JP3035180U - ゴルフ用ティー保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冬季にティーグランドが凍結していたり、人
口芝が敷いてある場合などにはティーを差し込むことが
困難であり、ましてや、差し込み深さを調節することは
極めて困難であった。 【解決手段】 ゴルフ用ティーｄが緊密に嵌入する中心
孔３を有する筒部２と、その筒部２の下部に広がる台部
５と、紐ｂを通す紐通し孔７とを弾性材料により一体に
成型した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はティーを任意の高さに調節してティーグランドに立てることができる ゴルフ用ティー保持具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ティーグランドにティーを立てる場合には、数種類の高さの異なるティ ーを用意し、さらに、差し込み深さを変えてティーの高さを調節していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、冬季にティーグランドが凍結していたり、人口芝が敷いてある場合な どにはティーを差し込むことが困難であり、ましてや、差し込み深さを調節する ことは極めて困難であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段、作用及び効果】

上記課題を解決するための手段として、請求項１の考案はゴルフ用ティーが緊 密に嵌入する中心孔を有する筒部と、その筒部の下部に広がる台部と、紐を通す 紐通し孔とを弾性材料により一体に成型したものであって、広い台部を有するか らティーグランドに置くだけで容易に倒れることがなく、短めのティーを１本用 意して中心孔に適宜深さだけ差し込めばティーの高さを適宜に調節することがで き、また、紐通し孔を有するから、これに紐を通してティーグランドの適宜位置 に止めておけばショットをしたときにはねても飛んで行ってしまうことがなく何 回でもしようすることができて、特に、凍結したティーグランドや人口芝が敷い てある場合に有効であり、また、請求項２の考案は筒部の頂面が凹面になってい るからティーを中心孔に差し込みやすく、ティーなしで直にボールを載せること ができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】 以下、本考案の位置実施の形態を添付図面に基づいて説明する。

【０００６】 図において、１は本考案にかかるゴルフ用ティー保持具であって、ゴムなどの 弾性材料により一体成型されたものであり、中心孔３を有する筒部２の下部に円 錐形に広がった台部５が一体に形成されており、筒部２の側面には突起６が一体 に形成されていて、この突起６に形成された紐通し孔７に紐ｂが通されてその一 端が縛り付けられており、他端がティーグランドｃの離れた場所に固定されてい る。また、筒部２の頂面は凹面４となっている。

【０００７】 本実施の形態のゴルフ用ティー保持具１はティーグランドｃの適宜位置に置い て短めのティーｄを中心孔３に適宜長さだけ押し込むことによりティーｄの高さ を適宜に定めることができ、その上に載せるボールａの高さを好みの高さに調節 することができる。

【０００８】 なお、筒部２の高さが適当な場合は図２に示すようにボールａを頂面４に直に 載せても良い。

【０００９】 ショットの際に保持具１がはねても紐ｂで止められているから飛んで行ってし まうことがなく、何回でもしようすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施の形態の断面図である。

【図２】本考案の保持具の他の使用例の断面図である。

【符号の説明】

１：保持具 ２：筒部 ３：中心孔 ４：凹面 ５：台部 ７：紐通し孔

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴルフ用ティーが緊密に嵌入する中心孔
   を有する筒部と、該筒部の下部に広がる台部と、紐を通
   す紐通し孔とを弾性材料により一体に成型したゴルフ用
   ティー保持具。
2. 【請求項２】 前記筒部の頂面が凹面になっている請求
   項１記載のゴルフ用ティー保持具。