JP3034353U - 牛のサポーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 近年牛も、コンクリートの狭い牛床で首を繋
留して飼養されている。この為、発生するのが牛の飛節
部の打撲症と関節炎である。牛の飛節を護る為なされた
サポーター（保護資材である。）また、飛節の治療に使
う包帯の代用品の提供。（飛節は関節なので、通常の包
帯は使用されていない） 【解決手段】 製品はウエットスーツ生地であり、装着
のバンド部位は、マジック．テープ（登録商標）であ
り、中央に、丸いスポンシ地を取りつけ、裏面に、ジャ
ージ生地を張り、牛の皮膚に対する影響が無いようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、コンクリートの上で繋がれ、飼養されている牛に必要なも のである。牛が毎日寝たり起きたりする時、飛節部をコンクリートで強打 する。 この為、牛の飛節が腫張し打撲症、関節炎等の障害が起している。 この考案は、その障害に対する保護資材である。

【０００２】

【従来の技術】

広い畜舎や放牧飼育の牛には、このような傷害がなく、保護の必要もな かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題 】

目的（１）牛もコンクリートの上で、繋留し飼養される時代となった。 この為、発生するのが牛の飛節部の打撲症と関節炎である。 本考案は、牛の飛節を護る為なされたサポーターである。 （２）飛節部の治療の時に使い、包帯の代用品でもある。 以上の２通りの目的である。

【０００４】

【問題を解決するための手段 】

（イ） 牛の飛節に装着し、打撲の保護をする。 （ロ） 打撲保護するため、中央に丸いスポンジを取りつけた。〔図面 １〕 （ハ） 装着するために、マジックＡ^１（雄）とマジックＢ^１（雌）そ してマジックＡ^２（雄）とマジックＢ^２（雌）を設けた。 （ニ） マジックＡ^１とＡ^２には折り返しを設け、上下でＢ（雌）を挟 むことにより一層強力に装着（脱落しない）仕組みである。

【０００５】

【作用】

図面３のように、牛の飛節部に装着するものである。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 実施対象牛は（１）コンクリートの牛床で飼育されている牛に実施。 （２）飛節部が腫れ、打撲症状の牛に実施。

【０００７】

【考案の効果】

本案のサポーターを、牛に装着すると次のような効果がある。 （１）飛節腫張している牛に装着すると、腫れが取れ保護資材となる。 （２）飛節部に傷害をもつ牛の治療（包帯の役目）に役立つ。 包帯より以上に装着効果がある、その理由（ア）関節部の屈伸が可能 である。（イ）本体はウエットスーツ生地で柔らかく、しかも弾力性が あるので、飛節に密着する為め牛は違和感を持たず、精神的に安定して する。（ウ）裏面に、ジャジー生地を張りつけたので、牛の皮膚を傷つ けない。 （３）装着が簡単で、飛節の大小の調整にも適応する。

【図面の簡単な説明】

【図面１】本案の正面図 本品は、ウエットスーツ生地であるから伸縮する。牛の
飛節の幅にも対応出来る。

【図面２】本案の裏面図 裏面には、ジャージの生地を張りつけた。

【図面３】本案を牛の飛節部に装着図

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成８年９月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図面１】表面図 本図は正面から見たものである。生地はウエットスーツ
生地（潜水用に着ている生地）なので伸縮する。従っ
て、牛の飛節の幅（大小）にも対応出来る。

【図面２】裏面図 本図は、本案を裏面から見た図である。この面には、ジ
ャージの生地を張りつけた（皮膚を傷めないため）。

【図面３】牛の飛節部に装着図 本図は、牛の後ろ足に装着したところを横から見たもの
である。

【図面４】打撲症図 （左の足、後ろ面） 本図は、牛の後ろ足を、背後面から見たものである。左
図が打撲で飛節部が腫れたものである。この部位が日
常、寝たり起きたりする時き、コンクリートの床と摩擦
し、傷、出血、化膿等で関節炎、起立不可能となる部位
を示すものである。右の図は、正常なものである。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 牛の足（飛節）の保護帯