JP3036414U - フリーウエイト感覚のトレーニングマシーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】従来型のウエイト式、エヤー式、油圧式の構造
は、いずれもアームハンドルの一方の端が回動自在にフ
レームに取り付けられているので、グリップが取付軸を
中心に弧を描く動きになり、使用者にとってはトレーニ
ングの原点であるフリーウエイトの感覚のバランスをと
る筋肉の鍛練ができないという欠点がある。 【解決手段】本体フレーム１の上下に固定式滑車と首振
自在滑車をアームを中心に設け、アームの前後上下にあ
るワイヤーロープ止金具１０の前下部金具に駆動用ワイ
ヤーロープの端を止める。片側にある滑車を介してアー
ムの後上部に金具を連結し、もう一本のワイヤーロープ
はアームの前上部の金具から滑車を介してアーム後下部
の金具を連結して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本考案は、アームとハンドルが２本のワイヤーロープでぞれぞれ滑車を介して宙 吊り構造のトレーニングマシーンに関するものである。

【従来の技術】

従来の型式としてはウエイト式とエヤー式が採用されているが、総じてアームハ ンドルの一方の端が回動自在にフレームへ取付けられているのでグリップが取付 け軸を中心に弧を描く動きになるので、使用者は上下運動だけに必要な筋力の鍛 練しか出来ず、トレーニングの原点である、バーベル、タンベル等のフリーウエ イト感覚のバランスをとる筋肉に関する鍛練が出来ないという欠点をゆうする。

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたように従来型のウエイト式、エヤー式、油圧式の構造は、何 れもアームハンドルの一方の端が回動目在にフレームに取付けられているので、 グリップが取付軸を中心に弧を描く動きになるので使用者にとっては、トレーニ ングの原点であるフリーウエイトの感覚のバランスをとる筋肉の鍛練が出来ない という欠点があってこの点を改善するのが本考案の持つ主要な課題である。

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案のトレーニングマシーンにおいては、本体フ レームの上下に固定式滑車と首振自在滑車をアームを中心に設け、アームの前後 上下にあるロープ止金具の前下部金具に駆動用ワイヤーロープの端を止め、片側 にある滑車を介してアームの後上金具を連結し、もう一本のワイヤーロープはア ームの前上部金具から滑車を介してアーム後下金具を連結して形成することによ って従来型の改善が達成される。

【作用】

ウエイト調節は、アームのプレート受シャフトにプレートを左右対称に必要重量 装着し、プレート止め用カラーで固定する。グリップとベンチの間隔調節はアー ム規制枠の調節ピンを抜いて高さを調節する。更にアームとハンドルは回動軸で 連結しこの軸を中心にハンドルは左右自在に傾斜することになる。

【実施例】 実施例については、図面を参照して説明する。 本考案は、ウエイト式型として成り、本体フレーム１の上下に６個の固定式滑車 ６と４個の首振り自在滑車７の合計１０個をアームを中心に左右対象に５個設け 、アーム２の前後上下にある４個のロープ止金具の前下部金具に駆動用ワイヤー ロープ止金具８の端を止め、片側にあるそれぞれ５個の滑車６、７を介してアー ムの後上部の金具を連結する。他の一本のワイヤーロープ９はアームの前上部の 金具から滑車６′、７′を介してアーム後下金具を連結して循環駆動方式とする 。ウエイト調節はアーム２のプレート受シャフト１２にプレート１１を左右対称 に必要重量装着しプレート止用カラー１３で固定する。 又グリップとベンチの間隔調節は、アーム規制枠１７の調節ピン１８を抜いて高 さを調節する。更にアーム２とハンドル３は回動軸４で連結しこの軸を中心にハ ンドル３は左右自在に傾斜することができる。

【考案の効果】

本考案は、上記構成に係り、次の効果を奏する。 １．グリップを押し上げれば、２本のワイヤーロープが別々の経路でアームの 前上と後下、前下と後上がそれぞれ循環駆動するようになつているのでア ームは水平に上下する。又アームはフレームに固着されずワイヤーロープ で宙吊り状態となっており、上下、左右、前後と自在な可動方式となって いるので極めて便利である。 ２．バランスを維持する筋力の鍛練が行える効果を有する。 ３．バーベル等を持って行なうトレーニングと同じフリー感覚の運動が安全に できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の全体立面透視図、第２図は、ワイヤ
ーロープの駆動方式を表した正斜面図、第３図は、アー
ム、ハンドルの動きを示す平面図、第４図は、その側面
図である。第５図は、従来型ウエイト式マシーンの姿
図、第６図は、従来型エヤー式マシーンの姿図である。

【符号の説明】

１−−−−本体フレーム ２−−−−アーム ３−−−−ハンドル ４−−−−回動軸 ５−−−−グリップ ６−−−一固定滑車 ６′−−−滑車 ７−−−−首振自在滑車 ７′−−−滑車 ８−−−−駆動用ワイヤーロープ１ ９−−−−駆動用ワイヤーロープ２ １０−−−ワイヤーロープ止金具 １１−−−ウエイトプレート １２−−−プレート受シャフト １３−−−プレート止用カラー １４−−−水平器 １５−−−ワイヤーロープ１調節器 １６−−−ワイヤーロープ２調節器 １７−−−アーム高さ規制枠 １８−−−調節ピン １９−−−緩衝ゴム ２０−−−ベンチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 本体フレーム１の上下に６個の固定式滑車６と４個の首
   振自在滑車７合計１０個をアーム２を中心に左右に対称
   せしめて５個設け、アーム２の前後上下にある４個のロ
   ープ止金具１０の前下部金具に駆動用ワイヤーロープ８
   の端を止着し、片側にあるそれぞれ５個の滑車６、７を
   介してアームの後上金具を連結し、他の１本のワイヤー
   ロープ９はアーム２の前上部金具から滑車を介しアーム
   後下金具を連結して成るフリーウエイト感覚のトレーニ
   ングマシーンの構造。