JP3031493B2 - 低p銑の製造方法 - Google Patents
低p銑の製造方法Info
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- JP3031493B2 JP3031493B2 JP3159292A JP15929291A JP3031493B2 JP 3031493 B2 JP3031493 B2 JP 3031493B2 JP 3159292 A JP3159292 A JP 3159292A JP 15929291 A JP15929291 A JP 15929291A JP 3031493 B2 JP3031493 B2 JP 3031493B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/10—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions
- Y02P10/134—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions by avoiding CO2, e.g. using hydrogen
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- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FeOを含んだ鉱石粉
等を原料として低P銑を製造する方法に関する。
等を原料として低P銑を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】低P銑又は低P鋼を得るため、溶銑の前
処理や製鋼工程内において脱P処理を行うことや、溶銑
製造時に極低Pコークスを用いるなどしているが、これ
らの処理を行っても鋼中のP濃度はせいぜい0.03重
量%程度である。極低P銑、極低P鋼製造に関しては、
電解法によりP濃度0.006重量%を得ることができ
るが、この製造方法は電力エネルギ消費量が多く、大量
生産プロセスとしては問題がある。
処理や製鋼工程内において脱P処理を行うことや、溶銑
製造時に極低Pコークスを用いるなどしているが、これ
らの処理を行っても鋼中のP濃度はせいぜい0.03重
量%程度である。極低P銑、極低P鋼製造に関しては、
電解法によりP濃度0.006重量%を得ることができ
るが、この製造方法は電力エネルギ消費量が多く、大量
生産プロセスとしては問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高炉法においては、コ
ークス中に含有されているP分は略々100%が銑鉄に
移行してしまうことから、低P銑製造に際しては低P含
有のコークスを用いなければならないし、さらに要求P
成分に応じFeOやFe2 O3 を含む粉体を溶銑中に吹
込み、脱Si脱P処理を溶銑予備処理場にて行う必要が
ある。また製鋼工程でコークスを用いる場合には、コー
クス中のP分が鋼中に移行するので、さらに脱Pの必要
性を生じ、脱Pのための予備処理設備の設置が必要とな
る。低Pコークスの製造方法としては特開昭52−10
5902号公報に記載の技術があるが、これらのコーク
スは価格が高い。脱P予備処理を行った鋼のP濃度はせ
いぜい0.025重量%程度である。
ークス中に含有されているP分は略々100%が銑鉄に
移行してしまうことから、低P銑製造に際しては低P含
有のコークスを用いなければならないし、さらに要求P
成分に応じFeOやFe2 O3 を含む粉体を溶銑中に吹
込み、脱Si脱P処理を溶銑予備処理場にて行う必要が
ある。また製鋼工程でコークスを用いる場合には、コー
クス中のP分が鋼中に移行するので、さらに脱Pの必要
性を生じ、脱Pのための予備処理設備の設置が必要とな
る。低Pコークスの製造方法としては特開昭52−10
5902号公報に記載の技術があるが、これらのコーク
スは価格が高い。脱P予備処理を行った鋼のP濃度はせ
いぜい0.025重量%程度である。
【0004】これよりさらに低P鋼を狙うためには、上
述のように電解法があるがエネルギコストが莫大なもの
となり大量生産には適さない。本発明は以上の問題点を
解決した技術を提供することを目的とするもので、低P
コークス等の炭材を用いることなく、P含有量が0.0
5重量%以下の低P銑を安価に大量生産可能な方法を提
供することを目的とする。
述のように電解法があるがエネルギコストが莫大なもの
となり大量生産には適さない。本発明は以上の問題点を
解決した技術を提供することを目的とするもので、低P
コークス等の炭材を用いることなく、P含有量が0.0
5重量%以下の低P銑を安価に大量生産可能な方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の技術手段は、 (a) 炭材充填式の竪型炉を用いる。上段羽口、下段
羽口を各々同数で複数個を円周に配置させ、上段羽口か
らは原料となる鉱石粉、転炉集塵スラジ等の粉粒状の金
属酸化物を吹込む。
羽口を各々同数で複数個を円周に配置させ、上段羽口か
らは原料となる鉱石粉、転炉集塵スラジ等の粉粒状の金
属酸化物を吹込む。
【0006】(b) 高炉用に用いられる普通コークス
(Pが約0.042重量%)等の炭材を炉頂から投入し
炉頂温度を700℃以上に保つ。 (c) 上段羽口から吹込む金属酸化物はFeOを20
重量%以上含むものとする。
(Pが約0.042重量%)等の炭材を炉頂から投入し
炉頂温度を700℃以上に保つ。 (c) 上段羽口から吹込む金属酸化物はFeOを20
重量%以上含むものとする。
【0007】
【作用】本発明によれば、竪型炉の上段羽口に金属酸化
物含有粉を吹込み上段羽口レースウエイ内にて溶解させ
る。造滓剤は、上段羽口に金属酸化物含有粉と同時に吹
込むかもしくはその一部又は全部を塊状で炉頂から投入
する。竪型炉内に充填する炭材としては、コークスが好
ましく、またコークスの代りに、その一部を石炭や成形
コークスなどの炭材と置換することができる。
物含有粉を吹込み上段羽口レースウエイ内にて溶解させ
る。造滓剤は、上段羽口に金属酸化物含有粉と同時に吹
込むかもしくはその一部又は全部を塊状で炉頂から投入
する。竪型炉内に充填する炭材としては、コークスが好
ましく、またコークスの代りに、その一部を石炭や成形
コークスなどの炭材と置換することができる。
【0008】コークス中に約0.04重量%含まれてい
るPが銑中に移行する量を抑制するため、高温でコーク
ス中のPを気化脱Pさせる。炉上部において気化したP
2 O 5 、P4 O10などのガスは炉頂ダストと共に排出、
集塵冷却、捕集される。また、炉頂から下降中に次の
(1)式によって還元気化されたP2 ガスも排出され、
排ガス冷却水によって冷却され、冷却時にリン酸イオン
となって回収され、水処理によって中和される。
るPが銑中に移行する量を抑制するため、高温でコーク
ス中のPを気化脱Pさせる。炉上部において気化したP
2 O 5 、P4 O10などのガスは炉頂ダストと共に排出、
集塵冷却、捕集される。また、炉頂から下降中に次の
(1)式によって還元気化されたP2 ガスも排出され、
排ガス冷却水によって冷却され、冷却時にリン酸イオン
となって回収され、水処理によって中和される。
【0009】 P2 O5 (コークス灰中に含有する)+5C → 5CO+P2 (気体) …反応(1) 炉頂ガス温度を700℃以上に保つと、P2 O5 の一部
はそのまま気化し、また気化したP4 O10、P2 O5 及
びP4 、P2 を含んだガスが再固化するのを防ぐことが
でき、これらを炉外の集塵機へ排出させることが可能と
なる。
はそのまま気化し、また気化したP4 O10、P2 O5 及
びP4 、P2 を含んだガスが再固化するのを防ぐことが
でき、これらを炉外の集塵機へ排出させることが可能と
なる。
【0010】上段羽口で溶解した金属酸化物含有粉は、
充填コークス中を降下する際に例えば次の(2)、
(3)式によって還元及び脱Pさせ、極低P銑を得る。
すなわち、上段羽口から下方ではコークス中のPに加え
金属酸化物粉や造滓剤に含まれるPが炉内に入ってくる
が、これらのPは下段羽口まで溶解銑が降下する間に以
下の反応により脱P作用を起こさせる。このために、吹
込まれる金属酸化物含有粉はFeOを20重量%以上含
むものでなければならない。
充填コークス中を降下する際に例えば次の(2)、
(3)式によって還元及び脱Pさせ、極低P銑を得る。
すなわち、上段羽口から下方ではコークス中のPに加え
金属酸化物粉や造滓剤に含まれるPが炉内に入ってくる
が、これらのPは下段羽口まで溶解銑が降下する間に以
下の反応により脱P作用を起こさせる。このために、吹
込まれる金属酸化物含有粉はFeOを20重量%以上含
むものでなければならない。
【0011】脱P機構は下記の2通りの反応が複合的に
起こっている。 2P(銑中)+5FeO→P2 O5 +5Fe …反応(2) P2 O5 +5C→5CO+P2 (気体) …反応(3) 2P(銑中)+5FeO+3CaO→3CaO・P2 O5 +5Fe …反応(4) CaO・P2 O5 +5C→CaO+5CO+P2 (気体) …反応(5) 反応(4)、(5)は繰返し行われる。さらにスラグ中
のFeOが0.5重量%以下の部分では下羽口で発生す
るSiOガスによりスラグ中のP2 O5 は還元気化脱P
され(例えば反応(6)、(7))炉床のスラグ中Pは
0.04重量%以下になり復リン反応を防止できる。
起こっている。 2P(銑中)+5FeO→P2 O5 +5Fe …反応(2) P2 O5 +5C→5CO+P2 (気体) …反応(3) 2P(銑中)+5FeO+3CaO→3CaO・P2 O5 +5Fe …反応(4) CaO・P2 O5 +5C→CaO+5CO+P2 (気体) …反応(5) 反応(4)、(5)は繰返し行われる。さらにスラグ中
のFeOが0.5重量%以下の部分では下羽口で発生す
るSiOガスによりスラグ中のP2 O5 は還元気化脱P
され(例えば反応(6)、(7))炉床のスラグ中Pは
0.04重量%以下になり復リン反応を防止できる。
【0012】SiO2 +C→SiO+CO 5SiO+2P2 O5 →5SiO2 +P2 (気体) …反応(6) 3SiO+P2 O5 →5SiO2 +2PO(気体) …反応(7) 以上の2段階の脱P機構、すなわち (a)炉上部の炉頂から上段羽口間のコークス中のPの
気化脱P (b)上段羽口と下段羽口間の金属酸化物含有粉又は溶
銑中のPの脱P を経て、炉内に導入されるPの70〜95%を脱Pする
ことができる。
気化脱P (b)上段羽口と下段羽口間の金属酸化物含有粉又は溶
銑中のPの脱P を経て、炉内に導入されるPの70〜95%を脱Pする
ことができる。
【0013】以下本発明をさらに詳細に説明する。図1
は本発明の構成を示す2段羽口を設えた15t/日のコ
ークス充填層式実験竪型炉1を示す。上段羽口2および
下段羽口3より700〜800℃の加熱空気に酸素を1
0〜20容量%加えた酸素富化空気を吹込む。上段羽口
に鉱石粉(鉄酸化物)を粉体ランス4より吹込む。吹込
まれた粉体は上段レースウエイ5内で溶解する。炉内は
コークス6で充填しており上段レースウエイ5内で溶け
た溶銑は、コークス6の隙間を通って降下する。降下す
る際に下段羽口3より供給された熱風を熱源として、還
元反応及び脱P反応が生ずる。炉底に溜った溶銑は出銑
孔8から排出される。竪型炉内で起こる反応は、例えば
上記(1)〜(7)式に示した通りである。
は本発明の構成を示す2段羽口を設えた15t/日のコ
ークス充填層式実験竪型炉1を示す。上段羽口2および
下段羽口3より700〜800℃の加熱空気に酸素を1
0〜20容量%加えた酸素富化空気を吹込む。上段羽口
に鉱石粉(鉄酸化物)を粉体ランス4より吹込む。吹込
まれた粉体は上段レースウエイ5内で溶解する。炉内は
コークス6で充填しており上段レースウエイ5内で溶け
た溶銑は、コークス6の隙間を通って降下する。降下す
る際に下段羽口3より供給された熱風を熱源として、還
元反応及び脱P反応が生ずる。炉底に溜った溶銑は出銑
孔8から排出される。竪型炉内で起こる反応は、例えば
上記(1)〜(7)式に示した通りである。
【0014】また炉頂部7のガス温度を700℃以上に
保つことによって、炉内で発生したP2 又はP2 O5 ,
POガスはそのままガス排出管9を通って系外に放出さ
れる。また、炉頂部7より供給されるコークス10は、
炉内を降下する間にコークス中に含まれるPが気化し、
気化したPは上昇ガスと共に排出され銑中へのPの移行
を防止する。
保つことによって、炉内で発生したP2 又はP2 O5 ,
POガスはそのままガス排出管9を通って系外に放出さ
れる。また、炉頂部7より供給されるコークス10は、
炉内を降下する間にコークス中に含まれるPが気化し、
気化したPは上昇ガスと共に排出され銑中へのPの移行
を防止する。
【0015】図2に図1の炉を用いたときの炉頂温度と
出銑中のP濃度との推移を示す。炉頂温度を700℃以
上に変更する前後と、上段羽口より吹込む金属酸化物含
有粉を通常の鉄鉱石粉原料A(FeO含有量7%)から
FeOを20%以上含む転炉ダストから成る原料B
(C:4.7重量%、T・Fe:62.4重量%(Fe
O:31.8重量%)、SiO2 :0.8重量%、Al
2 O3 :1.1重量%、MnO:4重量%、T・Cr:
6.2重量%、その他酸化物20.6重量%)に変更し
た操業データを示す。図2から明らかなように炉頂温度
が700℃以上でかつ吹込み鉄酸化物中のFeOが高い
方が出銑中のP濃度が低くなることが判る。
出銑中のP濃度との推移を示す。炉頂温度を700℃以
上に変更する前後と、上段羽口より吹込む金属酸化物含
有粉を通常の鉄鉱石粉原料A(FeO含有量7%)から
FeOを20%以上含む転炉ダストから成る原料B
(C:4.7重量%、T・Fe:62.4重量%(Fe
O:31.8重量%)、SiO2 :0.8重量%、Al
2 O3 :1.1重量%、MnO:4重量%、T・Cr:
6.2重量%、その他酸化物20.6重量%)に変更し
た操業データを示す。図2から明らかなように炉頂温度
が700℃以上でかつ吹込み鉄酸化物中のFeOが高い
方が出銑中のP濃度が低くなることが判る。
【0016】さらに、図3に銑中P濃度と炉頂(ガス)
温度との関係を原料Aと原料Bと原料C(FeO含有量
10〜15%)で区別して調査した結果を示す。図3か
ら明らかなように吹込み金属酸化物中のFeO含有量を
20重量%以上とすれば溶銑中のP濃度が0.05重量
%以下の低P銑を安定して製造することができる。これ
はFeO含有量が低いとCでFeOが還元され、Pを酸
化還元するのに必要なFeOが不足するからである。
温度との関係を原料Aと原料Bと原料C(FeO含有量
10〜15%)で区別して調査した結果を示す。図3か
ら明らかなように吹込み金属酸化物中のFeO含有量を
20重量%以上とすれば溶銑中のP濃度が0.05重量
%以下の低P銑を安定して製造することができる。これ
はFeO含有量が低いとCでFeOが還元され、Pを酸
化還元するのに必要なFeOが不足するからである。
【0017】
【実施例】図1に示した15t/Dのコークス充填式実
験竪型炉1を用い、炉頂ガス温度を700〜800℃に
保ち、上段羽口より転炉ダスト(平均値C:4.7重量
%、T・Fe:62.4重量%(FeO:31.8重量
%)SiO2 :0.8重量%、T・Cr:6.2重量
%、MnO:4重量%、Al2 O3 :1.1重量%)を
1.2t/H,CaO,SiO2 からなる造滓剤を0.
3t/Hの条件で吹込んだ操業結果を表1に示す。表1
より明らかなように低P銑が得られた。
験竪型炉1を用い、炉頂ガス温度を700〜800℃に
保ち、上段羽口より転炉ダスト(平均値C:4.7重量
%、T・Fe:62.4重量%(FeO:31.8重量
%)SiO2 :0.8重量%、T・Cr:6.2重量
%、MnO:4重量%、Al2 O3 :1.1重量%)を
1.2t/H,CaO,SiO2 からなる造滓剤を0.
3t/Hの条件で吹込んだ操業結果を表1に示す。表1
より明らかなように低P銑が得られた。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明によればコークス充填層式竪型炉
を用いて低P銑を安価に容易に大量生産することが可能
となった。
を用いて低P銑を安価に容易に大量生産することが可能
となった。
【図1】コークス充填層式竪型炉の概略図である。
【図2】炉頂ガス温度と出銑中P%との関係を示すチャ
ートである。
ートである。
【図3】吹込み原料中のFeO含有量による炉頂ガス温
度と溶銑中P濃度の関係図である。
度と溶銑中P濃度の関係図である。
1 竪型炉 2 上段羽口 3 下段羽口 4 粉体ランス 5 レースウエイ 6 コークス 7 炉頂 8 出銑孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸島 弘也 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 渡辺 洋一 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 長谷川 恒也 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 板谷 宏 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 技術研究本部内 (72)発明者 駒村 聖 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 田村 望 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 牛島 崇 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 技術研究本部内 (72)発明者 佐藤 和彦 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 技術研究本部内 (72)発明者 日下部 太郎 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 技術研究本部内 (72)発明者 綱川 徹 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 益本 慎一 倉敷市水島川崎通1丁目(番地なし) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)発明者 中沢 学 千葉市川崎町1番地 川鉄鉱業株式会社 千葉製造所内 (72)発明者 佐藤 幸男 千葉市川崎町1番地 川鉄鉱業株式会社 千葉製造所内 (72)発明者 片山 英司 千葉市川崎町1番地 川鉄鉱業株式会社 千葉製造所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21B 11/00 - 13/14
Claims (1)
- 【請求項1】 胴壁部に上下2段に配設された複数の羽
口から酸素含有熱風を吹き込むとともに上段羽口を介し
て金属酸化物を含有する粉粒体を炉内に吹込み金属酸化
物を溶融還元して溶融金属を製造する炭材充填層式竪型
炉を用い、該炉の炉頂ガス温度を700℃以上に保つと
ともに、金属酸化物中にFeOを20重量%以上含有す
る粉粒体を前記上段羽口から吹込むことを特徴とする低
P銑の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159292A JP3031493B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 低p銑の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159292A JP3031493B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 低p銑の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059527A JPH059527A (ja) | 1993-01-19 |
JP3031493B2 true JP3031493B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=15690610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3159292A Expired - Fee Related JP3031493B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 低p銑の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031493B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0788524B2 (ja) * | 1991-09-26 | 1995-09-27 | 川崎製鉄株式会社 | 金属溶融還元炉の操業方法 |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP3159292A patent/JP3031493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059527A (ja) | 1993-01-19 |
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