JP3035854U - 盗難防止機能を有するバッグ - Google Patents

盗難防止機能を有するバッグ

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JP3035854U
JP3035854U JP1996010737U JP1073796U JP3035854U JP 3035854 U JP3035854 U JP 3035854U JP 1996010737 U JP1996010737 U JP 1996010737U JP 1073796 U JP1073796 U JP 1073796U JP 3035854 U JP3035854 U JP 3035854U
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bag
sound
sound generator
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holder plate
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JP1996010737U
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English (en)
Inventor
勝一 木村
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勝一 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発音機を内蔵することにより、非常時の警報音
発生によって盗難を防止することのできるバッグを提供
する。 【解決手段】外力を感知して警報音を発するよう構成さ
れた発音機を設け、該発音機を固定可能とするホルダー
板とこのホルダー板に係止可能な係止凸部を有する止板
を設け、発音機を取り付けたホルダー板をバッグ内面に
位置させ、バッグ側面を貫通した係止凸部をホルダー板
に挿入係止させて、バッグ本体に発音機を固定し、一
方、バッグ本体に対し持手を移動可能に取り付けるとと
もに、この持手と発音機のスイッチ機能部とを接続し
て、外力により持手端部がバッグに対し移動することに
よるスイッチ作動によって、発音機が連続音を発音する
よう構成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、バッグ内に発音機を内蔵し、持手に強い力が加わったときに、発 音機が作動して警報音を発し続けるよう構成してなるバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、商品に発音機を取り付けておき、この発音機を外さずにゲートアン テナを通過すると警報音を発して注意を促すものはあったが、本考案のように、 バッグ内に発音機を取り付け、持手に加わる力によって警報音を発し、この警報 音にてバッグの盗難を防止するものは見当たらない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように、従来からの盗難防止手段は主として陳列商品の盗難を防止す るものである。盗難は店舗内のみで起こるものではなく、例えば歩行中にひった くりにあって携帯していたバッグを盗まれることもあり、このような場合に盗難 を防止できるシステムは未だ存在せず、早期の対応が求められている。 本考案は、以上のような携帯しているバッグの盗難を防止するために考案され たものであり、発音機をバッグ内に組み込むことにより、ひったくり時の警報音 発生によって盗難を防止することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本考案は、バッグ内に発音機を取り付け、持手端を 発音機のスイッチ機能部に接続して、持手のバッグに対する移動によって発音機 が作動し、警報音を発し続けるよう構成した。 すなわち、外力を感知して警報音を発するよう構成された発音機を設け、該発 音機をバッグ内適所に取り付け、一方、バッグ本体に対し持手を移動可能に取り 付けるとともに、この持手と発音機のスイッチ機能部とを接続して、外力により 持手端部がバッグに対し移動することによるスイッチ作動によって、発音機が連 続音を発音するよう構成する。 本考案は以上の構成よりなる盗難防止機能を有するバッグである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の使用に際しては、通常のバッグと同様に所持し、持手を握持しておく 。そして、ひったくりなどにあったときは、バッグ本体を加害者がつかみ、持手 は所持者がつかんでいる。そしてこの持手はバッグのスリット内にその一端が挿 通保持されているため、一定以上の力が働くことにより、持手端とバッグには離 脱方向の力が働く。 そしてこの持手端は発音機のスイッチ機能部に接続されているため、持手から の外力によって発音機内の回路が作動し、発音機は警報音を発し続けることとな る。そのため、加害者はこのバッグを所持し続けることが困難となり、バッグを 放棄せざるを得なくなるため、このバッグの盗難を防止することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図において、1は手提げ用のバッグ本体で、その上部はスライドファスナーに て開閉可能に形成されている。2は帯状の持手で、バッグ本体の上隅部近傍に斜 方に設けた切り込みよりなるスリット3に、持手の一端が貫入保持され、他端は バッグ本体に固定されている。 4はホルダー板で、長方形板体の一側面に箱状の張り出し部分を設けたもので 、貫通孔4aおよび4bが各々穿設されている。なお4cは複数個の小穴による 通音孔である。5は止板で、ホルダー板の張り出し部と同サイズの平板の一側面 に係止凸部6を突設したものである。この係止凸部は、円錐台形状の膨大部分を 複数個連設した先端部分を有する棒体より形成され、貫通孔4bに対応する位置 に各々設けられる。 7は発音機で、図8にて示すように、制御回路および駆動回路を含む回路部8 、ブザー9、電池10そしてスイッチ機能部を内蔵している。 このスイッチ機能部は、発音機のケース内に設けられ、該ケース内に固定され たガイド板11および12の間に作動軸13がスプリング14を介して一定範囲 内にて移動可能に設けられ、スプリングの弾力によって所定位置に収納されてい る。この作動軸の下端は小径の段部が形成され、この段部にその接触子を接触さ せてリミットスイッチ15が位置している。
【0007】 本例をバッグに装着するには、まず発音機をホルダー板に取り付ける。 発音機のケース側面には螺合部7aが設けられており、貫通孔4aを介してビ スにより螺合部にホルダー板が螺着される。また、バッグの側面適所には貫通孔 が穿設され、この貫通孔の配置は止板に設けた係止凸部と同一である。 次に、図6にて示すように、ホルダー板の張り出し部をバッグ内面に当て、バ ッグ外面より止板をあてがい、バッグの貫通孔を貫通した係止凸部は貫通孔4b に挿入される。この係止凸部先端部分の外径は貫通孔4bの内径よりやや大きく 、この止板はバッグ側部を挟んでホルダー板に押圧保持される。この係止凸部先 端は段部状となっており、一度挿入係止されると抜け落ちることはない。そして 、発音機の作動軸上端部は結び紐17にて持手端部に接続される。 以上が本案の一実施例である。
【0008】 次に本例の機能について説明する。 今、このバッグ所持者に対して、他者がバッグ本体をつかんで持ち去ろうとす ると、バッグ所持者がつかんでいる持手にはバッグ本体から離脱しようとする力 が働き、また持手の一端はスリットに貫入保持されており、かつ発音機のスイッ チ機能部の作動軸に紐にて接続されている。 従って、持手端の動きはスイッチ機能部に伝わり、作動軸がスプリングの弾力 に逆らって移動し、リミットスイッチが作動し、回路作動によって発音体として のブザーが鳴り出す。そして一度鳴り出すと、リセットスイッチを押さない限り 鳴り止まないため、バッグ内から常に警報音が発生し続けて加害者はバッグを放 棄せざるを得なくなり、バッグを捨てて逃走する。 そのため、結果的にバッグの盗難を防止することができる。
【0009】 図5は本考案の他の実施例を示すものであって、持手端の外面に連続する凹凸 部を設けたもので、スリットより離脱しにくくなる効果を有し、非常時に加わる 強い外力が働いたときのみ、前記作動によって発音するよう構成したものである 。 なお、発音機ケースとホルダー板およびバッグ本体適所には多数の細孔が設け られて、発音が外部に伝わりやすくなるよう考慮される。 以上のごとく、本考案によって盗難防止に役立つバッグを得ることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、バッグ盗難時において、バッグ内の発音機が警報音を発し続 けるので、加害者のバッグ所持が困難となり、バッグを放棄せざるを得なくなる ため、バッグの盗難を不可能とすることのできる有用なる機能を備えたバッグを 提供することができる。また、本案の装着に際しては、バッグに小穴を設けるだ けでよく、既存のバッグにも容易に装備することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の発音機の正面図
【図2】本考案のホルダー板の正面図
【図3】本考案のホルダー板の左側面図
【図4】本考案の止板の側面図
【図5】本考案の他の実施例における持手端部の構造説
明図
【図6】本考案の取付状態を示す要部拡大説明図
【図7】本考案の取付状態説明図
【図8】本考案の発音機の内部機構説明図
【図9】本考案の発音機の回路ブロック図
【符号の説明】
1 バッグ本体 2 持手 2a持手 3 スリット 4 ホルダー板 4a貫通孔 4b貫通孔 4c通音孔 5 止板 6 係止凸部 7 発音機 7a螺合部 7b通音孔 8 回路部 9 ブザー 10 電池 11 ガイド板 12 ガイド板 13 作動軸 14 スプリング 15 リミットスイッチ 16 リセットスイッチ 17 結び紐

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外力を感知して警報音を発するよう構成さ
    れた発音機を設け、該発音機を固定可能とするホルダー
    板とこのホルダー板に係止可能な係止凸部を有する止板
    を設け、発音機を取り付けたホルダー板をバッグ内面に
    位置させ、バッグ側面を貫通した係止凸部をホルダー板
    に挿入係止させて、バッグ本体に発音機を固定し、一
    方、バッグ本体に対し持手を移動可能に取り付けるとと
    もに、この持手と発音機のスイッチ機能部とを接続し
    て、外力により持手端部がバッグに対し移動することに
    よるスイッチ作動によって、発音機が連続音を発音する
    よう構成したことを特徴とする盗難防止機能を有するバ
    ッグ。
JP1996010737U 1996-09-17 1996-09-17 盗難防止機能を有するバッグ Expired - Lifetime JP3035854U (ja)

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ID=43170646

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06227354A (ja) * 1993-01-25 1994-08-16 Breed Automot Technol Inc 自動車用エアバッグ装置

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