JP3032906U - 商品案内表示部付フック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は商品を与えられた陳列展示面積のなか
で、２倍３倍の多品種を商品の選定と取りだしも容易な
フック。 【解決手段】本考案は２商品案内表示部で書品の選定を
して、１フックごと商品を取りだし、従来の棒状フック
に本考案の商品案内表示部付フックを二個、三個と使う
事で、二倍、三倍の品種（Ａ、ＢＣ）を陳列展示でき
る。金属製フックには爪をつけ商品案内カードを固定さ
せて、小さく軽量の商品に用いるプラスチック製の案内
カードを出し入れできるカードケースはフックと一体化
されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、商品案内表示部を設けた商品吊り下げフックに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

店舗での商品の陳列は、一般的に棒状フックに掛けて販売している。この一本 のフックに、数種類の商品を掛けた場合、商品選定商品の出し入れは、数点の商 品をフックから取り出し、不要な残りの商品をフックに戻す面倒な作業を消費者 に負担させていた。 又、限られた店舗面積、展示陳列面積の中での多品種の品揃えは限度であり、 店舗の商品在庫管理も困難であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

店舗で一本の棒状フックに多品種を掛けた場合の商品選定は、 一つ一つめくって選ぶ、又はフックから取り外して選ぶのである。 商品の出し入れもヘッダーの穴を通して何個かをとりだし、必要な物とって、残 りの何個かはヘッダーの穴を通してフックに戻さなければならない。この事から 数量の把握も発注業務も不便である。従って商品案内表示部で商品選定をし、商 品吊り下げ部に品種毎に吊り下げる事で、商品の出し入れも容易になる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、一品種毎に考案のフックを使います。三品種を掛ける場合、一つ目 は棒状フックの前面にかける、二つ目はこの考案のフックにかける。三つ目も本 考案のフックにかける。商品案内表示部を見て商品選定をします。商品の出し入 れは本考案のフック毎、棒状フックから外して必要な商品を取りだし、残りの商 品はフック毎、棒状フックに戻します。２倍、３倍の多品種小ロットの陳列が可 能で、商品選定も取りだしも容易になり、商品在庫管理、（商品数量把握、発注 業務、棚卸）も容易にする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案のフックを使い、フックに多品種を陳列する場合、フックの前面に吊る した商品のヘッダーの上に突き出て見える商品案内表示部の下に位置する吊り下 がり部は横に持ち上げてフックから外したり戻したりと簡単になる。商品吊り下 げ部と棒状フックの向きは同じ向きにある。

【０００６】

【実施例】

以下添付図面に従って一実施例を説明する。２は商品案内表示部でカードにな ったものを、３の爪で固定している。６棒状フックに５ヘッダーの穴を通して４ 商品Ａ種類が掛けられ、Ｂ種類は本考案の１フック本体の１ｂ商品吊り下げ部に 掛けて１ａ吊り下がり部を６棒状フックに掛けて商品展示している。

【０００７】 ４商品のＣ種類は７フック（商品案内表示部と一体化）にかけられ、フック本体 と一体化された８商品案内表示部は案内文を差し込めて透明である。

【０００８】

【考案の効果】

上述の様に、本考案の商品案内表示部付フックは、多品種小ロットの店舗展開に 於て商品案内表示部を見て商品を選定し、商品の取りだしは本考案のフックごと 横に持ち上げて、棒状フックから外して取り出す。残りはフックごと棒状フック に戻します。 消費者に面倒な負担をかけず。店舗運営、在庫管理、棚卸、又発注業務もスムー ズにおこなえる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の商品案内表示部付フックの一実施例を
示す斜視図である。

【図２】本考案の商品案内表示部付フックの斜視図であ
る。

【図３】本考案の商品案内表示部付フックの一実施例を
示す側面図である。

【図４】本考案の商品案内表示部と一体化したフックの
斜視図である。

【図５】本考案の商品案内表示部と一体化したフックの
一実施例の側面図である。

【符号の説明】

１ フック本体 １ａ フック吊り下がり部 １ｂ フック商品吊り下げ部 ２ 商品案内表示部（案内カード） ３ 商品案内表示部を固定する爪 ４ 商品 ５ 商品ヘッダー ６ 棒状フック ７ 商品案内表示部と一体化しているフック本体 ８ フック本体と一体化している商品案内表示部

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【手続補正書】

【提出日】平成８年７月３１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】フックに商品案内表示部を設け、このフッ
   クの吊り下がり部の上部から突き出た二組（二本一組）
   の爪で挟む商品案内表示部は、脱着可能で、吊り下げる
   商品の変更に合わせて案内表示も変える。吊り下がり部
   の開口の向きは、正面から見た場合横に開き、対して商
   品吊り下げ部開口の向きは、正面に向かって開いている
   商品案内表示部付、商品吊り下げフック。
2. 【請求項２】小型軽量の商品を吊るすにはプラスチック
   製で商品案内表示部とフックの吊り下がり部を一体化さ
   せる。案内表示は紙に印刷した物でも出し入可能なケー
   ス状をした、商品吊り下げフック。