JP3036471B2 - 靴挿入式短下肢装具 - Google Patents

靴挿入式短下肢装具

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JP3036471B2 JP9181977A JP18197797A JP3036471B2 JP 3036471 B2 JP3036471 B2 JP 3036471B2 JP 9181977 A JP9181977 A JP 9181977A JP 18197797 A JP18197797 A JP 18197797A JP 3036471 B2 JP3036471 B2 JP 3036471B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は靴内に足底板部を
挿入するプラスチックシート製の所謂AFOと呼ばれる
靴挿入式短下肢装具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】脳卒中片麻痺や末梢神経麻痺などで足の
爪先が下がってしまい歩行に支障を来す障害者が装着す
る靴挿入式短下肢装具も、近時は各種素材の発展に伴い
簡易,軽量化が図られるように至っている。例えば、図
8(A)(B)に示す様にように所定厚さのプラスチッ
クシートを公知の成形加工をもって下腿カフ部(後面支
柱部)aと靴内に挿入する踵付き足底板部bの2部材を
形成し、この足底板部の踝部近傍となる後上部左右と下
腿カフ部の前下部左右の2箇所間に、棒状のウレタン樹
脂製連結部材cを夫々介在して連結した後面支柱型構成
のものが知られている。この場合、歩行時に爪先部が下
がらないよう足底板部bを上向きに保つ足継手機構を、
ウレタン樹脂製連結部材のもつ弾性屈曲を利用して行っ
ている。但し、下腿カフ部aの後方折曲防止手段dとし
ては、該下腿カフ部aの後下端中央部と足底板部bの後
上端中央部間に別途の規制金具(d)を介在装着し、一
定角度以上に下腿カフ部aが後方へ折曲すると、双方が
接衝して止まる構造としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上記の様な従来
の靴挿入式短下肢装具では、歩行動の蹴り出し時に、下
肢に一体装着の腓部を受ける下腿カフ部に対し足底を受
ける足底板部が棒状構造のウレタン樹脂製連結部材をも
って繋がり少なくとも水平状に支持されており、この棒
状連結部材自体の前後方向に曲がる弾性力をもって歩行
時に屈曲される足底板部を直ちに水平状又は上向き状に
復帰させ、爪先が地面に支える所謂蹴つまずき現象を招
かなくしている。
【0004】しかし、この場合下腿カフ部の後方への折
曲防止は、下腿カフ部と足底板部の双方の後端(真後
ろ)に対向突設した規制金具が基準角度(垂直位置等)
に達したとき単に接衝するだけのため、この設定角度以
外に後方への屈曲角度調整はできない。このため、患者
の歩行癖等によっては、着地時に踝部が後方に曲がり下
腿カフ部が少し後方傾斜した方がよい(らく)こともあ
るが、その微調整は臨床場面にて行うことはできなかっ
た。このときは、成形時に予めその後屈角度にみあった
規制金具を埋設せねばならず、特注品とせざるをえなか
った。
【0005】更に、規制金具(後方折曲防止手段)の取
付けは、プラスチックシート製となる薄地の下腿カフ部
と足底板部の後部部分に埋設する関係上、該下腿カフ部
と足底板部の成形加工時とは別に、その埋設部分にプラ
スチックシートを更に盛付けして厚地部分eを形成しな
ければならず、この点からも面倒な成形加工が要求され
る。なお、ウレタン樹脂製連結部材の取付けとしては、
プラスチックシートの一部に連結部材が嵌まり込む形状
をもつ継手用膨出段部を同時成形し、該膨出段部に嵌め
た連結部材端をビス止めしておくものである。
【0006】本発明は上記実情に鑑み、下腿カフ部と足
底板部間に介在させるウレタン製継手駒体自体に後方屈
曲防止機構が働く構成とすることにより、上記課題を解
決する靴挿入式短下肢装具を提供することを目的とした
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、足底板部を靴
内に挿入する靴挿入式短下肢装具において、下腿カフ部
と踵付き足底板部に分割するプラスチックシート製の短
下肢装具本体を形成し、前記下腿カフ部を足底板部の踵
部側の上部に所定間隙を介しL形状配置とすると共に、
下腿カフ部の下端両側と足底板部の後部上端両側に夫々
設けた継手受け用膨出段部に、後部中央に一定長さの前
屈兼後方規制用開口スリットを切込みしてなる所定厚の
ウレタン製継手駒体の上,下連結軸部を夫々嵌合し、こ
の各連結軸部を取付軸をもって連結し下腿カフ部と足底
板部の可撓性足継手機構を構成してなるものである。
【0008】この場合、ウレタン製継手駒体が、内部に
両連結軸部間に亘り金属製板バネを埋設してなる。
【0009】また、ウレタン製継手駒体が、後部中央の
前屈兼後方規制用開口スリット位置の少なくとも片側部
分に一定角度の切り欠き線を複数本配設したものであ
る。
【0010】この様に、靴挿入式短下肢装具は下腿カフ
部と踵付き足底板部間に介在する所定厚のウレタン製継
手駒体に、後部中央に一定長さの前屈兼後方規制用開口
スリットを形成したため、この開口スリットは下腿カフ
部の前屈時にその角度に応じて開くものであり(前屈可
能)、また継手駒体自体の弾性力によりく足底板部が地
面より離れれば、直ちに足底板部は元の爪先上がりのセ
ット状態に戻る。しかも、接地時にあって、下腿カフ部
が足底板部に対し後方へ曲がろうとしても、両側に配設
した一対の継手駒体の各開口スリットの両面が当接し後
方回動が阻止される。即ち、下腿カフ部と足底板部間の
継手駒体が後方折曲防止手段を兼ねるものとなる。この
ことは、従来下腿カフ部と足底板部の後部中央に別途配
設する後方折曲防止手段が省略され、延いては下腿カフ
部と足底板部の外観も出っ張りのない綺麗な仕上がりを
得る。
【0011】また、継手駒体に設けた前屈兼後方規制用
開口スリットの上下部分には、一定角度をもつ切り欠き
線を複数本放射状に設けているため、接地時(着地時)
に下腿カフ部が少し後方に傾く方を好む患者がいた場
合、継手駒体の開口スリットの上下部分の所望の切り欠
き線に応じて適宜切り欠きすれば、その切り欠いた分だ
け開口スリットのスリット幅が広がる。このため、この
状態で下腿カフ部を後屈させれば、開口スリットの上下
面が接触するまで該下腿カフ部が後方に傾き、開口スリ
ットが接衝する閉じた段階で止まる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の靴挿入式短下肢装
具を一実施例の図に基づいて説明すれば、次の通りであ
る。
【0013】図は短下肢装具本体となる下腿カフ部と踵
付き足底板部を一体連設とし、所定位置で切断分割をす
る靴挿入式短下肢装具の実施例を示す。1は厚さ2〜3
mm程度のプラスチックシート地1aを所定の真空成形器
のモデル足型(図示せず)にあてがい、所定の真空成形
加工をもって成形した後面支柱型短下肢装具本体であ
り、該短下肢装具本体1の踝部分の上部位置を横切断し
て下腿カフ部2と踵付き足底板部3とに形成する。この
場合、下腿カフ部2の前下端左右部2aと踵付き足底板
部3の踝部位置となる前上端左右部3aに、外側に突出
する継手駒体嵌合の継手受け用膨出段部4,4を設け
る。5は後部中央に一定長さの前屈兼後方規制用開口ス
リット6を水平切込みした所定厚さをもつウレタン製の
台形状継手駒体で、該継手駒体5の構成は、上,下部
(図2,図3にあって、左右位置)に連結軸部7,7を
形成し、後部中央の前記前屈兼後方規制用開口スリット
6の両側部分には一定角度(例えば、5°単位毎に)の
切り欠き線8を複数本放射状に設け、且つこの所定厚の
継手駒体5の内部には、少なくとも前記連結軸部7,7
間に亘って差し渡す帯状の金属板バネ9が埋設され、前
記開口スリット6の開口動作にても連結軸部7,7間が
伸びない構造とし、且つ継手駒体全体に亘って埋設され
ているため継手の捩じりに対して堅牢構造となる。但
し、同図示の実施例の金属板バネ9の形状は、先端部9
a,9aを連結軸部7,7に沿って屈曲し開口スリット
6の両側近傍まで臨ませる全体としてワ状形状を呈し、
開口スリット6の開閉動作の弾性補助も兼ねるようにし
ている。
【0014】このウレタン製継手駒体5の上下部を、下
腿カフ部2の前下端左右部2aに形成の継手受け用膨出
段部4と足底板部3の前上端左右部3aに形成の継手受
け用膨出段部4に嵌め込む連設セットとし、継手駒体5
の両連結軸部7,7に継手受け用膨出段部4,4を貫通
の止めネジよりなる取付軸11,11を夫々螺挿し固定
とすれば、ウレタン製継手駒体5が一種の可撓性の足継
手機構12となる。このとき、下腿カフ部2と足底板部
3間は一定間隙hが介在されたL形状配置となり、これ
ら全体の構成で靴挿入式短下肢装具10となる。但し、
下腿カフ部2の後部下端中央部分は後屈時に支障を来さ
ないよう少し上切り込みの弯曲状トリミング2bがなさ
れている。図中、13は下腿カフ部2側に設けた装着バ
ンドであり、14は足底板部3側に設けた装着バンドを
示す。
【0015】いまこの作用を説明すると、先ず靴挿入式
短下肢装具10の下肢部に対する履き装着に際しては、
全体としてL形状配置の下腿カフ部2と踵付き足底板部
3中、踵付き足底板部3に足底を載せ、脚の腓部を下腿
カフ部2に臨ませ後面支持とし、夫々装着バンド14,
13を掛けて一体装着とする。この踵付き足底板部3は
プラスチックシート製の薄地構成のため、該踵付き足底
板部3を付けたまま履き物15に挿入の履き着ができる
(図4参照)。この装着状態では、踵付き足底板部3は
下腿カフ部2間に配設したウレタン製継手駒体5の弾性
力にて、蹴つまずかないよう予め爪先3aを少し上がっ
た状態を維持するよう(図5参照)、予め下腿カフ部2
の継手受け用膨出段部4と足底板部3の継手受け用膨出
段部4を設定し、それに継手駒体5を嵌め込むだけの構
成とする。
【0016】ここにおいて、歩行に際する立脚相から遊
脚相への移行にあって、先ず下腿カフ部2を振出し下端
の踵付き足底板部3の着地にあっては、爪先3aが少し
上がった状態のため踵部3bより接地し足底全域が地面
に接するようになる。このとき、下腿カフ部2は踵付き
足底板部3に対し少し前傾斜となるため、ウレタン製継
手駒体5の後部中央に位置する前屈兼後方規制用開口ス
リット6が、該開口スリット6の奥端に有する裂け止用
円孔16を起点として傾斜角度だけ少し開口し前屈とな
る。
【0017】この後、更に踏み返しから蹴り出しにへの
移行で、下腿カフ部2が前傾斜となり前記継手駒体5の
前屈兼後方規制用開口スリット6の開口広がりが大とな
る(図6のAの一点鎖線と図6のB参照)。但し、ウレ
タン製継手駒体5の両連結軸部7,7間に亘って金属板
バネ9が埋設されているため、開口スリット6が開口し
ても連結軸部7,7間が伸びることはない。
【0018】更に、遊脚相への移行で踵付き足底板部3
の地面の離反にあっては、今まで開口していた継手駒体
5の前屈兼後方規制用開口スリット6が、該継手駒体5
自体の持つ弾発力に起因する復元力で元の閉じた状態に
戻るため、初期の爪先3aを少し上げた状態になり、次
段の着地時の蹴つまずきを招かなくしている。
【0019】また、着地時の足首の固定動作としては、
下腿カフ部2を必要以上に後方傾斜とすれば、該下腿カ
フ部2と踵付き足底板部3間に介在した継手駒体5の前
屈兼後方規制用開口スリット6の間隙が0.6mm〜0.
7mm程度の極小間隔のため、この上部辺6aと下部辺6
bが直ちに接衝して閉じ停止する。即ち、踵付き足底板
部3に対し下腿カフ部2は後屈することはなく、後方に
倒れることはない。
【0020】次に、患者の歩行癖、又は病状により着地
時に下腿カフ部2が踵付き足底板部3に対し少し後方へ
傾く後屈姿勢を取る方がよい場合、前記ウレタン製継手
駒体5の開口スリット6の開口幅の調整で簡単に変えら
れる。このときは、ウレタン製継手駒体5を、前記と逆
に下腿カフ部2の継手用膨出段部4と足底板部3の継手
用膨出段部4よりネジを緩めて取り外し、この後、継手
駒体5の開口スリット6の両側に設けた複数本の切り欠
き線8中、所望の切り欠き線8に沿ってスリット端の裂
け止用円孔16からナイフ等の刃物(図示せず)をもっ
て切り込み継手駒体5の一部を切り落とせば、必然的に
開口スリット6の間隙が広がるものとなる(図7のB参
照)。
【0021】次いで、この開口調整した開口スリット6
をもつ継手駒体5を配設した短下肢装具10で歩行すれ
ば、前屈動作にあっては、前記と同様で継手駒体5の開
口スリット6の回動に伴う開口広がりで下腿カフ部2と
足底板部3は適宜屈曲する。この後、下腿カフ部2の戻
り動作としては、前記所望の切り欠き線8まで継手駒体
5の一部を切り欠いているため、下腿カフ部2が足底板
部3に対し垂直位置に戻っても、まだこの上部辺6aと
下部辺6bは接衝しなく、更に少し後屈した段階で初め
て接衝して止まる(図7のA参照)。この事は、下腿カ
フ部2に別途の後方屈曲防止手段を設けなくとも、開口
スリット6の開口幅の調整だけで所定角度の後方傾斜の
設定ができる。勿論、切り欠き線8の位置を大きく選定
し、その位置で継手駒体5を切り落せば、開口幅は広が
り、大きく後方傾斜ができる。
【0022】ちなみに、複数本の切り欠き線8の幅は、
5°,10°,15°等の所定角度幅に設定しておき
(例えば、図2参照)、その線を基準に切り放つ。
【0023】
【発明の効果】上述の様に、本発明の靴挿入式短下肢装
具はL形状配置とする下腿カフ部と踵付き足底板部の両
側部分に、後部中央に前屈兼後方規制用開口スリットを
水平切込みしたウレタン製継手駒体を所定間隙を介して
連設とすることで、歩行動にあって足底板部に対し下腿
カフ部の前傾斜では継手駒体の開口スリットが傾斜度に
応じて開口するため自然な前屈ができる。また、足底板
部の接地離反では継手駒体の開口スリットがその部材自
体の弾性力により自動的に戻るので、簡単,確実に足底
板部を初期状態に戻り円滑な足首運動を得る。しかも、
起立時の下腿カフ部の後方傾斜に対しては、継手駒体自
体がその開口スリットが閉じ開口両辺部が接衝の停止と
なる一種のストッパー機構を呈し、装具使用で危険な後
方転倒が簡単に防げる。また、足底板部の初期のセット
位置を下腿カフ部に対して少し爪先上がりに設定してお
けば蹴つまずきもなく、この点からも安全な装具とな
る。
【0024】また、ウレタン製継手駒体には、予め少な
くともこの上下の連結軸部間に亘り金属板バネを埋設し
ているため、開口スリットの開閉動を頻繁に行っても連
結軸部間が伸びることなく、且つ継手捩じりにも耐え
得、長期使用にあって所謂ガタを来さない堅牢タイプと
なる。
【0025】更に、ウレタン製継手駒体の開口スリット
の両側部分には切り離し自在の切り欠き線を設けている
ため、患者の要望により下腿カフ部を少し後方傾斜した
場合、臨床場面(義肢装具製作事業所の段階)にて継手
駒体だけを取り外し、継手駒体に付けた複数本の切り欠
き線中、所望の位置で切り継手駒体の一部を切り欠きし
開口スリット幅を広げるだけで、簡単に下腿カフ部の後
方傾斜(後屈)の調整も可能となる。
【0026】しかも、本発明の靴挿入式短下肢装具はあ
くまで下腿カフ部と足底板部間の左右位置に、開口スリ
ット付きウレタン製継手駒体を介在するだけの簡略構成
でよく、製作が容易であることは勿論のこと、この継手
駒体が前屈と後方傾斜調整の規制手段を兼ねるため、従
来の如く下腿カフ部と足底板部間に別途配置の規制手段
を備える必要もなく外観もすっきり仕上がり体裁も良
く、短下肢装具全体の軽量化にもつながり装着者(患
者)にあって福音となる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の靴挿入式短下肢装具の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】同ウレタン製継手駒体の平面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】靴を履いた靴挿入式短下肢装具の使用状態の説
明図である。
【図5】下腿カフ部と足底板部の爪先を少し上げた正常
のL形状配置を示す説明図である。
【図6】下腿カフ部を前傾斜した状態を示す図で、
(A)は足底板部を着地しウレタン製継手駒体の開口ス
リットが少し開いた状態の説明図であり、(B)は同ウ
レタン製継手駒体の開口スリットの開きを示す説明図で
ある。る。
【図7】同下腿カフ部を後傾斜する図で、(A)は幅広
開口スリットが閉じ後傾停止状態の説明図であり、
(B)は同ウレタン製継手駒体の開口スリット位置の切
り欠き線を切り欠き幅広開口スリットを形成する説明図
である。
【図8】従来品の靴挿入式短下肢装具を示す図で、
(A)は一部切り欠き斜視図であり、(B)は棒状連結
部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 短下肢装具本体 2 下腿カフ部 3 踵付き足底板部 4 継手受け用膨出段部 5 ウレタン製継手駒体 6 前屈兼後方規制用開口スリット 7 連結軸部 8 切り欠き線 9 金属板バネ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足底板部を靴内に挿入する靴挿入式短下
    肢装具において、下腿カフ部と踵付き足底板部に分割す
    るプラスチックシート製の短下肢装具本体を形成し、前
    記下腿カフ部を足底板部の踵部側の上部に所定間隙を介
    しL形状配置とすると共に、下腿カフ部の下端両側と足
    底板部の後部上端両側に夫々設けた継手受け用膨出段部
    に、後部中央に一定長さの前屈兼後方規制用開口スリッ
    トを切込みしてなる所定厚のウレタン製継手駒体の上,
    下連結軸部を夫々嵌合し、この各連結軸部を取付軸をも
    って連結し下腿カフ部と足底板部の可撓性足継手機構を
    構成してなることを特徴とする靴挿入式短下肢装具。
  2. 【請求項2】 ウレタン製継手駒体が、内部に両連結軸
    部間に亘り金属製板バネを埋設してなる請求項1記載の
    靴挿入式短下肢装具。
  3. 【請求項3】 ウレタン製継手駒体が、後部中央の前屈
    兼後方規制用開口スリット位置の少なくとも片側部分に
    一定角度の切り欠き線を複数本配設した請求項1記載の
    靴挿入式短下肢装具。
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