JP3037518U - カフスボタン - Google Patents
カフスボタンInfo
- Publication number
- JP3037518U JP3037518U JP1996011332U JP1133296U JP3037518U JP 3037518 U JP3037518 U JP 3037518U JP 1996011332 U JP1996011332 U JP 1996011332U JP 1133296 U JP1133296 U JP 1133296U JP 3037518 U JP3037518 U JP 3037518U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- cufflink
- cuff
- button body
- decorative surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 袖口ボタンを利用して、簡単な構成で容易に
装着でき、かつ、机上の仕事等においても邪魔にならな
いように工夫した新規なカフスボタンを提供すること。 【解決手段】 表側を装飾面3とした錫,金,銀,黄銅
等を鍛造した金属製または宝石類製のボタン本体aの裏
側に伸縮性を有する掛け紐bを取り付けてなるカフスボ
タン。
装着でき、かつ、机上の仕事等においても邪魔にならな
いように工夫した新規なカフスボタンを提供すること。 【解決手段】 表側を装飾面3とした錫,金,銀,黄銅
等を鍛造した金属製または宝石類製のボタン本体aの裏
側に伸縮性を有する掛け紐bを取り付けてなるカフスボ
タン。
Description
【0001】
本考案はワイシャツのカフスを留めるのに使用するカフスボタンに関する。
【0002】
カフスボタンは、装飾的に加工した宝石や金属類をボタン本体とし、その裏面 に所要の係止具を備えているものである。装飾のポイントには、真珠,ダイヤ, オパール,翡翠,珊瑚等が使われ、台に金,銀が使われているもの、あるいはま た、金めっき製または銀めっき製の台に瑪瑙や合成石,貝類,特殊ガラス,練り 物等をあしらったものもある。 これらのカフスボタンは、互いに重ね合わせ(突き合わせ)るようにした袖口 片に設けた通孔に、上記の係止具を、挿通係止することによってカフスを留めて いる。
【0003】
上記係止具としては、ばね式,チェーン式,ねじ式またはスナップ式等のいわ ば器械的構造のものが各種使用されているが、いずれも、その構造が比較的複雑 で製作に手数が掛かるとともにコスト高になり、また、カフスへの装着も面倒で あるという問題がある。 さらに、カフスをカフスボタンで留めていると、特に机上の仕事等において、 上記係止具が邪魔になるという問題がある。
【0004】 本考案は、上記の互いに重ね合わせ(突き合わせ)るようにした袖口片にカフ スボタン用の通孔を設けているワイシャツのカフスが、その袖口片の片方のもの に外側に、他方のものの通孔に掛ける袖口ボタンを縫着していることが一般的で あることに着目し考案されたもので、その袖口ボタンを利用して、簡単な構成で 容易に装着でき、かつ、机上の仕事等においても邪魔にならないように工夫した 新規なカフスボタンを提供しようとするものである。
【0005】
本考案カフスボタンは、表側を装飾面3としたボタン本体aの裏側に掛け紐b を取り付けてなる。
【0006】 ボタン本体aとしては、錫,金,銀,黄銅等を鍛造した金属製または宝石類製 で、表側を凹凸と彩色とによる装飾面3としたものが好適であり、掛け紐bとし ては、伸縮性を有するものが好適である。
【0007】 また、ボタン本体aは、その裏側に形成した凹処4に掛け紐bの基端2を取り 付けること、さらには、その掛け紐bが、基端2を黄銅等の金属製の圧潰管5′ 内に挟持止着され、かつ、その圧潰管5′を上記凹処4に溶接または接着剤によ り固着させることが好適である。
【0008】
すなわち、本考案カフスボタンは、装飾的に所望の加工をした金属類,宝石類 (本書では模造品を含む)からなるボタン本体aの裏側に、伸縮性の掛け紐bの 基端2を固着してなる。これを図示の1実施形態についてさらに詳しく説明する と次のとおりである。
【0009】 ボタン本体aは、錫,金,銀,黄銅等で鍛造した金属製のもので、表側に細か な凹凸と適宜の彩色を施すことによって立体的な装飾面3とし、裏側に細長な凹 処4を形成している。 その凹処4は、後記圧潰管5′を強制押入できる適宜の径と深さに設計されて いるものである。
【0010】 掛け紐bは、平打ちまたは丸打ちの紐に芯としてゴム糸等の弾性糸を入れてな るゴム紐の長さのものを二つ折りしてループ部分1を作って、そのループ部分1 側を遊端側とするとともに、他側の両端部2′,2′を重ねて基端2とし、その 基端2をたとえば黄銅製の細管5に挿入し(図5)、それをペンチ等所要の工具 で圧潰して圧潰管5′として、基端2が不用意に抜脱しない状態に締着挟持する (図4)。 この掛け紐bは、圧潰管5′を上記凹処4に強制的に押入され、溶接によりし っかりと固着される(図1,2)。
【0011】 上記構成のカフスボタンは、ワイシャツのカフスにおいて、袖口片6,7を互 いに重ね合わせながら、掛け紐bをカフスボタン用の通孔6′,7′に挿通する とともにそれを伸長させながら、その遊端側のループ部分1を袖口片7の外側に 縫着してある袖口ボタン8に掛ける。 このようにして、カフスボタンがワイシャツのカフスに装着され、そのカフス を留めることができるものである。
【0012】 ボタン本体aは、上記のような金属類製とする以外に、各種の宝石類で作るこ とももちろん可能であり、その場合において、掛け紐bの基端2(さらに具体的 には圧潰管5′)のそのボタン本体aの凹処4への固着は、前記溶接に代えて適 宜の接着剤をする。 もっとも、上記のように金属類製のボタン本体aにおいても、掛け紐bの固着 を所要の接着剤で行うこともできること明らかである。
【0013】
本考案カフスボタンは、表側を装飾面としたボタン本体の裏側に掛け紐を取り 付けてなるから、互いに重ね合わせた袖口片の通孔に掛け紐を挿通するとともに それを伸長させながら、一方の袖口片の外側に縫着してある袖口ボタンに掛ける ことにより、容易に当該ワイシャツのカフスに装着することができる。
【0014】 しかも、従来のばね式等の器械的構造を採用する場合に比べ、製造が簡単であ るとともにコストが安く、さらに、そのカフスボタンが机上の仕事等において邪 魔になるということもない。
【図1】本考案カフスボタンの1実施形態例の斜視図で
ある。
ある。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の使用状態の斜視図である。
【図4】同上のボタン本体と掛け紐を分離して示す断面
図である。
図である。
【図5】同上の掛け紐の基端側を細管に挿入し、その細
管を未だ圧潰していない状態の断面図である。
管を未だ圧潰していない状態の断面図である。
a ボタン本体 b 掛け紐 1 ループ部分 2 基端 2′ 端部 3 装飾面 4 凹処 5 細管 5′ 圧潰管 6 袖口片 7 袖口片 6′ 通孔 7′ 通孔 8 袖口ボタン
Claims (6)
- 【請求項1】表側を装飾面としたボタン本体の裏側に掛
け紐を取り付けてなることを特徴とするカフスボタン。 - 【請求項2】ボタン本体が、錫,金,銀,黄銅等を鍛造
した金属製で、表側を凹凸と彩色とによる装飾面として
なることを特徴とする請求項1記載のカフスボタン。 - 【請求項3】ボタン本体が、宝石類製で、表側を凹凸と
彩色とによる装飾面としてなることを特徴とする請求項
1記載のカフスボタン。 - 【請求項4】掛け紐が伸縮性を有することを特徴とする
請求項1,2または3記載のカフスボタン。 - 【請求項5】ボタン本体が、その裏側に形成した凹処に
掛け紐の基端を取り付けていることを特徴とする請求項
1,2,3または4記載のカフスボタン。 - 【請求項6】掛け紐が、その基端を黄銅等の金属製の圧
潰管内に挟持止着され、かつ、その圧潰管を上記凹処に
溶接または接着剤により固着させていることを特徴とす
る請求項1,2,3,4または5記載のカフスボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011332U JP3037518U (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | カフスボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011332U JP3037518U (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | カフスボタン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037518U true JP3037518U (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=43172235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011332U Expired - Lifetime JP3037518U (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | カフスボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037518U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014503322A (ja) * | 2011-01-31 | 2014-02-13 | アンジェラ カズボロ パトリツィア | 衣類ファスニングシステム |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP1996011332U patent/JP3037518U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014503322A (ja) * | 2011-01-31 | 2014-02-13 | アンジェラ カズボロ パトリツィア | 衣類ファスニングシステム |
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