JP3035913B2 - コンバーゼンス補正回路 - Google Patents

コンバーゼンス補正回路

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JP3035913B2 JP63284242A JP28424288A JP3035913B2 JP 3035913 B2 JP3035913 B2 JP 3035913B2 JP 63284242 A JP63284242 A JP 63284242A JP 28424288 A JP28424288 A JP 28424288A JP 3035913 B2 JP3035913 B2 JP 3035913B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン受像機やモニタ等のCRTデ
ィスプレイ装置等に用いて好適なコンバーゼンス補正回
路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、コンバーゼンス補正電流で駆動されるコ
ンバーゼンスヨークコイルと直列にコンデンサが接続さ
れたコンバーゼンス補正回路において、コンバーゼンス
ヨークコイルと直列にクランプ回路を設け、このクラン
プ回路により画面の中央に対応したコンバーゼンスヨー
クコイルを流れる電流を検出し、この電流の値が所定値
になるようにコンデンサの放電電流を制御するようにす
ることにより、コンバーゼンス調整を容易にし、調整工
数の削減を図るようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、コンバーゼンス補正回路においてコンバーゼン
ス調整を行う場合複数のポイントにわたって調整が行わ
れており、いわゆる5ポイント調整もその1つである。
この5ポイント調整にはH・AMP調整,H・TILT調整,Y・B
OW調整,C・BOW調整及びY・CROSS調整がある。H・AMP
調整は回路内の電圧源を可変することで水平パラボラ波
のレベルを変える。H・TILT調整は水平パラボラ波の位
相を動かすことによって行う。Y・BOW調整は垂直パラ
ボラ波の電流源を付加することによりコンバーゼンスヨ
ークコイルに流す電流の水平成分に垂直パラボラ波を重
畳する。C・BOW調整は水平成分を発生させるコンバー
ゼンス回路に流す電流を垂直パラボラ状に変調すること
によってコンバーゼンスヨークコイルに流す補正電流の
水平成分を垂直パラボラ状に振幅変調する。Y・CROSS
調整はコンバーゼンスヨークコイルの補正電流波形に垂
直鋸歯状波を重ねることによって行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述の如き5ポイント調整によりコンバーゼ
ンス調整を行う従来のコンバーゼンス補正回路の場合、
1つの調整用VRを動かすたびに画面中央のコンバーゼン
スが動いてしまい、そのたびにCRTに関連したいわゆる
H・STAT VRで画面中央のコンバーゼンスを合せなけれ
ばならず、この結果非常に調整がしづらく、調整工数が
増大する等の欠点があった。
この発明は斯る点に鑑みなされたもので、コンバーゼ
ンス調整を行っても画面中央のコンバーゼンスを固定し
て調整をしやすく、調整工数を削減できるコンバーゼン
ス補正回路を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明によるコンバーゼンス補正回路は、コンバー
ゼンス補正電流が流されるコンバーゼンスコイルと、そ
のコンバーゼンスコイルに直列接続された第1のコンデ
ンサと、その第1のコンデンサに並列接続された、制御
電極に供給されるパラボラ波信号によって電流が制御さ
れる電流源を構成する第1のトランジスタと、コンバー
ゼンスコイル及び第1のコンデンサ間に挿入されたクラ
ンプ回路とを有し、そのクランプ回路は、コンバーゼン
スコイル及び第1のコンデンサ間に挿入された第1のダ
イオードと、その第1のダイオードに並列接続された、
その第1のダイオードと逆極性の第2のダイオード及び
第2のコンデンサからなる直列回路と、両出力電極が第
2のコンデンサの一端及び第1のトランジスタの制御電
極にそれぞれ接続され、制御電極が第2のコンデンサの
他端に接続された第2のトランジスタとを有し、コンバ
ーゼンス補正電流の流れる方向が、第1のダイオードの
導通方向と逆になったときに、第2のダイオードを通じ
て第2のコンデンサに充電が行われた後のその第2のコ
ンデンサの放電電流によって第2のトランジスタが導通
状態となって第1のトランジスタが制御されて電流源の
電流が変化せしめられて、コンバーゼンスコイルを流れ
る電流の方向が第1のダイオードの導通方向と一致する
ようになされるようにしたものである。
〔作用〕
この発明によれば、コンバーゼンス補正電流の流れる
方向が、第1のダイオードの導通方向と逆になったとき
に、第2のダイオードを通じて第2のコンデンサに充電
が行われた後のその第2のコンデンサの放電電流によっ
て第2のトランジスタが導通状態となって第1のトラン
ジスタが制御されて電流源の電流が変化せしめられて、
コンバーゼンスコイルを流れる電流の方向が第1のダイ
オードの導通方向と一致するようになされる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図及び第2図に基づ
いて詳しく説明する。
第1図は本実施例の回路構成を示すもので、(1)は
コンバーゼンス補正電流が供給される入力端子、(2)
はアンプ、(3)はコンバーゼンスヨークコイル、
(4)はコンデンサである。このコンバーゼンスヨーク
コイル(3)とコンデンサ(4)の間にクランプ回路
(5)が設けられる。このクランプ回路(5)はダイオ
ード(6),(7)と、コンデンサ(8)と、トランジ
スタ(9)と抵抗器(10),(11)を有する。ダイオー
ド(6)のアノードはコンバーゼンスヨークコイル
(3)の一端に接続され、そのカソードはコンデンサ
(4)の一端に接続される。ダイオード(7)のカソー
ドはコンバーゼンスヨークコイル(3)とダイオード
(6)の接続点に接続され、そのアノードは抵抗器(1
0)を介してトランジスタ(9)のベースに接続される
と共にコンデンサ(8)を介してダイオード(6)とコ
ンデンサ(4)の接続点及びトランジスタ(9)のエミ
ッタに接続される。トランジスタ(9)のコレクタは抵
抗器(11)を介して垂直パラボラ波が印加される入力端
子(12)に接続されると共に垂直パラボラ波の電流源を
兼ねるトランジスタ(13)のベースに接続される。トラ
ンジスタ(13)のエミッタは抵抗器(14)を介して接地
され、そのコレクタはダイオード(6)とコンデンサ
(4)の接続点に接続される。
また、クランプ回路(5)はコンデンサ(8)が過剰
に充電されるのを防止するための複数の電流制限素子例
えばダイオード(151)〜(153)を有し、これ等のダイ
オード(151)〜(153)はそのアノード側がコンデンサ
(4)側を向き、カソード側がダイオード(7)側を向
くようにしてコンデンサ(8)に並列接続される。
次に、この第1図の回路動作を第2図を参照し乍ら説
明する。本実施例では第2図に示すように第2図Aの画
面中央の点Pに対してコンバーゼンス補正電流が第2図
Bに示すように所定の値例えばDC=OAとなるようにクラ
ンプ回路(5)でクランプするものである。通常コンバ
ーゼンス補正電流は第1図に矢印aで示すような方向に
流れるがクランプ回路(5)がない場合、コンバーゼン
ス補正電流の波形は第2図Bに示すように誤差分eだけ
シフトして破線の所にDC=OAが位置するようになる。つ
まり、電流がマイナスになると云うことは、矢印aとは
逆方向にコンバーゼンス補正電流が流れると云うことで
ある。従って、本実施例ではマイナスになった部分をク
ランプ回路(5)で検出してその分直流的にプラス方向
にシフトさせているのである。
このことを更に詳述するに、上述の如くコンバーゼン
ス補正電流がマイナスになると云うことは矢印aと逆方
向に電流が流れてしまうわけであるが、ここではこのコ
ンバーゼンス補正電流が少しでもマイナスになると第1
図に矢印bで示すような方向に電流を流すことによって
コンデンサ(8)を充電する。つまり、このコンデンサ
(8)の充電によって電流がマイナスになった分を検出
するわけである。
そして、コンデンサ(8)が放電すると、第1図に矢
印cで示すような方向に電流が流れ、同時にトランジス
タ(9)がオンし、第1図に矢印dで示すような方向に
電流が流れる。矢印dの如き方向に電流が流れることに
よって、トランジスタ(13)の直流レベルが変化する。
その時コンバーゼンス補正電流が矢印aの方向に流れる
ように、つまり、プラスへシフトする方向にトランジス
タ(13)及び抵抗器(14)による電流源の直流レベルの
変化が実質的にコンデンサ(4)とダイオード(6)の
接続点の所にフィードバックされるのである。
これにより第2図の如く画面中央の点Pに対してコン
バーゼンス補正電流がDC=OAにクランプされるので、5
ポイント調整によりコンバーゼンス調整を行っても画面
中央ではコンバーゼンスは固定されて動かない。
なお、クランプ回路(5)はゲインが高く、ほんの少
しでもコンバーゼンス補正電流がマイナスになると、そ
の分がゲイン倍に増幅され動作するようになっている。
また、コンデンサ(8)及び抵抗器(10)の放電時定数
は垂直周期にも十分追従するよう長く設定してある。ま
た、この回路は電源オン時等に瞬間的に大電流がマイナ
ス方向に流れコンデンサ(8)を充電してしまう。そし
て、コンデンサ(8)が放電するわけであるが、上述の
如くコンデンサ(8)と抵抗器(10)の放電時定数が長
いため、放電してしまうまでに非常に時間がかかってし
まう。従って、過剰にコンデンサ(8)が充電しないよ
うに制限するため上述のダイオード(151)〜(153)を
付加しているわけである。
このように、本実施例では画面中央に対応するコンバ
ーゼンス補正電流をDC=OAでクランプさせるため、コン
バーゼンス補正電流がマイナスになった部分をコンデン
サ(8)に充電することで検出し、その分放電させ、こ
の放電量だけコンバーゼンス補正電流を直流的にプラス
方向にシフトさせるようにしたので、5ポイント調整に
よりコンバーゼンス調整を行っても画面中央ではコンバ
ーゼンスは固定されて動かず、この結果調整が非常にや
りやすくなり、調整工数を削減できる。
なお、上述の実施例ではコンバーゼンス補正電流をDC
=OAの所にクランプするようにしたが、これに限定され
ず、任意のDC電流の値にクランプするようにしてもよ
い。
また、クランプ点をDC電圧で変えられるような回路を
付加すれば、バスラインを使用してスタティックなコン
バーゼンスの調整が可能となる。
〔発明の効果〕
上述の如くこの発明によれば、コンバーゼンス補正電
流が流されるコンバーゼンスコイルと、そのコンバーゼ
ンスコイルに直列接続された第1のコンデンサと、その
第1のコンデンサに並列接続された、制御電極に供給さ
れるパラボラ波信号によって電流が制御される電流源を
構成する第1のトランジスタと、コンバーゼンスコイル
及び第1のコンデンサ間に挿入されたクランプ回路とを
有し、そのクランプ回路は、コンバーゼンスコイル及び
第1のコンデンサ間に挿入された第1のダイオードと、
その第1のダイオードに並列接続された、その第1のダ
イオードと逆極性の第2のダイオード及び第2のコンデ
ンサからなる直列回路と、両出力電極が第2のコンデン
サの一端及び第1のトランジスタの制御電極にそれぞれ
接続され、制御電極が第2のコンデンサの他端に接続さ
れた第2のトランジスタとを有し、コンバーゼンス補正
電流の流れる方向が、第1のダイオードの導通方向と逆
になったときに、第2のダイオードを通じて第2のコン
デンサに充電が行われた後のその第2のコンデンサの放
電電流によって第2のトランジスタが導通状態となって
第1のトランジスタが制御されて電流源の電流が変化せ
しめられて、コンバーゼンスコイルを流れる電流の方向
が第1のダイオードの導通方向と一致するようになされ
るので、5ポイント調整等によりコンバーゼンス調整を
行っても、画面中央ではコンバーゼンスが固定して動か
ないようにすることができ、このため、コンバーゼンス
調整が一層容易になると共にその調整工数を削減でき、
且つ、コンバーゼンス補正電流の流れる方向が、第1の
ダイオードの導通方向と逆になっても、クランプ回路に
よって、コンバーゼンス補正電流の流れる方向が、第1
のダイオードの導通方向と同じ方向になるように迅速に
戻されるコンバーゼンス補正回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
は第1図の動作説明に供するための図である。 (3)はコンバーゼンスヨークコイル、(4)はコンデ
ンサ、(5)はクランプ回路である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンバーゼンス補正電流が流されるコンバ
    ーゼンスコイルと、 該コンバーゼンスコイルに直列接続された第1のコンデ
    ンサと、 該第1のコンデンサに並列接続された、制御電極に供給
    されるパラボラ波信号によって電流が制御される電流源
    を構成する第1のトランジスタと、 上記コンバーゼンスコイル及び上記第1のコンデンサ間
    に挿入されたクランプ回路とを有し、 上記クランプ回路は、 上記コンバーゼンスコイル及び上記第1のコンデンサ間
    に挿入された第1のダイオードと、 該第1のダイオードに並列接続された、該第1のダイオ
    ードと逆極性の第2のダイオード及び第2のコンデンサ
    からなる直列回路と、 両出力電極が上記第2のコンデンサの一端及び上記第1
    のトランジスタの制御電極にそれぞれ接続され、制御電
    極が上記第2のコンデンサの他端に接続された第2のト
    ランジスタとを有し、 上記コンバーゼンス補正電流の流れる方向が、上記第1
    のダイオードの導通方向と逆になったときに、上記第2
    のダイオードを通じて上記第2のコンデンサに充電が行
    われた後の該第2のコンデンサの放電電流によって上記
    第2のトランジスタが導通状態となって上記第1のトラ
    ンジスタが制御されて上記電流源の電流が変化せしめら
    れて、上記コンバーゼンスコイルを流れる電流の方向が
    上記第1のダイオードの導通方向と一致するようになさ
    れることを特徴とするコンバーゼンス補正回路。
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