JP3034796U - 野外用焼き板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、バーベキューを手軽に楽し
むために考案されたものである。 【構 成】 野外用焼き板１に折りたたむことのでき
る足２を取り付け、取っ手３を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、バーベキューを手軽に楽しむために考案されたものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のバーベキューは、大きく重たい野外用焼き板と、加熱する火（熱源） とのすき間を作る乗せ台を用意する必要があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、従来の野外用焼き板は角形で角がある。この角は中心（熱源）から 距離がはなれているため熱の伝わりが悪く、次のような欠点がある。 （イ） 角付近では温度が低く、肉や野菜が焼けない。 （ロ） 中心（熱源）と角付近の温度差で、熱膨張率に差ができ野外用焼き板 が大きく変形する。 また乗せ台は熱源の温度、野外用焼き板の大きさと重さに耐え、それを乗せた とき安定するもので、一般的に使われている物は、複数のブロックやレンガであ る。このような物をいちいち用意し、野外用焼き板と別に持ち運ぶのは非常にわ ずらわしいことであった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば、 （イ） 野外用焼き板１に折りたたむことのできる足２を取り付ける。 （ロ） 野外用焼き板１に取っ手３を取り付ける。

【０００５】

【作用】

本案は以上のような構造であるから、使用するときに足２を出す。また野外へ の移動時や、かたずけるときは足２を折りたたむ。

【０００６】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の如きことができる。 （イ） 野外用焼き板１を多角形にする。 （ロ） 足２を複数にする。

【０００７】

【考案の効果】

野外用焼き板の角を無くすことにより、次のような効果がある。 （イ） 中心（熱源）から端までの距離が一定になるため、効率良く熱が伝わ り、焼きむらと温度差による変形が少ない。このため数倍長持ちする。 （ロ） 角が無いので回りに人が均等に囲むことができ、無駄な空間が無く、 より多くの人が利用できる。 （ハ） 重量が軽くなり、野外への持ち運びが楽になる。 また、折りたためる足を取り付けることにより次のような効果がある。 （ニ） 大きく重たい乗せ台をいちいち用意する必要が無い。 （ホ） 野外用焼き板に固定するため、安定度が大幅に増す。 （ヘ） 従来の乗せ台より重量が大幅に軽くなり、またコンパクトにまとまり 野外への持ち運びや、かたずけるとき非常に楽である。 以上のように、本考案の構造はきわめて簡単であるが、効果は絶大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の足を折りたたんだ斜視図

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図

【図４】本考案の足を折りたたんだ、他の実施例を示す
斜視図

【符号の説明】

１は角の無い野外用焼き板 ２は折りたためる足 ３は取っ手 ４は多角形の野外用焼き板

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【手続補正書】

【提出日】平成８年７月１１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】角の無い野外用焼き板１に、折りたたむこ
   とのできる足２を設ける。
2. 【請求項２】多角形の野外用焼き板４に、折りたたむこ
   とのできる足２を設ける。