JP3035923B2 - Tftパネルの駆動方式 - Google Patents

Tftパネルの駆動方式

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JP3035923B2
JP3035923B2 JP1201830A JP20183089A JP3035923B2 JP 3035923 B2 JP3035923 B2 JP 3035923B2 JP 1201830 A JP1201830 A JP 1201830A JP 20183089 A JP20183089 A JP 20183089A JP 3035923 B2 JP3035923 B2 JP 3035923B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アクティブ・マトリクス駆動方式により液
晶表示するTFTパネルの駆動方式に関する。
[従来の技術] 従来、液晶テレビ等の表示装置として用いられるTFT
パネル、即ち、アクティブ・マトリクス駆動方式の液晶
表示パネルは、第3図に示すように構成されている。同
図に示すようにゲートラインG1,G2,…及びドレインライ
ンD1,D2,…がマトリクス状に配置され、各交点部分にス
イッチイング用の薄膜トランジスタ(TFT)T11,T12,
…、T21,T22,…が設けられる。これらの薄膜トランジス
タT11,T12,…、T21,T22,…は、ゲート電極が対応するゲ
ートラインG1,G2,…に接続されると共に、ドレイン電極
が対応するドレインラインD1,D2,…に接続され、更にソ
ース電極に画素E11,E12,…、E21,E22,…が接続される。
これらの各画素E11,E12,…、E21,E22,…は、それぞれ
第4図に示すように画素電極11a及び液晶素子11bからな
り、画素電極11aが薄膜トランジスタTのソース電極に
接続され、液晶素子11bの一端がコモンラインを介して
にコモン電源12に接続される。
上記の構成において、ゲートラインG1,G2,…及びドレ
インラインD1,D2,…が第5図に示す信号により駆動され
る。この第5図において、(a)は前半ゲート駆動信
号、(b)はドレイン駆動信号、(c)はコモン入力信
号、(d)は後半ゲート駆動信号、(e)は画面前半の
画素電荷Q、(f)は画面後半の画素電荷Qの波形を示
している。
上記第3図及び第4図に示すように構成されたTFTパ
ネルは、ゲートラインG1,G2,…が、第5図(a),
(d)に示すゲートパルスにより順次選択走査される。
また、ドレインラインD1,D2,…には、同図(b)に示す
TV映像信号が入力されるが、この映像信号は、TVのフィ
ールドあるいはフレームの周期で反転制御される。
しかして、ゲートラインG1,G2,…にゲートパルスが印
加されると、画素E部分の充電電荷をQ、容量成分をC
としたとき、画素Eには「V=Q/C」の電圧Vがかかる
が、ゲートパルスが印加されなくなると、充電電荷Qは
薄膜トランジスタTのオフ抵抗あるいは液晶素子11bを
介してリークするため画素Eに印加される電圧は降下す
る。また、画素には、ドレインラインDに与えられる信
号とコモン信号との差の電圧、及び薄膜トランジスタT
のゲート・ソース間の容量Cgsによりゲート信号の微分
波形が重畳されて印加される。このため各画素Eにおけ
る電荷Qは、各走査ライン毎に少しづつ異なったものと
なり、例えば画面の前半と後半のあるラインでは第5図
(e),(f)に示すような波形となる。従って、TFT
パネル上に表示される画像のコントラストが上方部分と
下方部分とで差を生じることになる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来のTFTパネルの駆動方式では、各画
素の電荷が走査ライン毎に少しづつ異なったものとな
り、画面の上方部分と下方部分とでコントラストに差を
生じるという欠点があった。
本発明は上記実情に鑑みて成されたもので、TFTパネ
ルのコントラスを上下で一定にできるTFTパネルの駆動
方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明は、TFTパネルのゲート電極駆動電圧の低電圧
レベルを例えば画面の中央位置で、コモン信号レベルの
反転に同期して変化させ、画素への注入電荷が画面の上
下で一定になるようにしたものである。
上記のようにTFTパネルのゲート駆動電圧を途中て切
換えることにより、画素への注入電荷を画面の上下で一
定にでき、画面全体に亘ってコントラストを均一に保つ
ことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図はTFTパネルのゲート電極駆動回路の構成を示
すブロック図である。同図において21はシフトレジスタ
で、このシフトレジスタには垂直同期信号に同期したタ
イミング信号φv及び水平同期信号に同期したタイミン
グ信号φhが入力される。上記シフトレジスタ21は、上
記垂直タイミング信号φvを水平タイミング信号φhに
同期して読み込んで順次シフトする。そして、上記シフ
トレジスタ21の各ビット出力がレベルシフタ22へ送られ
る。
上記のレベルシフタ22には、ゲート電極駆動信号の基
準電位(ローレベル)Va,Vbを与える第1及び第2の電
源23a,23bが切換スイッチ24を介して選択的に接続され
る。上記第1及び第2の電源23a,23bの電圧Va,Vbは、例
えば−10Vと−20Vに設定される。上記切換スイッチ24
は、制御部(図示せず)から送られてくる切換信号Saに
より切換え制御される。この切換信号Saは、例えばコモ
ン信号に同期して、すなわち、ゲートラインが1/2画面
走査される毎に信号レベルが切換わるようになってお
り、各フィールドの前半では第1の電源23aを選択し、
後半では第2の電源23bを選択するように切換スイッチ2
4を切換制御する。また、上記レベルシフタ22には、ゲ
ート電極駆動信号のハイレベル電位Vddを与える例えば
+5Vの動作電源25が接続される。そして、上記レベルシ
フタ22から出力される信号がゲート電極駆動信号として
第3図に示すTFTパネルのゲートラインG1,G2,…に供給
される。
次に上記実施例の動作を第2図のタイミングチャート
を参照して説明する。
シフトレジスタ21は、各フィールドの開始時に与えら
れる垂直タイミング信号φvを水平タイミング信号φh
に同期して読込んで順次シフトする。そして、このシフ
トレジスタ21の各ビット出力信号がレベルシフタ22へ送
られる。このレベルシフタ22には、各フィールドの前半
では第1の電源23aの出力電圧Vaが切換スイッチ24によ
り選択されて供給されている。従って、レベルシフタ22
は、シフトレジスタ21からパルス信号が与えられると、
第2図(a)に示すように電圧Vaを基準(ローレベル)
とし、動作電源25から供給される電圧Vddをハイレベル
とするゲート電極駆動信号を第3図に示すTFTパネルの
ゲートラインG1,G2,…に出力する。また、TFTパネル
は、ドレインラインD1,D2,…に第2図(b)に示す映像
信号が供給されると共に、コモンラインにコモン電源12
が供給される。
そして、TFTパネルに対する前半の走査を終了する
と、制御部(図示せず)から送られてくる切換信号Saの
レベルが反転し、切換スイッチ24が第2の電源23b側に
切換わる。この結果、切換スイッチ24により第2の電源
23bの出力電圧Vbが選択されてレベルシフタ22に供給さ
れる。従って、レベルシフタ22から出力されるゲート電
極駆動信号は、第2図(a)に示すように基準レベルが
VaからVbに低下する。また、このとき第2図(b),
(c)に示すようにドレイン駆動信号及びコモン電源12
の信号レベルが反転する。このようにコモン信号のレベ
ル反転に同期してレベルシフタ22の基準レベルが変化す
ることにより、薄膜トランジスタTのゲート・ソース間
の容量Cgsを介して画素Eに電荷Qが注入される。これ
により画素Eへの寄生電荷Qがキャンセルされて一定の
電荷Qが画素Eに注入される。
そして、上記レベルシフタ22は、シフトレジスタ21か
らパルス信号が与えられると、第2図(a)に示すよう
に電圧Vbを基準(ローレベル)とし、動作電源25から供
給される電圧Vddをハイレベルとするゲート電極駆動信
号をTFTパネルの後半のゲートラインGに出力する。こ
のゲート電極駆動信号により薄膜トランジスタTがオン
し、ドレインラインDに与えられるドレイン電極駆動信
号が画素Eに供給されて画素Eが表示駆動される。第2
図(d)は、上記画素Eにおける電荷Qのレベル変化を
示したものである。
上記のように画面の後半において、画素Eへの寄生電
荷Qをキャンセルして一定の電荷Qを画素Eに注入する
ことにより、電荷Qの放電による影響が無くなり、画面
の後半のコントラストを前半と同じレベルに保つことが
できる。
そして、1フィールドの走査を終了すると、切換信号
Saのレベルが反転し、切換スイッチ24が第1の電源23a
側に切換わって初期状態に戻る。
なお、上記実施例では、ゲート電極駆動信号のレベル
切換を画面の中央位置で1回だけ行なうようにしたが、
この駆動信号のレベル切換は一定間隔で複数回行なうよ
うにしても良い。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、TFTパネルのゲ
ート電極駆動信号の低電位レベルを各フィールドにおい
てそれぞれ複数レベルに切換え、各画素への注入電荷を
一定に保つようにしたので、各画素の放電による影響を
無くしてコントラストを画面の上下で一定に保つことが
でき、画像品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はゲート電極駆動回路部分の構成を示すブロック
図、第2図は動作を説明するためのタイミングチャー
ト、第3図はTFTパネルの概略構成を示す図、第4図は
第3図における1画素部分の詳細を示す図、第5図は従
来のTFTパネルの駆動方式を説明するためのタイミング
チャートである。 G1,G2,…,……ゲートライン、D1,D2,……のドレインラ
イン、T11,T12,…,T21,T22,…,……薄膜トランジス
タ、E11,E12,…,E21,E22,…,……画素、11a……画素電
極、11b……液晶素子、12……コモン電源、21……シフ
トレジスタ、22……レベルシフタ、23a……第1の電
源、23b……第2の電源、24……切換スイッチ、25……
動作電源。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のゲートライン及びドレインラインが
    マトリクス状に配列され、各交点部分にそれぞれスイッ
    チング用薄膜トランジスタを介して液晶表示用画素が接
    続されてなるTFTパネルと、 上記ゲートラインに高電位レベルと低電位レベルを有す
    るパルス波形からなるゲート電極駆動信号を順次印加す
    るゲートライン駆動手段と、上記ドレインラインに所定
    の周期で反転する映像信号を供給するドレインライン駆
    動手段と前記液晶表示用画素に対向して配置された対向
    電極に前記映像信号の反転に同期して反転するコモン信
    号波形を印加する対向電極駆動手段と、上記ゲート電極
    駆動信号の低電位レベルを前記コモン信号波形の反転に
    同期して変化させて上記各画素の注入電荷を一定に保持
    する駆動信号切換手段とを具備したことを特徴とするTF
    Tパネルの駆動方式。
JP1201830A 1989-08-03 1989-08-03 Tftパネルの駆動方式 Expired - Lifetime JP3035923B2 (ja)

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