力より重すぎるドライバーは、かえってスイングの再現
性及びヘッド速度を大きく低下させる。本発明者らは、
まず、再現性のよいドライバーを鋭意研究の結果、特定
のヘッド容積及びヘッド重量を選択すれば、45インチ
以下の短いシャフトのドライバーのショットの再現性を
まったく低下させないで、48インチ以上、好ましくは
50インチ以上の長さのドライバーを得ることができる
ことを発見し、この知見に基づき本発明を完成するに至
った。本発明のウッドクラブとは、ヘッドの材質に関係
なく、形状がソール部分のフェースに直交する長さがフ
ェース面の高さより長いクラブをいう。本発明におい
て、ロフト角度とは、フェース面を目標に向けたアドレ
スの形、すなわち、真上から見た場合に、フェース面か
らの垂直線が、目標への方向線の上に重なるようにヘッ
ドのソールを水平に維持し、かつ、シャフト軸中心を垂
直面に維持したときのクラブのフェース面と該垂直面と
の間で形成する角度である。いわゆるリアルロフトと呼
ばれるものである。本発明におけるシャフトの長さと
は、ウッドクラブを通常の形で床面にアドレスして、グ
リップエンドからシャフトの軸の延長線が床面に達する
点までの長さである。本発明者らは、まず、ロフト16
度以下、好ましくは14.5度以下のフェース面の高さ
が40mm以上のドライバーについて、力学的及び幾何学
に鋭意研究の結果、クラブ設計に際しシャフトの長さと
ヘッド容積及びヘッド重量との一定の関係にすれば、シ
ャフトを長くして飛距離を増大させても再現性が良いド
ライバーが得られることを見いだし、この知見に基づき
本発明ドライバー型ウッドクラブを完成した。ついで、
ロフト13〜21度、好ましくは15〜20度のフェア
ウエーウッドクラブに、本発明ドライバーの技術思想を
応用する場合に、ロフトの増加によって生じる影響及び
ドライバーとはまったく相違するティアップしない使用
態様を考慮すると、フェース面の高さ並びにシャフトの
長さとヘッド容積及びヘッド重量との関係式をドライバ
ーと相違するものに訂正する必要があることを見いだし
て、この知見に基づいて本発明フェアウエー用ウッドク
ラブを完成した。
【0005】すなわち、本発明は、下記各項に示される
発明よりなるものであり、これらは、フェース面の高さ
によって、区別される下記2種のウッドクラブを提供す
るものである。 (イ)ドライバー型ウッドクラブ (1)ロフト角度16度以下、好ましくは14度以下で
あって、フェース面の高さが40mm以上、好ましくは4
5mm以上であり、ヘッドの容積Vが270〜450mlで
あり、ヘッド重量Gが160〜190gであり、シャフ
トの長さSが120cm以上であって、かつ、シャフトの
長さSが下記不等式(A)の範囲にあることを特徴とする
ゴルフウッドクラブ。 298−1.023G≦S<315.8−1.023G (A) (2)シャフト長さ125cm以上、好ましくは127cm
以上、特に好ましくは130cm以上で、ヘッド容積27
0〜450mlであり、ヘッド重量Gが160〜180g
である(1)項記載のゴルフウッドクラブ。 (3)シャフト長さ130cm以上、好ましくは135cm
以上、特に好ましくは140cm以上で、ヘッド容積30
0〜450mlであり、ヘッド重量Gが160〜175g
である(1)項記載のゴルフウッドクラブ。 (4)シャフトの長さSが下記不等式(B)の範囲にある
ことを特徴とする(1)項、(2)項又は(3)項記載のゴル
フウッドクラブ。 299.5−1.023G≦S<315.8−1.023G (B) (5)シャフトの長さSが下記不等式(C)の範囲にある
ことを特徴とする(1)項、(2)項、(3)項又は(4)項記
載のゴルフウッドクラブ。 S≦170(V/200)1/3−55 (C) (6)シャフトのグリップエンド側から30センチ分を
除去したシャフトの重量が70g以下であることを特徴
とする(1)項、(2)項、(3)項、(4)項又は(5)項記載
のゴルフウッドクラブ。 (ロ)フェアウエー用ウッドクラブ (7)ロフト角度が13〜21度の範囲、好ましくは1
5〜20度であって、フェース面の高さが30〜40m
m、好ましくは30〜36mmであり、ヘッドの容積Vが
150〜300ml、好ましくは170〜300ml、特に
好ましくは200〜300mlであり、ヘッド重量Gが1
60〜190gであり、シャフトの長さSが120cm以
上、好ましくは125cm以上、特に好ましくは129cm
以上であって、シャフトの長さSが下記不等式(D)の範
囲にあることを特徴とするゴルフウッドクラブ。 298−1.023G≦S<315.8−1.023G (D) (8)シャフトの長さSが下記不等式(E)の範囲にある
ことを特徴とする(7)項記載のゴルフウッドクラブ。 299.5−1.023G≦S<315.8−1.023G (E) (9)シャフトの長さSが下記不等式(G)の範囲にある
ことを特徴とする(7)項又は(8)項記載のゴルフウッド
クラブ。 S≦170(V/200)1/3−40 (G) (10)シャフトのグリップエンド側から30センチ分
を除去したシャフトの重量が70g以下であることを特
徴とする(7)項、(8)項又は(9)項記載のゴルフウッド
クラブ。
【0006】本発明のウッドクラブの態様として、グリ
ップがゴム製グリップであって、該ゴム製グリップの表
面に軟質合成樹脂製テープを巻き付けた態様が望ましい
態様である。当該2種のクラブの内、(イ)のウッドクラ
ブは、ドライバー型ウッドクラブとして、(ロ)のウッド
クラブはフェアウエー用ウッドクラブとして使用するこ
とができる。ロフト角度、16度を超えるドライバー型
クラブは、120cm以上のシャフトの長さでは、ボール
が高く上がり過ぎて、飛距離の増大が見込めない上、飛
距離の正確性が著しく低下する。また、フェアウエー用
ウッドクラブでは21度を越えるロフトにおいて前記の
ボールが高く上がる現象が起こる。本発明のウッドクラ
ブは、ヘッド形状、ヘッド重量及びヘッド容積の範囲に
対応して、シャフトの長さ120cm以上、125cm以
上、好ましくは127cm以上、特に好ましくは130cm
以上、132cm以上、好ましくは137cm以上、特に好
ましくは142cm以上等に特定している。この範囲の長
さでないと、従来よりも飛距離増加の効果が顕著でな
い。本発明のフェアウエー用ウッドクラブにおいて、フ
ェース面の高さは、40mm以下、好ましくは38mm以
下、特に好ましくは35mm以下にする必要がある。この
ように薄いフェースにすることによって、ヘッド容積が
たとえ200mlとドライバー型クラブと比較して小さく
ても、ヘッドの上面方向から見た平面面積が広くなり、
芯が水平方向に広くなる。フェアーウエーウッドでは、
ティーアップしないで打つために、芯が上下方向に外れ
たときは、元々ミスショットになるので、水平方向に芯
が大きくする利点はあるが、上下方向に芯を広くしても
ドライバーのように有利にならない。また、薄いことに
よって、芯の下に外してボールを打つことがすくなくな
り、易しくボールを打つことができ、長いシャフトのフ
ェアウエークラブにとって必須の条件となる。また、こ
のように薄いために、平面面積の横方向及び縦方向に寸
法が大きいことは、ヘッドがボールの衝撃で回転する慣
性モーメントが大きくなり、方向性が大きくなる上に、
フェースの水平方向の寸法が大きくなり、また、重心が
フェースから離れるため重心深度も大きくなり、その上
ロフトがドライバーより大きいことによって、方向性の
向上及びスイートエリアの面積が増加するので、ドライ
バーと比較するとヘッド容積の割にはシャフトを長くす
ることができる。本発明クラブの大きい容積と軽い重量
を充足するためには、クラブヘッドは、必然的に中空又
は中空体に発泡物質を充填した構造のヘッドになる。本
発明においてフェース面の高さとは前面フェースの最も
巾の大きい高さである。ヘッド上面部のふくらみ及びソ
ールは含まないものである。本発明ドライバー型ゴルフ
ウッドクラブの基本的構成は、非力のゴルファーに対し
て、前述した通り、シャフトを長くするために、その長
さに対応する一定の力学的規則に則って、ヘッドの容積
を大きくし、ヘッドの重量を軽くする技術思想である。
例えば、ウッドクラブでは、51インチ(約130cm)の
長さのシャフトにした場合に、ヘッド重量が180gを
超えると、非力ゴルファーのスイング力では、スイング
が不正確になり、正確なショットが打てなくなる。ま
た、ドライバー型クラブのヘッドの容積が270ml未満
になると、長いシャフトの場合、ドライバーショットに
おいてスイートエリアでボールを打つことが困難にな
る。すなわちミート率が低下する。
【0007】一方、(ロ)のフェアウエー用ウッドクラブ
の場合は、ロフトがあるので、実質的な芯が拡大され
る。容積はドライバー型と比較して少なくて良いが、そ
れでも150ml以上、好ましくは170ml以上、特に好
ましくは200ml以上の容積がないと、120cm以上の
シャフト長さの場合は、ミート率が低下する。ここにヘ
ッド容積とは、ウッドクラブのヘッドの上面のシャフト
との連結部を切断した形の容積である。ウッドの上面が
欠落しているクラブについては、フェース面の上縁とク
ラブの周縁で形成する曲面を想定して容積を算出するも
のとする。本発明者らは、まず、ドライバー型クラブに
ついて、ドライバーショットの芯の広さが、ドライバー
のヘッドの寸法に比例することに着目した。ここに芯の
広さとは、ドライバーの真芯でボールをヒットした場合
の最高飛距離よりも10ヤード飛距離が落ちるドライバ
ーフェースの面積範囲と定義する。このように飛距離低
下度を特定して、初めて芯の広さ(スイートエリア)が確
定する。プロゴルファーのドライバーショットの実測に
よれば、芯から1cm外れると、約10ヤード飛距離が低
下し、芯から2cm外れると約30ヤード飛距離が低下す
ることが分かっている。このとき使用されたドライバー
は容積が200ml以下の小さいヘッドのものであった。
まず、本発明者らは、芯を外す誤差は、ゴルファーの目
とボールとの距離に比例することに着目した。通常は、
この誤差はシャフトの長さと比例すると考え勝ちである
ところを、目とボールの距離に比例する事実に着目した
点に本発明の特徴の一つがある。従って、シャフトを長
くしたときに、ゴルファーの目とボールの距離が増加す
るが、その増加に比例して、ヘッドの寸法を増加させる
とドライバーショットの正確な再現性が低下しないこと
を発見した。さて、200mlの平均的ヘッド容積で、4
4インチ(110cm)のシャフトの長さのドライバーを、
従来技術の比較の対象として取り上げる。このドライバ
ーでショットする場合に、ボールと目との平均的な距離
は身長によって変化するが平均的距離は実測によれば大
体170cmである。ここで、シャフトをscm長くしたと
すると、目とボールの距離は、ほぼ「170+s」cmに
なる。従って、ヘッドの寸法を[(170+s)/17
0]倍にすれば、芯のミート率に関するドライバーショ
ットの再現性は低下しないことになる。本発明のドライ
バーのヘッド容積をVとすると、寸法は容積の立方根に
比例するので、200mlの容積を基準にすると、200
mlのドライバーヘッドと同一の芯のミート率の再現性を
維持できる寸法のドライバーヘッド容積Vは次の式とな
る。 (170+s)/170=(V/210)1/3 この式を整理すると、sは次の式で表される。 s=170(V/200)1/3−170 ドライバーのシャフトの長さSは、44インチ(110c
m)にsを加算したものであるので、ドライバーのシャフ
トの長さSは次式となる。 S=110+170(V/220)1/3−170 =170(V/200)1/3−60 この式は、ゴルファーの身長及びアドレスの形によって
多少変動する。しかし、アドレスのときのシャフトの長
さが入るので、身長の相違による影響は相当少なくな
る。また、身長の低い人は、同一長さのクラブでは、絶
対的な目とボールの距離が短くなるので、相対的に誤差
の計算での不利を補完する関係にあるので、身長の相違
の影響は実際上はほとんど打ち消される。
【0008】この式によれば、容積270mlのときに、
シャフトの長さは127センチ程度にすることができ
る。従って、安全側の120cmの長さに対して、270
mlのヘッド容積のドライバーにすれば、ミート率は低下
しないはずである。この理由によって、本願発明のドラ
イバー型ウッドクラブの容積は270ml以上に特定し
た。本発明のドライバークラブは、上記数式に対して、
5cm長い程度までは、200ml以下のヘッド容積の従来
のパーシモンタイプのドライバーと同一のミート率でシ
ョットすることができる。従って、シャフトの長さSセ
ンチを下記不等式(C)の範囲にすることが望ましい。 S≦170(V/200)1/3−55 (C) また、Sは短いほど、ミート率は向上するが、飛距離が
小さくなる。従って、シャフトの長さSセンチは下記不
等式(H)の範囲にすると、ヘッド容積を有効に利用した
大きい飛距離を得ることができるのでさらに望ましい。
170(V/200)1/3−65≦S≦170(V/20
0)1/3−55(H)一方、ゴルファーのスイング力を一定
にした場合に、シャフトSの長さを長くすると、それに
伴って、ヘッドの重量を減少しないとスイングの速度及
び再現性が低下する。次に、本発明者らは、ヘッド重量
168gのドライバーM[つるや(株)社製アクセルIジ
ュラルミン、44インチカーボンシャフト、ヘッド容積
300ml]とヘッド重量180gのドライバーN[ヨネ
ックス(株)社製チタンカーボン300、45インチカー
ボンシャフト、シャフトの堅さR、ヘッド容積300m
l]のそれぞれについて、何インチの長さまで、十分に
振り切れるかを、非力の女性ゴルファー(握力25〜2
8kg重程度)及び非力の男性ゴルファー(握力約33kg
重)によって試験した。実際のスイング力は、握力だけ
で判定できないが、握力は各ゴルファーのスイング力の
一応の目安として採用した。実験は、市販のドライバー
Mのシャフトに他のカーボンシャフトを継ぎ足して、1
29cm(約51インチ)、135cm(約53インチ)、14
4cm(約57インチ)、150cm(約59インチ)の長さの
もの4種を作成した。ここで行ったシャフトの継ぎ足し
作業は、ドライバーのゴムグリップを外し、シャフトの
末端にナイロンモノフィラメントを12mmの幅で並べ巻
きして末端を確実に補強したのち、接着剤(ボンド)を塗
布した他のカーボンシャフト(表面をサンドペーパーで
荒らす)を差し込んで木槌で叩いて強く差し込んで一日
放置して、接着を固化固定したのち、延長用の差し込ん
だシャフトを所定の長さの位置で切断した。
【0009】これにゴム製グリップを嵌めて、さらに、
グリップ軸の裏側表面にアルミ製バックラインを貼り付
けてから、その上に、テニス用として市販されているヨ
ネックス製テニス用グリップテープ、ウエットスーパグ
リップ[商品名、ポリウレタン製]を巻き付けた。驚く
べきことに、このポリウレタン樹脂製テープを巻き又は
バックラインを設けただけで、長尺ドライバーは非常に
軽く感じられ、力強くスイングできる。ポリウレタン樹
脂製テープは、手の汗も吸収し、手袋を嵌めなくともグ
リップをしっかりと握ることができる。本発明のグリッ
プテープとしては、ポリウレタン樹脂製テープは汗の吸
収性が優れているが、軟質合成樹脂製、例えば軟質塩化
ビニル製テープ、軟質ポリエチレン製のテープなどを特
に制限なく使用することができる。さて、他方のドライ
バーNについては、同様のシャフト延ばし操作によっ
て、シャフトの長さ139cm、131.6cm、123cm
にした場合に、前記男性の非力ゴルファーのスイング力
は、131.6cmのときに、丁度一致することを確認し
た。また、女性ゴルファーの場合は、ドライバーNは、
116.8cm(46インチ)のシャフトまで、十分にスイ
ングできることを確認した。ドライバーNの123cmで
は、少し重く、シャフト延ばしをしない場合(114.3
cm)には、少し軽すぎる結果を得た。これらのスイング
感覚試験は、各ゴルファーに数回以上の任意の回数のフ
ルスイングして、それぞれ非力の男性5人グループ毎及
び女性5人のグループ毎の討論の結果、それぞれのグル
ープ全員一致の結論であった。このドライバーNもグリ
ップにバックラインを付け、軟質テープを巻いて同一の
条件に揃えた。また、ドライバーN及び145センチド
ライバーMのグリップ部分に20gの鉛を取り付け、ス
イングのヘッド速度を測定したが取り付けない場合と比
較してスイングに知覚できる程度の影響はなかった。す
なわち、シャフトの堅さ、グリップ部分の重さ(シャフ
トの末端の重さ)はスイングに影響がないことを確認し
た。しかし、シャフトの先端部分の重量が大きいと、大
きなスイング力を必要とすることが分かった。前記の5
1インチの改造ドライバーNのグリップエンド側から3
0センチ分除去したシャフトの重量は48(Rシャフ
ト)及び49g(Sシャフト)となる。前記55インチ
ドライバーMのグリップエンド側から30センチ分除去
したシャフトの重量は55gであり、両者ともにシャフ
トの重さによってスイングに影響しない。グリップの長
さは標準27cm程度であり、グリップエンド側から3
0センチの位置はグリップ部分は含まれない。しかし、
この改造シャフトの代わりに、全長50インチで98g
のボロン繊維で強化したシャフトであって、グリップエ
ンド側の30センチ分を除去した重量が75gのもの
を、取り付けた場合に前記ドライバーN及びドライバー
Mと比較して、明らかに大きいスイング力を必要とし正
確なスイングを再現することが困難になった。具体的に
は、振り遅れて打球が右に飛び出し易くなった。従っ
て、本発明のウッドクラブでは、シャフトのグリップエ
ンド側の30センチ分を除去した重量が、70g以下、
好ましくは、60g以下、特に好ましくは50g以下で
あることが望ましい。
【0010】そして、前記と同様に非力の男性5人によ
る各数回のスイングによって、131.6cmシャフトの
ドライバーNを振る力と同一の力を必要とするドライバ
ーMを実際にスイングして比較した感覚に基づき4種の
中から選択した。その平均的感覚の結果を討論したとこ
ろ、全員一致の意見として、129cmではドライバーM
の方が軽く、138cmが少し軽い、144cmがほぼ同一
である、150cmのドライバーは少し重いとの結果を得
た。非力の男性ゴルファーには、144cmのドライバー
Mが、131.5cmのドライバーNと同一の力でスイン
グできることを確認した。
【0011】その結果、非力のゴルファーにとっては、
168gのドライバーは144cm(約57インチ)が丁度
よい長さであり、180gのドライバーについては、1
31cm(約49インチ)が非力なゴルファーのスイングに
適した長さであるという結果を得た。同様の試験を女性
5人について実施して、全員一致の総合意見として、1
16.8cm(46インチ)のドライバーNと同一のスイン
グ力で振れるドライバーMの長さは、129.5cm(51
インチ)であるとの結果を得た。この数値から、非力の
男性ゴルファー及び女性ゴルファーが正確で、かつ力強
くスイングできるシャフトの長さとヘッド重量の関係
は、図2のような直線関A及び直線Bにあるものと認定
することができる。この図2によれば、2.5cmのシャ
フトの延長は、約2.5gの重さの増加にほぼ匹敵する
力を必要とすることが分かる。この図から、シャフトの
長さS(cm)とヘッド重量G(g)との関係を1次直線とし
て、その関係は下記式で表すことができる。 非力の男性ゴルファー S=315−1.023G 女性ゴルファー S=301−1.023G この長さに、さらに、ゴルファーの技量による変動を加
算すると3cm短い長さ、すなわち、図2のC線より上の
部分、好ましくは、1.5cm短い長さまでが本発明のド
ライバーの長さとなる。従って、非力の男性ゴルファー
及び女性ゴルファーにとって、必要なシャフトの長さS
は、次の不等式の範囲になる。 298−1.023G≦S<315.8−1.023G 好ましくは、 299.5−1.023G≦S<315.8−1.023G このシャフトの長さSの下限未満のときは、飛距離の増
加程度が顕著でなく、このシャフトの長さの上限を超え
ると、非力のゴルファーにとっては、ドライバーが重す
ぎるために正確なショットの再現性及びヘッド速度がか
えって低下する結果となる。本発明者の物理計算では、
ヘッド重量180g前後において、ヘッド重量は15g
増減すると、飛び出すボールの初速は前記の式によれ
ば、約1m/秒増減する。また、本発明者の実測によれ
ば、シャフトの長さを約2.5cm長くすると、大体、ヘ
ッド速度は約1m/秒増加することが分かった。これは
ボール初速に換算すると、前記の式によって1.5m/
秒の増加である。従って、シャフトを15cm(約6イン
チ)長くして、ヘッド重量を15g軽くしたときに、ボ
ールの初速は(9−1=8m/秒)増加する。ボール初速
1m/秒の増加は実測によれば、大体4〜5ヤードの飛
距離増加となると実測されている(ハイネマン社発行、
ザ・サーチ・フォー・パフェトスイング第163ペー
ジ)。従って、15g軽くして、15cmシャフトを長く
すると、飛距離は30〜40ヤード増加することにな
る。すなわち、本発明の設計思想に基づき、15cmシャ
フトを長くして、15gヘッド重量を軽くすれば同一の
スイング力で安定したスイングができて、飛距離を約3
5ヤード増加させることができる。
【0012】この基準として、通常の男性ゴルファーの
場合に、190gで129.5cm(51インチ)である
が、女性ゴルファー及び非力の男性ゴルファーの場合に
は、180gのヘッド重量の場合に、約114cm〜13
1cmの範囲となる。例えば、このドライバーNを121
cmの長さでスイングできる人の場合、すなわち、図2の
Pの場合、そのままそのドライバーNを使用するより
も、点Pから直線Dを左に辿り、165gのヘッド重量
の位置Rの長さ135cmにした方が、30ヤード以上の
飛距離が得られることになる。また、P点のドライバー
を使用した場合も、190gのS点のドライバーを使用
するよりも、25ヤード程度飛距離が増加することにな
る。同様に、S点のドライバーは、通常のドライバー2
00gで41インチの女性用ドライバーよりも約20ヤ
ード飛距離が増加することになる。従って、本発明のド
ライバーは、図2の関係より、190g以下、好ましく
は180g以下、さらに好ましくは175g以下の重量
が必要である。また、160g以下の重さの場合は、大
きいヘッド容積のドライバーヘッドの製造が困難とな
り、また、前記ボール初速の式におけるヘッド重量の影
響が、ボールの重量46gとの割合で無視できなくなる
ので飛距離増加の効果が減少する。さて、ドライバーシ
ョットの方向性に関する因子として、インパクトの瞬間
のシャフトの傾きの正確度が重要である。図3において
シャフトがインパクトで時計回りに少し回転するとフェ
ースの向きが真っすぐの方向Tから右方向のRにずれ
る。しかし、シャフトが長くても、シャフトの傾きは同
一である。従って、本発明の長いシャフトによって、シ
ョットの方向性が低下することはない。また、ゴルフス
イングのように、力学的に紐の先の重りを振り回すタイ
プのスイングの場合は、インパクトの瞬間のスイング中
のグリップの位置によって、フェース面の向きの方向が
左右に変わる。図4において、インパクトのグリップが
正しい位置から左にずれると、フェースは右方向Rを向
く。この因子はシャフトが長いほどかえって許容範囲が
大きくなるので、シャフトが長いと方向性は少し向上す
る。また、本発明のドライバーによって、30ヤード距
離が増加したとすると、飛距離30ヤード減のスイート
エリアは、芯から半径2cm(直径4cm、図5のb)とな
る。これは通常の44インチ以下のドライバーの10ヤ
ード減のスイートエリアである直径2cm(図5のa)の2
倍に達する。44インチ以下の短いドライバーの飛距離
を基準にするとスイートエリアが顕著に拡大されたこと
になる。すなわち、44インチ以下の長さのドライバー
ショットの飛距離以上を再現する再現性は、スイートエ
リアで表現して2倍以上になったことになる。44イン
チドライバーの飛距離を基準にすると44インチドライ
バーよりも飛躍的に安定したショットが打てることにな
る。すなわち、このことはシャフトを長くするとスイー
トエリアが広くなると解釈することができる。このよう
に、本発明ドライバークラブは、44インチドライバー
よりも芯に当たれば、飛距離も増大する上に、44イン
チの飛距離を基準にすると44インチドライバーの場合
よりも正確なショットを打つことが易しくなるという驚
くべき結果になる。本発明ドライバーウッドクラブは、
長尺シャフトになっても、ミート率を基準に評価すると
(すなわち、長尺クラブでの最高飛距離基準とする
と)、ミート率(スイートエリアの面積)は低下しない
クラブであり、また、6インチ短いドライバーの最高飛
距離を基準にすると、6インチ短尺の場合よりもスイー
トエリアの直径が倍以上に拡大するという極めて大きい
利点がある。
【0013】単にシャフトを僅かに数インチ長くするこ
とによって、スイートエリア寸法の倍増、すなわちヘッ
ド容積を8倍(1600ml)にしたのと同等の利点が得ら
れる点に本発明の大きな特徴の一つがある。しかも、そ
の拡大されたスイートエリアの真芯で打つと30ヤード
程度の飛距離増加が得られるのである。本発明者らは、
ドライバーと同一の設計思想をフェアウエー用ウッドク
ラブに適用した。すなわち、本発明フェアウエー用ウッ
ドクラブは、ロフト角度が13〜21度の範囲、好まし
くは15〜20度であって、フェース面の高さが30〜
40mm、好ましくは30〜36mmであり、ヘッドの容積
Vが150〜300ml、好ましくは170〜300ml、
特に好ましくは200〜300mlであり、ヘッド重量G
が160〜190g、好ましくは160〜180g、特
に好ましくは160〜175gであり、シャフトの長さ
Sが120cm以上、好ましくは125cm以上、特に好ま
しくは129cm以上であって、シャフトの長さSが下記
不等式(D)の範囲、好ましくは(E)の範囲にあること、
さらに、好ましくは式(G)の範囲にあることを特徴とす
るゴルフウッドクラブである。 298−1.023G≦S<315.8−1.023G (D) 299.5−1.023G≦S<315.8−1.023G (E) S≦170(V/200)1/3−40 (G) 本発明のフェアウエー用ウッドクラブの場合は、ドライ
バー型クラブよりも、ロフトがあるために、また、フェ
ース面の高さをボールの直径の40mmとの比較で、30
〜40mm好ましくは30〜35mmに限定したために、ミ
ート率及び方向性が飛躍的に良くなっている。その結
果、このロフト及びフェース面の高さの限定によって、
ミート率が向上したために、ヘッド容積を、ドライバー
型クラブの標準よりも小さくすることができる。この観
点から、フェアウエー用ウッドクラブでは、ドライバー
型クラブの容積と比較すると、ヘッド容積の下限値を1
80ml以上、好ましくは200ml以上と小さくすること
ができる。同様の理由で、ヘッド容積に基づくシャフト
の長さも、ドライバー型の場合の数式の右辺の数値60
を、45にするのが適切であることを実験によって見い
だした。すなわち、ヘッド容積ととシャフトの長さの関
係式は、次式となる。S≦170(V/200)1/3−4
5この式を基準にドライバー型クラブと同様に、許容範
囲を設けると、本発明フェアウエー用ウッドクラブは、
下記不等式(G)の範囲、好ましくは下記不等式(J)の範
囲にするのが望ましい。 S≦170(V/200)1/3−40 (G) 70(V/200)1/3−50≦S≦170(V/200)1/3−40(J) 本発明フェアウエー用ウッドクラブの新規な条件を充足
するものを作成すると、シャフトを120cm以上にした
場合でも易しく打てるフェアウエーウッドクラブを得る
ことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、ヘッド容積が一定以上の長尺
ドライバー又はフェアウエーウッドにおいて、ヘッド重
量に対応して、特定の不等式に適合するシャフトの長さ
を選択することによって、飛躍的な飛距離の増大にも拘
わらず、短いドライバーの場合と同一の正確なミート率
を達成し得るドライバーを提供するものである。また、
本発明ドライバー又はフェアウエー用ウッドグラブは、
例えば6インチシャフトが短い通常のドライバーの飛距
離に基準をおくと、非力のゴルファーの場合でも約30
ヤード飛距離が増加する。本発明ドライバーの場合に、
最高非距離から30ヤードの飛距離減の芯の広さは、半
径2cmとなる。このことは、6インチ短いドライバーの
飛距離を基準に考えると、スイートエリアの寸法が2倍
以上、面積にして4倍以上、ヘッド容積にして8倍以上
になった効果がある。すなわち、スイートエリアが増加
して、しかも、真芯で打った場合には飛距離が30ヤー
ド増加する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のドライバーの斜視図である。
【図2】図2は、非力の男性ゴルファーA及び女性ゴル
ファーBの力で振る場合の、シャフトの長さとヘッド重
量との関係を示すグラフである。
【図3】図3は、シャフトの角度が変わるとヘッド面の
向きすなわち飛球の方向が変わることを示す図である。
【図4】図4は、インパクトのグリップの位置が変わる
とヘッド面の向きがかわることを示す図である。
【図5】図5は、30ヤード減スイートエリアが10ヤ
ード減スイートエリアの倍の直径であることを示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平9−26024 (32)優先日 平成9年1月24日(1997.1.24) (33)優先権主張国 日本(JP) 早期審査対象出願 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 53/04 A63B 53/10 A63B 53/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロフト角度16度以下であって、フェース
    面の高さが40mm以上で、ヘッドの容積Vが270〜4
    50mlであり、ヘッド重量Gが160〜190gであ
    り、シャフトの長さSが120cm以上であって、シャフ
    トの長さSが下記不等式(A)の範囲にあることを特徴と
    するゴルフウッドクラブ。 298−1.023G≦S<315.8−1.023G (A)
  2. 【請求項2】シャフト長さ125cm以上で、ヘッド容積
    270〜450mlであり、ヘッド重量Gが160〜18
    0gである請求項1記載のゴルフウッドクラブ。
  3. 【請求項3】シャフト長さ130cm以上で、ヘッド容積
    300〜450mlであり、ヘッド重量Gが160〜17
    5gである請求項1記載のゴルフウッドクラブ。
  4. 【請求項4】シャフトの長さSが下記不等式(B)の範囲
    にあることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項
    3記載のゴルフウッドクラブ。 299.5−1.023G≦S<315.8−1.023G (B)
  5. 【請求項5】シャフトの長さSが下記不等式(C)の範囲
    にあることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    又は請求項4記載のゴルフウッドクラブ。 S≦170(V/200)1/3−55 (C)
  6. 【請求項6】シャフトのグリップエンド側から30セン
    チ分を除去したシャフトの重量が70g以下であること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    又は請求項5記載のゴルフウッドクラブ。
  7. 【請求項7】ロフト角度が13〜21度の範囲であっ
    て、フェース面の高さが30〜40mmであり、ヘッドの
    容積Vが150〜300mlであり、ヘッド重量Gが16
    0〜200gであり、シャフトの長さSが120cm以上
    であって、シャフトの長さSが下記不等式(D)の範囲に
    あることを特徴とするゴルフウッドクラブ。 298−1.023G≦S<315.8−1.023G (D)
  8. 【請求項8】シャフトの長さSが下記不等式(E)の範囲
    にあることを特徴とする請求項7記載のゴルフウッドク
    ラブ。 299.5−1.023G≦S<315.8−1.023G (E)
  9. 【請求項9】シャフトの長さSが下記不等式(G)の範囲
    にあることを特徴とする請求項7又は請求項8記載のゴ
    ルフウッドクラブ。 S≦170(V/200)1/3−40 (G)
  10. 【請求項10】シャフトのグリップエンド側から30セ
    ンチ分を除去したシャフトの重量が70g以下であるこ
    とを特徴とする請求項7、請求項8又は請求項9記載の
    ゴルフウッドクラブ。
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