JP3034467U - 装身具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自分自身で自分の好みに合うものをデザイン
することを可能とする装身具を提供する。 【解決手段】 １色だけの彩色を施したヘアピン状装身
具本体１と、剥離紙２に取外し可能に貼り付けられてお
り使用者が自分の好みに合わせて装身具本体１に固定す
ることができる星形やハート形などの多数の装飾片３、
４、５とよりなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、髪止め具、ブレスレット、指輪などの装身具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の装身具については、種々のものが販売されており、装身具を使 用する者は、これらの中から自分の好みに合うものを選択して購入している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

装身具を使用する者は、販売品の内から自分の好みに合うものを選択すること ができるだけであって、自分の好みに合うものをデザインすることはできなかっ た。

【０００４】 この考案の目的は、自分自身で自分の好みに合うものをデザインすることを可 能とする装身具を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案による装身具は、無装飾の装身具本体と、剥離紙に取外し可能に貼り 付けられており使用者が自分の好みに合わせて装身具本体に固定することができ る複数の装飾片とよりなるものである。

【０００６】 装身具本体とは、髪止め具、ブレスレット、指輪などの装身具として、身体に 取り付ける機能を有しているものをいう。無装飾とは、無地または１色だけの彩 色を施したものをいう。髪止め具には、ヘアピン、ヘアクリップ、バレッタ、カ チューシャなどと称される種々の形式のものが含まれる。装飾片には、星形、ハ ート形および短冊形などの形状に色彩が施されたものや動・植物等のシールなど が含まれる。装飾片は、複数種類が適当に組み合わされるとともに、その裏面に 粘着層が設けられて、剥離紙の上面に収められる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

この考案の実施例を、以下図面を参照して説明する。

【０００８】 図１は、この考案による装身具の第１の実施形態を示すもので、ヘアピンとし て髪止めに使用することができる無装飾のヘアピン状金属製装身具本体(1) と、 剥離紙(2) に取外し可能に貼り付けられている複数の装飾片(3)(4)(5) とよりな る。

【０００９】 装飾片(3)(4)(5) は、複数個の星形、複数個のハート形および１枚の短冊形よ りなり、それらの裏面に粘着層が設けられて、１枚の剥離紙(2) の上面に収めら れている。各装飾片(3)(4)(5) は、銀色の表面を有し、金色の縁取りで囲まれて いる。

【００１０】 ヘアピン状装身具本体(1) は、略Ｕ字状のベーシックタイプであり、黒色１色 に塗られている。そして、全部で４本の装身具本体(1) が透明プラスチック板(6 ) にあけられたスリット(6a)に通されて透明プラスチック保持板(6) に保持され 、これと、多種類の装飾片(3)(4)(5) が取外し可能に貼り付けられた剥離紙(2) とがセットにされて、例えば透明の袋内に収められて販売に供される。

【００１１】 これを購入した使用者は、装飾片(3)(4)(5) の内から自分の好みに合うものを 選び、装身具本体(1) に固定するのであるが、図２に示すように、例えば、第１ の装身具本体(1) をハート形の装飾片(5) を備えたものにすることができる。そ して、第２から第４までの装身具本体(1) については、星形の装飾片(3) や短冊 形の装飾片(4) を使ったり、あるいはこれらとハート形の装飾片(5) とを組み合 わせたりして、図２に示したものとは違うデザインのものにすることにより、４ 種類の違った装身具（ヘアピン）を得ることができる。

【００１２】 図３は、この考案による装身具の第２の実施形態を示すもので、金属製の装身 具本体(11)の外枠体(11a) を反らしておいてから金属弾性によって元に戻すこと により、髪を挟み止める髪止め具である。販売に供される形としては、例えば、 透明プラスチック保持板に保持された２本のヘアピン状装身具本体(11)と、複数 種類の装飾片(3)(4)(5) が取外し可能に貼り付けられた剥離紙(2) とがセットに されて、透明の袋内に収められる。

【００１３】 これの使用例を図４に示す。上述した第１の実施形態の装身具本体(1) が、幅 ５ｍｍ程度であるのに対して、第２の実施形態の装身具本体(11)は、幅が広いと ころでは２ｃｍ近くあり、これに伴って、装飾片(3)(4)(5) 貼付け可能面積も大 きくなっている。したがって、図示したように、ハート形の装飾片(5) を４つ使 用してクローバ状にし、さらにこれと星形の装飾片(3) と組み合わせることなど が可能となり、より広範囲のデザインを楽しむことができる。

【００１４】 図５は、この考案による装身具の第３の実施形態を示すもので、プラスチック 製の装身具本体(21)が、カチューシャと称される髪止め具とされている。使用者 に提供される形としては、例えば、これと、複数種類の装飾片(3)(4)(5) が取外 し可能に貼り付けられた剥離紙(2) とがセットにされて、透明の袋内に収められ る。図５は、この使用の１例だけを示している。

【００１５】 なお、以上述べてきた実施形態では、装身具本体(1)(11)(21) が髪止め用の機 能を有しているが、同様の考えは、ブレスレットや指輪等の他の装身具に対して も適用でき、バレッタと称される髪止め用にも適用される。また、装飾片(3)(4) (5) については、星形(3) 、ハート形(5) および短冊形(4) の他、種々の形状の ものが可能であり、同じ形状でその色を変えたものを何種類か揃えたり、動・植 物等のシールを追加したりすることにより、より一層変化を持たせることができ る。

【００１６】

【考案の効果】

この考案による装身具は、無装飾の装身具本体と、剥離紙に取外し可能に貼り 付けられており使用者が自分の好みに合わせて装身具本体に固定することができ る複数の装飾片とよりなるものであるから、使用者は、自分の好みに合わせて装 飾片を装身具本体に固定するだけで、自分自身で自分の好みに合うものをデザイ ンすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案による装身具の第１実施形態を示す斜
視図である。

【図２】同使用状態の１例を示す斜視図である。

【図３】この考案による装身具の第２実施形態を示す斜
視図である。

【図４】同使用状態の１例を示す斜視図である。

【図５】この考案による装身具の第３実施形態の使用状
態の１例を示す斜視図である。

【符号の説明】

(1)(11)(21) 装身具本体 (2) 剥離紙 (3)(4)(5) 装飾片

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 無装飾の装身具本体(1)(11)(21) と、剥
   離紙(2) に取外し可能に貼り付けられており使用者が自
   分の好みに合わせて装身具本体(1)(11)(21)に固定する
   ことができる複数の装飾片(3)(4)(5) とよりなる装身
   具。