JP3032328U - マッサージ器具 - Google Patents

マッサージ器具

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JP3032328U JP1996006740U JP674096U JP3032328U JP 3032328 U JP3032328 U JP 3032328U JP 1996006740 U JP1996006740 U JP 1996006740U JP 674096 U JP674096 U JP 674096U JP 3032328 U JP3032328 U JP 3032328U
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柳金 陳
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(57)【要約】 【課題】 美容と健康を増進する、簡単な構造のマッサ
ージ器具。 【解決手段】 顔面マッサージ用で上面を円弧面とした
傘状部1と、顔部傘状部1の底面中央より下に延伸され
身体のツボの剌激に用いられる一つの円柱部2を備えて
なり、玉を材質とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のマッサージ器具に関し、玉(ぎょく)を材料とし、一つの傘状 部と一つの円柱部を備えてなり、該傘形部の円弧面が顔のマッサージに、円柱の 末端円弧面がツボのマッサージに用いられ、経脈と絡脈を剌激して美容と健康増 進効果を達成するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
経絡とは、経脈と絡脈の総称である。「経」とは道筋の意味があり、経脈は上 下を貫通し、内外を通じさせるもので、経絡システムの主幹である。「絡」はネ ットワークの意味があり、絡脈は経脈より別れ出た枝であり、経脈より細く、縦 横に交錯し、全身に張りめぐらされている。
【0003】 経絡は人体の血気の運行の通路であり、人体は完全な経絡システムを備え(図 1に示される如く)、十二経脈が経脈システムの主体である。各条の経脈は一つ の勝腑に隷属する。十二経脈は三陰経と三陽経に分けられる。三陰経は勝に隷属 し、腑に連絡し、三陽経は腑に隷属し、勝に連絡し、こうして「表(腑)裏(勝 )相合」の関係を形成している。人体の清陽の気は全て顔に注がれ、故に三陽経 はいずれも顔面に集まっている(図2中、Aは督脈、Bは足太陽、Cは手太陽、 Dは手少陽、Eは足少陽、Fは足陽明、Cは任脈とそれぞれ称される)。
【0004】 各条の経脈間もまた相互に連接し、一つずつ次々に連接し、その連接順序は、 肺経、大陽経、胃経、脾、心経、小陽経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経、膽経 、肝経の順序である。さらに肺、周に入ると再び開始し、循環し続ける。こうし て人体の各部は相対的な協調と平衡を保っている。
【0005】 人体の気血が旺盛であれば経絡は充実しており、経絡が充実していれば皮膚の 滋養がなされ、皮膚に十分な栄養と水分が与えられる。従って皮膚が細やかにな り、弾性が保たれる。
【0006】 人体の経絡システムは良好な二方向調節作用を有している。経絡美容は、経脈 理論を利用したもので、マッサージによりツボを有効に刺激し、経脈システムの 二方向調節作用を発揮させることで、経脈中の気血の運行の状況を改善し、体内 の火気を静め、気虚体質の人に補気し、貧血の人に補血し、経脈を回復させて充 実させ、皮膚に最良の滋養を得させるものである。
【0007】 同時に玉(ぎょく)を用いたマッサージは、皮膚に対して細やかな刺激を与え 、軽く皮膚をマッサージすることで、皺をのばすだけでなく、顔面の皮膚の血液 循環を良くし、顔面の皮膚を清潔にするのに有効で、皮膚を柔らかく、潤った状 態に保持することができる効果があると言われている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は以上を鑑み、玉(ぎょく)を材質とし、経絡美容に効果のあるマッサ ージ器具を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、顔面マッサージ用で上面を円弧面とした傘状部1と、顔部 傘状部1の底面中央より下に延伸され身体のツボの剌激に用いられる一つの円柱 部2を備えてなり、玉を材質とした、マッサージ器具としている。
【0010】 請求項2の考案は、請求項1のマッサージ器具で、その中、円柱部と傘状部の 間は方形の角柱とされ、円柱部と傘状部の連接部分の強度が増してあることを特 徴とする、マッサージ器具としている。
【0011】 請求項3の考案は、請求項1のマッサージ器具で、その中、傘状部の上面は滑 らかな円弧面とされ、その辺端は角が落とされて丸みを持たせてあることを特徴 とする、マッサージ器具としている。
【0012】 請求項4の考案は、請求項1のマッサージ器具で、その中、円柱部の下面は滑 らかな円弧面とされ、その底面周囲は角が落とされて丸みを持たせてあることを 特徴とする、マッサージ器具としている。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案のマッサージ器具は、玉(ぎょく)を材料とし、上端面が円弧面とされ た傘状部の底面に、下端面が円弧面を呈する円柱部を備えてなり、顔部と身体の ツボのマッサージに使用して経絡美容の効果を達成することができる。
【0014】
【実施例】
図3に示されるのは、本考案の斜視図である。本考案は玉(ぎょく)を材料と し、その上部は上面を円弧面とする傘状部1とされている。この傘状部1の底面 中央には下に突出する一つの円柱部2が延伸され、該傘状部1と円柱部2の間は 方形に設計されて円柱部2と傘状部1の連接部の強度が増されている。同時に傘 状部1と円柱部2の外端面と辺端部分は角を落としていずれも円弧面とされ、な めらかな輪郭を有するものとされている。本考案の使用状況について以下に説明 する。まず、顔面のマッサージに用いる時には、顔のどの部分をマッサージする 場合も、傘状部1を用い、軽く、ゆっくりとマッサージを進行する。図4に示さ れるように、額をマッサージする時には、傘状部1の円弧面を額の左側に軽く押 しつけ、螺旋を描きながら右の髪の生え際まで移動させる。眼部周囲は、図5に 示されるように、鼻のつけ根に軽く押し当てた傘状部1を上瞼上を目尻の外側に 向かって移動させ、さらに目頭から下瞼上を目尻の外側に向かって移動させ、こ れを三度繰り返し、右目と左目を同時に、或いは交替してマッサージを行い、こ れにより目の回りの黒ずみや眼袋を除去する効果を得られる。目頭のマッサージ は、図6のように傘状部1を目頭に軽く当てて、それをこめかみに向けて移動さ せことを三回繰り返す。口角のマッサージは、図7に示されるように、傘状部1 を口角の外側及び上下に押し当て、螺旋を描きながら下顎の角まで外側に移動さ せる。下角が下垂した人では、外向きに上方へと、即ち耳たぶに向けて移動させ 、これを三回繰り返し、両側を同時に或いは交替させて行う。頬骨のマッサージ は、図8のように、傘状部1を軽く頬骨の突起に押し当て、螺旋を描きながら耳 タブまで外側に移動させ、これを三回繰り返し、両側を同時に、或いは交替して おこなう。足裏のマッサージは、図9に示されるように、円柱部2の末端の円弧 面をマッサージ位置に押しつけ、細かい螺旋を描きながら移動させ、各5分から 10分の時間行う。また、円柱部2を用いて身体の各部のツボをマッサージでき る。日常生活中で見られる各種の症状には以下のようなものがある。 1.顔色の黄変: これは、人体の気血が不足して皮膚に十分に栄養がいかないことによる。それ は脾胃虚弱によることが多く、そのために消化吸収力が弱くなり、気血の流れが 悪くなり、気血が顔面に至らないのである。このため、目眩がしたり疲れやすく なり、息切れがしたり、食べ物を美味しく感じられなくなったり、下痢をしたり する症状が発生する。このような時には、円柱部2を用いて図10のように三里 穴をマッサージする。すると、胃腸の消化吸収機能を調整及び改善でき、栄養物 質が顔面に行き渡り、顔面の皮膚に血の気が復活し光沢がでてくる。同時に、こ の三里穴のマッサージにより精神安定作用が得られる。 2.顔の赤らみ: 内熱が旺盛でありすぎると、陽気にかたより、血圧が上昇し、皮膚脈絡に血が 充満することによる。常に口に苦みを感じたり、喉が渇き、汗をかきやすい等の 症状も併せ持つ。陽気は肺に溜まり、血熱は肝に溜まる。ゆえに、円柱部2を肺 経の孔最穴に押しつけ、図11に示すように、陽気を排泄し、肝経の太沖穴に押 しつけ、血熱を逃す。 3.顔色が青白い: 気と血液が欠乏して、経脈が空虚となると、寒が内に生まれ、脈絡が閉塞する ことによる。顔色が白く、浮腫がある場合は、多くは気虚に属し、顔色が白く、 体型は痩せている場合は、多くは血虚に偏る。顔色が青白く、手足が冷たい場合 の多くは寒盛に偏り、常に目眩を感じ力がなく、息切れしやすく倦怠感があり、 寒がりで、手足が冷たく、夜間の頻尿や腰痛などの症状を併せ持つ。関元、気海 は人体強壮の重要なつぼであり、円柱部2を図12のようにこれを押しつけると 、気血を正常に回復させるのに有効である。 4.顔が黒い: 長い病気の後では、腎経の精気が虚衰し、顔部の脈絡中の気血は停滞して黒色 を呈する。腎経の気血が湧泉穴に集まるので、図13に示すように円柱部2をこ れを押しつけると腎の経気が上昇して顔部の脈絡が流通となり正常な顔色とする ことができる。 5.目のまわりのくま: 目のまわりが黒くなるのは、長期の睡眠不足による。このため精神倦怠、欠伸 、眼に毛細血管が浮きだすなどの症状も併発する。不眠には三種類がある。 1.仮性不眠:挫折或いは情緒が極度に興奮した場合や悩み事がある場合の不 眠。 2.難入眠性不眠:床に入った後寝付きがわるく、数時間或いは一晩中眠れな い。 3.早起き型不眠:寝付きが悪く、寝ついてもひどい時には1〜2時間で目が 覚め、目覚めた後は再び寝入ることができない。 上述のいかなるタイプの場合にも、円柱部2を神門穴に押しつける(図14) 。 6.顔部のむくみ: 朝起きた時に顔部にむくみがあり、顔の皮膚が張った感じがして不適感がある 。顔のむくみは目と頬骨の所で最も明らかであり、弾力感がなくなり、身体が重 く、食欲不振であるが、一般の病院での検査では正常と診断される。これは脾経 経気の不足により起こるものである。図15に示すように、円柱部2で三陽交穴 を押すと、脾経の経気を興奮させ、経気を旺盛とすればこのような症状はなくな る。 7.顔部のにきび、吹き出物: 顔部にはにきび、吹き出物やシミ、口角の潰瘍などの疾患が発生しやすい。こ れは便通が悪くなり、数日便通がなかったり、或いは下痢を起こし、大量の代謝 の産物である人体に有害な物質が体内に溜まることで皮膚疾患を招くものである 。円柱部2で大腸経の天枢穴を図16のように押し、便通に効果のある支溝穴を 押すと、溜まった熱が排除され、大腸の蠕動が盛んになり、体内に堆積した廃物 が対外に排出され、これによりにきびや潰瘍の発生が防止される。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、玉(ぎょく)を材料とした簡単な構造のマッサージ器具であり、使 用者は、その傘状部で顔部をマッサージし、円柱部で身体のツボをマッサージす ることで美容と医療の二重の効果を得られる。
【0016】 本考案は、構造が簡単であり、体積が小さく、携帯に便利であり、電源を投入 したり或いはその他の付属品を取り付ける必要がなく、操作上、使用上、極めて 簡単で便利であり、随時使用でき、使用場所が限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】経絡システム図である。
【図2】顔部の経絡表示図である。
【図3】本考案の斜視図である。
【図4】本考案の額への使用状態表示図である。
【図5】本考案の目のまわりへの使用状態表示図であ
る。
【図6】本考案の目尻への使用状態表示図である。
【図7】本考案の口角への使用状態表示図である。
【図8】本考案の頬骨への使用状態表示図である。
【図9】本考案の足裏への使用状態表示図である。
【図10】本考案の円柱部を用いた身体のツボへの使用
状態表示図である。
【図11】本考案の円柱部を用いた身体のツボへの使用
状態表示図である。
【図12】本考案の円柱部を用いた身体のツボへの使用
状態表示図である。
【図13】本考案の円柱部を用いた身体のツボへの使用
状態表示図である。
【図14】本考案の円柱部を用いた身体のツボへの使用
状態表示図である。
【図15】本考案の円柱部を用いた身体のツボへの使用
状態表示図である。
【図16】本考案の円柱部を用いた身体のツボへの使用
状態表示図である。
【符号の説明】
1・・・傘状部 2・・・円柱部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔面マッサージ用で上面を円弧面とした
    傘状部1と、顔部傘状部1の底面中央より下に延伸され
    身体のツボの剌激に用いられる一つの円柱部2を備えて
    なり、玉(ぎょく)を材質とした、マッサージ器具。
  2. 【請求項2】 請求項1のマッサージ器具で、その中、
    円柱部と傘状部の間は方形の角柱とされ、円柱部と傘状
    部の連接部分の強度が増してあることを特徴とする、マ
    ッサージ器具。
  3. 【請求項3】 請求項1のマッサージ器具で、その中、
    傘状部の上面は滑らかな円弧面とされ、その辺端は角が
    落とされて丸みを持たせてあることを特徴とする、マッ
    サージ器具。
  4. 【請求項4】 請求項1のマッサージ器具で、その中、
    円柱部の下面は滑らかな円弧面とされ、その底面周囲は
    角が落とされて丸みを持たせてあることを特徴とする、
    マッサージ器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000053023A1 (fr) * 1999-03-09 2000-09-14 Hidenori Hagiwara Stimulateur intra-buccal
WO2004021962A1 (ja) * 2002-07-15 2004-03-18 Shoichi Terui 視力、頭髪回復装置と治療方法

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