JP3037318U

JP3037318U - 靴の中敷

Info

Publication number: JP3037318U
Application number: JP1996009013U
Authority: JP
Inventors: 俊夫小西
Original assignee: 俊夫小西
Priority date: 1996-08-19
Filing date: 1996-08-19
Publication date: 1997-05-16
Anticipated expiration: 2002-08-19

Abstract

(57)【要約】【課題】足の裏の全面について磁気療法効果を得るこ
とのできる新規の靴の中敷を提供することを目的する。【解決手段】粉末状磁石入りプラスチックマグネット
を足型状として中敷本体を構成し、この中敷本体の表面
に身体の一部におけるツボもしくは反射区またはその両
者を表わす説明絵図を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、磁気療法効果をもつ靴の中敷に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、靴の中敷として、足の土踏まず個所と対応する位置に永久磁石を取付けた形式、また足底マッサージ用の突起を設けた形式は知られているが、前・後者共に足の裏の一部分について磁気療法効果もしくは指圧効果を得るものであって、足の裏の全面について磁気療法効果を得るものではなかった。尚、足の裏の全面について磁気療法効果を得るようにした形式のものは現在見当らない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、足の裏の全面について磁気療法効果を得ることのできる新規の靴の中敷を提供することを目的するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係る靴の中敷は、粉末状磁石入りプラスチックマグネットを足型状として中敷本体を構成したものであり、そして、中敷本体の表面に身体の一部におけるツボもしくは反射区またはその両者を表わす説明絵図を設けたものである。

【０００５】

【作用】

磁気療法には次のような特徴がある。著しい消腫・止痛作用があり、またその療効は迅速にあらわれる。消炎、止瀉、止痒、鎮静、血圧降下に対して一定の作用をもっている。長期間にわたって療効が保たれ大きな底力を発揮する。広範囲の適応性があり、内科、外科、婦人科、小児科、神経科、五官科、皮膚科などのいずれにも応用される。治療できる病気はすでに１００種類以上あり、しかも絶対的な禁忌症は今のところまだ発見されていない。針灸と相似して経済的な特徴をもっている。１個の磁石がきわめて長期間用いられるし、大型のものを小型に破砕して貼付使用することもできる。磁療器機の価格は高価であるが、その他の理療器具に比較すればやはり経済的である。もっともよく応用されている貼付法があるが、この貼付法は、磁石片が１ケースありさえすれば、いつでもどこでも用いることができる。患者自身でも、医師から用法を教われば、直ちに貼付法によって治療することができる。また大きい病院には多くの種類の磁療器械器具があるが、これも他の理療方法と比較して容易に学習され習得しやすい。磁気療法中の貼付法はもっとも時間を節約できる治療方法であり、患者に磁石を貼付した後１〜２週間して再診し１回調整するだけでよいので、患者が病院に出かける時間を節約することができるし、医師の施療時間も節約することができる。このようように磁療器機による治療は、その他の方法よりも簡便であり、医師はただ最初の１〜２回患者に用法を教えるだけでよく、その後は患者が自分で磁療機器の操作をのみこみ、治療することができる。傷ができず苦痛がなく、針に対するような恐怖心をもつこともなく、薬をいやがる患者、なかでも小児に対して特別に適している。磁療に際して適当な方法や用量などによって、ごく少数の患者に目まい、脱力感、動悸などの反応のあることもあるが、磁療を停止すると、これらの反応は直ちに自然に消え、不可逆的な後遺症を残すことはない。単独で治療してもよく、また他の薬物、療法と配合した治療を行ってもよく、その配合が適切であれば、療効を向上し、療程を短縮することもできる。

【０００６】

【考案の効果】

本考案に係る靴の中敷は、粉末状磁石入りプラスチックマグネットを足型状として中敷本体を構成したので、これを靴の中に敷いて履用した場合には足の裏の全面について上記作用において説明したような磁気療法効果を得ることができるものであって、所期の目的を完全に達成する効果を有するものであり、しかも中敷本体の表面に身体の一部におけるツボもしくは反射区またはその両者を表わす説明絵図を設けたので、当該説明絵図を上記履用に供する者が見て磁気療法効果を受ける身体の部位を知認することができる利便さを有するものである。

【０００７】図に示す実施例は、粉末状磁石（図示せず）入りプラスチックマグネットを以て左・右の足型を呈する一対の中敷本体１、２を得ると共にこれ等中敷本体１、２とは別個に履用する者の身体の一部におけるツボもしくは反射区を表わす左・右足用の説明絵図３、４を印刷した小片５、６を構成し、これ等小片５、６を上記左・右の中敷本体１、２の表面に貼着したものである。

【０００８】尚、本考案は、説明絵図の印刷した小片を貼着しない状態で提供することもあり、また中敷本体に説明絵図を直に印刷することもある。また、本文中にいう、プラスチックマグネットには所謂ゴム磁石も含むものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】左足用靴の中敷を示す斜視図である。

【図２】同じく要部の拡大平面図である。

【図３】右足用靴の中敷を示す斜視図である。

【図４】同じく要部の拡大平面図である。

【符号の説明】

１、２中敷本体３、４説明絵図５、６小片

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】粉末状磁石入りプラスチックマグネット
を足型状として中敷本体を構成したことを特徴とする靴
の中敷。
【請求項２】中敷本体の表面に身体の一部におけるツ
ボもしくは反射区またはその両者を表わす説明絵図を設
けたことを特徴とする請求項１記載の靴の中敷。