JP3033533B2 - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JP3033533B2
JP3033533B2 JP9195877A JP19587797A JP3033533B2 JP 3033533 B2 JP3033533 B2 JP 3033533B2 JP 9195877 A JP9195877 A JP 9195877A JP 19587797 A JP19587797 A JP 19587797A JP 3033533 B2 JP3033533 B2 JP 3033533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポータブルコンピュ
ータや小型情報端末のような持ち運びの可能な小型電子
機器に係わり、詳細には通信用の赤外線デバイスを備え
た小型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの高性能化が進む一方で、
液晶ディスプレイを使用したポータブルコンピュータや
電子手帳等の小型の電子機器も数多く登場している。特
にポータブルコンピュータは、単に携帯に便利であると
いう面だけでなく、奥行きのある大型のCRTディスプ
レイやデスクトップタイプの大型のコンピュータ本体用
のケースを使用する場合に比べて、机の面積を効率的に
使用することができる。このため、最近ではオフィスや
自宅で据え置き型のコンピュータの代わりとして使用す
る例も多くなってきている。
【0003】ところで、このようなポータブル型の小型
電子機器は、所有者が机の上に常に置いておく意志があ
るか否かを問わず、本来的に持ち運びが可能な重さとサ
イズになっている。従って、例えばオフィスの机上に置
きっぱなしにして帰宅してしまったりすると、第三者が
これを勝手に持っていってしまう事態が発生する恐れが
ある。盗難に代表されるこのような事態を防止して小型
電子機器に格納されている情報の盗難等を防止するため
に、従来ではこれら小型電子機器を帰宅の際に柱や机に
チェーンで括り付ける方法や、机の中にしまって鍵をか
けるといった方法が採られていた。しかしながら、この
ような従来の対策では、チェーンの取り付けや取り外し
が面倒であるという不都合や、机の引き出しの中に小型
電子機器を収納できるだけのスペースがない場合には収
納を行うことができないという問題があった。また、自
転車の盗難にも見られるように、かなり頑丈なチェーン
を付けないとチェーンを簡単に切断されてしまい、頑丈
なチェーンを付けようとするとポータブルコンピュータ
側にその取り付けのためのスペースや強度がないという
問題があった。
【0004】そこで、特開平5−35355号公報に
は、ポータブルコンピュータの設置圧力を検知するPセ
ンサと、傾斜を検知するCセンサの2種類のセンサをポ
ータブルコンピュータに取り付けるようにした技術が開
示されている。この技術では、これら2つのセンサの検
知出力を用いてコンピュータ本体の設置状況を監視し、
変化を検出したときには電源を遮断するようにしてい
る。また、この際にはハードウェア的にキーロックを行
うようにして、以後の本体の使用を不可能にして内部情
報の保護も図っている。
【0005】図11は、この特開平5−35355号公
報によるポータブルコンピュータの保護のための制御の
流れを表わしたものである。ポータブルコンピュータの
監視システムが接続された(ステップS101)後に不
当者によるこのポータブルコンピュータの持ち出しが検
出されると(ステップS102)、監視システムが遮断
すると共に(ステップS103)、ブザーが鳴動する
(ステップS104)。そして、ポータブルコンピュー
タのシステムが遮断して(ステップS105)、そのコ
ンピュータの使用が不可能になり、これにより内部情報
の保護が図られることになる(ステップS106)。
【0006】また特開昭62−290997号公報に
は、例えば人体に携行する装置から電波、赤外線、レー
ザ、超音波等の信号波を連続発信させ、この信号波の受
信できる範囲に配置されたハンドバック等の所有物に受
信部と発音回路を配置しておく。これにより、これらの
所有物を置き忘れたり、盗難されると、発音回路が音を
発して警告をするようになっている。
【0007】更に、特開平5−176374号公報で
は、パソコン監視装置が配下の各パソコンと電波で交信
できる状態となっており、各パソコンの起動の際にユー
ザID、パスワード、パソコンの設置場所等を送信する
ようになっている。パソコン監視装置は、受信した信号
をチェックして使用許可の状態で使用許可信号をそのパ
ソコンに送信するようにしている。また、不正に他の場
所から取得したようなパソコンの場合にはその使用が許
可されず、パソコンの電源がオフの状態に保たれるの
で、ファイルの内容の保護も図られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このうち、特開平5−
35355号公報に開示された技術では、ブザーが鳴動
しても、オフィスの全員が帰宅した後の場合のように周
りに人がいない状況や、スピーカを塞いだりポータブル
コンピュータを遮音効果の優れたバック等の容器に入れ
るようにすれば、簡単に持ち運ぶことができ、セキュリ
ティの点では不十分である。また、電源を遮断してポー
タブルコンピュータを強制的に動作不可能な状態にして
しまっても、盗難後にこれをたやすく分解することがで
きる。したがって、本体内部からハードディスク等の記
憶媒体を抜き取ってしまえば、これに格納された重要な
データを読み出すことができ、セキュリティの安全を完
全に図ることはできない。更に、これらの部品の多くは
コンピュータに共用することができるので、高価な部品
が他人に使用されたり、販売される可能性もある。
【0009】また、特開昭62−290997号公報に
開示された技術では、所有者自体が帰宅等によってポー
タブルコンピュータ等の所有物から遠く離れてしまうの
で、この時点で警報を解除する必要がある。すなわち、
この提案は所有者が一体として持ち運ぶものにのみ適用
されるので、オフィスに残していくようなものに適用す
ることができない。もちろん、人体に携行する装置をポ
ータブルコンピュータ等の所有物の近くに残していけ
ば、所有物のみを持ち去る事態を監視することができる
が、これらをいっしょに持ち去ってしまえば、警報が発
生することもない。
【0010】更に特開平5−176374号公報に開示
された技術では、パソコン監視装置が使用されているオ
フィス等に盗難品を持ち込んで使用しようとすれば確か
にそのパソコンの使用を禁止したり盗難品であることの
判別を行うことができる。しかしながらこのような場合
は全くのレアケースというべきであり、自宅や他の場所
でそのパソコンを使用するのに何らの問題も発生させな
い。また、盗難自体を防止する措置が採られていないの
で、パソコン自体を持ち去るのは全く自由である。
【0011】そこで本発明の目的は、小型電子機器を机
上等に残していっても、これを盗難から防止することが
でき、しかも小型電子機器を持ちはこばれたとしても、
情報の遺漏を効果的に防止することのできる小型電子機
器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)所定の発信源から発信される赤外線を受信す
る赤外線受信手段と、(ロ)この赤外線受信手段が前記
した所定の発信源から発信される赤外線を受信しなくな
ったとき、回路装置を収容している本体部分に開閉自在
に配置された蓋部分を閉じた状態に保持するロック手段
と、(ハ)外部から入力されるパスワードがあらかじめ
設定した値と一致したときこのロック手段のロックを解
除して蓋部分を開閉可能にするロック解除手段とを小型
電子機器に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、赤外線
受信手段が前記した所定の発信源から発信される赤外線
を受信しなくなったとき、回路装置を収容している本体
部分に開閉自在に配置された蓋部分を閉じた状態に保持
することにし、パスワードを用いてこのロックを解除し
ない限り、蓋部分を開けることができないようにし、第
三者による小型電子機器の分解を不可能にしている。
【0014】請求項2記載の発明では、(イ)所定の発
信源から発信される赤外線を受信する赤外線受信手段
と、(ロ)装置を盗難防止のための盗難防止モードに設
定する盗難防止モード設定手段と、(ハ)この盗難防止
モード設定手段が盗難防止モードに設定した状態で赤外
線受信手段が前記した所定の発信源から発信される赤外
線を受信しなくなったとき、回路装置を収容している本
体部分に開閉自在に配置された蓋部分を閉じた状態保持
するロック手段と、(ニ)外部から入力されるパスワー
ドがあらかじめ設定した値と一致したときこのロック手
段のロックを解除して蓋部分を開閉可能にするロック解
除手段とを小型電子機器に具備させる。
【0015】すなわち請求項2記載の発明手は、小型電
子機器を盗難防止モードに設定した状態で赤外線受信手
段が所定の発信源から発信される赤外線を受信しなくな
ったとき、回路装置を収容している本体部分に開閉自在
に配置された蓋部分を閉じた状態保持することにし、パ
スワードを用いてこのロックを解除しない限り、蓋部分
を開けることができないようにし、第三者による小型電
子機器の分解を不可能にしている。このように盗難防止
モードの設定の有無によって小型電子機器の盗難防止の
ための機能をオン・オフできるようにしている。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、外部から入力されるパス
ワードは携帯型のリモートコントローラから赤外線によ
って入力されることを特徴としている。このように携帯
型のリモートコントローラを所有していれば、この小型
電子機器を外に持ち出すことができ、外出先等でこれを
置き忘れたような場合にも、情報が盗難される等の不都
合を回避することができる。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、回路装置を収容している
本体部分は一方向のみ開口した開校部を有する金属製の
ケースからなり、蓋部分はこの開口部を開閉させる構造
のディスプレイからなることを特徴としている。これに
より、蓋部分がロックされて開かなくなると、本体部分
から回路装置を取り外すことができなくなるので、情報
の漏洩を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
【0019】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例における小型電子
機器としてポータブルコンピュータの回路構成の概要を
表わしたものである。このポータブルコンピュータ10
は、コンピュータ本体11と、このコンピュータ本体1
1に対してヒンジ機構12によって開閉自在に配置され
た蓋部分13とによって構成されている。蓋部分13に
は、コンピュータ本体11と対面する側に液晶ディスプ
レイ(LCD)14が組み込まれている。
【0021】コンピュータ本体11内には、直流電源を
入力してこれを所望の電圧に変換するためのD−D(デ
ィジタル−ディジタル)コンバータ21と、このD−D
コンバータ21から得られた直流電圧をコンピュータ本
体11の内部の各回路に供給するための電源供給回路2
2と、内蔵電源による電源供給を行うためのバッテリ2
3と、液晶ディスプレイ14の動作を所定の場合にロッ
クするための1対のロック機構24、25と、これらの
ロック機構24、25を制御するためのLCDロック制
御回路27と、このLCDロック制御回路27に接続さ
れて赤外線通信を行うための本体側赤外線機能部28と
から構成されている。また、コンピュータ本体11の外
部には、D−Dコンバータ21に直流電源を供給するた
めのAC(交流)アダプタ31が配置されており、商用
電源32に接続されている。また、ポータブルコンピュ
ータ10には、付属機器として本体外赤外線機能部33
と赤外線通信リモートコントローラ(リモコン)34が
用意されており、本体外赤外線機能部33は電源供給の
ために商用電源32に接続されている。
【0022】バッテリ23は、ACアダプタ31が商用
電源32に接続されていない状態で、このポータブルコ
ンピュータ10内の後に説明するメモリに電源を供給し
て情報の保持を図ると共に、ポータブルコンピュータ1
0が盗難防止モードに設定されている状態で本体側赤外
線機能部28に電源の供給を行って、盗難を防止するた
めの制御が行われる状態を実現するようになっている。
また、ポータブルコンピュータ10が盗難防止モードに
設定されている状態で電源がオフになると、LCDロッ
ク制御回路27が作動して、蓋部分13を閉じたときそ
の状態で保持されるようになっている。
【0023】図2は、本実施例のポータブルコンピュー
タの外観を表わしたものである。ポータブルコンピュー
タ10の蓋部分13の図で上部の両角部には金属製の第
1および第2のフック41、42が取り付けられてお
り、コンピュータ本体11の対応する個所にはこれらを
掛止させるための第1および第2の掛止穴43、44が
穿たれている。また、コンピュータ本体11の右側面4
5には、ポータブルコンピュータ10のロックを解除す
るためのロックレバー46と、このポータブルコンピュ
ータ10にチェーン51の先端の金具52を嵌入させる
ための嵌入穴53が穿たれている。更にコンピュータ本
体11の前面55には、本体側赤外線機能部28の赤外
線送受信用窓56が配置されている。この図には示され
ていないが、コンピュータ本体11の左側面にもロック
レバー46が同様に配置されている。
【0024】図3は、ポータブルコンピュータを分解し
た状態データの部品配置を表わしたものである。このポ
ータブルコンピュータ10は、前記したヒンジ機構12
によって蓋部分13をコンピュータ本体11に対して開
閉自在としている。ヒンジ機構12は、コンピュータ本
体11側に配置された1対の筒状の金具12Aと、蓋部
分13側に設けられこれら筒状の金具12Aに遊嵌する
ピン12Bとによって構成されている。蓋部分13の閉
じた状態でヒンジ機構12そのものが破壊されないよう
に、組み立ての終了したヒンジ機構12はその前面の開
口部を保護蓋57で覆うようになっている。
【0025】コンピュータ本体11は、チタン等の軽重
量の金属からなる箱型のケース61内部底面に、バッテ
リ23、ハードディスク62、本体側赤外線機能部28
およびメモリ素子63等の回路部品を取り付けたもので
ある。ケース61の上部にはキーボード部64がネジ6
5によってケース61に固定されるようになっている。
ケース61の側壁にはある程度の厚みがあり、ロックレ
バー46の直上の位置には対応する第1または第2のフ
ック41、42を挿入して掛止するための掛止用穴4
3、44が穿たれている。
【0026】本実施例のポータブルコンピュータ10
は、盗難防止モードに設定されている状態で蓋部分13
を閉じると、掛止用穴67に挿入されたロックレバー4
6が後に説明する掛止金具に掛止され、ロックされる構
造となっている。また、ケース61は一体型となってお
り、底板をネジで取りつけた構造とはなっていない。し
たがって、コンピュータ本体11の底側からポータブル
コンピュータ10を分解することはできず、また、ポー
タブルコンピュータ10のロック状態では蓋部分13を
開かない限りネジ65を取り外すことはできない。すな
わち、キーボード部64を取り去ってハードディスク6
2等の内部部品を持ち出すことが不可能となっている。
【0027】図4は、このポータブルコンピュータの蓋
部分が閉じた状態を表わしたものである。前記したよう
に蓋部分13を閉じると、コンピュータ本体11側の保
護蓋57の前方を蓋部分13が覆うようになる。従っ
て、ポータブルコンピュータ10が盗難防止モードでロ
ックされた状態で、保護蓋57を取り外してコンピュー
タ本体11と蓋部分13を分離することはできず、両者
の分離という手法でポータブルコンピュータ10の内部
を分解することもできない。
【0028】図5はロック機構の機構部分が解除された
状態を表わし、図6はロック機構が作動してロック状態
となった状態を表わしたものである。ロックレバー46
は、その底面からコンピュータ本体11内部に向けて突
出した連結金具72が、図5または図6に示す第2の掛
止穴44に摺動自在に配置された掛止金具73に対し
て、長穴75を遊嵌する形で連結されている。したがっ
て、金属製のロックレバー46が矢印71方向に移動す
ると、掛止金具73もこれと一体として第2の掛止穴4
4の内部を移動する。なお、図5および図6は、ポータ
ブルコンピュータ10の右側面45を示して入る。左側
面では第1の掛止金具43(図3参照)が、対応する第
1のフック41と掛合することになるが、この関係は第
2のフック42の場合と全く同一なので、この説明は省
略することにする。
【0029】掛止金具73の上部は、蓋部分に一部埋設
された第2のフック42を掛止するように直角に折れ曲
がった鍵部73Aを構成している。従って、図5に示す
ようにロックレバー46を、図示しないバネの抗力に逆
らって、第2の掛止穴44の内部で、第2のフック42
から遠ざかる方向(図で右方向)に限界位置まで移動さ
せると、第2のフック42を第2の掛止穴44に挿入
し、図3に示したように蓋部分13を完全に閉じること
ができる。この状態で、操作者がロックレバー46から
手を離せば、前記したバネの復帰力によって鍵部73A
の凹分に第2のフック42の先端が嵌合する。これによ
って、ポータブルコンピュータ10の蓋部分13がロッ
クされることになる。
【0030】ただし、ポータブルコンピュータ10が盗
難防止モードに設定されていない状態では、操作者は自
由にロックレバー46を矢印71方向に移動させること
ができる。すなわち、第2のフック42の掛止金具73
に対する掛止状態をいつでも解除することができ、蓋部
分13を図2に示したように開けることができる。盗難
防止モードに設定されて入る場合には、次に説明するよ
うにロックレバー46が矢印71方向に移動できない状
態となり、このロック状態を解除するためには、次の2
つの条件に合致することが必要になる。
【0031】図1に示した本体外赤外線機能部33と
通信できる環境にあること。すなわち、本実施例のポー
タブルコンピュータ10が机の上から持ち去れた場合の
ように、本体側赤外線機能部28が本体外赤外線機能部
33と通信できなくなった場合には、このロック状態を
解除することはできない。
【0032】図1に示した赤外線通信リモートコント
ローラ34からポータブルコンピュータ10側にあらか
じめ設定したパスワードを入力すること。すなわち、た
とえポータブルコンピュータ10が設置されている場所
でロックレバー46を操作しようとしても、赤外線通信
リモートコントローラ34からパスワードを入力してこ
れが一致しなければ、ロック状態を解除することはでき
ない。
【0033】このようなロック状態の解除の制御は、図
1に示したLCDロック制御回路27が行う。そして、
前記した条件を満たさず、ロックの解除が許容されない
状態では、図1に示した1対のロック機構24、25が
掛止金具73の移動を電気的に阻止する。このような機
構は各種存在しうる。
【0034】例えば、ロック機構24、25はソレノイ
ドを備えており、その図示しないプランジャを電源のオ
ン・オフに応じて進退するようになっている。図5およ
び図6に示した掛止金具73には、このプランジャの先
端部分を嵌入する穴が開けられており、図6に示したロ
ック状態でプランジャの先端部分とこの穴がちょうど向
き合った位置に設定されている。したがって、ポータブ
ルコンピュータ10が盗難防止モードに設定されている
状態でプランジャの先端部分がこの穴に嵌入するように
すれば、掛止金具73の移動を阻止してロック状態を継
続することができる。
【0035】図7は、この実施例のポータブルコンピュ
ータの回路構成の要部を表わしたものである。このポー
タブルコンピュータ10は、各種制御を行うためのCP
U(中央処理装置)81を備えている。CPU81はデ
ータバス等のバス82を介して装置内の各部と接続され
ている。このうちROM63Aは、このポータブルコン
ピュータ10の各部を制御するためのを格納したリード
・オンリ・メモリである。また、RAM63Bは各種デ
ータを一時的に格納するための作業用メモリであり、ラ
ンダム・アクセス・メモリによって構成されている。キ
ーボード部64は入力回路83を介してバス82に接続
されており、各種データのキー入力を行うようになって
いる。ハードディスク62はスカジカード等のディスク
制御回路85を介してバス82に接続され、作成した文
書等のデータや各種制御のためのプログラムを格納する
ようになっている。本体側赤外線機能部28およびロッ
ク機構24、25もバス82に接続されている。
【0036】図8は、このポータブルコンピュータを購
入した後の最初の電源投入時の制御を表わしたものであ
る。なお、この制御および後に説明する他の制御でコン
ピュータ本体11側に係わるものは、図7に示したRO
M63Aまたはハードディスクに格納されたプログラム
を実行することによって実現されている。
【0037】まず、ポータブルコンピュータ10の電源
が最初に投入されると(ステップS201:Y)、図2
に示した液晶ディスプレイ14にパスワードの設定要求
が表示される(ステップS202)。なお、ポータブル
コンピュータ10を購入した時点では後に詳しく説明す
るロック機構が作動していないので、操作者は蓋部分1
3を開けてキーの操作を行うことができる。操作者がパ
スワードを入力すると(ステップS203:Y)、次に
CPU81は盗難防止モードをオンに設定するかオフに
設定するかの設定要求を液晶ディスプレイ14に表示す
る。操作者いずれかに設定すると(ステップS205:
Y)、この後、CPU81はポータブルコンピュータ1
0の電源がソフトウェア的にオフされる時点を待機する
(ステップS206)。そして、電源がオフにされた時
点で(ステップS206:Y)、RAM63Bの不揮発
性メモリ領域に格納されている盗難防止モードのオン・
オフ情報を読み出す。この結果、盗難防止モードに設定
されている場合には(ステップS207:Y)、ロック
機構を作動させる。すなわち、蓋部分13が閉じた状態
でこれをロックする。盗難防止モードに設定されていな
い場合には(ステップS207:N)、ロック機構を作
動させずに処理を終了させる(エンド)。
【0038】図9は、ロック機構が作動している盗難防
止モードでロックを一時的に解除するための作業の流れ
を表わしたものである。すでに説明したようにロック機
構が作動している状態では、蓋部分13が閉じられた状
態のままとなる。この状態を解除するためには、図1に
示した赤外線通信リモートコントローラ34からポータ
ブルコンピュータ10に対してパスワードを送出する必
要がある。パスワードが送出されると、本体側赤外線機
能部28がこれを受信する(ステップS301)。CP
U81は受信したパスワードをRAM63Bの不揮発性
メモリ領域に格納されている登録されたパスワードと比
較する(ステップS302)。そして、両者が一致して
いれば(ステップS303:Y)、そのポータブルコン
ピュータ10の所有者が解除の操作を行ったものとして
ロック機構を解除する(ステップS304)。これに対
して、送出されてきたパスワードが間違っているような
場合には(ステップS303:N)、ロック機構の解除
は行わない。
【0039】図10は、ポータブルコンピュータを持ち
去ろうとした場合の制御の様子を表わしたものである。
本実施例のポータブルコンピュータ10は、図2に示し
たようにチェーン51の先端の金具52をポータブルコ
ンピュータ10の嵌入穴53に嵌入することで机上等か
ら勝手に持ち去ることができないようになっている。し
かしながら、これにもかかわらずポータブルコンピュー
タ10を持ち去ろうとする者があった場合、その使用や
コンピュータ本体11の分解を防止することができるよ
うになっている。
【0040】すなわち、盗難防止モードでCPU81は
図1に示した本体外赤外線機能部33から所定のID情
報を含んだ赤外線が本体側赤外線機能部28に常に送信
されているかどうかを監視している(ステップS40
1)。ID情報の同一性のチェックを行うことにしてい
るのは、ポータブルコンピュータ10を持ち去った者が
同様の本体外赤外線機能部33から赤外線を受信するこ
とで、持ち去ったことの検出を免れることのないように
するためである。ただし、盗難防止のためのチェックシ
ステムによっては、単純に赤外線が受信されるか否かを
チェックする者であっても十分である。
【0041】赤外線機能部28に赤外線が受信されなか
ったような場合、あるいは受信されてもID情報が違っ
ていたような場合、CPU81はポータブルコンピュー
タ10がソフトウェア的に電源オフとなっているかどう
かを判別する(ステップS402)。電源がオフとなっ
ている状態では(Y)、ブザーによる警報音を発生させ
て(ステップS403)、ロック機構を作動させ(ステ
ップS404)、ポータブルコンピュータ10の蓋部分
13が開けられることのないようにしている。
【0042】電源がオフとなっていない状態では(ステ
ップS402:Y)、この時点でポータブルコンピュー
タ10を元の場所に戻すことを指示する警告表示が行わ
れる(ステップS405)。警告表示は、液晶ディスプ
レイ14に語句や絵を表示することによって行ってもよ
いし、ブザーを鳴動させたり警告用の音声を出力するよ
うにしてもよい。ポータブルコンピュータ10の本来の
所有者が何らかの理由でこれを他の場所に移動させたよ
うな場合には、所定の時間tを経過する前に元の位置に
戻せば(ステップS406:N)、警告表示は行われな
くなる。
【0043】これに対して、所定の時間が経過してもポ
ータブルコンピュータ10が元の位置に戻されなかった
ような場合には、盗難の可能性がある。そこで、時間t
が経過した時点で更に同一のID情報が受信されている
かどうかをチェックする(ステップS407)。同一の
ID情報が使用されている場合には(Y)、ポータブル
コンピュータ10が通常配置されるべき位置に配置され
たことになる。従って、この場合には盗難が発生してい
ないのでロック機構を作動させることなく処理を終了さ
せる(エンド)。
【0044】これに対して、時間tが経過した時点で赤
外線が検出されなかったり検出されてもID情報が同一
ではなかった場合(ステップS407:N)、ポータブ
ルコンピュータ10の電源をソフトウェア的に遮断する
(ステップS408)。そして、このポータブルコンピ
ュータ10の蓋部分13が閉じられた状態でこれをロッ
クし(ステップS404)、コンピュータ本体11を分
解できないようにする。
【0045】なお、本実施例のポータブルコンピュータ
10はこれを動作させている状態でパスワードが一致す
ることを条件として盗難防止モードの解除設定を行うこ
とができる。したがって外出先にこのポータブルコンピ
ュータ10を持っていく場合には、盗難防止モードを解
除することにより、本体外赤外線機能部33との赤外線
の通信による持ち出しの監視を解除することができる。
このようにポータブルコンピュータ10を携行する場合
には、赤外線通信リモートコントローラ34をもって行
くことで、盗難防止モードの設定時でもコンピュータの
起動を行うことができる。
【0046】また、このようにポータブルコンピュータ
10を携行する場合には、図10で説明した制御の代わ
りに単純に電源がオフとなったときロック機構を作動さ
せるようなモードに移行させることもできる。このよう
な特別なモードに設定しておくと、そのポータブルコン
ピュータ10を置き忘れたような場合に、第三者がその
蓋部分13を開くことができず、セキュリティを確保す
ることができることになる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、赤外線受信手段が所定の発信源から発信され
る赤外線を受信しなくなったとき、回路装置を収容して
いる本体部分に開閉自在に配置された蓋部分を閉じた状
態に保持することにしたので、小型電子機器の多くに備
わっている赤外線の通信手段を使用して盗難防止の効果
を簡単に高めることができる。しかもパスワードを用い
てこのロックを解除しない限り、蓋部分を開けることが
できないようにしたので、第三者による小型電子機器の
アクセスや部品の持ち出しを防止することができる。
【0048】また請求項2記載の発明によれば、盗難防
止モードのオン・オフ制御を行うことができるので、盗
難の発生しにくい環境で小型電子機器を共同使用するよ
うな場合にはこの小型電子機器の蓋部分を開く際に特別
の手順を踏む必要がなく、環境に応じ機器の機能を使い
分けることができるという利点がある。
【0049】更に請求項3記載の発明によれば、携帯型
のリモートコントローラを所有していれば、この小型電
子機器を外に持ち出すことができ、外出先等でこれを置
き忘れたような場合にも、情報が盗難される等の不都合
を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるポータブルコンピュ
ータの回路構成の概要を表わしたブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例の小型電子機器としてのポ
ータブルコンピュータの蓋部分を開いた状態を示す斜視
図である。
【図3】 本実施例のポータブルコンピュータを分解し
た状態の部品配置を表わした斜視図である。
【図4】 本実施例のポータブルコンピュータの蓋部分
が閉じた状態を表わした斜視図である。
【図5】 本実施例でロック機構の機構部分が解除され
た状態を表わした斜視図である。
【図6】 本実施例でロック機構が作動してロック状態
となった状態を示す斜視図である。
【図7】 実施例のポータブルコンピュータの回路構成
の要部を表わしたブロック図である。
【図8】 ポータブルコンピュータを購入した後の最初
の電源投入時の制御を表わした流れ図である。
【図9】 ロック機構が作動している盗難防止モードで
ロックを一時的に解除するための作業の流れを表わした
流れ図である。
【図10】 ポータブルコンピュータを持ち去ろうとし
た場合の制御の様子を表わした流れ図である。
【図11】 ポータブルコンピュータの保護のための制
御の流れを示した流れ図である。
【符号の説明】
10 ポータブルコンピュータ(小型電子機器)、 11 コンピュータ本体 23 バッテリ 24、25 ロック機構 27 LCDロック制御回路 28 本体側赤外線機能部 33 本体外赤外線機能部 41、42 フック 46 ロックレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G08B 25/00 510 H04Q 9/00 311U H04Q 9/00 311 H05K 5/03 D H05K 5/03 G06F 1/00 312S (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 370 E05B 49/00 E05B 65/00 E05B 73/00 G06F 1/16 G08B 15/00 G08B 25/00 510 H04Q 9/00 311 H05K 5/03

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の発信源から発信される赤外線を受
    信する赤外線受信手段と、 この赤外線受信手段が前記所定の発信源から発信される
    赤外線を受信しなくなったとき、回路装置を収容してい
    る本体部分に開閉自在に配置された蓋部分を閉じた状態
    に保持するロック手段と、 外部から入力されるパスワードがあらかじめ設定した値
    と一致したときこのロック手段のロックを解除して前記
    蓋部分を開閉可能にするロック解除手段とを具備するこ
    とを特徴とする小型電子機器。
  2. 【請求項2】 所定の発信源から発信される赤外線を受
    信する赤外線受信手段と、 装置を盗難防止のための盗難防止モードに設定する盗難
    防止モード設定手段と、 この盗難防止モード設定手段が盗難防止モードに設定し
    た状態で前記赤外線受信手段が前記所定の発信源から発
    信される赤外線を受信しなくなったとき、回路装置を収
    容している本体部分に開閉自在に配置された蓋部分を閉
    じた状態保持するロック手段と、 外部から入力されるパスワードがあらかじめ設定した値
    と一致したときこのロック手段のロックを解除して前記
    蓋部分を開閉可能にするロック解除手段とを具備するこ
    とを特徴とする小型電子機器。
  3. 【請求項3】 前記外部から入力されるパスワードは携
    帯型のリモートコントローラから赤外線によって入力さ
    れることを特徴とする請求項1または請求項2記載の小
    型電子機器。
  4. 【請求項4】 回路装置を収容している本体部分は一方
    向のみ開口した開校部を有する金属製のケースからな
    り、前記蓋部分はこの開口部を開閉させる構造のディス
    プレイからなることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の小型電子機器。
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