JP3034272B2 - 医用画像データ伝送方式 - Google Patents
医用画像データ伝送方式Info
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 5
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
- 238000009206 nuclear medicine Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、モダリティと医用画像ファイル装置の間等
で医用画像データの送受を行なうための医用画像データ
伝送方式に関する。
で医用画像データの送受を行なうための医用画像データ
伝送方式に関する。
（従来の技術） Ｘ線CT装置やMRI装置、核医学機器等の各モダリティ
と、これらモダリティで得られた医用画像データを磁気
ディスク装置や光ディスク装置などの記録装置により記
録し、必要に応じてこれを読出して表示出力する医用画
像ファイル装置との間、あるいは、医用画像ファイル装
置とCRT画像をハードコピーするマルチフォーマットカ
メラ等の間等でデジタル値の医用画像データの伝送を行
っている。これらの各装置は、それぞれその装置固有の
画像フォーマットを有しているため、その装置内で取扱
っている医用画像データをそのまま他の装置へ伝送する
ことは不可能であり、送信側では該データを予め設定さ
れる共通の画像フォーマットに変換した後に出力し、受
信側でも受け取った共通の画像フォーマットのデータを
自身の装置固有の画像フォーマットに変換した後に処理
するようになっている。
と、これらモダリティで得られた医用画像データを磁気
ディスク装置や光ディスク装置などの記録装置により記
録し、必要に応じてこれを読出して表示出力する医用画
像ファイル装置との間、あるいは、医用画像ファイル装
置とCRT画像をハードコピーするマルチフォーマットカ
メラ等の間等でデジタル値の医用画像データの伝送を行
っている。これらの各装置は、それぞれその装置固有の
画像フォーマットを有しているため、その装置内で取扱
っている医用画像データをそのまま他の装置へ伝送する
ことは不可能であり、送信側では該データを予め設定さ
れる共通の画像フォーマットに変換した後に出力し、受
信側でも受け取った共通の画像フォーマットのデータを
自身の装置固有の画像フォーマットに変換した後に処理
するようになっている。
（発明が解決しようとする課題） 上述した如く伝送する２つの装置間で医用画像データ
を伝送する場合、まず送信側の装置と受信側の装置のそ
れぞれで固有の画像フォーマットから共通の画像フォー
マットへ、あるいは共通の画像フォーマットから固有の
画像フォーマットへと変換処理を行なっているため、デ
ータ転送に時間を要してしまう。
を伝送する場合、まず送信側の装置と受信側の装置のそ
れぞれで固有の画像フォーマットから共通の画像フォー
マットへ、あるいは共通の画像フォーマットから固有の
画像フォーマットへと変換処理を行なっているため、デ
ータ転送に時間を要してしまう。
また、各装置固有の情報をすべて共通化して使用する
ことは不可能であるため、一旦送信側の装置から受信側
の装置へと共通の画像フォーマットに変換して送出した
医用画像データを該受信側の装置から再度該送信側の装
置に戻して使用する場合、戻ってきた医用画像データは
共通の画像フォーマットに変換した時点で共通化できな
かった部分が欠落したものとなってしまう。
ことは不可能であるため、一旦送信側の装置から受信側
の装置へと共通の画像フォーマットに変換して送出した
医用画像データを該受信側の装置から再度該送信側の装
置に戻して使用する場合、戻ってきた医用画像データは
共通の画像フォーマットに変換した時点で共通化できな
かった部分が欠落したものとなってしまう。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、画像フォーマットの変換に時
間を要することなく、また、一旦送出したデータを再度
呼び戻した際にも欠落を生じることのない医用画像デー
タ伝送方式を提供することにある。
その目的とするところは、画像フォーマットの変換に時
間を要することなく、また、一旦送出したデータを再度
呼び戻した際にも欠落を生じることのない医用画像デー
タ伝送方式を提供することにある。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段及び作用） すなわち本発明は、送信側の装置において医用画像デ
ータ中の共通画像フォーマットに変換可能な部分のみを
変換し、変換不可能な部分はそのままその装置の固有画
像フォーマットとして共通画像フォーマット部分と固有
画像フォーマット部分とが混在する医用画像データを出
力する一方、受信側の装置においても送信側装置から送
られてくる共通画像フォーマット部分と固有画像フォー
マット部分とが混在した医用画像データを受取り、記憶
した後に該共通画像フォーマット部分のみを用いて処理
を実行するようにしたもので、医用画像データ中の共通
画像フォーマットに変換可能な部分のみを変換し、不可
能な部分については変換を行わないままデータ伝送を行
なうので送信側の装置での該変換に要する時間を短縮で
き、また、共通画像フォーマットへの変換不可能な情報
はそのままの状態で保持されるために一旦送出したデー
タを再度呼び戻した際にも欠落を生じない。
ータ中の共通画像フォーマットに変換可能な部分のみを
変換し、変換不可能な部分はそのままその装置の固有画
像フォーマットとして共通画像フォーマット部分と固有
画像フォーマット部分とが混在する医用画像データを出
力する一方、受信側の装置においても送信側装置から送
られてくる共通画像フォーマット部分と固有画像フォー
マット部分とが混在した医用画像データを受取り、記憶
した後に該共通画像フォーマット部分のみを用いて処理
を実行するようにしたもので、医用画像データ中の共通
画像フォーマットに変換可能な部分のみを変換し、不可
能な部分については変換を行わないままデータ伝送を行
なうので送信側の装置での該変換に要する時間を短縮で
き、また、共通画像フォーマットへの変換不可能な情報
はそのままの状態で保持されるために一旦送出したデー
タを再度呼び戻した際にも欠落を生じない。
（実施例） 以下本発明をモダリティから医用画像ファイル装置に
医用画像データを伝送する際に適用した一実施例につい
て図面を参照して説明する。
医用画像データを伝送する際に適用した一実施例につい
て図面を参照して説明する。
第１図はそのシステム構成を示すブロック図であり、
図中の11は送信側のモダリティであるＸ線CT装置、12は
受信側の医用画像ファイル装置、13は上記Ｘ線CT装置11
及び医用画像ファイル装置12が接続された共通バスであ
る。
図中の11は送信側のモダリティであるＸ線CT装置、12は
受信側の医用画像ファイル装置、13は上記Ｘ線CT装置11
及び医用画像ファイル装置12が接続された共通バスであ
る。
Ｘ線CT装置11はコントローラ部14、スキャナ部15、再
構成部16、後処理部17とインタフェース（I/F）18から
構成され、インタフェース18を介して共通バス13に接続
されるもので、後処理部17内には得られた医用画像デー
タを一時記憶するイメージメモリ17aが、また、インタ
フェース18内にはここでは送信バッファとして機能する
バッファメモリ18aがそれぞれ設けられる。
構成部16、後処理部17とインタフェース（I/F）18から
構成され、インタフェース18を介して共通バス13に接続
されるもので、後処理部17内には得られた医用画像デー
タを一時記憶するイメージメモリ17aが、また、インタ
フェース18内にはここでは送信バッファとして機能する
バッファメモリ18aがそれぞれ設けられる。
一方、医用画像ファイル装置12はインタフェース19、
コントローラ部20、磁気ディスク装置21、光ディスク装
置22、CRT23及びキーボード24から構成され、インタフ
ェース19を介して上記共通バス13に接続されるもので、
このインタフェース19内ににはここでは送信バッファと
して機能するバッファメモリ19aが設けられる。
コントローラ部20、磁気ディスク装置21、光ディスク装
置22、CRT23及びキーボード24から構成され、インタフ
ェース19を介して上記共通バス13に接続されるもので、
このインタフェース19内ににはここでは送信バッファと
して機能するバッファメモリ19aが設けられる。
Ｘ線CT装置11で得られた医用画像データは、画像フレ
ーム１枚分単位で後処理部17のイメージメモリ17aに順
次記憶される。このイメージメモリ17aに記憶された医
用画像データは特定長ずつ分配されて順次インタフェー
ス18のバッファメモリ18aに読出され、このインタフェ
ース18によって共通バス13を介して医用画像ファイル装
置12に送出される。医用画像ファイル装置12では、共通
バス13を介して送られてくる医用画像データをインタフ
ェース19のバッファメモリ19aで順次記憶し、これをコ
ントローラ部20の内部に設けられる図示しないイメージ
メモリに画像フレーム１枚分単位で記憶した後、必要に
応じて磁気ディスク装置21あるいは光ディスク装置22で
複数枚の画像フレームからなるファイル単位で記録させ
る。
ーム１枚分単位で後処理部17のイメージメモリ17aに順
次記憶される。このイメージメモリ17aに記憶された医
用画像データは特定長ずつ分配されて順次インタフェー
ス18のバッファメモリ18aに読出され、このインタフェ
ース18によって共通バス13を介して医用画像ファイル装
置12に送出される。医用画像ファイル装置12では、共通
バス13を介して送られてくる医用画像データをインタフ
ェース19のバッファメモリ19aで順次記憶し、これをコ
ントローラ部20の内部に設けられる図示しないイメージ
メモリに画像フレーム１枚分単位で記憶した後、必要に
応じて磁気ディスク装置21あるいは光ディスク装置22で
複数枚の画像フレームからなるファイル単位で記録させ
る。
第２図は上記Ｘ線CT装置11のインタフェース18から共
通バス13を介して医用画像ファイル装置12のインタフェ
ース19に送られる医用画像データ１ファイル分のデータ
構造を例示するものである。第２図（１）に示すように
１ファイル分のデータは画像データに付帯する付帯情報
である情報部と画像データであるデータ部とからなり、
いずれも512バイトの倍数のデータ量となる。情報部は
ファイルヘッダ31とインデックス情報32から構成され、
データ部は画像データ33から構成される。
通バス13を介して医用画像ファイル装置12のインタフェ
ース19に送られる医用画像データ１ファイル分のデータ
構造を例示するものである。第２図（１）に示すように
１ファイル分のデータは画像データに付帯する付帯情報
である情報部と画像データであるデータ部とからなり、
いずれも512バイトの倍数のデータ量となる。情報部は
ファイルヘッダ31とインデックス情報32から構成され、
データ部は画像データ33から構成される。
ファイルヘッダ31は第２図（２）に示すように１ファ
イルの先頭に付される16バイト固定長のものであり、そ
の上位14バイトでファイルヘッダであることを示すタイ
トル、例えば「PACS」を表わし、下位２バイト「LI」で
続く可変長であるインデックス情報32の長さのバイト数
を表わす。
イルの先頭に付される16バイト固定長のものであり、そ
の上位14バイトでファイルヘッダであることを示すタイ
トル、例えば「PACS」を表わし、下位２バイト「LI」で
続く可変長であるインデックス情報32の長さのバイト数
を表わす。
インデックス情報32は、共通の画像フォーマットに変
換された共通部32aと、共通化できなかった上記Ｘ線CT
装置11固有の画像フォーマットによる固有部32bとを有
しており、その内部は第２図（３）に示すように各種イ
ンデックスが「インデックス」「インデックス」…
というように順次配列されている。各インデックスは、
２バイトの２進コードでインデックス識別子を表わす
「II」、２バイトの２進コードでインデックスのバイト
長を表わす「Ｌ」及び可変バイトの２進コードあるいは
ASCIIコードでインデックス値を表わす「IV」から構成
され、さらに上記「II」は１バイトの２進コードでグル
ープ番号を表わす「IB」と、１バイトの２進コードで要
素番号を表わす「IE」から構成される。
換された共通部32aと、共通化できなかった上記Ｘ線CT
装置11固有の画像フォーマットによる固有部32bとを有
しており、その内部は第２図（３）に示すように各種イ
ンデックスが「インデックス」「インデックス」…
というように順次配列されている。各インデックスは、
２バイトの２進コードでインデックス識別子を表わす
「II」、２バイトの２進コードでインデックスのバイト
長を表わす「Ｌ」及び可変バイトの２進コードあるいは
ASCIIコードでインデックス値を表わす「IV」から構成
され、さらに上記「II」は１バイトの２進コードでグル
ープ番号を表わす「IB」と、１バイトの２進コードで要
素番号を表わす「IE」から構成される。
画像データ33は、後述する共通化できなかった医用画
像データを先頭とし、複数の医用画像データが画像フレ
ーム単位で配列される。
像データを先頭とし、複数の医用画像データが画像フレ
ーム単位で配列される。
次いで上記第３図乃至第９図により実際に使用される
インデックス情報を説明する。
インデックス情報を説明する。
第３図（１）は共通の画像フォーマットである画像情
報を示すものであり、画像フレームの大きさや濃淡情
報、画像濃淡種別、論理レコード長、物理レコード長、
ブラックボックスデータ長、フレーム数、画像コメント
等を規定するものである。上記ブラックボックスデータ
長「BL」は、第３図（２）に示すように上述した画像デ
ータ33の先頭に配置される共通化できなかったＸ線CT装
置11固有の医用画像データ部分（ここでは「ブラックボ
ックス」と称する）のデータ長を規定するもので、医用
画像ファイル装置12の側で画像データ33により画像処理
を行なう際にはこの「ブラックボックス」の領域を除い
た範囲で処理を実行することとなる。画像データ33の上
記「ブラックボックス」を除く領域に配列される画像フ
レームの数がフレーム数「FN」で規定される。画像フレ
ーム１枚分のデータ量は、画像フレームのｘ方向の大き
さ「FX」と同ｙ方向の大きさ「FY」、データビット長
「GA」を用いて （FX・FY・GA）/8［バイト］ で表わされ、したがって、画像データ33部分全体のデー
タ長は BL＋（FX・FY・GA・FN）/8 で表わされることとなる。
報を示すものであり、画像フレームの大きさや濃淡情
報、画像濃淡種別、論理レコード長、物理レコード長、
ブラックボックスデータ長、フレーム数、画像コメント
等を規定するものである。上記ブラックボックスデータ
長「BL」は、第３図（２）に示すように上述した画像デ
ータ33の先頭に配置される共通化できなかったＸ線CT装
置11固有の医用画像データ部分（ここでは「ブラックボ
ックス」と称する）のデータ長を規定するもので、医用
画像ファイル装置12の側で画像データ33により画像処理
を行なう際にはこの「ブラックボックス」の領域を除い
た範囲で処理を実行することとなる。画像データ33の上
記「ブラックボックス」を除く領域に配列される画像フ
レームの数がフレーム数「FN」で規定される。画像フレ
ーム１枚分のデータ量は、画像フレームのｘ方向の大き
さ「FX」と同ｙ方向の大きさ「FY」、データビット長
「GA」を用いて （FX・FY・GA）/8［バイト］ で表わされ、したがって、画像データ33部分全体のデー
タ長は BL＋（FX・FY・GA・FN）/8 で表わされることとなる。
第４図は共通画像フォーマットである患者情報を示す
ものであり、患者ID、患者氏名、生年月日、性別、国籍
コード、患者コメント等を規定する。
ものであり、患者ID、患者氏名、生年月日、性別、国籍
コード、患者コメント等を規定する。
第５図は共通画像フォーマットである検査情報を示す
ものであり、モダリティ名やモダリティコード、装置
名、検査機関コード、検査名、検査コード等を規定す
る。
ものであり、モダリティ名やモダリティコード、装置
名、検査機関コード、検査名、検査コード等を規定す
る。
第６図は共通画像フォーマットである診断情報を示す
ものであり、担当医師名や担当医師コード、診断コー
ド、所見、診断コメント等を規定する。
ものであり、担当医師名や担当医師コード、診断コー
ド、所見、診断コメント等を規定する。
第７図は核医学分野での共通画像フォーマットである
核医学用情報を例示するものであり、スタディー＃やサ
ブNO.、サブID、データセーブコード等を規定する。
核医学用情報を例示するものであり、スタディー＃やサ
ブNO.、サブID、データセーブコード等を規定する。
第８図及び第９図は共通化不可能な固有の画像フォー
マットを例示するもので、第８図は上記インデックス情
報32の固有部32bの末尾位置に付されるインデックス終
了コードを、第９図は装置別固有情報を規定するもので
ある。
マットを例示するもので、第８図は上記インデックス情
報32の固有部32bの末尾位置に付されるインデックス終
了コードを、第９図は装置別固有情報を規定するもので
ある。
以上第３図乃至第９図に示した情報のうち、第３図乃
至第６図の各情報は共通画像フォーマットであるために
インデックス情報32の共通部32aに配置される。また、
第７図の核医学用情報は医用画像ファイル装置12が核医
学分野での情報を考慮したシステムである場合はインデ
ックス情報32の共通部32aに配置されるが、考慮されて
いないシステムであった場合はインデックス情報32の固
有部32bに配置されることとなる。第８図及び第９図の
インデックス終了コードと装置別固有情報はインデック
ス情報32の固有部32bに配置される。
至第６図の各情報は共通画像フォーマットであるために
インデックス情報32の共通部32aに配置される。また、
第７図の核医学用情報は医用画像ファイル装置12が核医
学分野での情報を考慮したシステムである場合はインデ
ックス情報32の共通部32aに配置されるが、考慮されて
いないシステムであった場合はインデックス情報32の固
有部32bに配置されることとなる。第８図及び第９図の
インデックス終了コードと装置別固有情報はインデック
ス情報32の固有部32bに配置される。
このように、医用画像データ及びその付帯情報の内容
に応じて共通画像フォーマットに変換可能な部分のみを
変換し、不可能な部分については変換を行わないまま出
力するので、送信側となるＸ線CT装置11での該変換に要
する時間を短縮でき、また、共通画像フォーマットへの
変換不可能な情報はそのままの状態で受信側の医用画像
ファイル装置12においても保持されるために、一旦送出
したデータを再度Ｘ線CT装置11に呼び戻した際にも該固
有の画像フォーマットのデータ部分に欠落を生じること
がない。
に応じて共通画像フォーマットに変換可能な部分のみを
変換し、不可能な部分については変換を行わないまま出
力するので、送信側となるＸ線CT装置11での該変換に要
する時間を短縮でき、また、共通画像フォーマットへの
変換不可能な情報はそのままの状態で受信側の医用画像
ファイル装置12においても保持されるために、一旦送出
したデータを再度Ｘ線CT装置11に呼び戻した際にも該固
有の画像フォーマットのデータ部分に欠落を生じること
がない。
なお、上記実施例ではモダリティとしてＸ線CT装置11
を用い、このＸ線CT装置11と医用画像ファイル装置12と
の間で医用画像データを伝送する例を示したが、モダリ
ティとしてＸ線CT装置11に限ることなく、フィルムデジ
タイザ、MRI装置、核医学機器等の装置でもよく、ま
た、医用画像ファイル装置12からマルチフォーマットカ
メラなどに医用画像データを伝送する場合にも有効であ
り、要は異なる装置間でデジタル値の医用画像データを
伝送するものであればそのいずれにも実施可能であるこ
とは勿論である。
を用い、このＸ線CT装置11と医用画像ファイル装置12と
の間で医用画像データを伝送する例を示したが、モダリ
ティとしてＸ線CT装置11に限ることなく、フィルムデジ
タイザ、MRI装置、核医学機器等の装置でもよく、ま
た、医用画像ファイル装置12からマルチフォーマットカ
メラなどに医用画像データを伝送する場合にも有効であ
り、要は異なる装置間でデジタル値の医用画像データを
伝送するものであればそのいずれにも実施可能であるこ
とは勿論である。
［発明の効果］ 以上詳述した如く本発明によれば、医用画像データ中
の共通画像フォーマットに変換可能な部分のみを変換
し、不可能な部分については変換を行わないままデータ
伝送を行うので送信側の装置で該変換に要する時間を短
縮でき、また、共通画像フォーマットへの変換不可能な
情報はそのままの状態で保持されるために一旦送出した
データを再度呼び戻した際にも欠落を生じさせないこと
が可能な医用画像データ伝送方式を提供することができ
る。
の共通画像フォーマットに変換可能な部分のみを変換
し、不可能な部分については変換を行わないままデータ
伝送を行うので送信側の装置で該変換に要する時間を短
縮でき、また、共通画像フォーマットへの変換不可能な
情報はそのままの状態で保持されるために一旦送出した
データを再度呼び戻した際にも欠落を生じさせないこと
が可能な医用画像データ伝送方式を提供することができ
る。
第１図は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図、第２図は画像データの構造を示す図、第３図乃至
第９図はインデックス情報の具体例を示す図である。 11……Ｘ線CT装置、12……医用画像ファイル装置、13…
…共通バス、14,20……コントローラ部、15……スキャ
ナ部、16……再構成部、17……後処理部、17a……イメ
ージメモリ、18,19……インタフェース（I/F）、18a,19
a……バッファメモリ、21……磁気ディスク装置、22…
…光ディスク装置、23……CRT、24……キーボード。
ク図、第２図は画像データの構造を示す図、第３図乃至
第９図はインデックス情報の具体例を示す図である。 11……Ｘ線CT装置、12……医用画像ファイル装置、13…
…共通バス、14,20……コントローラ部、15……スキャ
ナ部、16……再構成部、17……後処理部、17a……イメ
ージメモリ、18,19……インタフェース（I/F）、18a,19
a……バッファメモリ、21……磁気ディスク装置、22…
…光ディスク装置、23……CRT、24……キーボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06T 1/00 A61B 5/00 A61B 5/05 - 5/055 A61B 6/03 G06F 19/00
Claims (3)
- 【請求項１】医用画像データ中の共通画像フォーマット
に変換可能な部分のみを変換し、変換不可能な部分はそ
のまま装置の固有画像フォーマットとして共通画像フォ
ーマット部分と固有画像フォーマット部分とが混在する
医用画像データを出力する送信側装置と、 上記送信側装置から送られてくる共通画像フォーマット
部分と固有画像フォーマット部分とが混在した医用画像
データを受取り、記憶すると共に、該共通画像フォーマ
ット部分のみを用いて処理を実行する受信側装置 とを具備したことを特徴とする医用画像データ伝送方
式。 - 【請求項２】医用画像データ中の共通画像フォーマット
に変換可能な部分を変換し、その他の部分はそのデータ
構造を保持し、これら変換部分と保持部分とが混在する
医用画像データを出力することを特徴とする医用画像デ
ータ送信装置。 - 【請求項３】医用画像データ中の共通画像フォーマット
に変換可能な部分が変換され、その他の部分はそのデー
タ構造を保持され、これら変換部分と保持部分とが混在
する医用画像データが他の装置より送信されたとき、こ
の医用画像データを受信し、前記変換部分のみを用いて
処理を実行することを特徴とする医用画像データ送信装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8831490A JP3034272B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 医用画像データ伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8831490A JP3034272B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 医用画像データ伝送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03288268A JPH03288268A (ja) | 1991-12-18 |
| JP3034272B2 true JP3034272B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=13939474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8831490A Expired - Lifetime JP3034272B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 医用画像データ伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3034272B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5381181A (en) * | 1993-05-13 | 1995-01-10 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Clock recovery apparatus as for a compressed video signal |
-
1990
- 1990-04-04 JP JP8831490A patent/JP3034272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03288268A (ja) | 1991-12-18 |
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