JP3032642B2 - 超音波センサー - Google Patents

超音波センサー

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JP3032642B2
JP3032642B2 JP4153979A JP15397992A JP3032642B2 JP 3032642 B2 JP3032642 B2 JP 3032642B2 JP 4153979 A JP4153979 A JP 4153979A JP 15397992 A JP15397992 A JP 15397992A JP 3032642 B2 JP3032642 B2 JP 3032642B2
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ultrasonic sensor
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vibrator
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肇 佐々木
直哉 東
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のバンパー等
に搭載して装着し、この自動車に接近してくる障害物を
超音波で検知するため超音波センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に使用されている超音波センサ
ーは、長いホーン形状を有する成形品で作製されてお
り、指定された或る特定の場所にネジを使用して固定す
ることにより装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の超音
波センサーは、上記のように長いホーン形状の成形品で
あるために、体裁上、外観的にはあまり好ましくない形
状であり、また、ネジを使用して超音波センサーを取り
付けることは、その装着作業に手間が掛かる欠点があ
る。
【0004】しかしながら、この発明によれば上記した
欠点を除去できるもので、センサーハウジングに外力が
加わっても脱落することがなく、装着しにくい場所、例
えば車のバンパーのような場所でもその厚みを吸収して
容易に固定することができ、かつ、路面からの反射によ
る誤動作を防止するとともに、横方向に広い検知エリア
を持つ超音波センサーを提供することをその目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、内部に、振動子を保持するためのホ
ーン形状の振動子保持ゴムが収納されているセンサーハ
ウジングの前面に、フェイスカバーを本体保持バネによ
り装着し、そのフェイスカバーとセンサーハウジングと
で前記振動子保持ゴムを挟着するものであり、本体保持
バネは、異方向に突出したアームを具備しているととも
に、そのアームの長さは異なるものであり、また、本体
保持バネのアーム先端とセンサーハウジングとの間に、
弾力性を持つフェイスカバーを介在させており、さら
に、防滴型超音波振動子を保持している振動子保持ゴム
は、ホーン形状を成して縦横比率1.2〜1.5の長円
形を持つ開口部を有している。
【0006】
【作用】この発明の作用について述べる。センサーハウ
ジングの内部に、ホーン形状を有する振動子保持ゴムを
収納して、そのセンサーハウジングの前面に、本体保持
バネによりフェイスカバーを装着し、そのフェイスカバ
ーとセンサーハウジングとで振動子保持ゴムを挟着する
ものであり、異方向に突出し長さの異なる本体保持バネ
のアーム先端とセンサーハウジングとの間に、弾力性を
持つフェイスカバーを介在させる。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照しながら
具体的に説明する。図1の(a)はこの発明の超音波セ
ンサーを一部切欠したものの正面図、(b)は同上の
(a)の上面図、(c)は同上の(a)の左側面図であ
るが、この超音波センサーXを、図2に示すように、例
えば自動車YのバンパーZのコーナ部分に装着する。な
お、図2中のLは自動車Yのヘッドランプである。そし
て、超音波センサーXによる音波の反射信号は、障害物
がない状態では、図3の(a)に示すような波形を示す
が、自動車Yに障害物が接近した場合には、その障害物
からの反射波の信号は、図3の(b)のような波形を示
す。
【0008】図1において、センサーハウジング2内に
は、内部に防水用の充填剤9が充填されている回路ブロ
ツク1,吸音材5,マイクロホン(振動子)6,振動子
保持ゴム7を収納しており、センサーハウジング2に
は、蓋の役目をするセンサーハウジング3が装着されて
いる。センサーハウジング3の前面には、柔軟性を有す
るフェースカバー4が装着されているが、このフェース
カバー4は、センサーハウジング3とともに振動子保持
ゴム7を抑えている。そして、超音波センサーXを自動
車YのバンパーZのコーナ部分に装着した場合には、フ
ェースカバー4の柔軟性のために自動車のバンパーZの
コーナ部分の曲率を吸収するようになっており、このフ
ェースカバー4によって外観的な体裁をよくしている。
超音波センサーXを保持するための本体保持バネ8は、
図4に示す形状を有しており、センサーハウジング2,
3により挟持されて超音波センサーXに固定される。
【0009】図5は図1の回路ブロツク1の内部回路図
を示している。マイクロホン(振動子)β(図1のマイ
クロホン6)を電気的に振動させるために、端子Tに外
部信号を入力するのであるが、この入力信号は、残響吸
収回路αを通ってマイクロホンβに加わり、マイクロホ
ンβに加えられた電気的振動は機械的振動に変換され
て、この振動による音波信号が空中に発射されるのであ
る。
【0010】このとき障害物があると、この障害物によ
り音波が反射されてきて再びマイクロホンβに返ってく
るが、マイクロホンβに返ってきた音波信号は、再び電
気的な信号に変換されたのち、増幅器γに入力されて増
幅されることになり、この増幅された信号が端子Rから
外部に出力されるのである。この場合に端子Rに表れる
信号は、前述した図3に示した波形図のようになる。
【0011】図6はマイクロホン6と振動子保持ゴム7
との関係を表す模式図で、(a)はその正面図、(b)
はその右側面図、(c)はその下面図である。この図で
は、横xmm、縦ymmの開口部nを有する振動子保持
ゴム7は、ホーン形状を形成していることを示してい
る。ここで、x=12mm〜13mm,y=16mm〜
17mmに設定すると、外部信号を端子Tに入力してか
ら、端子Rに出力信号が表れるまでの一連の動作により
形成される超音波センサーXの信号の指向性は、図7に
示すようになる。この図に示すように、横方向には広
く、縦方向に狭く縮小された形状を有する偏平型の指向
性を持つのである。
【0012】図8は超音波センサーのフェースカバーを
取り外した状態を示しており、フェースカバーを一部切
欠したものの分解斜視図である。図において、フェース
カバー4は、その裏面の四隅に設けられている弾力性を
持つ脚片a,b,c,dの孔a′,b′,c′,d′
と、センサーハウジング2のツメa″,b″およびリブ
c″,d″とが係合することにより、センサーハウジン
グ2に固定されている。このとき、ツメa″,b″の方
向イとリブc″,d″の方向ロとは異なる方向となって
いるので、フェースカバー4とセンサーハウジング2と
を離脱する力が、前記方向イと方向ロに同時に加わらな
い限り、両者を離脱することができない。
【0013】図9は図1の(a)を矢印方向に視た側面
図であって、本体保持バネ8のアーム10,10,1
0,10を異方向に出すことによって、図9に示す矢印
方向に保持力を発生させ、図2に示すように自動車Yの
バンパーZのコーナ部分に装着することができる。図1
0はセンサーハウジング2,フェースカバー4,本体保
持バネ8の位置関係を示す模式図であり、本体保持バネ
8のアーム10,10,10,10のそれぞれの先端
を、フェースカバー4の弾力性のある脚片a,b,c,
dに位置させることにより、本体保持バネ8に図中矢印
方向に力が加わっても、本体保持バネ8のバネ性および
フェースカバー4の弾力性により力を分散させて永久変
形しないのである。
【0014】図11は本体保持バネ8を図1の(b)を
矢印方向に視た側面図であるが、図中の斜線で示した部
分s,s′は、この図に示すように、自動車のバンパー
に超音波センサーXを固定する所と当たる部分である。
この当たり部分により、本体保持バネ8が撓むことにな
り、その反発力により超音波センサーXを支持するので
ある。そして、本体保持バネ8のバネ本体から斜線部に
至るまでのの距離x,x′およびy,y′を、本体保持
バネ8の各アーム10毎に変えて、図12に示すバンパ
ーZの厚みzが変化しても、その変化を距離x,x′お
よびy,y′が異なることにより吸収し、保持力を維持
することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明は前記のように構成して成るも
ので以下のような効果がある。即ち、フェースカバーを
異方向にツメ、リブで支持することにより、フェースカ
バーの離脱を防止することができる。また、異方向に働
くアームを有する本体保持バネにより、センサー本体に
外部から力が加わっても離脱することがなく、装着しに
くい場所、例えば自動車のバンパーでもその厚みを吸収
して容易に固定することができる。しかも、力を分散さ
せることにより本体保持バネの永久変形を防止すること
ができる。なお、縦平型の検知エリアを有しているため
に、バンパーの中央部に固定しても路面からの反射によ
る誤動作を防止することができるなど色々な優れた特長
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の超音波センサーを示しており、
(a)は超音波センサーを一部切欠したものの正面図、
(b)は(a)の上面図、(c)は(a)の左側面図。
【図2】超音波センサーを、自動車のバンパーのコーナ
部分に装着した状態を示す一部切欠したものの斜視図。
【図3】(a)は超音波センサーの動作において障害物
がない状態の波形図、(b)は同上の障害物がある場合
にその障害物からの反射信号の波形図。
【図4】本体保持バネの外観斜視図。
【図5】回路ブロツクの内部回路図。
【図6】マイクロホンと振動子保持ゴムとの関係を表す
模式図を示しており、(a)はその正面図、(b)はそ
の右側面図、(c)はその下面図。
【図7】指向性図。
【図8】超音波センサーのフェースカバーを取り外した
状態を示す分解斜視図。
【図9】図1の(a)を矢印方向に視た側面図。
【図10】センサーハウジング,フェースカバー,本体
保持ばねの位置関係を示した模式図。
【図11】本体保持バネを図1の(b)を矢印方向に視
た側面図。
【図12】本体保持バネがフェイスカバーに当接した状
態を示す側面図。
【符号の説明】
1 回路ブロツク 2,3 センサーハウジング 4 フェイスカバー 6 振動子 7 振動子保持ゴム 8 本体保持バネ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−56598(JP,A) 特開 平4−35600(JP,A) 特開 昭60−194699(JP,A) 特開 昭60−194380(JP,A) 実開 昭63−171099(JP,U) 実開 昭61−190875(JP,U) 実開 昭61−118864(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96 H04R 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に、振動子を保持するためのホーン
    形状の振動子保持ゴムが収納されているセンサーハウジ
    ングの前面に、フェイスカバーを本体保持バネにより装
    着し、そのフェイスカバーとセンサーハウジングとで前
    記振動子保持ゴムを挟着することを特徴とする超音波セ
    ンサー。
  2. 【請求項2】 本体保持バネは、異方向に突出したアー
    ムを具備していることを特徴とする請求項1記載の超音
    波センサー。
  3. 【請求項3】 異方向に突出したアームを具備している
    本体保持バネのアーム先端とセンサーハウジングとの間
    に、弾力性を持つフェイスカバーを介在させたことを特
    徴とする請求項1記載の超音波センサー。
  4. 【請求項4】 異方向に突出した本体保持バネのアーム
    の長さが異なることを特徴とする請求項1記載の超音波
    センサー。
  5. 【請求項5】 防滴型超音波振動子を保持している振動
    子保持ゴムは、ホーン形状を成して縦横比率1.2〜
    1.5の長円形を持つ開口部を有していることを特徴と
    する請求項1記載の超音波センサー。
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JP4581545B2 (ja) * 2004-08-02 2010-11-17 株式会社デンソー 超音波センサの取付け構造
JP4839587B2 (ja) * 2004-08-02 2011-12-21 株式会社デンソー 超音波センサの取付け構造
DE102007008744B4 (de) 2006-03-15 2012-10-31 Denso Corporation Ultraschallsensor
DE102006015512B4 (de) * 2006-03-31 2010-01-21 Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg Vorrichtung aus einer Messkammer und einem über einen Schnellverschluss in die Messkammer integrierbaren Resonator für die Flüssigkeitssensorik
CN110596684A (zh) * 2019-10-17 2019-12-20 苏州优达斯汽车科技有限公司 一种新型超声波传感器

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