JP3033756U - 左右の手における同時、かつ、異なる運動の訓練具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は左右の手で同時に異なった運動をさ
せ、普段あまり使われていない脳の部分の働きを高めて
行くものである。 【解決手段】 本考案は二つで一対をなしその各々に異
形のガイドを設け、それらに沿って左右の手で同時に対
象移動物体を移動させて行くことで普段あまり使われて
いない脳の部分の働きを高めるための補助運動具であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、二個の物体でその各々異なる形状のガイドに沿って、左右の手で同 時に対象物体を移動させるもの。

【０００２】

【従来の技術】

特になし

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本来、人間は同時に左右の手で異なった運動を行うことは大変難しい。それは 脳が神経を介して、そのような運動をするよう手に命令をしてもなかなか容易で はない事にある。 言い換えれば、そのような運動訓練を行うことにより、通常ではあまり使われて いない脳の部分への刺激をすることが出来る。その刺激により普段あまりつかわ れていない脳の部分の働きを高め、又、集中力も高められる。そのような運動訓 練の補助を目的としたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

二つの物体にそれぞれ異なった形状のガイドをもうけその各々に適当な対象移 動物体ををく。そのガイドに沿わせて対象移動物体を左右の手で同時に移動させ ていくことで、左右の手の同時かつ異なる運動の補助の目的を満たした。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の実施では、ガイドとして二個の台座の一方に四角形の溝そしてもう一 方には円形の溝を彫り又、対象移動物体として球を用いた。 各々二個の対象移動物体は各々のガイドに沿って異形の軌跡をえがいて移動する 。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。 １と４は台座、２は円形溝、５は四角形溝、３と６は球体である。まず、２の円 形溝に３の球体を、５の四角形溝に６の球体をそれぞれのせ、１と４の台座を左 右の両手に同時に持って、台座を動かしながら各々の溝に沿ってそれぞれの球体 を同時に移動させていく。

【０００７】

【考案の効果】

初めのうちは、どうしても片方の手の動きにつられる様にもう一方の手も同じ 動きをしてしまい、溝から球がはずれ落ちてしまったが何度も同じ訓練をしてい くうち大分上手に移動させられる様になった。 上述の様に右手と左手とで同時かつ異なった運動をすることで普段あまり使われ ていない脳の部分の働きを高めることが可能である。本考案の訓練具はその補助 具として役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の左右の手における同時、かつ、異なる
運動の訓練具の一実施例を示す全体図である。

【符号の説明】

１ 台座 ２ 円形溝 ３ 球体 ４ 台座 ５ 四角形溝 ６ 球体

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【手続補正書】

【提出日】平成８年８月１２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 二個の物体で一対をなし、その各々に異
   なる形状のガイドを設け、両手で同時にそれら各々のガ
   イドに沿って対象物体を移動させるもの。