JP3033862U - 薬注装置を有する手押しポンプ装置 - Google Patents

薬注装置を有する手押しポンプ装置

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JP3033862U
JP3033862U JP1996007113U JP711396U JP3033862U JP 3033862 U JP3033862 U JP 3033862U JP 1996007113 U JP1996007113 U JP 1996007113U JP 711396 U JP711396 U JP 711396U JP 3033862 U JP3033862 U JP 3033862U
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JP
Japan
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pump
pipe
hand pump
injection device
valve
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Application number
JP1996007113U
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English (en)
Inventor
川 久 史 石
Original Assignee
石川 高陽
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下水を汲み上げるときにポンプの吸引力を
利用して水を吸い上げると同時に一定量の薬液を吸い上
げて飲料用水とする薬注装置を有する手押しポンプ装置
を提供する。 【解決手段】 井戸(1)上に設けられた手押しポンプ
(2)から下方に伸びるパイプ(4)の先端にはフード
弁(10)が設けられ、前記ポンプ(2)とフード弁
(10)とを連通するパイプ(4)のポンプ(2)の近
傍には分岐部(5)が形成され、その分岐部(5)から
分岐された吸引管(8)にはチャッキバルブ(9)を介
して薬注装置(6)に連通されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、井戸に用いられる薬注装置を有する手押しポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、丸井戸、掘り抜き井戸に用いられている手押しポンプには、例えば、除 菌のための塩素などの薬液を注入する薬注装置は取付けられてはいない。
【0003】 飲料水としては、大腸菌をはじめ各種の有害な菌を除去して健康を守るために 、規定量の例えば塩素(0.1ppm以上)の残留が規定されている。したがっ て、手押しポンプで汲み上げた井戸水は、そのままでは飲料水として利用するこ とはできない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案は、地下水を汲み上げるときにポンプの吸引力を利用して 水を吸い上げると同時に一定量の薬液を吸い上げて飲料用水とする薬注装置を有 する手押しポンプ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の薬注装置を有する手押しポンプ装置によれば、井戸上に設けられた手 押しポンプから下方に伸びるパイプの先端にはフード弁が設けられ、前記ポンプ とフード弁とを連通するパイプのポンプの近傍には分岐部が形成され、その分岐 部から分岐された吸引管にはチャッキバルブを介して薬注装置に連通されている 。
【0006】 手押しポンプを操作すると、フード弁を通して地下水を汲上げると同時に薬注 装置から薬液が吸引され、飲料用水として利用できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の一実施形態を説明する。
【0008】 図1において、地中に掘削された丸井戸1の上方に、井戸を囲繞する井戸ケー シング1aを跨いで台板3が設置され、その台板3上には手押しポンプ2が据付 けられている。そのポンプ2の下方から台板3を貫通して下方に延びるパイプ4 には、薬注装置6に連通する分岐部5が介装され、さらに下方に延びて水位L以 下にてその先端部にはフード弁10を介して吸水口7が設けられている。
【0009】 分岐部5は、ポンプ2に近い地上位置に設けられており、図2に示すようにフ ード弁10とポンプ2とを上下に連通するパイプ4から側方に分岐し、分岐部5 方向への一方向に流出するリフトチャッキバルブ9を介装し、薬注装置6に連通 している吸引管8が設けられている。このリフトチャッキバルブ9は分岐部5側 が負圧になると開いて薬注装置6から原液を吸引するようになっている。この吸 引管8には塩ビ管またはホースを用いる。薬注装置6には、原液を入れた塩素混 入容器が設けられ、所定の吸引量となるように調整されている。
【0010】 上記の実施形態は、丸井戸に適用した例を示しているが、本考案は掘り抜き井 戸1Aに適用してもよい。その場合には、図3に示すようにフード弁10の下方 にストレーナ7Aを設ける。そのストレーナ7は、全面に多数の開孔を有する孔 明管7aが用いられ、先端部は底部キャップ7dで閉塞されている。
【0011】 本考案によれば、手押しポンプ2を操作すると、ポンプ2の吸引力により井戸 1内の吸水口11から地下水が汲み上げられ、同時に薬注装置6から一定割合の 塩素を吸い上げ、飲料用水とすることができる。なお、吸引管8に介装されたチ ャッキバルブ9により、逆流が防止される。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されており、手押しポンプを操作するだけ で飲料用の井戸水を汲み上げることができるので、災害などによる上水道の断水 や停電時の飲料水の確保に対しても有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す正面図。
【図2】吸引管を示す断面図。
【図3】掘り抜き井戸に設置した実施形態を示す断面
図。
【符号の説明】
1、1A・・・井戸 2・・・ポンプ 3・・・台板 4・・・パイプ 5・・・分岐部 6・・・薬注装置 7・・・吸水口 7A・・・ストレーナ 8・・・吸引管 9・・・チャッキバルブ 10・・・フード弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 井戸上に設けられた手押しポンプから下
    方に伸びるパイプの先端にはフード弁を介して吸水口が
    設けられ、前記ポンプとフード弁とを連通するパイプの
    ポンプの近傍には分岐部が形成され、その分岐部から分
    岐された吸引管にはチャッキバルブを介して薬注装置に
    連通されていることを特徴とする薬注装置を有する手押
    しポンプ装置。
JP1996007113U 1996-07-22 1996-07-22 薬注装置を有する手押しポンプ装置 Expired - Lifetime JP3033862U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002108A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 手押しポンプの接続構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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