JP3032626U - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP3032626U
JP3032626U JP1996006522U JP652296U JP3032626U JP 3032626 U JP3032626 U JP 3032626U JP 1996006522 U JP1996006522 U JP 1996006522U JP 652296 U JP652296 U JP 652296U JP 3032626 U JP3032626 U JP 3032626U
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JP
Japan
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cutting machine
reference roller
blade
asphalt
holder
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JP1996006522U
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English (en)
Inventor
達彦 武内
Original Assignee
朝日建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート製の側溝の天端にはみだしたア
スファルト端部を、側溝を傷めることなく確実に切断す
る。 【解決手段】 地面に対して垂直に円盤状の刃22を有
し、コンクリートやアスファルトを切断する。切断機本
体に取り付けられた保持体24と、刃22とほぼ平行に
保持体24に軸支された円盤状の基準ローラ30と、基
準ローラ30が設けられた保持体24の地面に対する垂
直方向の位置を変える高さ調節装置26が設けられてい

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、舗装後に、アスファルト端部を切りそろえる切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
アスファルトで舗装された道路などの端部は、舗装直後は道路側縁に隣接する コンクリート製の側溝等の上に、余分なアスファルトがはみだした状態となる。 従来、舗装完了後の清掃時に、コンクリート製の側溝の天端等にはみだしたアス ファルト端部の法線を通すため、平タガネと石頭ハンマーを使用して余分なアス ファルト端部を人手で切断していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
道路舗装のオーバーレイ工事や市街地工事等においては、即日に車の通行を開 放しなければならない現場が多数あり、上記従来の方法では時間がかかるという 問題があった。また、車道部に於ては一般車輌の通行と平行した作業になり、危 険な作業であった。さらに、作業に係わる作業員も腰を下ろしての作業のため、 腰痛を起こし易く長時間作業ができず、効率が悪く、非常に人件費がかかるもの であった。従って、この作業を迅速で安全に行なうため、作業の機械化が望まれ ていた。
【0004】 一方、従来アスファルトの舗装面等を垂直方向に貫通して切断するため、手押 し式のコンクリートカッターが使用されていた。しかし、コンクリート製の側溝 の天端にはみだしたアスファルトの端部を、側溝を傷つけずにアスファルトだけ 切断することができるカッターはなかった。
【0005】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたもので、コンクリート 製の側溝の天端にはみだしたアスファルト端部を、側溝を傷めることなく確実に 切断することができる切断機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、地面に対して垂直に円盤状の刃を有しコンクリートやアスファル トを切断する切断機であり、切断機本体に取り付けられた保持体と、上記刃とほ ぼ平行に上記保持体に軸支された円盤状の基準ローラと、上記基準ローラが設け られた上記保持体の地面に対する垂直方向の位置を変える高さ調節装置が設けら れている切断機である。そして、上記刃と上記基準ローラは、各々の下端部が互 いに地面に対して水平方向にほぼ同じ高さに位置し、その相対的位置を調節可能 に設けられている。さらに、上記保持体は上記切断機本体の下部に取り付けられ 、上記刃の側方に上記基準ローラが位置し、上記基準ローラを保持した上記保持 体の一部が上記高さ調節装置により位置調節可能に設けられているものである。
【0007】 この考案の切断機は、基準ローラを側溝の天端に当接させると、刃の下端部も 基準ローラと水平方向に同じ高さに位置決めされる。これにより、刃は側溝の天 端に到達せずに天端の上のアスファルトだけを切断する。そしてこの考案の切断 機は、アスファルトを切断しながら法線に沿って手動で移動される。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1,図2 はこの考案の切断機10の実施の形態を示すもので、コンクリートカッター12 は、燃料を入れるタンク15と駆動部16を有し、コンクリートカッター12の 下方には、コンクリートカッター12を支持し、また移動させるための車輪18 が複数個取り付けられている。さらに、切断時に用いる水タンク14が上部に設 けられている。そして、コンクリートカッター12を手動で押すためのハンドル 20が設けられている。駆動部16には、円盤状の刃22が地面に対して垂直に 、そして車輪18に対して平行に取り付けられている。刃22の下端は、車輪1 8の下端よりも下方に突出可能に設けられている。
【0009】 コンクリートカッター12の下方であって駆動部16の側方には、フレーム状 の保持体24が略水平に取り付けられている。保持体24のハンドル20側には 、高さ調節装置26が設けられている。高さ調節装置26は、保持体24の一端 部にL字状のリンク片27が接続され、保持体24とリンク片27が垂直方向に 揺動可能に設けられている。そして、リンク片27には、図示しないナット部材 が設けられ、ネジ軸29が螺合するとともに、ネジ軸29の先端部が保持体24 に連結されたされたメネジ部材31に螺合している。メネジ部材31は、保持体 24に対して軸28を中心に揺動可能に設けられ、ネジ軸29の突没による保持 体24の揺動を可能にしている。ネジ軸29には、回転用のハンドル33が設け られ、ハンドル33の回転により、ネジ軸29のメネジ部材31との突没位置が 調整され、相対的に保持体24の角度を変更し、基準ローラ30を上下させる。
【0010】 駆動部16の側方に位置した保持体24は、刃22の平面と平行な部分に、刃 22と平行に基準ローラ30が設けられ、この基準ローラ30の近傍で、保持体 24が保持軸28に軸支されている。基準ローラ30は、軸部材32で保持体2 4に回転可能に取り付けられ、基準ローラ30の下端部と刃22の下端部は、地 面に対して水平方向にほぼ同じ高さに位置し、高さ調節装置26により相対的位 置を調節可能に設けられている。
【0011】 この実施の形態の切断機10の使用方法を図2に基づいて説明する。まず、切 断機10を、コンクリート製の側溝36の天端38にはみだしたアスファルト3 4の端部付近に位置させ、基準ローラ30と刃22が側溝36と平行となるよう に置く。このとき、基準ローラ30は側溝36の天端38に当接させ、刃22は 天端38表面に刃先が位置するように高さ調節装置26と保持体24の位置を、 高さ調節装置26のハンドル33により調節する。この後、駆動部16を作動さ せ、刃22を高速で回転させてアスファルト34を切断する。そして、ハンドル 20で切断機10を側溝36に沿って押し、アスファルト34を切断しながら移 動させる。
【0012】 この実施の形態の切断機10によれば、基準ローラ30が刃22の深さを天端 38表面に正確に位置決めされるため、刃22は天端38を傷つけることなくア スファルト34だけを確実に切断することができる。そして切断機10は、作業 者がハンドル20を手動で押すことにより、アスファルト34を切断しながら移 動し、短時間で迅速に作業を行なうことができる。さらに、コンクリートカッタ ー12に保持体24と基準ローラ30を取り付けるだけなので、手軽で運転の操 作も簡単である。
【0013】 また、切断機10で、コンクリート層やアスファルト層を垂直方向に貫通して 切断するさいには、高さ調節装置26により基準ローラ30を上方に設置し、刃 22を下ろして作業を行なう。これにより、切断機10は、基準ローラ30がコ ンクリート層やアスファルト層に当接したりすることなく、基準ローラ30が取 り付けられていないコンクリートカッター12と同様に使用することができる。
【0014】 なお、この考案の切断機は、上記実施の形態に限定されるものではなく、保持 体や高さ調節装置の構造、形状などを適宜変更可能なものである。
【0015】
【考案の効果】
この考案の切断機は、側溝の上にはみだしたアスファルトを、側溝を傷めずに 確実に短時間で切断することができるものであり、舗装の仕上げ作業を大幅に効 率化することができ、安全性も高くするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態の切断機の斜視図であ
る。
【図2】この実施形態の切断機の使用状態を示す部分破
断正面図である。
【符号の説明】
10 切断機 15 タンク 16 駆動部 18 車輪 20 ハンドル 22 刃 24 保持体 26 高さ調節装置 28 ネジ部材 30 基準ローラ 32 軸部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に対して垂直に円盤状の刃を有しコ
    ンクリートやアスファルトを切断する切断機において、
    上記切断機本体に取り付けられた保持体と、上記刃とほ
    ぼ平行に上記保持体に軸支された基準ローラと、上記基
    準ローラが設けられた上記保持体の地面に対する垂直方
    向の位置を変える高さ調節装置が設けられ、上記刃と上
    記基準ローラの相対的位置を調節可能に設けられている
    ことを特徴とする切断機。
  2. 【請求項2】 上記保持体は上記切断機本体の下部に取
    り付けられ、上記刃の側方に上記基準ローラが位置し、
    上記基準ローラを保持した上記保持体の一部が上記高さ
    調節装置により位置調節可能に設けられたことを特徴と
    する請求項1記載の切断機。
  3. 【請求項3】 上記高さ調節装置は、上記保持体に連結
    されたリンク片と、このリンク片とともに作動するネジ
    部材とからなり、上記リンク片を介して上記保自体を動
    かして上記基準ローラの位置を調節する請求項1又は2
    記載の切断機。
JP1996006522U 1996-06-19 1996-06-19 切断機 Expired - Lifetime JP3032626U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019157389A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 大林道路株式会社 複装式カッター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019157389A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 大林道路株式会社 複装式カッター
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