JP3035071U - ぬいぐるみ玩具 - Google Patents

ぬいぐるみ玩具

Info

Publication number
JP3035071U
JP3035071U JP1996007280U JP728096U JP3035071U JP 3035071 U JP3035071 U JP 3035071U JP 1996007280 U JP1996007280 U JP 1996007280U JP 728096 U JP728096 U JP 728096U JP 3035071 U JP3035071 U JP 3035071U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam mechanism
head
animal
repeatedly
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996007280U
Other languages
English (en)
Inventor
利夫 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cube KK
Original Assignee
Cube KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cube KK filed Critical Cube KK
Priority to JP1996007280U priority Critical patent/JP3035071U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3035071U publication Critical patent/JP3035071U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数種類の動作を、外部から与えられる音声
刺激に反応するようにする。 【解決手段】 動作機構手段は、駆動力手段から得た回
転力で動物の頭部2を左右に反復的に円弧運動させるた
めの第1のカム機構、頭部を反復的に上下運動させるた
めの第2のカム機構並びに第2のカム機構による上下運
動に伴って口を開閉させる開閉機構とを備える。第1の
カム機構からのクランク・アームの端は、ハウジング3
5を覆うパッケージの所定箇所に軸支し、第2のカム機
構からは頭部の骨格を構成するスライドアームを伸延し
てハウジングに対し摺動自在に取り付ける。これにより
動物は、音声的刺激に反応する形で頭部2と肩部8を上
下運動させつつ頭部を左右に反復的に円弧運動し、さら
に口の開閉動作を行うように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、外部からの物理的刺激に反応して所定の動作を反復的に行う動物 の形に作ったぬいぐるみ玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定の動作を伴う動物を象ったぬいぐるみ玩具は、幼児の好奇心を強く引きつ けることから従来から人気がある。例えば、歩いたり、太鼓を叩いたり、鳴いた り、首を動かせたり、尻尾を振ったりするための機構を組み込んだぬいぐるみ玩 具の場合、その動作が当該動物の特徴的動作を表現するものであれば、市場にお いて広く受け入れられることとなる。
【0003】 ところが、現実の動物の動作は複合的であって、単一の動作を反復的に行わせ るだけではその動物の特徴的動作を表現することは難しい。そこで、2種類以上 の動作を組み合わせる必要性が生じる場合が多い。この場合、玩具が使用者の当 該玩具に対する働きかけに応じて作動することとなれば、幼児等の玩具使用者の 興味をさらに強く引くこととなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
通常、このような2種以上の動作を実現しようとした場合、そのための機構は 複雑となり容易に壊れやすくなったり、そのためのコストが高価になってしまう ことになる。また、幼児の場合、動作する玩具の首や手足等を、強く押したり引 いたり曲げたりしようとするので、このためにも複数の動作を実現するための機 構を、シンプル且つ頑丈な構成で実現する必要性がある。
【0005】 ところで、種々の動物、特にゴリラ等の類人猿等の動物の特徴的な動作として は、頭部を含む上体を左右に振らせつつ上下に反復運動するものが挙げられる。
【0006】 そこで本願は、このような動作が、簡易且つ頑丈な機構構造によって、外部か ら与えられる物理的刺激に反応するかたちで動作することができるぬいぐるみ玩 具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため本願考案は、駆動力手段と、動作機構手段と、該駆動力手段と該動作 機構手段を収納するハウジング手段と、該ハウジング手段を覆う縫包手段とから なる動物の形に作ったぬいぐるみ玩具において、前記動作機構手段は、前記駆動 力手段から得た回転力を前記動物の頭部を左右に反復的に円弧運動させるための 第1のカム機構と、該回転力を該頭部を反復的に上下運動させるための第2のカ ム機構と、該第2のカム機構による上下運動に伴って口を開閉させる開閉機構と を有し、前記第1のカム機構からのクランク・アームの端は前記ハウジング手段 を覆うパッケージの所定箇所に軸支され、前記第2のカム機構からは前記頭部の 骨格を構成するスライドアームが伸延して前記ハウジング手段に対して摺動自在 に取り付けられることにより、前記動物は、外部からの物理的刺激に反応する形 で、頭部と肩部を上下運動させつつ頭部を左右に反復的に円弧運動し、さらに口 の開閉動作を行うように構成したぬいぐるみ玩具を提供するものである。
【0008】 ここで、前記第1のカム機構を円形溝確動カムとし、前記第2のカム機構を長 円形溝確動カムとすることにより、該ぬいぐるみ玩具の動作に係る部位を頑丈な 構造とすることができたのである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本願考案に係るぬいぐるみ玩具を図の記載に基づいて詳細に説明する。 図1は、ゴリラに象った本ぬいぐるみ玩具の外観をその主な内容物と共に示した ものである。
【0010】 駆動手段、各種機構部等をその内部に収納するハウジング35と、該ハウジン グを覆うパッケージ50と、該パッケージをゴリラに象ったぬいぐるみである縫 包手段1が覆っている。該ぬいぐるみ玩具は、両方の足6を前方に投げ出した状 態で座っている形態をしている。その臀部には底から取り出し可能な状態にて、 駆動手段に電源を供給するためのバッテリ・ケース3が収められる。バッテリ・ ケース3は多少重量があるので臀部に収められることによって玩具の安定性が増 すこととなる。
【0011】 パッケージ50には、外部から与えられる何らかの物理的刺激を検知するため の刺激検知制御器4が設けられる。ここで物理的刺激とは、音声、光、圧力磁気 等を意味する。これによって、外部からの物理的刺激を検出し、一定時間だけ駆 動手段を作動させるための信号を得る。作動信号が発生して駆動装置が作動する と、後述する動作機構手段によって、該玩具の頭部2を支えるスライド・アーム 27が該ハウジング35に対して反復的に上下運動をしつつ支点5を中心に左右 に振り子状の運動をすることとなる。スライド・アーム27の下部19には、喉 部の骨格41と肩部の骨格40が接続されており、スライド・アーム27の上下 運動を伴うシーソー運動により、該ぬいぐるみ玩具は、頭部2及び肩部8を含む 上体を上下運動させつつ左右に振らせるという、特にゴリラ等類人猿特有のユー モラスな動作をすることとなるのである。ただし、本願考案に係るぬいぐるみ玩 具は、これ等類人猿に限定されるものではない。
【0012】 このように、本願考案に係るぬいぐるみ玩具は、頭部と肩部を含む状態を上下 運動させつつ左右に振らせるという複雑な動きをすることとなるので、該玩具の 表面を覆う縫包手段たる毛皮の当該動作部における個々の毛の動きが、複雑に左 右上下に揺れて、該動物の生命感をさらに強調することとなるのである。
【0013】 また、本願考案においては、スライド・アーム27の上下運動を利用した顎部 7を開閉させる機構を設けることによって、別途に設置する当該動物の鳴き声を 模した音響を発声する音響発生装置と相俟って、その動物の特徴を動作と鳴き声 で強調することができるのである。
【0014】 図2は、本願考案のぬいぐるみ玩具の動作機構を説明するための図である。
【0015】 当玩具の動作を司る機構部は、ハウジング35内に収められる。バッテリーか ら電源供給を受ける駆動力手段であるモーター10の回転軸には小径プーリー1 1が直結されており、回転力はベルト12によって大径プーリー13に伝達され る。該プーリー13の回転軸には第1歯車14が結合されており、その回転力は 、第1歯車14に歯合する第2歯車15、第2歯車15の回転軸に結合されてい る第3歯車16、第3歯車16に歯合する第4歯車17に、その回転速度を減速 させつつ伝達される。また、第4歯車17の回転軸32には、第5歯車36が固 着されており、該第5歯車36に歯合して第6歯車37が設置されている。
【0016】 そして、この第6歯車37の回転軸には、第1のカム機構である円形溝確動カ ム機構(20、21、22)が接合され、これによって該玩具の頭部を含む上体 部の左右の振り子的動きを実現している。また、前記第4歯車17には、第2の カム機構である長円溝確動カム機構(18、30、31、32)が接合され、こ れによって該玩具の頭部の反復的上下運動を得ることとなる。
【0017】 以下、これらの第1及び第2のカム機構について、図3に基づいて説明する。 先ず、前記第1のカム機構について説明する。前記第6歯車の回転軸21には、 円形円板20が偏芯した状態で固着されている。そして、当該円形円板20を密 接して摺動可能に取り囲む円形溝22をその一端とするクランク・アーム45が 、その他端において摺動軸46においてパッケージ50に軸支される。これによ り、図3のA、B,C、Dに示すとおり、前記第6歯車37の回転に伴って、該 機構部を収納するハウジング35は、パッケージ50に対して時計の振り子のよ うな左右の往復運動を行うこととなるのである。
【0018】 次に、前記第2のカム機構について説明する。前記第4歯車17の回転軸に固 着されている円板18の回転軸32には、円形円板30が偏芯した状態で固着さ れている。そして、当該円形円板20を摺動可能に取り囲む横長の長円形溝31 をその一端とするスライド・アーム19が、その下部をハウジングによって包囲 される状態にて取り付けられている。これにより、図3のA,B,C,Dに示す とおり、前記第4歯車17の回転に伴って、該スライド・アーム19は、前記ハ ウジング及び前記パッケージに対して反復的に上下運動を行うこととなるのであ る。このように、これ等のカム機構を上述のような確動カムとすることで、幼児 等の力で強く押されたり、引っぱたりされたとしても、その可動部が容易に外れ たり、折れ曲がったりしない頑丈な機構を実現することができたのである。
【0019】 次に、図4に基づき、口の開閉機構について説明する。上述したとおり、スラ イド・アーム19は、前記第2のカム機構によってハウジング35に対して反復 的に上下運動をする。そして、ハウジング35の上部には、上下する該スライド ・アーム19をその内側に包囲する柱状部が突き出ており、その最上部には舌状 部23を有する。該玩具の口は、上顎部26と下顎部7により構成され、支点2 5において両者は軸支される。該上顎部26は、肩部と首部の骨格40、41と ともにスライド・アーム19に支持されている。また、下顎部7は、その他端に おいてバネ28によってスライド・アーム19の上部27に懸架されている。
【0020】 従って、スライド・アーム19が下に下がることによって、下顎部の他端24 がハウジング35の前記舌上部23によって押し上げられることによって、下顎 7が開くこととなる(図4におけるA)。そして、スライド・アーム19が上に 上がることによって、下顎部の他端24がバネ28によって、下顎7が閉じるこ ととなるのである(図4におけるB)。
【0021】
【考案の効果】
このように本願においては、ぬいぐるみ玩具に係る動物が口を開閉させながら 頭部を含む上体を左右に振らせつつ上下に反復運動するという当該動物の複数の 特徴的動作を、簡易且つ頑丈な機構により実現することを可能としたのである。
【0022】 さらに、このような特徴的動作を、外部から与えられる物理的的刺激に反応さ せる形で所定時間作動させ、さらに該動物の鳴き声を模した音響発声を行わせる ことによって、該動物の特徴を動作と鳴き声の両面で強調することを可能とする ことができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案に係る、特にゴリラに象ったぬいぐ
るみ玩具の外観とその内部構成を示した図である。
【図2】 本願考案に係る玩具の動作機構を説明する図
である。
【図3】 本願考案に係る玩具の動作機構の主要部であ
るカム機構を詳しく説明する図である。
【図4】 本願考案に係る玩具の口の開閉機構を説明す
る図である。
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられる物理的刺激に反応し
    て、頭部を含む上体を左右に振らせつつ上下に反復運動
    するようになしたぬいぐるみ玩具。
  2. 【請求項2】 駆動力手段と、動作機構手段と、該駆動
    力手段と該動作機構手段を収納するハウジング手段と、
    該ハウジング手段を覆う縫包手段とからなる動物の形に
    作ったぬいぐるみ玩具において、 前記動作機構手段は、前記駆動力手段から得た回転力を
    前記動物の頭部を左右に反復的に円弧運動させるための
    第1のカム機構と、該回転力を該頭部を反復的に上下運
    動させるための第2のカム機構と、該第2のカム機構に
    よる上下運動に伴って口を開閉させる開閉機構とを有
    し、 前記第1のカム機構からのクランク・アームの端部は前
    記ハウジング手段を覆うパッケージの所定箇所に軸支さ
    れ、前記第2のカム機構からは前記頭部の骨格を構成す
    るスライドアームが伸延して前記ハウジング手段に対し
    て摺動自在に取り付けられることから、前記動物は、頭
    部と肩部を上下運動させつつ頭部を左右に反復的に円弧
    運動し、さらに口の開閉動作を行うように構成したぬい
    ぐるみ玩具。
  3. 【請求項3】 刺激検知制御手段と、駆動力手段と、音
    響発生手段と、動作機構手段と、当該各手段を収納する
    ハウジング手段と、該ハウジング手段を覆う縫包手段と
    からなる動物の形に作ったぬいぐるみ玩具において、 前記刺激検知制御手段は、外部からの一定レベル以上の
    何らかの物理的刺激を検出した時に、所定時間だけ前記
    駆動力手段と前記音響発生手段を駆動させるようにな
    し、 前記動作機構手段は、前記駆動力手段から得た回転力を
    前記動物の頭部を左右に反復的に円弧運動させるための
    第1のカム機構と、該回転力を該頭部を反復的に上下運
    動させるための第2のカム機構と、該第2のカム機構に
    よる上下運動に伴って口を開閉させる開閉機構とを有
    し、 前記第1のカム機構からのクランク・アームの端部は前
    記ハウジング手段を覆うパッケージの所定箇所に軸支さ
    れ、前記第2のカム機構からは前記頭部の骨格を構成す
    るスライドアームが伸延して前記ハウジング手段に対し
    て摺動自在に取り付けられることから、前記動物は、前
    記刺激の検知後一定時間だけ、頭部と肩部を上下運動さ
    せつつ頭部を左右に反復的に円弧運動し、さらに口の開
    閉動作を行うと共に、所定の音響を発声するように構成
    したぬいぐるみ玩具。
  4. 【請求項4】 前記第1のカム機構は円形溝確動カム機
    構によって構成され、前記第2のカム機構は長円形溝確
    動カム機構によって構成された、請求項第3項及び第4
    項のぬいぐるみ玩具。
  5. 【請求項5】 前記動物は、ゴリラ、オランウータン、
    チンパンジー等の類人猿であり、該動物が外部からの音
    声刺激に反応して、頭部を含む上体を左右に振らせつつ
    上下に反復運動するようになした、請求項第2項乃至第
    4項のぬいぐるみ玩具。
JP1996007280U 1996-07-25 1996-07-25 ぬいぐるみ玩具 Expired - Lifetime JP3035071U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996007280U JP3035071U (ja) 1996-07-25 1996-07-25 ぬいぐるみ玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996007280U JP3035071U (ja) 1996-07-25 1996-07-25 ぬいぐるみ玩具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3035071U true JP3035071U (ja) 1997-03-11

Family

ID=43169891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996007280U Expired - Lifetime JP3035071U (ja) 1996-07-25 1996-07-25 ぬいぐるみ玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3035071U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5820441A (en) Animated doll
US6454626B1 (en) Motion expressible toy
US3881275A (en) Animated doll with members controlled by weighted, swiveled, slidably mounted interior rod
US7364489B1 (en) Electromechanical toy
US3834071A (en) Doll with coordinated head and torso movement
US7207859B1 (en) Realistic animatronic toy
EP1059974B1 (en) Toy having jumping action
JP2519125Y2 (ja) 紐引き式ぜんまい玩具
US6780076B2 (en) Talking stick horse
JP3035071U (ja) ぬいぐるみ玩具
AU2018203237A1 (en) Interactive robotic toy
JP2512374Y2 (ja) 走行玩具
US6537127B1 (en) Kissing doll
GB2119264A (en) Animated doll, with rocking support
JP3055489U (ja) 動作玩具
JP2664040B2 (ja) 眼球駆動装置
JP2507705Y2 (ja) 人形玩具
JP6570024B1 (ja) 揺動玩具
JPH03258282A (ja) 動作人形玩具
AU706411B2 (en) Animated doll
KR910004094Y1 (ko) 완구의 입 개폐 장치
JPS6121104Y2 (ja)
JPS6121107Y2 (ja)
JPH0239512Y2 (ja)
JP2003079963A (ja) 唄う人形