JP3034001B2 - 噴霧性かつ流延性ポリ尿素エラストマー - Google Patents

噴霧性かつ流延性ポリ尿素エラストマー

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JP3034001B2 JP2254398A JP25439890A JP3034001B2 JP 3034001 B2 JP3034001 B2 JP 3034001B2 JP 2254398 A JP2254398 A JP 2254398A JP 25439890 A JP25439890 A JP 25439890A JP 3034001 B2 JP3034001 B2 JP 3034001B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な連鎖延長剤を含む噴霧性かつ流延性
のポリ尿素エラストマーに関する。
エラストマー系は、通常、とりわけ塗料として認識さ
れており、この用途に用いられるにあたっては、吹付け
用ポリ尿素エラストマー系が特に有用である。熟練した
技術者が直面する考慮点の一つは、臨界期間中の、すな
わち反応性成分が合さってゲル化が生じる時点の、エラ
ストマーの噴霧性である。同様に、臨界期間中のエラス
トマーの流延性もまた、エラストマーを開放型に流延し
なければならない場合、例えば電気部品のポッティング
作業において、熟練した技術者の関心の対象である。
ポリ尿素エラストマー系は、一般に、イソシアネート
を、連鎖延長剤の存在下、活性水素成分と反応させるこ
とによって製造される。いくつかの公知の連鎖延長剤
は、イソシアネート成分と非常に急速に反応し、重合又
はゲル化が急速に起こるので、エラストマーを吹付け及
び流延することは事実上不可能であり、よって吹付け及
び流延系にはあまり適当ではない。もっとも広く用いら
れる連鎖延長剤の一つは、Ethyl社の製品であるジエチ
ルトルエンジアミン(DETDA)である。数ある連鎖延長
剤のうちのDETDAから製造されたポリ尿素エラストマー
系は一般に良好な加工性を示す。しかし、噴霧性及び/
又は流延性が問題となる場合、DETDAから製造されたエ
ラストマー系に伴う欠点の一つは、その急速なゲル化で
ある。本発明のポリ尿素エラストマー系は、イソシアネ
ート成分とより低速で反応する連鎖延長剤を含む。した
がって、エラストマーがゲル化する速度が低下して流動
性の改善に至り、その結果、エラストマーを吹付け及び
/又は流延することが可能となる。それに加え、本発明
のポリ尿素エラストマー系は、DETDAから製造された系
が示すものと同等な、又はそれを上回るいくつかの特性
を有する。
米国特許第3,979,364号は、エラストマーを製造する
ために1成分としてポリオールと共に使用されるアミノ
化ポリエーテルの使用を記載している。米国特許第3,66
6,788号は、吹付け系におけるシアノアルキル化された
アミノ化ポリエーテルの使用を記載している。この第3,
666,788号の開示は、コラム1において、使用されるア
ミノ化ポリエーテルは、非常に急速にイソシアネートと
反応するため、吹付け用塗料に使用することができない
ということを述べている。
米国特許第4,379,729号、第4,444,910号及び第4,433,
067号は、アミノ基を末端基とする高分子量ポリエーテ
ル;芳香族ジアミン連鎖延長剤;ならびに、単にポリイ
ソシアネートであるか、ポリイソシアネートと反応した
ポリオールから製造されるイソシアネート基のいくらか
が未反応のまま残る準プレポリマーであってもよい、芳
香族ポリイソシアネートを用いて製造されるエラストマ
ーを記載している。上述の基本的な組合せだけでなく、
種々の離型剤ならびに他の添加剤、例えば触媒及びガラ
ス繊維をはじめとする充填材を用いる種々の特許が出願
され、受理されている。例えば米国特許第4,607,090号
を参照するとよい。
米国特許第3,714,128号は、イソシアネート成分とア
ミン成分との混合が良好に得られるよう、ポリ尿素成分
のゲル化又は硬化を遅らせ、それによって、ポリ尿素塗
装のゲル化が起こる前に、吹き付けられた物質が付着及
び均展する時間を充分に与えるために有用であるシアノ
アルキル化ポリオキシアルキレンポリアミンを記載して
いる。この特許は、本発明のエラストマーに用いられる
特定の連鎖延長剤を記載してはいない。
米国特許第4,714,778号は、ポリウレタン−尿素エラ
ストマーを形成するための三官能性及び四官能性連鎖延
長剤として有用であると報告される、アルケニル化され
たトルエンジアミンをいくつか記載している。
米国特許第4,816,543号は、ポリウレタン−尿素エラ
ストマーを形成するための連鎖延長剤として有用である
と報告される、モノ第3級アルキルトルエンジアミンを
記載している。この連鎖延長剤の当量の少なくとも50%
は、モノ第3級ブチルトルエンジアミンである。
米国特許第4,806,615号は、第1級もしくは第2級ア
ミノ基を末端基とし、1500を越える分子量を有するポリ
エーテル、芳香族ポリイソシアネート及び非置換芳香族
ジアミン連鎖延長剤と置換非環式脂肪族ジアミン連鎖延
長剤との組合せの硬化した反応生成物からなる反応射出
成形(RIM)エラストマーを記載している。
米国特許第4,218,543号は、高分子量ポリオール、特
定の芳香族ジアミン及びイソシアネートを用いてRIM製
品を製造することを記載している。
この特許は、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジア
ミノベンゼン(ジエチルトルエンジアミン)及びその異
性体を連鎖延長剤として具体的に請求している。
米国特許第4,523,004号は、RIM製品における置換芳香
族ジアミン連鎖延長剤を開示している。
米国特許第4,631,298号は、アミノ基を末端基とする
ポリエーテルを用いるRIM系において、反応速度の遅い
種々の連鎖延長剤をジエチルトルエンジアミンとブレン
ドすることを開示している。
このように、以下に記載する特定の連鎖延長剤を含
み、噴霧性及び/又は流延性であるポリ尿素エラストマ
ー系は、これまでのところ得られていないと考えられ
る。
したがって、本発明は、成分(A)及び成分(B)を
含むポリ尿素エラストマーに関する。成分(A)はイソ
シアネートを含む。成分(A)のイソシアネートは、イ
ソシアネートと、少なくとも1種のポリオール、高分子
量ポリオキシアルキレンアミン又はそれらの物質の組合
せから選択される物質との準プレポリマーを含むことが
好ましい。成分(B)は、(1)アミノ基を末端基とす
るポリオキシアルキレンポリオール及び(2)少なくと
もジ(メチルチオ)トルエンジアミンを含む連鎖延長剤
を含む。この連鎖延長剤は、ジ(メチルチオ)トルエン
ジアミンとジエチルトルエンジアミン(DETDA)との混
合物を含むことが好ましい。
本発明はまた、ポリ尿素エラストマーの流動性を改善
して、該エラストマーを吹付け又は、場合により、流延
することを可能にする方法に関する。具体的には、本方
法は、少なくともジ(メチルチオ)トルエンジアミンを
含む連鎖延長剤をエラストマーに組み込むことからな
る。ジ(メチルチオ)トルエンジアミンは、エラストマ
ーがゲル化する際の速度を減少し、その結果、エラスト
マーの流動性を改善するに充分な量で用いられる。第一
及び第二の反応性液流を相互に接触させ、これら第一及
び第二の反応性液流の混合をもたらす。第一の反応性液
流はイソシアネートを含み、第二の反応性液流は、アミ
ノ基を末端基とするポリオキシアルキレンポリオール及
び前述の連鎖延長剤を含む。混合した第一及び第二の反
応性液流を、基材の表面に吹き付けるか、又は場合によ
り、その表面もしくは内部に流延する。
好都合にも、本明細書に開示する連鎖延長剤を用いて
本発明のエラストマーを製造する場合、ゲル化が起こる
速度が減少して流動性の改善に至り、その結果、前述の
臨界期間中にエラストマーを吹き付けることが可能にな
る。反応性の低下及びその結果の流動性の増大はまた、
本エラストマーを、電気部品ポッティング作業及び小型
金型充填作業のための流延ガンに使用することを可能に
する。本エラストマーは、噴霧性及び/又は流延性の基
準を満たすことに加え、改善された伸び及び吹付け面の
品質、さらには良好な加工性、外観及び靭性をも示す。
成分(A)において用いられるイソシアネートは当業
者には公知のものである。したがって、それらは、例え
ば米国特許第4,748,192号に記載されているタイプの脂
肪族イソシアネートを含む。
よって、これらは、通常、脂肪族ジイソシアネート
(脂肪族性炭素原子にイソシアネートが結合した芳香族
イソシアネートを含む)であり、より具体的には、脂肪
族ジイソシアネートの三量化もしくはビウレット形態、
例えばヘキサメチレンジイソシアネート又はテトラアル
キルキシレンジイソシアネートのような二官能性モノマ
ー、例えばテトラメチルキシレンジイソシアネートであ
る。他の有用な脂肪族ポリイソシアネートは米国特許第
4,705,814号に記載されている。それらには、脂肪族ジ
イソシアネート、例えば1,12−ドデカンジイソシアネー
ト及び1,4−テトラメチレンジイソシアネートなどのア
ルキレン基中に4〜12個の炭素原子を有するアルキレン
ジイソシアネートがある。さらに記載されているもの
は、脂環式ジイソシアネート、例えば1,3−及び1,4−シ
クロヘキサンジイソシアネートならびにこれらの異性体
の所望の混合物;1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル
−5−イソシアナトメチル−シクロヘキサン(イソホロ
ンジイソシアネート);4,4′−、2,2′−及び2,4′−ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネートならびにそれら
の相当する異性体の混合物などがある。
本発明のエラストマーを形成するためには、非常に多
様な芳香族ポリイソシアネートを用いることができる。
典型的な芳香族ポリイソシアネートには、p−フェニレ
ンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート、2,6−トルエンジイソシアネート、ジアニシ
ジンジイソシアネート、ビトリレンジイソシアネート、
ナフタレン−1,4−ジイソシアネート、ビス(4−イソ
シアナトフェニル)メタン、ビス(3−メチル−3−イ
ソシアナトフェニル)メタン、ビス(3−メチル−4−
イソシアナトフェニル)メタン及び4,4′−ジフェニル
プロパンジイソシアネートがある。
本発明を実施するにあたって使用される他の芳香族ポ
リイソシアネートは、約2〜約4の官能性を有する、メ
チレンで架橋されたポリフェニルポリイソシアネートの
混合物である。これら後者のイソシアネート化合物は、
一般に、塩酸及び/又は他の酸性触媒の存在下、ホルム
アルデヒドと第1級芳香族アミン、例えばアニリンとの
反応によって好都合に製造される、相当するメチレン架
橋ポリフェニルポリアミンのホスゲン化によって製造さ
れる。ポリアミン及び相当するメチレン架橋ポリフェニ
ルポリイソシアネートをそのポリアミンから製造する公
知の方法は、文献及び多数の特許、例えば米国特許第2,
683,730号、第2,950,263号、第3,012,008号、第3,344,1
62号及び第3,362,979号に記載されている。
メチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネート混合物
は、通常、メチレンジフェニルジイソシアネート異性体
約20〜約100重量%を含み、その残りがより高い官能性
及びより高い分子量を有するポリメチレンポリフェニル
ジイソシアネートである。これらのうち典型例は、ジフ
ェニルジイソシアネート異性体約20〜100重量%を含
み、そのうち20〜約95重量%が4,4′−異性体であり、
残りが約2.1〜約3.5の平均官能性を有する、より高い分
子量及び官能性のポリメチレンポリフェニルポリイソシ
アネートであるポリフェニルポリイソシアネート混合物
である。これらのイソシアネート混合物は、公知の市販
されている物質であり、米国特許第3,362,979号に記載
されている方法によって製造することができる。
断然もっとも好ましい芳香族ポリイソシアネートは、
メチレンビス(4−フェニルイソシアネート)又はMDI
である。純MDI、MDIの準プレポリマー、変性された純MD
Iなどが有用である。このタイプの物質を用いて適当なR
IMエラストマーを製造することができる。純MDIは固形
であり、よって多くの場合使用するに不都合であるの
で、本明細書においては、MDI又はメチレンビス(4−
フェニルイソシアネート)を基剤とする液状生成物を使
用する。米国特許第3,394,164号は、液状MDI生成物を記
載している。より一般的には、ウレトンイミンで変性さ
れた純MDIも含まれる。この生成物は、純粋な蒸留MDIを
触媒の存在下で加熱することによって製造される。この
液状生成物は、純MDIと変性MDIとの混合物であり、下記
によって表すことができる。
この種の市販品の例には、Upjohn社のISONATE 125M
(純MDI)及びISONATE 143L(「液状」MDI)がある。使
用されるイソシアネートの量は、配合物中の全成分を基
準とした化学量論的量又はそれを越える量であることが
好ましい。
当然ながら、用語「イソシアネート」は、イソシアネ
ート又はポリイソシアネートと活性水素含有物質との準
プレポリマーをも包含する。活性水素含有物質は、ポリ
オール、高分子量ポリオキシアルキレンアミン又はそれ
らの混合物を含むが、それらに限定されることはない。
ポリオールは、少なくとも約500、好ましくは少なく
とも約1,000〜約3,000の当量(equivalent weight)を
有するポリエーテルポリオール、ポリエステルジオー
ル、トリオール、テトロールなどを含む。3個のヒドロ
キシル基を有する開始剤に基づいた分子量約4,000以上
のポリエーテルポリオールが特に好ましい。ポリエーテ
ルは、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレ
ンオキシドあるいはプロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド及び/又はエチレンオキシドの混合物から製造する
ことができる。本発明において有用である他の高分子量
ポリオールは、ヒドロキシル基を末端基とするゴム形成
性のポリエステル、例えばヒドロキシル基を末端基とす
るポリブタジエンである。ヒドロキシル基を末端基とす
る、ポリオールとイソシアネートとの準プレポリマーも
また、本発明において有用である。
特に好ましいものは、1,500を越える平均分子量、約
2〜約6、好ましくは約2〜約3の官能性及び約750〜
約4,000のアミノ当量を有する、第1級及び第2級アミ
ノ基を末端基とするポリエーテルポリオールをはじめと
する、アミノ基を末端基とするポリエーテルポリオール
である。アミノ基を末端基とするポリエーテルの混合物
を用いてもよい。好ましい実施態様においては、アミノ
基を末端基とするポリエーテルは、少なくとも約2,500
の平均分子量を有する。これらの物質は、当技術におい
て公知である種々の方法によって製造することができ
る。
本発明において有用である、アミノ基を末端基とする
ポリエーテル樹脂は、例えば、適当な開始剤に低級アル
キレンオキシド、例えばエチレンオキシド、プロピレン
オキシド、ブチレンオキシド又はそれらの混合物を加え
たのち、得られるヒドロキシル基を末端基とするポリオ
ールをアミノ化することによって製造されるポリエーテ
ル樹脂である。
2種以上の酸化物を使用する場合、それらは、ランダ
ムな混合物として、又は、一もしくは他のポリエーテル
のブロックとして用いることができる。アミノ化段階に
おいては、ポリオール中の末端ヒドロキシル基は、アミ
ノ化を容易にするため、実質的にすべて第2級ヒドロキ
シル基であることがきわめて望ましい。通常、アミノ化
段階では、ヒドロキシル基のすべてが完全に置換される
ことはない。しかし、ヒドロキシル基の大部分がアミノ
基によって置換される。したがって、好ましい実施態様
においては、本発明において有用であるアミノ基を末端
基とするポリエーテル樹脂は、それらの活性水素のうち
50%を越える分をアミノ水素の形態で有する。エチレン
オキシドを使用する場合、ヒドロキシル基を末端基とす
るポリオールを少量のより高級なアルキレンオキシドで
キャップし、末端ヒドロキシル基が実質的にすべて第2
級ヒドロキシル基となることを保証することが望まし
い。そして、このようにして製造されたポリオールを、
公知の技術によって、例えばその内容を引用例として本
明細書に含める米国特許第3,654,370号に記載のように
して、還元的にアミノ化する。
本発明を実施するにあたっては、アミノ基を末端基と
する高分子量ポリオールを単独で用いてもよい。また、
アミノ基を末端基とする高分子量ポリオールの混合物、
例えば二官能性もしくは三官能性の物質及び/又は異な
る分子量もしくは異なる化学組成の物質の混合物を用い
てもよい。
また、アミノ基を末端基とする高分子量ポリエーテル
又は単なるポリエーテルアミンを本発明の範囲に含め、
単独で又は前述のポリオールと組み合わせて使用しても
よい。用語「高分子量」は、少なくとも2000の分子量を
有するポリエーテルアミンと定義される。特に好ましい
ものは、Texaco Chemical社から入手することができる
ポリエーテルアミンのJEFFAMINE シリーズである。こ
れらには、JEFFAMINE D−2000、JEFFAMINE D−4000、JE
FFAMINE T−3000及びJEFFAMINE T−5000がある。これら
のポリエーテルアミンは、「THE JEFFAMINE POLYOXYALK
YLENAMINES」と題するTexaco Chemical社の製品カタロ
グにおいて詳細に記載されている。
本ポリ尿素エラストマー系の成分(B)は、アミノ基
を末端基とするポリオキシアルキレンポリオール及び連
鎖延長剤を含む。アミノ基を末端基とするポリオキシア
ルキレンポリオールは、ジオール又はトリオールから選
択されることが好ましく、ジオール及び/又はトリオー
ルの混合体であることがもっとも好ましい。成分(B)
において使用される具体的なポリオール、すなわちジオ
ール及び/又はトリオールは、成分(A)の準プレポリ
マーに関連して先に説明したものと同じである。
本発明において有用な連鎖延長剤には、単独で使用さ
れるか、又は、好ましい実施態様においては、1−メチ
ル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼンもしくは1
−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼン(こ
れらの物質のいずれも、ジエチルトルエンジアミン又は
DETDAとも呼ばれる)と組み合せて使用されるジ(メチ
ルチオ)トルエンジアミンがある。
前述の組合せは、ジ(メチルチオ)トルエンジアミン
約20〜約99部及びDETDA約80〜約1部を含む。
連鎖延長剤のジ(メチルチオ)トルエンジアミン成分
の特に好ましい形態は、Ethyl社の製品であるEthacure
300である。具体的には、Ethacure 300は、3,5−ジ
(メチルチオ)−2,4−トルエンジアミン及び3,5−ジ
(メチルチオ)−2,6−トルエンジアミンの4:1の混合体
である。
好都合にも、成分(A)及び(B)は、触媒を用いな
くとも、反応して本エラストマー系を形成する。しか
し、所望により触媒を用いてもよい。
有機スズ化合物などの触媒は、スズ化合物の有機部分
の有機基が1〜8個の炭素原子を有する炭化水素基であ
る、第一スズ化合物又は第二スズ化合物、例えばカルボ
ン酸の第一スズ塩、酸化トリアルキルスズ、ジハロゲン
化ジアルキルスズ、酸化ジアルキルスズなどであること
が適当である。例えば、ジブチルスズジラウレート、ジ
ブチルスズジアセテート、ジエチルスズジアセテート、
ジヘキシルスズジアセテート、酸化ジ(2−エチルヘキ
シル)スズ、二酸化ジオクチルスズ、オクタン酸第一ス
ズ、オレイン酸第一スズ又はこれらの混合物を用いるこ
とができる。
第3級アミン触媒には、トリアルキルアミン(例:ト
リメチルアミン、トリエチルアミン);複素環式アミ
ン、例えばN−アルキルモルホリン(例:N−メチルモル
ホリン、N−エチルモルホリンなど)、1,4−ジメチル
ピペラジン、トリエチレンジアミンなど;及び脂肪族ポ
リアミン、例えばN,N,N′N′−テトラメチル−1,3−ブ
タンジアミン、ジメチルジアミノジエチルエーテルがあ
る。
他の従来の配合成分、例えばシリコーン油としても知
られる整泡剤又は乳化剤を、必要に応じて成分(A)又
は(B)に含めてもよい。整泡剤は有機シラン又はシロ
キサンであることができる。例えば、式: RSi[0−(R2SiO)−(オキシアルキレン)mR] (式中、Rは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で
あり、nは4〜8の整数であり、mは20〜40の整数であ
り、オキシアルキレン基はプロピレンオキシド及びエチ
レンオキシドから誘導される)を有する化合物を用いる
ことができる。例えば、米国特許第3,194,773号を参照
するとよい。
顔料、例えば二酸化チタンを、エラストマー系、好ま
しくは成分(B)中に含め、エラストマーに色特性を与
えてもよい。
本発明のエラストマーの後硬化は任意に実施される。
後硬化には、エラストマー特性、例えば熱による弛みを
改善するであろう。後硬化の実施は、最終生成物の所望
の特性に依存する。
本ポリ尿素エラストマー系の成分(A)及び(B)
は、高圧下で合せるか又は混合する。もっとも好ましく
は、これらを、高圧装置、例えばGUSMERのGX−7型スプ
レーガンを具備した、例えばGUSMER のH−Vプロポー
ショナ(比例制御混合装置)中で直接衝突させながら混
合する。具体的には、成分(A)及び(B)の第一及び
第二の加圧液流をそれぞれプロポーショナの独立した2
室から送り出し、互いに高速で激突又は衝突させて、2
成分の緊密な混合、ひいてはエラストマー系の形成をも
たらし、これをスプレーガンを介して所望の基材に塗布
する。
上述のように、本発明のポリ尿素エラストマーは、電
気部品ポッティング作業又は流延作業を伴う他の金型作
業のための流延ガンにおいて使用することもできる。こ
の用途に使用する場合、成分(A)及び(B)を上述の
ものと同様な方法で混合する。ただし、高圧吹付け装置
には、スプレーガンの代りに、流延ガン、例えばGUSMER
のAR−C型流延ガンを取り付ける。
本発明のエラストマーを吹き付けるにしても、流延す
るにしても、その成分(A):成分(B)の体積比は一
般に約30:70%〜約70:30%である。好ましくは、成分
(A)及び成分(B)を1:1の体積比において用いる。
用語及び物質の解説 ISONATE 143L:カルボイミド変性液状MDI;Upjohn社の製
品。
THANOL SF−5505:第1級ヒドロキシル基約80%を含有
する分子量5500のポリエーテルトリオール;ARCO Chemic
al社の製品。
ETHACURE 300:3,5−ジ(メチルチオ)−2,4−トルエン
ジアミンと3,5−ジ(メチルチオ)−2,6−トルエンジア
ミンの4:1のブレンド;Ethyl社の製品。
JEFFAMINE T−5000:分子量約5000のポリプロピレンオ
キシドトリアミン;Texaco Chemical社の製品。
JEFFAMINE T−3000:分子量約3000のポリプロピレンオ
キシドトリアミン;Texaco Chemical社の製品。
JEFFAMINE D−4000:分子量約4000のポリプロピレンオ
キシドジアミン;Texaco Chemical社の製品。
JEFFAMINE D−2000:分子量約2000のポリプロピレンオ
キシドジアミン;Texaco Chemical社の製品。
以下の各例は本発明の好まし実施態様をより詳細に説
明するが、本発明をいかなる方法においても限定するこ
とを意図するものではない。
各例においては、すべての吹付け作業を、GUSMERのGX
−7型スプレーガン又はGUSMERのAR−C型流延ガンを適
宜に取り付けたGUSMERのH−V高圧プロポーショナを用
いて実施した。成分(A)側のブロック温度を160゜F
(71℃)、成分(B)側のブロック温度を150〜160゜F
(66〜71℃)、そしてホース温度を160゜F(71℃)とし
て、エラストマー系の吹付け及び流延を行なった。ゲー
ジ圧(管路圧)を成分(A)側及び成分(B)側で1400
〜2800psig(100〜200kg/cm2)とすると、系生産性は1
7.5bs(7.9kg)/分〜22.5bs(10.2kg)/分の範囲
であった。実施例において製造した各エラストマー系に
おいては、成分(A)及び(B)を1:1の体積比で混合
した。
実施例I ISONATE 143L 60部とTHANOL SF−5505 40部とを合
せて準プレポリマーを形成することによってポリ尿素エ
ラストマーの成分(A)を調製した。JEFFAMINE D−400
0 63.75部、DETDA 25.0部及びEthacure 300 11.25部を
合せることによって成分(B)を調製した。成分(A)
及び(B)を、流延ガンを取り付けた高圧装置中で混合
した。得られたエラストマーを10×10×0.125in.(25.4
×25.4×0.3cm)のプラック型に流延して充填した。
比較例I(A) この例においては、製造されるポリ尿素エラストマー
の成分(A)を実施例Iに従って調製した。成分(B)
は、JEFFAMINE D−4000 65.8部をDETDA 34.2部と合せ
ることによって調製した。成分(A)及び(B)を、流
延ガンを取り付けた高圧装置中で混合した。得られたエ
ラストマーを、10×10×0.125in.(25.4×25.4×0.3c
m)のプラック型に流延して不完全に(85%)充填し
た。
実施例I及び比較例I(A)において製造されたポリ
尿素エラストマーの物理特性を評価した。その結果をそ
れぞれのゲル化時間とともに表Iにまとめる。
これらのデータが示すように、本発明のポリ尿素エラ
ストマー(実施例I)は、本明細書に記載される連鎖延
長剤を含まないエラストマー[比較例I(A)]が示す
よりも相当に長いゲル化時間を呈している。比較例I
(A)において製造されたエラストマーは流延性であっ
た。しかし、流動性は、実施例Iのエラストマーが示す
ものより劣ることは顕著であった。実施例Iのエラスト
マーは、伸び及び曲げ弾性率などのその他の特性も改善
されている。
実施例II この実施例においては、製造されるポリ尿素エラスト
マーの成分(A)を実施例Iに従って調製した。成分
(B)は、JEFFAMINE T−5000 64.0部、DETDA 26.9部
及びEthacure 300 9.1部を合せることによって調製し
た。成分(A)及び(B)を、GX−7型スプレーガンを
取り付けた高圧装置中で混合した。得られたエラストマ
ーを、ステアリン酸亜鉛をベースにした外用離型剤を塗
布された平坦な金属基材上に吹き付けた。
比較例II(A) この例においては、製造されるポリ尿素エラストマー
の成分(A)を実施例Iに従って調製した。成分(B)
は、JEFFAMINE T−5000 66.0部とDETDA 34.0部を合せ
ることによって調製した。得られたエラストマーを実施
例IIにおけるように基材上に吹き付けた。
実施例II及び比較例II(A)において製造されたポリ
尿素エラストマーの物理特性を評価した。その結果をそ
れぞれのゲル化時間とともに表IIにまとめる。
これらのデータは、本発明のポリ尿素エラストマーが
示すゲル化時間の増大をさらに証明している。また、こ
れらのデータは、いくつかの他の特性が優越しているこ
とをも証明している。さらに、実施例II及び比較例II
(A)において製造された両エラストマーを視覚的に検
査すると、本発明のエラストマーが比較例II(A)にお
いて製造されたエラストマーよりも平滑な表面を呈し、
流動性の改善を示していることが注目される。
実施例III この実施例においては、製造されるポリ尿素エラスト
マーの成分(A)を実施例Iに従って調製した。成分
(B)は、JEFFAMINE T−4000 63.2部、DETDA 21.6部
及びEthacure 3000 15.2部を合せることによって調製し
た。成分(A)及び(B)を高圧装置中で混合し、実施
例II及び比較例II(A)のように基材上に吹き付けた。
実施例IIIにおいて製造されたポリ尿素エラストマー
の物理特性を評価した。その結果をそのゲル化時間とと
もに表IIIにまとめる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・アリソン・グリグスビー・ジ ュニア アメリカ合衆国、テキサス 78626、ジ ョージタウン、ディープ・ウッド 216 (72)発明者 ドリス・マービン・ライス アメリカ合衆国、テキサス 78731、オ ースチン、リッキー・ドライブ 7104 (56)参考文献 特開 昭61−258825(JP,A) 特開 平1−158025(JP,A) 特開 昭62−164712(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)イソシアネートを含む成分と、
    (B)(1)アミノ基を末端基とするポリオキシアルキ
    レンポリオール及び(2)連鎖延長剤を含む成分とから
    なるポリ尿素エラストマーであって、該連鎖延長剤がジ
    (メチルチオ)トルエンジアミン及びジエチルトルエン
    ジアミンよりなり、ジエチルトルエンジアミンの含量が
    71〜80重量%であることを特徴とするエラストマー。
  2. 【請求項2】成分(A)のイソシアネートが、該イソシ
    アネートと、少なくとも1種のポリオール、高分子量ポ
    リオキシアルキレンアミン又はそれらの物質の組合せか
    ら選択される物質との準プレポリマーを含む請求項1記
    載のエラストマー。
  3. 【請求項3】準プレポリマーのポリオール及び成分
    (B)のアミノ基を末端基とするポリオキシアルキレン
    ポリオールが、少なくとも500の当量を有するポリエー
    テルポリオール又はポリエステルポリオールを含む請求
    項2記載のエラストマー。
  4. 【請求項4】ポリエステルポリオールが、ヒドロキシル
    を末端基とするゴムのポリエステルである請求項3記載
    のエラストマー。
  5. 【請求項5】ポリエーテルポリオールが、3個のヒドロ
    キシル基を有する開始剤に基づき、少なくとも4000の分
    子量を有するポリオール;1500を越える平均分子量、2
    〜6個の官能性及び750〜4000のアミノ当量を有する、
    アミノ基を末端基とするポリエーテルポリオール;又は
    それらの混合物から選択される請求項3記載のエラスト
    マー。
  6. 【請求項6】ポリエーテルポリオールが、活性水素のう
    ち50%を越える分をアミノ水素の形態で有する、アミノ
    基を末端基とするポリエーテル樹脂から誘導される請求
    項3記載のエラストマー。
  7. 【請求項7】ジ(メチルチオ)トルエンジアミンが、3,
    5−ジ(メチルチオ)−2,4−トルエンジアミンと3,5−
    ジ(メチルチオ)−2,6−トルエンジアミンとの混合体
    を含む請求項1〜6のいずれか一項に記載のエラストマ
    ー。
  8. 【請求項8】成分(A)の第一の液流及び成分(B)の
    第二の液流を相互に接触させて混合物を形成し、第一及
    び第二の液流の該混合物を、基材の表面又は内部に吹付
    け又は流延することを特徴とする、請求項1〜7のいず
    れか一項に記載のエラストマーを製造する方法。
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