JP3032486U - 汚物処理容器 - Google Patents

汚物処理容器

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JP3032486U
JP3032486U JP1996003457U JP345796U JP3032486U JP 3032486 U JP3032486 U JP 3032486U JP 1996003457 U JP1996003457 U JP 1996003457U JP 345796 U JP345796 U JP 345796U JP 3032486 U JP3032486 U JP 3032486U
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container
coagulant
lid
filth
waste treatment
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隆之 今坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に凝固剤の汚物処理容器への投入を行え
るようにし、汚物処理容器に吸引された汚物を迅速且つ
安全・確実に処理できるようにする。更に凝固剤の汚物
容器内への投入が周囲や手を汚さずに迅速且つ容易にで
きるようにし、汚物処理の費用を安く出来、汚物処理容
器の持ち運びを容易にし且つ焼却処理できるようにす
る。 【解決手段】 汚物を注入する汚物注入口5と空気吸引
口6とを有する蓋2に、可撓性収納袋4の開口を取付
け、又同蓋に線材10でもって凝固剤容器3を係留し、
又収納袋4を容器本体1の内部に配置するようにして蓋
2を容器本体1に嵌装する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、病院・老人健康保険施設或いは在宅医療の中で使用される医療用、 処置用、その他の吸引器により吸引した体液その他汚物(以下汚物と総称する) を手指を汚染させることなく固形化し、汚物の焼却、廃棄等の処理を安全・確実 に行うことにより吸引器使用部署での2次感染の発生を防ぐ為の汚物処理容器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に病院の治療設備には医療ガス配管設備として酸素、窒素等の送気と共に 吸引(バキューム)つまり陰圧が供給されていて、この陰圧を使って患者からの 汚物を吸引して汚物容器に収容している。病院の治療設備の陰圧供給口と汚物容 器と患者との間は通常チューブが用いられ、吸引システムは吸引圧を調節する吸 引器(レギュレーター)と一般に1〜2リットルの汚物容器からなる。従来の汚 物容器上部には病院の治療設備から供給される陰圧を伝える為のチューブを接続 する設備側吸引口(空気吸引口)と患者からの汚物を吸引するチューブを接続す る患者側吸引口(汚物注入口)とがある。 病院の治療設備または吸引ポンプ内に汚物の吸引混入を防ぐため一般に、汚物 容器上部の設備側吸引口に同容器内の汚物量が一定以上となると吸引を遮断させ るオーバーフロー弁が付属していて、患者から吸引された汚物は同容器内だけに 貯留される。 又、汚物容器はガラス、あるいは硬質プラスチックを材質とするものが多用さ れており、使用後は同容器を洗浄消毒し再利用しているものが多い。特に手術室 、ICUなど2次感染の高い患者の治療、処置をおこなう部署での吸引には、吸 引器(レギュレーター)と独立させて使い捨ての型の汚物容器を使用する傾向に ある。 病院内感染問題の意識の高まりの中で、病院・老人健康施設または在宅医療に おいて使用されている吸引器により吸引された体液、血液、その他汚物はそれら が病原性微生物に汚染されている可能性が高く廃棄や焼却処理における取り扱い が非常に危険、困難なものであった。その為、吸引器内へ凝固剤や殺菌消毒剤を 投入させることが考えられていたが、その投入手順がかえって不確実、また煩雑 なものとなっていた。また周囲に飛沫を飛ばしたりして確実に投入させることが 困難であった。 一般に汚物容器内の2次感染の可能性の高い吸引汚物の処理には次亜塩素酸ナ トリウム等の消毒剤を用いて汚物を消毒後、汚物と容器を別々に廃棄、或いは洗 浄消毒後再使用している。上述の処理方法では汚物を安全確実に処理することは 困難であり、医療スタッフへの2次感染の恐れがつきまとっている。 従来より吸引汚物を凝固剤で固形化したのち、焼却等の処理を行う考え方はあ ったが、凝固剤は汚物容器とは別の場所に置かれていたため、凝固剤を汚物貯留 容器内に投入することが煩わしく、簡単ではなかった。更に、凝固剤容器のキャ ップを外して汚物容器に投入する際、凝固剤が零れて周囲や手を汚すことがあっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、確実に凝 固剤の汚物処理容器への投入を行えるようにし、汚物処理容器に吸引された汚物 を迅速且つ安全・確実に処理できる汚物処理容器を提供することにある。 又、別の課題は、凝固剤の汚物容器内への投入が周囲や手を汚さずに迅速且つ 容易にできるようにすることにある。更に、別の課題は汚物処理の費用を安く出 来、汚物処理容器の持ち運びを容易にし且つ焼却処理できるようにしてより安全 で衛生的に処理できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 汚物を注入する汚物注入口と空気吸引器に接続される空気吸引口とを有す る汚物収納用容器に、汚物を凝固する凝固剤を収納した凝固剤容器を所要の長さ の線材で係留したことを特徴とする汚物処理容器 2) 凝固剤容器の吐出口に閉鎖膜を設け、同吐出口に容器の汚物注入口又は空 気吸引口を差し込むことで前記閉鎖膜が破れて凝固剤容器内の凝固剤が汚物収容 用容器内に注入できるようにした前記1)記載の汚物処理容器 3) 閉鎖膜の上面周縁近くに外方向に向けて突出した突起を設け、差し込まれ た汚物注入口又は空気吸引口の上縁が突起を押圧して閉鎖膜を破断して開口させ る前記2)記載の汚物処理容器 4) 閉鎖膜の形状が中心に向って凝固剤容器内部に入り込むようにコーン状で 、しかも閉鎖弁に肉厚が薄い線状部分を放射状に形成し、同線状部分から破断す るようにした前記2)記載の汚物処理容器 5) 空気吸引口にオーバーフロー防止弁を設け、又汚物注入口をパイプ状に上 方に突設し、しかも汚物注入口の外径を凝固剤容器の吐出口の内径より小さくし て汚物注入口を吐出口に嵌挿できるようにした前記3)又は4)記載の汚物処理 容器 6) 容器が汚物注入口と空気吸引口とを設けた蓋と同蓋を上方開口に脱着自在 に嵌装させる容器本体とからなり、収納体の開口に蓋を取付け、容器本体の内部 に可撓性の収納体を配置し、蓋を容器本体に嵌装し、蓋に凝固剤容器を線材で係 留した前記1)〜5)何れか記載の汚物処理容器 7) 収納体を可撓性の収納袋とし、容器の内部と外気とを連通する連通孔を容 器に設け、同連通孔と空気吸引口とを容器外で連通する連通チューブを設けた前 記6)記載の汚物処理容器 8) 蓋に把手を設けた前記6)又は7)記載の汚物処理容器 9) 容器・凝固剤容器及び線材がプラスチック製である前記1)〜8)何れか 記載の汚物処理容器 にある。 本考案の収納体は、可撓性の袋の場合と、ある程度保形性があり且つ多少変形 できる弾性のある筒体形状の場合がある。
【0005】
【作用】
本考案では、汚物注入口に汚物送込用チューブを接続し、又空気吸引口を空気 吸引器・負圧発生器又はこれに代わる負圧吸引管とチューブで接続する。空気吸 引口から空気を排出することで容器内又はこの容器に挿入した収納袋内を負圧状 態にして、汚物を汚物注入口から容器内に吸引して、汚物を容器内又は収納体内 に収納する。汚物吸引作業後、凝固剤容器内の凝固剤を投入するが、凝固剤容器 を汚物収納用の容器に線材を介して係留しているので、直ちに凝固剤容器の凝固 剤を容器に注入でき、忘れることがなく確実且つ容易に迅速に凝固剤を投入でき る。 凝固剤容器の吐出口に閉鎖膜を設けたものでは、使用するまで凝固剤容器を密 閉し、凝固剤が排出して周囲を汚さないようにし、注入するときはその吐出口を 容器の汚物注入口又は空気吸引口に嵌挿することによって閉鎖膜を破り、凝固剤 容器内の凝固剤を直接、容器内に投入できる。これによって凝固剤が周囲に飛散 ・零れることなく、又手を汚すことなく注入できる。 又容器の蓋外周縁に収納袋の開口を取付け、収納体を容器内に配置して使用す るものは1回の使用で収納袋と蓋のみが汚れ、この収納体と蓋のみの廃棄で済み 、容器から蓋を除いた残りの容器本体は1回使用で廃棄の必要がなく安価で済み 且つ廃棄物の量を少なくできる。 容器に外気と連通する連通孔を設け、同連通孔と空気吸引口とを連通チューブ で接続し、収納体を容器内に配置するものでは、この連通孔から収納体の外の容 器内部の空気を排出することによって、容器内の収納体の外周空間を負圧状態に することができ、収納体の内外の負圧の圧力差で収納体が収縮することがなく、 汚物の収納空間を確保できる。 更に、把手を一体的に容器、蓋に設ければ持ち運びに便利となる。更に容器・ 線材・凝固剤容器をプラスチック製にすれば焼却・溶解処分ができ、より衛生的 に処分できる。 又、閉鎖膜が放射状に薄肉部分を設けたり、周縁に長い突起を設ければ閉鎖膜が 破れやすくできる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案において、汚物は容器内にそのまま直接収納される場合と、容器内の収 納体に収納する場合とがあり、前者の場合汚物の廃棄は容器とともにする場合と 汚物を容器から排出して汚物と容器とを別々に処理する場合とがある。又後者の 収納体を内部に配置するものでは、収納体を取り出して容器と収納体を別々に処 理する場合と、収納体を容器に収容したままで廃棄する場合とがある。 本願考案の容器・蓋・収納袋・線材等の素材は焼却処分ができるプラスチック 製が望ましい。 又、空気吸引口と汚物注入口は容器の蓋に取付け、同蓋の裏に収納体の開口を 取付け、この状態で収納体を容器本体内に挿入し、同蓋を容器本体の上部開口に 嵌合する構造のものが容器本体自体を汚すことが少なく、収納体と空気吸引口と 汚物注入口付蓋のみを汚して、これらだけ廃棄処分し、交換すればよいので経済 的である。又、凝固剤容器の吐出口に閉鎖膜を設け、凝固剤容器の吐出口を空気 吸引口又は汚物注入口に差し込めば閉鎖膜を破断して、凝固剤を投入できるよう にするのが凝固剤で周囲や手を汚すことがないので望ましい。 容器・蓋には把手を設けるのが運送上容易となって望ましい。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例は容器本体・蓋・収納袋・線材いずれも焼却できるプラスチック製で あり、蓋に空気吸引口と汚物注入口を設け、凝固剤容器は蓋に線材で係留させ、 凝固剤容器の吐出口に汚物注入口が差し込まれると破断する閉鎖膜を設け、同蓋 体に収納袋の開口縁を取付けて一体化し、蓋体と収納袋とを一緒に容器本体から 分離して廃棄処分できるようにした例である。 図1は実施例の斜視図、図2は実施例の蓋と収納袋と凝固剤容器を示す斜視図 、図3は図1のA−A断面図、図4は図1のB−B断面図、図5は実施例の凝固 剤容器の閉鎖膜の破断させる行程を示す説明図、図6は実施例の閉鎖膜を示す拡 大平面図、図7は凝固剤容器の他の閉鎖膜の例の破断の行程を示す説明図、図8 は同他の閉鎖膜の拡大平面図、図9は実施例の凝固剤の注入と分離運送を示す説 明図、図10は実施例の汚物吸引状態を示す説明図である。 図中、Aは本実施例の容器、1はプラスチック製容器本体、2はプラスチック 製蓋、3はプラスチック製凝固剤容器、4は蓋2の周縁に取付けた収納体である ポリエチレン製の可撓性収納袋、5は蓋2に設けた突出したパイプ状の汚物注入 口、6は蓋2に設けた突出したパイプ状の空気吸引口、7は蓋2の周縁に一体的 に形成された汚物注入口5のキャップ、8は蓋2の周縁に一体的に形成された空 気吸引口6のキャップ、9は蓋2と一体的に形成されたループ状の把手、10は 凝固剤容器3を蓋2に係留するループ状係止部を設けたプラスチック製線材、1 1は空気吸引口6の蓋裏面に設けた異物・汚物吸引防止用オーバーフロー防止弁 、12は汚物注入口5に設けた空気吸引口6に汚物が進入しないようにするため の仕切壁、13は容器本体1の把手、14は同把手に設けた連通孔、15は凝固 剤容器3の吐出口、16は同吐出口に設けコーン状の閉鎖膜、17は同閉鎖膜の 破断予定の放射状に設けられた線状の薄肉部分、18は他の例の閉鎖膜、19は 同閉鎖膜の周縁の突起、20は同閉鎖膜の外周のリング状の破断予定の薄肉部分 、21は空気吸引装置、22,23は接続チューブ、24は連通孔14と空気吸 引口とを連通する連通チーブ、25は分技管である。 本実施例は、図1,2で分るように凝固剤容器3は線材10を介してその把手 9に係留されていて、必要時直ちに使用できるようになっている。 汚物吸引作業は、図3,10に示すように汚物注入口5をチューブ22を介し て汚物供給器側と接続し、又空気吸引口6を連通チューブ24,分技管25,チ ューブ23を介して空気吸引装置21に接続する。この状態で空気吸引装置21 を作動さる。すると、チューブ23の負圧は−500mmHg程になり、連通孔 14を介して容器本体1内で収納袋4の外側の空間の空気を吸引し、この空間を 負圧状態にする。一方連通チューブ24,空気吸引口6を介して収納袋4の内部 も負圧となるが、収納袋は汚物注入口5,接続チューブ22,汚物吸引具(図示 せず)に接続されていて、減圧の程度が弱められるため、収納袋4はその内外圧 の圧力差で容器内壁に密着するように脹れる。その後汚物注入口5から汚物を負 圧で吸引し、収納袋4に収納する。 汚物吸引作業を終えると、チューブ22,24を取り外し、空気吸引口6にキ ャップ8を取り付け、蓋2の把手9に係留している凝固剤容器3の吐出口15を 汚物注入口5に差し込む。すると、パイプ状に突出した汚物注入口5は吐出口1 5内に挿入され、閉鎖膜16を押圧し、放射状に形成された薄肉部分17から破 断し、閉鎖膜16は破る。 図6,7に示す図面の閉鎖膜は、汚物注入口5の上縁で押し込まれ、薄い放射 状の肉薄部から破断して凝固剤は落下する。 図7,8に示す図面は、閉鎖膜18の他の例で、外周縁にリング状に薄肉部分 20を設け、又小さな突起19を上方に設けている。この閉鎖膜18では図7に 示すように、汚物注入口5によって突起19を押圧し、突起19のある周縁側の 薄肉部分20から破断していく例である。この例は破断された閉鎖膜18は垂直 の状態になり、吐出口を破断した閉鎖膜が再び閉鎖しないようになっている。 凝固剤容器3内の凝固剤が汚物注入口5を介して収納袋4内に落下し、汚物を 凝固剤で固める(図9(a)参照)。 この凝固剤投入作業が終了すれば、蓋2、これに取付けた収納袋4、凝固剤容 器3を一体的に容器本体1から引き出し、把手9で持って処分箱へ運ぶものであ る。
【0008】
【考案の効果】
以上の様に、本考案によれば、凝固剤容器は容器と線材でいつも係留されてい るので、汚物吸引作業が終えれば直ちに且つ手間どらずに凝固剤投入作業が行え る。特に凝固剤容器の吐出口に閉鎖膜を設けたものは、凝固剤容器を汚物吸引口 又は空気吸引口に差し込むだけで閉鎖膜を破断して凝固剤を投入できるので、凝 固剤が周囲に飛散することなく汚さないで凝固剤の投入が行える。更に蓋に収納 袋を取付けるものでは汚物を収納する収納袋を蓋とともに容器本体を残して廃棄 処分できるので、経済的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の蓋と収納袋と凝固剤容器を示す斜視図
である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】実施例の凝固剤容器の閉鎖膜の破断させる行程
を示す説明図である。
【図6】実施例の閉鎖膜を示す拡大平面図である。
【図7】凝固剤容器の他の閉鎖膜の例の破断の行程を示
す説明図である。
【図8】同他の閉鎖膜の拡大平面図である。
【図9】実施例の凝固剤の注入と分離運送を示す説明図
である。
【図10】実施例の汚物の吸引状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A 容器 1 容器本体 2 蓋 3 凝固剤容器 4 収納袋 5 汚物注入口 6 空気吸引口 7 キャップ 8 キャップ 9 把手 10 線材 11 オーバーフロー弁 12 逆止弁 13 把手 14 連通孔 15 吐出口 16 閉鎖膜 17 薄肉部分 18 閉鎖膜 19 突起 20 薄肉部分 21 空気吸引装置 22 チューブ 23 チューブ 24 連通チューブ 25 分技管

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚物を注入する汚物注入口と空気吸引器
    に接続される空気吸引口とを有する汚物収納用容器に、
    汚物を凝固する凝固剤を収納した凝固剤容器を所要の長
    さの線材で係留したことを特徴とする汚物処理容器。
  2. 【請求項2】 凝固剤容器の吐出口に閉鎖膜を設け、同
    吐出口に容器の汚物注入口又は空気吸引口を差し込むこ
    とで前記閉鎖膜が破れて凝固剤容器内の凝固剤が汚物収
    容用容器内に注入できるようにした請求項1記載の汚物
    処理容器。
  3. 【請求項3】 閉鎖膜の上面周縁近くに外方向に向けて
    突出した突起を設け、差し込まれた汚物注入口又は空気
    吸引口の上縁が突起を押圧して閉鎖膜を破断して開口さ
    せる請求項2記載の汚物処理容器。
  4. 【請求項4】 閉鎖膜の形状が中心に向って凝固剤容器
    内部に入り込むようにコーン状で、しかも閉鎖弁に肉厚
    が薄い線状部分を放射状に形成し、同線状部分から破断
    するようにした請求項2記載の汚物処理容器。
  5. 【請求項5】 空気吸引口にオーバーフロー防止弁を設
    け、又汚物注入口をパイプ状に上方に突設し、しかも汚
    物注入口の外径を凝固剤容器の吐出口の内径より小さく
    して汚物注入口を吐出口に嵌挿できるようにした請求項
    3又は4記載の汚物処理容器。
  6. 【請求項6】 容器が汚物注入口と空気吸引口とを設け
    た蓋と同蓋を上方開口に脱着自在に嵌装させる容器本体
    とからなり、収納体の開口に蓋を取付け、容器本体の内
    部に可撓性の収納体を配置し、蓋を容器本体に嵌装し、
    蓋に凝固剤容器を線材で係留した請求項1〜5何れか記
    載の汚物処理容器。
  7. 【請求項7】 収納体を可撓性の収納袋とし、容器の内
    部と外気とを連通する連通孔を容器に設け、同連通孔と
    空気吸引口とを容器外で連通する連通チューブを設けた
    請求項6記載の汚物処理容器。
  8. 【請求項8】 蓋に把手を設けた請求項6又は7記載の
    汚物処理容器。
  9. 【請求項9】 容器・凝固剤容器及び線材がプラスチッ
    ク製である請求項1〜8何れか記載の汚物処理容器。
JP1996003457U 1996-04-01 1996-04-01 汚物処理容器 Expired - Lifetime JP3032486U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200000551U (ko) * 2018-09-03 2020-03-11 정인화 의료용 흡인 용기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200000551U (ko) * 2018-09-03 2020-03-11 정인화 의료용 흡인 용기
KR200493159Y1 (ko) 2018-09-03 2021-02-05 정인화 의료용 흡인 용기

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