JP3034200B2 - 水槽清浄用皿状体 - Google Patents
水槽清浄用皿状体Info
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- JP3034200B2 JP3034200B2 JP8177525A JP17752596A JP3034200B2 JP 3034200 B2 JP3034200 B2 JP 3034200B2 JP 8177525 A JP8177525 A JP 8177525A JP 17752596 A JP17752596 A JP 17752596A JP 3034200 B2 JP3034200 B2 JP 3034200B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚類等の水生動物
を飼育する水槽清浄用皿状体に関する。詳細には、水槽
に供給される飼料の残り、水生動物の排泄物その他の汚
物を除去して水槽の水を浄化し、水を清澄にする水槽の
清浄装置に関する。
を飼育する水槽清浄用皿状体に関する。詳細には、水槽
に供給される飼料の残り、水生動物の排泄物その他の汚
物を除去して水槽の水を浄化し、水を清澄にする水槽の
清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚類等の水生動物を飼育する水槽
の清浄装置として、種々のものが使用されていることが
知られている。その一つは水槽の底に設置された容器に
水と一緒に汚物が導かれて沈殿し、分離されるよう構成
されたものである。しかしながらこの容器は水槽の底に
設置されているため、汚物が溜ると引上げて掃除する必
要があり手間がかかる。それに加えて、容器の引上げ、
再設置の都度、水中が撹乱されるので、魚類に恐怖感を
与え生育上悪影響となること等の問題点がある。
の清浄装置として、種々のものが使用されていることが
知られている。その一つは水槽の底に設置された容器に
水と一緒に汚物が導かれて沈殿し、分離されるよう構成
されたものである。しかしながらこの容器は水槽の底に
設置されているため、汚物が溜ると引上げて掃除する必
要があり手間がかかる。それに加えて、容器の引上げ、
再設置の都度、水中が撹乱されるので、魚類に恐怖感を
与え生育上悪影響となること等の問題点がある。
【0003】2番目は、繊維状の濾過材が詰められ、水
中に沈められた濾過器に下方から気泡が吹込まれ、それ
によって水が導かれ、水中の汚物が濾過、分離されるよ
う構成されたものである。この濾過器は、水槽の清浄能
力は高いが、やはり濾過器内に汚物が溜ると引上げて濾
過材を洗浄する必要があるため手間がかかり、濾過器の
引上げ、再設置の都度に魚類に恐怖感を与える等、上記
容器と同様の問題がある。また引上げの際、いくらかの
汚物が水中に落ちる場合がある。
中に沈められた濾過器に下方から気泡が吹込まれ、それ
によって水が導かれ、水中の汚物が濾過、分離されるよ
う構成されたものである。この濾過器は、水槽の清浄能
力は高いが、やはり濾過器内に汚物が溜ると引上げて濾
過材を洗浄する必要があるため手間がかかり、濾過器の
引上げ、再設置の都度に魚類に恐怖感を与える等、上記
容器と同様の問題がある。また引上げの際、いくらかの
汚物が水中に落ちる場合がある。
【0004】これに対し、3番目に図10に示すよう
に、頂部が水面L上に露出した外輪20の下部と頂部が
僅かに水面L下に保持された内輪30の下部とを断面U
字状の網状板40にて連結し、その網状板40内に綿状
繊維50が詰められ、内輪30の中心の下方に開口した
空気管95から放出される気泡に伴われて水が上昇する
と、水は内輪30内を通り、網状板40内の綿状繊維5
0を通過し、下降するよう構成されたものが開示されて
いる(実公昭48−19118号公報)。なお、外輪2
0外周には水面Lに近くに浮上させるための浮子60が
装着されている。
に、頂部が水面L上に露出した外輪20の下部と頂部が
僅かに水面L下に保持された内輪30の下部とを断面U
字状の網状板40にて連結し、その網状板40内に綿状
繊維50が詰められ、内輪30の中心の下方に開口した
空気管95から放出される気泡に伴われて水が上昇する
と、水は内輪30内を通り、網状板40内の綿状繊維5
0を通過し、下降するよう構成されたものが開示されて
いる(実公昭48−19118号公報)。なお、外輪2
0外周には水面Lに近くに浮上させるための浮子60が
装着されている。
【0005】それによれば、気泡と共に上昇する水に伴
われた汚物が綿状繊維50によって濾過されるので効果
的に水槽の水の清澄が進み、しかも、汚物の溜った綿状
繊維50が水面L近くに保持されているため、その引上
げ、洗浄も容易である。更にその綿状繊維50の引上
げ、再設置のときの水の撹乱も少なく、魚類に与える恐
怖感も極めて軽微であると言うメリットがある。
われた汚物が綿状繊維50によって濾過されるので効果
的に水槽の水の清澄が進み、しかも、汚物の溜った綿状
繊維50が水面L近くに保持されているため、その引上
げ、洗浄も容易である。更にその綿状繊維50の引上
げ、再設置のときの水の撹乱も少なく、魚類に与える恐
怖感も極めて軽微であると言うメリットがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭48−19118号公報に記載の装置によれば、内
輪30の中心を通る鉛直線が空気管95の開口を通るよ
う、外輪20を昇降可能に保持するガイド支柱70,7
0及びそのガイド支柱70,70の下端を固定する底板
90が必要であるので、それだけコストが嵩む。また、
生簀等のように大きく、深い水槽に使用する場合には、
高く、且つ自立可能に頑丈なガイド支柱70,70並び
に底板90が必要となるので、コストに占めるこれらの
割合が増大すると言う欠点がある。
公昭48−19118号公報に記載の装置によれば、内
輪30の中心を通る鉛直線が空気管95の開口を通るよ
う、外輪20を昇降可能に保持するガイド支柱70,7
0及びそのガイド支柱70,70の下端を固定する底板
90が必要であるので、それだけコストが嵩む。また、
生簀等のように大きく、深い水槽に使用する場合には、
高く、且つ自立可能に頑丈なガイド支柱70,70並び
に底板90が必要となるので、コストに占めるこれらの
割合が増大すると言う欠点がある。
【0007】さらに、ガイド支柱70,70は、ガラス
水槽に使用される場合、外観を損うものである。また綿
状繊維50は汚物が溜るに従い、流れに対する抵抗とな
るので汚物捕集能力が次第に低下すると言う欠点があ
る。
水槽に使用される場合、外観を損うものである。また綿
状繊維50は汚物が溜るに従い、流れに対する抵抗とな
るので汚物捕集能力が次第に低下すると言う欠点があ
る。
【0008】そこで本発明は、上記した従来技術の欠点
を除くためになされたものであって、その目的とすると
ころは、小さな水槽だけでなく、生簀等大きな飼育場に
も適用可能であり、汚物が溜ったときの水中よりの汚物
の除去作業の負担が少なく、その際の水中の撹乱によ
る、魚類が受ける恐怖感が少なく、しかも、時間経過に
無関係に捕集能力が一定であり、コストのかからない水
槽清浄用皿状体を提供することにある。
を除くためになされたものであって、その目的とすると
ころは、小さな水槽だけでなく、生簀等大きな飼育場に
も適用可能であり、汚物が溜ったときの水中よりの汚物
の除去作業の負担が少なく、その際の水中の撹乱によ
る、魚類が受ける恐怖感が少なく、しかも、時間経過に
無関係に捕集能力が一定であり、コストのかからない水
槽清浄用皿状体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
に、本発明の水槽清浄用皿状体は、周方向に複数の孔
(2a)が穿けられた外縁(2)を備えた皿状体(1)
の底面(1a)の中心に中央孔(1b)が穿けられ、そ
の中央孔(1b)に、頂部が外縁(2)のそれより低
く、且つ径が中央孔(1b)より上方に向って小さくな
るテーパー状の内縁(3)が一体的に結合され、さらに
外縁(2)の頂部が水面(L)より僅かに高く、内縁
(3)が水面(L)より僅かに低い位置に浮上可能な材
質よりなり、皿状体(1)の中央孔(1b)が、水中に
設けられた気泡放出管(6)の上方に位置するよう皿状
体(1)が置かれると、気泡放出管(6)から放出され
る気泡(B)に伴う水流が上昇して中央孔(1b)から
内縁(3)を通過し、外縁(2)の孔(2a)から抜
け、その水流に同伴された汚物が、内縁(3)から外縁
(2)の孔(2a)の間に、沈降分離され、底面(1
a)に溜るよう構成されたものである(請求項1)。
に、本発明の水槽清浄用皿状体は、周方向に複数の孔
(2a)が穿けられた外縁(2)を備えた皿状体(1)
の底面(1a)の中心に中央孔(1b)が穿けられ、そ
の中央孔(1b)に、頂部が外縁(2)のそれより低
く、且つ径が中央孔(1b)より上方に向って小さくな
るテーパー状の内縁(3)が一体的に結合され、さらに
外縁(2)の頂部が水面(L)より僅かに高く、内縁
(3)が水面(L)より僅かに低い位置に浮上可能な材
質よりなり、皿状体(1)の中央孔(1b)が、水中に
設けられた気泡放出管(6)の上方に位置するよう皿状
体(1)が置かれると、気泡放出管(6)から放出され
る気泡(B)に伴う水流が上昇して中央孔(1b)から
内縁(3)を通過し、外縁(2)の孔(2a)から抜
け、その水流に同伴された汚物が、内縁(3)から外縁
(2)の孔(2a)の間に、沈降分離され、底面(1
a)に溜るよう構成されたものである(請求項1)。
【0010】また、請求項1の発明について、底面(1
a)の中央孔(1b)の周囲に、複数の衛星孔(1c)
が穿けられ、その各衛星孔(1c)に、頂部が外縁
(2)のそれより低く、且つ径が複数の衛星孔(1c)
より上方に向って小さくなるテーパー状の衛星縁(4)
が一体的に結合され、気泡放出管(6)から放出される
気泡(B)に伴う水流が中央孔(1b)から内縁(3)
及び複数の衛星孔(1c)から衛星縁(4)を通過し、
外縁(2)の孔(2a)から抜け、その水流に同伴され
た汚物が、内縁(3)及び衛星縁(4)から外縁(2)
の孔(2a)の間に、沈降分離され、底面(1a)に溜
るよう構成されたものである(請求項2)。
a)の中央孔(1b)の周囲に、複数の衛星孔(1c)
が穿けられ、その各衛星孔(1c)に、頂部が外縁
(2)のそれより低く、且つ径が複数の衛星孔(1c)
より上方に向って小さくなるテーパー状の衛星縁(4)
が一体的に結合され、気泡放出管(6)から放出される
気泡(B)に伴う水流が中央孔(1b)から内縁(3)
及び複数の衛星孔(1c)から衛星縁(4)を通過し、
外縁(2)の孔(2a)から抜け、その水流に同伴され
た汚物が、内縁(3)及び衛星縁(4)から外縁(2)
の孔(2a)の間に、沈降分離され、底面(1a)に溜
るよう構成されたものである(請求項2)。
【0011】また本発明の水槽清浄用皿状体は、周方向
に複数の孔(2a)が穿けられた外縁(2)を備えた皿
状体(1)の底面(1a)の中心に中央孔(1b)が穿
けられ、その中央孔(1b)に、頂部が外縁(2)のそ
れより低い円筒状の内縁(13)が一体的に結合され、
さらに外縁(2)の頂部が水面(L)より僅かに高く、
内縁(13)が水面(L)より僅かに低い位置に浮上可
能な材質よりなり、皿状体(1)の中央孔(1b)が、
水中に設けられた気泡放出管(6)の上方に位置するよ
う皿状体(1)が置かれると、気泡放出管(6)から放
出される気泡(B)に伴う水流が上昇して中央孔(1
b)から内縁(13)を通過し、外縁(2)の孔(2
a)から抜け、その水流に同伴された汚物が、内縁(1
3)から外縁(2)の孔(2a)の間に、沈降分離さ
れ、底面(1a)に溜るよう構成されたものである(請
求項3)。
に複数の孔(2a)が穿けられた外縁(2)を備えた皿
状体(1)の底面(1a)の中心に中央孔(1b)が穿
けられ、その中央孔(1b)に、頂部が外縁(2)のそ
れより低い円筒状の内縁(13)が一体的に結合され、
さらに外縁(2)の頂部が水面(L)より僅かに高く、
内縁(13)が水面(L)より僅かに低い位置に浮上可
能な材質よりなり、皿状体(1)の中央孔(1b)が、
水中に設けられた気泡放出管(6)の上方に位置するよ
う皿状体(1)が置かれると、気泡放出管(6)から放
出される気泡(B)に伴う水流が上昇して中央孔(1
b)から内縁(13)を通過し、外縁(2)の孔(2
a)から抜け、その水流に同伴された汚物が、内縁(1
3)から外縁(2)の孔(2a)の間に、沈降分離さ
れ、底面(1a)に溜るよう構成されたものである(請
求項3)。
【0012】また、請求項3の発明について、底面(1
a)の中央孔(1b)の周囲に、複数の衛星孔(1c)
が穿けられ、その各衛星孔(1c)に、頂部が外縁
(2)のそれより低い円筒状の衛星縁(4)が一体的に
結合され、気泡放出管(6)から放出される気泡(B)
に伴う水流が中央孔(1b)から内縁(13)及び複数
の衛星孔(1c)から衛星縁(4)を通過し、外縁
(2)の孔(2a)から抜け、その水流に同伴された汚
物が、内縁(13)及び衛星縁(4)から外縁(2)の
孔(2a)の間に、沈降分離され、底面(1a)に溜る
よう構成されたものである(請求項4)。
a)の中央孔(1b)の周囲に、複数の衛星孔(1c)
が穿けられ、その各衛星孔(1c)に、頂部が外縁
(2)のそれより低い円筒状の衛星縁(4)が一体的に
結合され、気泡放出管(6)から放出される気泡(B)
に伴う水流が中央孔(1b)から内縁(13)及び複数
の衛星孔(1c)から衛星縁(4)を通過し、外縁
(2)の孔(2a)から抜け、その水流に同伴された汚
物が、内縁(13)及び衛星縁(4)から外縁(2)の
孔(2a)の間に、沈降分離され、底面(1a)に溜る
よう構成されたものである(請求項4)。
【0013】さらに、請求項2又は請求項4の発明につ
いて、皿状体(1)の底面(1a)の周縁に、径が下方
に向って大きくなるテーパー状の下縁(5)が一体的に
結合され、水流が下縁(5)に集められるよう構成され
たものである(請求項5)。
いて、皿状体(1)の底面(1a)の周縁に、径が下方
に向って大きくなるテーパー状の下縁(5)が一体的に
結合され、水流が下縁(5)に集められるよう構成され
たものである(請求項5)。
【0014】また、請求項1乃至請求項5の発明につい
て、外縁(2)と内縁(3又は13)との間に汚物吸収
用の繊維材(7)を敷設したものである(請求項6)。
て、外縁(2)と内縁(3又は13)との間に汚物吸収
用の繊維材(7)を敷設したものである(請求項6)。
【0015】なお、上記の課題を解決するための手段に
記載された括弧内の記号は図面及び後述する発明の実施
の形態に記載された記号に対応するものである。
記載された括弧内の記号は図面及び後述する発明の実施
の形態に記載された記号に対応するものである。
【0016】請求項1及び請求項3に記載の発明によれ
ば、皿状体の中央孔が、水中に設けられた気泡放出管の
上方に位置するよう皿状体が置かれると、以後は気泡放
出管から放出される気泡に同伴されて上昇し、中央孔そ
して内縁内を通過し、外縁の孔から抜け、それに伴って
水流に同伴された汚物が、内縁から外縁の孔の間に、沈
降分離され、底面に溜る。特に請求項1に記載の発明で
は、皿状体は、テーパー面で受ける水圧によって水平方
向にずれることが防止され、常に中央孔の中心が気泡放
出管の直上に保持される。なお請求項3に記載の発明の
ように内縁を円筒状にしても水平方向のずれがある程度
防止することができるが、テーパー状にした方がより安
定してずれを防止することができる。
ば、皿状体の中央孔が、水中に設けられた気泡放出管の
上方に位置するよう皿状体が置かれると、以後は気泡放
出管から放出される気泡に同伴されて上昇し、中央孔そ
して内縁内を通過し、外縁の孔から抜け、それに伴って
水流に同伴された汚物が、内縁から外縁の孔の間に、沈
降分離され、底面に溜る。特に請求項1に記載の発明で
は、皿状体は、テーパー面で受ける水圧によって水平方
向にずれることが防止され、常に中央孔の中心が気泡放
出管の直上に保持される。なお請求項3に記載の発明の
ように内縁を円筒状にしても水平方向のずれがある程度
防止することができるが、テーパー状にした方がより安
定してずれを防止することができる。
【0017】また、請求項2及び請求項4に記載の発明
によれば、請求項1及び請求項3の発明の作用効果に加
えて、水流は内縁のみならず、衛星縁も通過するため、
皿状体を通過する水流量が増し、汚物の捕集能力が向上
する。
によれば、請求項1及び請求項3の発明の作用効果に加
えて、水流は内縁のみならず、衛星縁も通過するため、
皿状体を通過する水流量が増し、汚物の捕集能力が向上
する。
【0018】更に、請求項5に記載の発明によれば、請
求項2又は請求項4の発明の作用効果に加えて、底面よ
りも若干広い範囲の上昇水流が下縁によって集められ水
流は内縁及び衛星縁を通過するため、皿状体を通過する
水流量がさらに増し、汚物の捕集能力が一層向上する。
求項2又は請求項4の発明の作用効果に加えて、底面よ
りも若干広い範囲の上昇水流が下縁によって集められ水
流は内縁及び衛星縁を通過するため、皿状体を通過する
水流量がさらに増し、汚物の捕集能力が一層向上する。
【0019】また、請求項6に記載の発明によれば、外
縁と内縁との間に汚物吸収用の繊維材が敷設されている
ので、水流の通過で汚物が濾過される。
縁と内縁との間に汚物吸収用の繊維材が敷設されている
ので、水流の通過で汚物が濾過される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態について図
面を参照して説明する。それぞれ図1は本発明の第1実
施形態例に係る水槽清浄用皿状体を示す断面図、図2は
その平面図、図3はその使用状態を示す断面図である。
面を参照して説明する。それぞれ図1は本発明の第1実
施形態例に係る水槽清浄用皿状体を示す断面図、図2は
その平面図、図3はその使用状態を示す断面図である。
【0021】一体の皿状体1の外縁2には周方向に複数
の孔2aが穿けられている。また、この皿状体1の底面
1aの中心には、中央孔1bが穿けられ、その中央孔1
bに内縁3が一体的に結合されている。なお、この内縁
3の頂部は、外縁2のそれより低く、且つ径が中央孔1
bより上方に向って小さくなるテーパー状に形成されて
いる。上記の他、この皿状体1は、外縁2の頂部が水面
Lより僅かに高く、内縁3が水面Lより僅かに低い位置
に浮上するような軽い材質、例えば発泡スチロール等の
成形により作られている。この皿状体1は、中央孔1b
が水槽等の水中に設けられた気泡放出管6の上方に位置
するように置かれて使用される。
の孔2aが穿けられている。また、この皿状体1の底面
1aの中心には、中央孔1bが穿けられ、その中央孔1
bに内縁3が一体的に結合されている。なお、この内縁
3の頂部は、外縁2のそれより低く、且つ径が中央孔1
bより上方に向って小さくなるテーパー状に形成されて
いる。上記の他、この皿状体1は、外縁2の頂部が水面
Lより僅かに高く、内縁3が水面Lより僅かに低い位置
に浮上するような軽い材質、例えば発泡スチロール等の
成形により作られている。この皿状体1は、中央孔1b
が水槽等の水中に設けられた気泡放出管6の上方に位置
するように置かれて使用される。
【0022】次に作用について説明すると、皿状体1
が、その中心が気泡放出管6の上方に位置するよう置か
れた後、気泡放出管6から気泡Bが放出されると、その
部分の水が気泡Bを含み、水だけの部分よりも比重が小
さくなり、周囲の水を随伴しながら、対流となって、浮
上する。この気泡を含む上昇水流はテーパー状の内縁3
で集められて、中央孔1bを上昇する。そして上昇した
水流は、水面Lで気泡Bと分離され、放射状の外向きの
水平流に変り、外縁2に設けられた孔2aから抜けた
後、下降する。この間、水平流の間に水に同伴された汚
物は、水と分離して、皿状体1の底面1aに沈降し溜
る。その際、皿状体1は、テーパー面で受ける水圧によ
って水平方向にずれることが防止されるので、常に中央
孔1bの中心が気泡放出管6の直上に保持される。よっ
て、皿状体1を支柱等により特に固定する必要はない。
が、その中心が気泡放出管6の上方に位置するよう置か
れた後、気泡放出管6から気泡Bが放出されると、その
部分の水が気泡Bを含み、水だけの部分よりも比重が小
さくなり、周囲の水を随伴しながら、対流となって、浮
上する。この気泡を含む上昇水流はテーパー状の内縁3
で集められて、中央孔1bを上昇する。そして上昇した
水流は、水面Lで気泡Bと分離され、放射状の外向きの
水平流に変り、外縁2に設けられた孔2aから抜けた
後、下降する。この間、水平流の間に水に同伴された汚
物は、水と分離して、皿状体1の底面1aに沈降し溜
る。その際、皿状体1は、テーパー面で受ける水圧によ
って水平方向にずれることが防止されるので、常に中央
孔1bの中心が気泡放出管6の直上に保持される。よっ
て、皿状体1を支柱等により特に固定する必要はない。
【0023】次に本発明の第2実施形態例について図面
を参照して説明する。それぞれ図4は本発明の第2実施
形態例に係る水槽清浄用皿状体を示す断面図、図5はそ
の平面図である。これは、上記第1実施形態例の構成
に、さらに底面1aの中央孔1bの周囲に、複数(特に
これに限られないが、本実施形態例では6個とした)の
衛星孔1cが穿けられ、その各衛星孔1cに、頂部が外
縁2のそれより低く、且つ径が複数の衛星孔1cより上
方に向って小さくなるテーパー状の衛星縁4が一体的に
結合されている。
を参照して説明する。それぞれ図4は本発明の第2実施
形態例に係る水槽清浄用皿状体を示す断面図、図5はそ
の平面図である。これは、上記第1実施形態例の構成
に、さらに底面1aの中央孔1bの周囲に、複数(特に
これに限られないが、本実施形態例では6個とした)の
衛星孔1cが穿けられ、その各衛星孔1cに、頂部が外
縁2のそれより低く、且つ径が複数の衛星孔1cより上
方に向って小さくなるテーパー状の衛星縁4が一体的に
結合されている。
【0024】作用について説明すると、気泡Bを含む水
流は、上昇するに従って、周囲の水を随伴しながら次第
に水平方向に拡がる。この拡がった水流は、一部は第1
の実施形態例では皿状体1を通過せず下降していたが、
第2実施形態例では、内縁3のみならず、複数の衛星縁
4がカバーするため、皿状体1を通過する水流量が増
し、汚物の捕集能力が向上する。
流は、上昇するに従って、周囲の水を随伴しながら次第
に水平方向に拡がる。この拡がった水流は、一部は第1
の実施形態例では皿状体1を通過せず下降していたが、
第2実施形態例では、内縁3のみならず、複数の衛星縁
4がカバーするため、皿状体1を通過する水流量が増
し、汚物の捕集能力が向上する。
【0025】次に本発明の第3実施形態例について図面
を参照して説明する。図6は本発明の第3実施形態例に
係る水槽清浄用皿状体を示す断面図である。これは、上
記第2実施形態例の構成に、さらに皿状体1の底面1a
の周縁に、径が下方に向って大きくなるテーパー状の下
縁5が一体的に結合されている。作用について説明する
と、周囲の水を随伴しながら次第に水平方向に拡がった
流の底面1aよりも若干広い範囲が下縁5によって集め
られ、内縁3の中央孔1b並びに衛星縁4の衛星孔1c
を通過するため、皿状体1を通過する水流量がさらに増
し、汚物の捕集能力が一層向上する。
を参照して説明する。図6は本発明の第3実施形態例に
係る水槽清浄用皿状体を示す断面図である。これは、上
記第2実施形態例の構成に、さらに皿状体1の底面1a
の周縁に、径が下方に向って大きくなるテーパー状の下
縁5が一体的に結合されている。作用について説明する
と、周囲の水を随伴しながら次第に水平方向に拡がった
流の底面1aよりも若干広い範囲が下縁5によって集め
られ、内縁3の中央孔1b並びに衛星縁4の衛星孔1c
を通過するため、皿状体1を通過する水流量がさらに増
し、汚物の捕集能力が一層向上する。
【0026】なお外縁2は円形に限定されず、図7に示
すように、正方形その他の形状にしてもよい。また、図
8に示すようにテーパー状の内縁3にかえて円筒状の内
縁13にしてもよい。これによれば、テーパ状の内縁3
に比較して安定性には欠けるが、水平方向のずれを防止
することができる。更に、中央孔1bの周囲に穿けられ
た複数の衛星孔1cに、頂部が外縁2のそれより低い円
筒状の衛星縁を一体的に結合するようにしてもよい。ま
た、図9に示すように外縁2と内縁3との間に綿状繊維
などの汚物吸収用の繊維材7を敷設して水流による汚物
を濾過するようにしてもよい。
すように、正方形その他の形状にしてもよい。また、図
8に示すようにテーパー状の内縁3にかえて円筒状の内
縁13にしてもよい。これによれば、テーパ状の内縁3
に比較して安定性には欠けるが、水平方向のずれを防止
することができる。更に、中央孔1bの周囲に穿けられ
た複数の衛星孔1cに、頂部が外縁2のそれより低い円
筒状の衛星縁を一体的に結合するようにしてもよい。ま
た、図9に示すように外縁2と内縁3との間に綿状繊維
などの汚物吸収用の繊維材7を敷設して水流による汚物
を濾過するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり請求項1及び請求項3に記
載の発明によれば、従来例と異なり、皿状体に捕集され
た汚物が溜っても、流れ抵抗が殆ど変らず、従って汚物
捕集能力が低下しない。また、その捕集された汚物の除
去も極めて容易であり、その際の水の撹乱も極めて少な
く、魚類に与える恐怖感も極めて軽微である。さらに、
生簀等のように大きく、深い水槽においても、中央孔の
中心を気泡放出管の直上にセットするだけでよいので、
それを保持する支柱、並びにその支柱を固定する底板が
不要であり、従来例に比較して著しくコストが低減され
る。
載の発明によれば、従来例と異なり、皿状体に捕集され
た汚物が溜っても、流れ抵抗が殆ど変らず、従って汚物
捕集能力が低下しない。また、その捕集された汚物の除
去も極めて容易であり、その際の水の撹乱も極めて少な
く、魚類に与える恐怖感も極めて軽微である。さらに、
生簀等のように大きく、深い水槽においても、中央孔の
中心を気泡放出管の直上にセットするだけでよいので、
それを保持する支柱、並びにその支柱を固定する底板が
不要であり、従来例に比較して著しくコストが低減され
る。
【0028】また請求項2及び請求項4に記載の発明に
よれば、請求項1及び請求項3の発明の作用効果に加え
て、気泡に同伴し、上昇した水が、内縁のみならず、複
数の衛星縁にも導かれるため、皿状体を通過する水流量
が増し、汚物の捕集能力が向上する。
よれば、請求項1及び請求項3の発明の作用効果に加え
て、気泡に同伴し、上昇した水が、内縁のみならず、複
数の衛星縁にも導かれるため、皿状体を通過する水流量
が増し、汚物の捕集能力が向上する。
【0029】更に請求項5に記載の発明によれば、請求
項2及び請求項4の発明の作用効果に加えて、底面より
も若干広い範囲の上昇水流が下縁によって集められ、内
縁並びに衛星縁を通過するため、皿状体を通過する水流
量がさらに増し、汚物の捕集能力が一層向上する。
項2及び請求項4の発明の作用効果に加えて、底面より
も若干広い範囲の上昇水流が下縁によって集められ、内
縁並びに衛星縁を通過するため、皿状体を通過する水流
量がさらに増し、汚物の捕集能力が一層向上する。
【0030】また請求項6に記載の発明によれば、外縁
と内縁との間に汚物吸収用の繊維材が敷設され、水流の
通過で汚物が濾過されるので、繊維材を交換するだけで
汚物の除去作業が簡易にできる。
と内縁との間に汚物吸収用の繊維材が敷設され、水流の
通過で汚物が濾過されるので、繊維材を交換するだけで
汚物の除去作業が簡易にできる。
【図1】本発明の第1実施形態例に係る水槽清浄用皿状
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1に示す水槽清浄用皿状体の使用状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態例に係る水槽清浄用皿状
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】本発明の第3実施形態例に係る水槽清浄用皿状
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図7】外縁2の形状を正方形にした水槽清浄用皿状体
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図8】内縁13の形状を円筒状にした水槽清浄用皿状
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図9】外縁2と内縁3との間に汚物吸収用の繊維材7
を敷設した水槽清浄用皿状体を示す断面図である。
を敷設した水槽清浄用皿状体を示す断面図である。
【図10】従来例に係る水槽の清浄装置の使用状態を示
す一部切欠き斜視図である。
す一部切欠き斜視図である。
1 皿状体 1a 底面 1b 中央孔 1c 衛星孔 2 外縁 2a 孔 3 内縁 4 衛星縁 5 下縁 6 気泡放出管 7 繊維材 13 内縁 20 外輪 30 内輪 40 網状板 50 綿状繊維 60 浮子 70 ガイド支柱 90 底板 95 空気管 B 気泡 L 水面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/24 A01K 61/00 A01K 61/02 - 63/06
Claims (6)
- 【請求項1】 周方向に複数の孔が穿けられた外縁を備
えた皿状体の底面の中心に中央孔が穿けられ、その中央
孔に、頂部が外縁のそれより低く、且つ径が中央孔より
上方に向って小さくなるテーパー状の内縁が一体的に結
合され、さらに外縁の頂部が水面より僅かに高く、内縁
が水面より僅かに低い位置に浮上可能な材質よりなり、
皿状体の中央孔が、水中に設けられた気泡放出管の上方
に位置するよう皿状体が置かれると、気泡放出管から放
出される気泡に伴う水流が上昇して中央孔から内縁を通
過し、外縁の孔から抜け、その水流に同伴された汚物
が、内縁から外縁の孔の間に、沈降分離され、底面に溜
るよう構成されたことを特徴とする水槽清浄用皿状体。 - 【請求項2】 前記底面の中央孔の周囲に、複数の衛星
孔が穿けられ、その各衛星孔に、頂部が外縁のそれより
低く、且つ径が複数の衛星孔より上方に向って小さくな
るテーパー状の衛星縁が一体的に結合され、気泡放出管
から放出される気泡に伴う水流が中央孔から内縁及び複
数の衛星孔から衛星縁を通過し、外縁の孔から抜け、そ
の水流に同伴された汚物が、内縁及び衛星縁から外縁の
孔の間に、沈降分離され、底面に溜るよう構成されたこ
とを特徴とする請求項1に記載の水槽清浄用皿状体。 - 【請求項3】 周方向に複数の孔が穿けられた外縁を備
えた皿状体の底面の中心に中央孔が穿けられ、その中央
孔に、頂部が外縁のそれより低い円筒状の内縁が一体的
に結合され、さらに外縁の頂部が水面より僅かに高く、
内縁が水面より僅かに低い位置に浮上可能な材質よりな
り、皿状体の中央孔が、水中に設けられた気泡放出管の
上方に位置するよう皿状体が置かれると、気泡放出管か
ら放出される気泡に伴う水流が上昇して中央孔から内縁
を通過し、外縁の孔から抜け、その水流に同伴された汚
物が、内縁から外縁の孔の間に、沈降分離され、底面に
溜るよう構成されたことを特徴とする水槽清浄用皿状
体。 - 【請求項4】 前記底面の中央孔の周囲に、複数の衛星
孔が穿けられ、その各衛星孔に、頂部が外縁のそれより
低い円筒状の衛星縁が一体的に結合され、気泡放出管か
ら放出される気泡に伴う水流が中央孔から内縁及び複数
の衛星孔から衛星縁を通過し、外縁の孔から抜け、その
水流に同伴された汚物が、内縁及び衛星縁から外縁の孔
の間に、沈降分離され、底面に溜るよう構成されたこと
を特徴とする請求項3に記載の水槽清浄用皿状体。 - 【請求項5】 前記皿状体の底面の周縁に、径が下方に
向って大きくなるテーパー状の下縁が一体的に結合さ
れ、水流が下縁に集められるよう構成されたことを特徴
とする請求項2又は請求項4に記載の水槽清浄用皿状
体。 - 【請求項6】 前記外縁と内縁との間に汚物吸収用の繊
維材を敷設したことを特徴とする請求項1乃至5のいず
れかに記載の水槽清浄用皿状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8177525A JP3034200B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 水槽清浄用皿状体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8177525A JP3034200B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 水槽清浄用皿状体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10456A JPH10456A (ja) | 1998-01-06 |
JP3034200B2 true JP3034200B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16032452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8177525A Expired - Lifetime JP3034200B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 水槽清浄用皿状体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034200B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102613129B (zh) * | 2012-02-29 | 2013-07-10 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 一种养殖池用排水过滤装置 |
JP7259808B2 (ja) * | 2020-06-24 | 2023-04-18 | 株式会社羽根 | 養殖用水槽内異物収集具、及び養殖用水槽内異物収集方法 |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8177525A patent/JP3034200B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10456A (ja) | 1998-01-06 |
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