JP3026536U - アームバンド、ブレスレット、リストバンド、裾止用バンド等肢体用バンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁石を取付けて磁気療法効果を得るようにし
た新規の、アームバンド、ブレスレット、リストバン
ド、裾止用バンド等肢体用バンドを提供することを目的
とする。 【構成】 肢体の皮膚に接触もしくは近接する個所に磁
石を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、手足に装着して用いる、アームバンド、ブレスレット、リストバン ド、裾止用バンド等肢体用バンドに関し、詳しくは磁石を取付けて磁気療法効果 を得るようにしたアームバンド、ブレスレット、リストバンド、裾止用バンド等 肢体用バンドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、貼着テープの貼着面に磁石を固定した磁気療法用品が知られているが、 これは貼着テープを皮膚に貼付することが理由で薬事法に適合する必要がある、 また衣服の上から使用できない等の問題点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記したような問題点を解消する新規のアームバンド、ブレスレット 、リストバンド、裾止用バンド等肢体用バンドを提供することを目的する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係わるアームバンド、ブレスレット、リス トバンド、裾止用バンド等肢体用バンドは、肢体の皮膚に接触もしくは近接する 個所に磁石を設けたものである。

【０００５】

【作用】

磁気療法には次のような特徴がある。 著しい消腫・止痛作用があり、またその療効は迅速にあらわれる。消炎、止 瀉、止痒、鎮静、血圧降下に対して一定の作用をもっている。長期間にわたって 療効が保たれ大きな底力を発揮する。 広範囲の適応性があり、内科、外科、婦人科、小児科、神経科、五官科、皮 膚科などのいずれにも応用される。治療できる病気はすでに１００種類以上あり 、しかも絶対的な禁忌症は今のところまだ発見されていない。 針灸と相似して経済的な特徴をもっている。１個の磁石がきわめて長期間用 いられるし、大型のものを小型に破砕して貼付使用することもできる。磁療器機 の価格は高価であるが、その他の理療器具に比較すればやはり経済的である。 もっともよく応用されている貼付法があるが、この貼付法は、磁石片が１ケ ースありさえすれば、いつでもどこでも用いることができる。患者自身でも、医 師から用法を教われば、直ちに貼付法によって治療することができる。また大き い病院には多くの種類の磁療器械器具があるが、これも他の理療方法と比較して 容易に学習され習得しやすい。 磁気療法中の貼付法はもっとも時間を節約できる治療方法であり、患者に磁 石を貼付した後１〜２週間して再診し１回調整するだけでよいので、患者が病院 に出かける時間を節約することができるし、医師の施療時間も節約することがで きる。このようように磁療器機による治療は、その他の方法よりも簡便であり、 医師はただ最初の１〜２回患者に用法を教えるだけでよく、その後は患者が自分 で磁療機器の操作をのみこみ、治療することができる。 傷ができず苦痛がなく、針に対するような恐怖心をもつこともなく、薬をい やがる患者、なかでも小児に対して特別に適している。磁療に際して適当な方法 や用量などによって、ごく少数の患者に目まい、脱力感、動悸などの反応のある こともあるが、磁療を停止すると、これらの反応は直ちに自然に消え、不可逆的 な後遺症を残すことはない。 単独で治療してもよく、また他の薬物、療法と配合した治療を行ってもよく 、その配合が適切であれば、療効を向上し、療程を短縮することもできる。

【０００６】 本考案に係わるアームバンド、ブレスレット、リストバンド、裾止用バンド等 肢体用バンドは、これを腕に装着した（図５参照）ときには磁石が皮膚に近接（ もしくは当接）した状態となって、上記したような磁気療法効果（磁効）を得る ことを貼着テープを利用しなくとも可能とするものである。

【０００７】

【考案の効果】 本考案に係わるアームバンド、ブレスレット、リストバンド、裾止用バンド等 肢体用バンドによれば、各バンド本来の機能発揮を得る他に、貼着テープを利用 しなくとも衣服の上からでも皮膚直かにでも上記したような磁気療法効果（磁効 ）を得ることができ、薬事法への適合を危惧する必要もなくなる。

【０００８】

【実施例】

図１〜図３に示す第１実施例は、ゴム紐１により伸縮可能としたアームバンド 本体２を構成し、このアームバンド本体２の表側に飾りボタン３を裏止め金４に より取付けると共に当該裏止め金４の中央に凹所５を形成し、この凹所５の底面 内に磁性金属板６を抜去不能に敷設する。また、これとは別個に上記した磁気療 法効果（磁効）を発揮する磁石８を構成し、この磁石８を上記各凹所５内に入れ て当該磁石８を磁性金属板６に引き剥し可能に吸着させたものである。この引き 剥し可能とした理由は、磁石を利用したいときだけ取付けたり、新しい磁石と交 換したり、アームバンド本体側のみを消費者に提供してこれに手持ちの磁石を任 意に装着できるようにしたり等のためである。

【０００９】 図４に示す第２実施例は、上記同様の磁石９をアームバンド２に設けた凹所５ 内に接着剤１０を用いて取去不能に止着したものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例を示す全体の斜視図であ
る。

【図２】同じく要部の断面図である。

【図３】同じく要部の磁石を外した状態で示す断面図で
ある。

【図４】本考案の第２実施例を示す要部の断面図であ
る。

【図５】使用状態で示す斜視図である。

【符号の説明】

１ ゴム紐 ２ アームバンド本体 ３ 飾りボタン ４ 裏止め金 ５ 凹所 ６ 磁性金属板 ８ 磁石 ９ 磁石 １０ 接着剤

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 肢体の皮膚に接触もしくは近接する個所
   に磁石を設けて成るアームバンド、ブレスレット、リス
   トバンド、裾止用バンド等肢体用バンド。