JP3031379U - 消しゴム用汚れ落し器 - Google Patents

消しゴム用汚れ落し器

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JP3031379U JP1996005324U JP532496U JP3031379U JP 3031379 U JP3031379 U JP 3031379U JP 1996005324 U JP1996005324 U JP 1996005324U JP 532496 U JP532496 U JP 532496U JP 3031379 U JP3031379 U JP 3031379U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消しゴムの表面の汚れを擦り落す作業を行う
対象物(机上面・紙等)を探す手間が省け、又消しゴム
の表面を奇麗に保つことが簡単に出来、更に消しゴムの
汚れを落す際に生じる消しゴム屑の散乱防止が図れ、し
かも消しゴムの表面に付着した汚れで周りを汚すことを
防ぐ消しゴム用汚れ落し器を提供する。 【解決手段】 近接した平行な長孔6を整列状態とした
長孔群5を2行3列に配置する上壁3aの下面周縁に連
続して下方へ延びる脚を設けた擦り具3を、上壁3aを
開口した円柱状の箱形状の受台4に着脱自在に取付けて
汚れ落し器本体2を構成し、長孔群5内での長孔6間の
汚れ落し器本体2の上面部分をやや低く形成して長孔群
5内での長孔6間の汚れ落し器本体2の上面部分とそれ
以外の汚れ落し器本体2の上面部分との境に段差7を形
成し、汚れ落し器本体2の長孔6の開口周縁と段差7の
角とを円弧状に滑らかにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家庭・学校・役所・病院・店等の机やテーブル等に載置して使用さ れ、消しゴムの表面に付着する鉛筆の粉等の汚れを取り除く消しゴム用汚れ落し 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
消しゴムは、消しゴムの表面で訂正箇所を擦ることで訂正箇所を消していくも のであり、消しゴムの表面は、使用の度に鉛筆の粉が付着して汚れやすいもので ある。この表面が汚れたままの消しゴムを使用すると、付着した汚れで表面の摩 擦力が低下して消しゴムの消し力が低下するばかりか、表面の汚れが紙に付着し て訂正箇所の紙を汚すものである。 従来では、使用前に机上面や紙等に消しゴムの表面を擦って汚れを落し、消し ゴムの表面を奇麗にした後に、消しゴムを使用していたので、訂正箇所を消した 際に生じる消しゴム屑以外に消しゴム屑を発生させるものとなり、この多く発生 した消しゴム屑が散乱することで周囲を汚してしまうという問題点があった。 又、机上面や紙等に消しゴムの表面を擦り、表面の汚れを落す場合、机上面や 紙等に消しゴムの表面の汚れが付着して汚れてしまうので、机上面や紙等の汚れ を落す手間がかかるという問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は従来のこれらの問題点を解消し、消しゴムの 表面の汚れを擦り落す作業を行う対象物(机上面・紙等)を探す手間が省け、又 消しゴムの表面を奇麗に保つことが簡単に出来、更に消しゴムの汚れを落す際に 生じる消しゴム屑の散乱防止が図れ、しかも消しゴムの表面に付着した汚れで周 りを汚すことを防ぐ消しゴム用汚れ落し器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 平坦な上壁の下方に空間を設けた汚れ落し器本体の該上壁に複数の近接し た平行な長孔を整列状態に設け、前記長孔間の前記汚れ落し器本体の上面部分を やや低く形成して前記長孔間の前記汚れ落し器本体の上面部分とそれ以外の前記 汚れ落し器本体の上面部分との境に段差を形成し、前記汚れ落し器本体の前記長 孔の開口周縁と前記段差の角とを円弧状に滑らかにし、消しゴムの汚れた表面を 前記長孔を横切るようにして前記汚れ落し器本体の上壁に擦り、汚れた消しゴム 屑を前記長孔を介して下方の空間へ落下させ、消しゴムの表面の汚れを除去する ことを特徴とする消しゴム用汚れ落し器 2) 平坦な上壁の下方に空間を設けた汚れ落し器本体の該上壁に複数の近接し た平行な長孔を整列状態とした長孔群を複数群設け、前記長孔群内での前記長孔 間の前記汚れ落し器本体の上面部分をやや低く形成して前記長孔群内での前記長 孔間の前記汚れ落し器本体の上面部分とそれ以外の前記汚れ落し器本体の上面部 分との境に段差を形成し、前記汚れ落し器本体の前記長孔の開口周縁と前記段差 の角とを円弧状に滑らかにし、消しゴムの汚れた表面を前記長孔を横切るように して前記汚れ落し器本体の上壁に擦り、汚れた消しゴム屑を前記長孔を介して下 方の空間へ落下させ、消しゴムの表面の汚れを除去することを特徴とする消しゴ ム用汚れ落し器 3) 汚れ落し器本体を箱体とし、前記汚れ落し器本体の下方の空間となる内部 空間に長孔を介し落下する消しゴム屑を収容し、収容した消しゴム屑を前記汚れ 落し器本体から外部へ排出可能とした前記1)又は2)記載の消しゴム用汚れ落 し器 4) 汚れ落し器本体を消しゴムの表面が擦られる上壁を含んだ擦り部と消しゴ ム屑を収容する収容部とに上下に分割し、前記擦り部と前記収容部とを着脱自在 に取付けた前記3)記載の消しゴム用汚れ落し器 5) 汚れ落し器本体の上壁を傾斜させた前記1)〜4)いずれか記載の消しゴ ム用汚れ落し器 にある。
【0005】
【作用】
本考案によれば、汚れ落し器本体の上壁に設けた複数の長孔を横ぎるようにし て消しゴムの汚れた表面を汚れ落し器本体の上壁の上面に擦る。 消しゴムの表面が長孔の開口周縁の円弧面及び汚れ落し器本体の上壁の上面の 段差に何回となく擦られるうちに消しゴム屑が生じ、消しゴムに付着した汚れが この消しゴム屑に含まれ消しゴム屑と共に汚れは擦り落されて除去される。 発生した消しゴム屑は長孔内を介して下方の空間へ落下し、下方の空間内に集 められ、周囲に散乱しない。汚れ落し器本体の上壁には長孔を設けているので、 消しゴムの表面が長孔内に入り込み易く、且つ長孔周縁の円弧面に接触し易くな り、消しゴムの表面の汚れはスムーズに除去されていく。 汚れ落し器本体の長孔の開口周縁と汚れ落し器本体の上壁に形成された段差は 共に円弧状に滑らかとしているので、消しゴムの表面を傷つけることはない。又 消しゴム表面に付着する消しゴム屑は、汚れ落し器本体の上壁に設けた段差に擦 り付けることで簡単に切り離すことが出来る。更にこの段差は長孔付近に形成し ているので、切り離された消しゴム屑は長孔を介して下方空間へ落下し易くなっ ている。
【0006】 汚れ落し器本体の上壁に長孔群を複数設けた請求項2記載の考案では、長孔の 長手方向に近接して長孔群が形成されている場合でも、汚れ落し器本体の上壁に 複数の長孔群が形成されているが隣り合う長孔群間の汚れ落し器本体の上壁の上 面は低くなっておらず、長孔群内での汚れ落し器本体の上壁の上面に比べて高く なり段差が形成されている。 このため、消しゴムの表面を汚れ落し器本体の上壁に長孔の長手方向に向けて 擦ることでも、消しゴムの表面が、長孔群間での上壁の段差に擦られることで、 消しゴムの表面に付着した汚れが、消しゴム屑と共に除去されていく。 長孔群は長孔の平行方向に近接して形成したり、長孔の長手方向に近接して形 成してもよい。 前者の場合、前記同様に隣り合う長孔群間の上壁に段差が形成されているので 、消しゴムの表面を複数の長孔と横ぎるように擦っていく際に、一方向へ擦って いく途中に上壁の段差を乗り越えていくものとなり、この段差で消しゴムの表面 に付着する消しゴム屑が消しゴムの表面から擦り落され易くなる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の汚れ落し器本体の平面形状は円形・楕円形又は三角形・四角形・五角 形等の多角形がある。 又、汚れ落し器本体の上壁は水平状態とする場合と、傾斜状態とする場合があ る。 汚れ落し器は、汚れ落し器本体を箱体としてその内部空間に消しゴム屑を収容 していく場合と、板状とした上壁の下面外周に脚を設けて汚れ落し器本体を形成 し下方に開放された空間を形成する場合とがある。 後者の汚れ落し器を使用する際は、汚れ落し器本体の下方に紙等を敷いて、紙 で長孔を介して落下する消しゴム屑を受けていけば、消しゴム屑の片付けが簡単 に行える。 又前者での汚れ落し器は、請求項3記載のように、汚れ落し器本体を上下に分 割する場合や、汚れ落し器本体の側面に引き出しを設けて、この引き出しの内底 面で消しゴム屑を受け、消しゴム屑を排出する際に引き出しを汚れ落し器本体内 から引き出していく場合等がある。 汚れ落し器本体の上壁に設ける長孔群は、1つ設ける場合と1行2列・1行3 列・1行4列・2行2列・2行3列、2行4列や3行2列・3行3列・3行4列 等多行多列に設ける場合がある。汚れ落し器本体はポリプロピレンやポリエチレ ン等の素材を使ったプラスチック製が望ましい。汚れ落し器の下面を吸盤等で固 定されて使用してもよい。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜6に示す実施例1は擦り具の上壁を水平にした汚れ落し器の例である。 図7,8に示す実施例2はコンパクトな携帯用であり、又擦り具の上壁を傾斜 させた汚れ落し器の例である。 図9に示す実施例3は、実施例1での汚れ落し器の上壁を傾斜させた形状の汚 れ落し器の例である。 図10に示す実施例4は、実施例3での汚れ落し器に透明な蓋を着脱自在に被 せた汚れ落し器の例である。 図11に示す実施例5は、円盤状の上壁の下面外周に脚を設けた構造の汚れ落 し器の例である。 図12〜図17に示すは長孔群の他の配置例を示す。
【0009】 図1は実施例1の平面図、図2は実施例1の正面図、図3は図1でのA−A断 面図、図4は図1でのB−B断面図、図5は実施例1での使用状態を示す説明図 、図6は実施例1での使用状態を示す説明図、図7は実施例2を示す斜視図、図 8は図7でのC−C断面図、図9は実施例3を示す縦断面図、図10は実施例4 を示す縦断面図、図11は実施例5を示す正面図、図12は図11でのD−D断 面図、図13は実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明図、図14は実施例 1での他の長孔群の配置例を示す説明図、図15は実施例1での他の長孔群の配 置例を示す説明図、図16は実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明図であ る、図17は実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明図である。
【0010】 ;実施例1(図1〜6参照) 図中1は汚れ落し器、2は上壁が開口され箱体の受台4に上から擦り具3を着 脱自在に取付けた構成の汚れ落し器本体、3は上壁3aの下面周縁に連続して下 方へ延びる脚を設けた形状のポリプロピレンを素材とする擦り具、3aは厚さが 3mm程である擦り具3の上壁、4は上面が開口される箱状でポリプロピレンを 素材とする受台、5は擦り具3の上壁3aに2行3列となるように設けられる長 孔群、6は近接する平行状態に複数整列させて長孔群5を形成していく長さ2c m・幅2mm程の長孔、7は各長孔群5内での長孔6間の箇所の擦り具3の上面 を2mm程低くして長孔群5外の箇所の擦り具3の上面との境に形成した滑らか な円弧状となる段差、7aは長孔群5内における長孔6間の箇所の擦り具3の上 面、7bは同上面7a以外の擦り具3の上面、8は長孔6の開口周縁を滑らかな 円弧状に加工した円弧面、10は汚れ落し器本体2の内部に形成される下方空間 となる空間、12は消しゴム、13は消しゴム12の表面、14は消しゴム屑、 15は模様である。
【0011】 図1〜6に示す実施例1の汚れ落し器1は、高さ5cm・直径10cm程の円 柱形状であり、又擦り具3の上壁3aは水平となっている。 汚れ落し器1は、擦り具3の上壁3aに設けた長孔群5の長孔6に横ぎるよう にして消しゴム12を往復動させながら、消しゴム12の表面13を擦り具3の 上壁3aの上面に擦っていく。 長孔群5の長孔6内には消しゴム12の表面13が入り込み易く、長孔6の開 口周縁の円弧面8に消しゴム12の表面13が接触し易くなっており、消しゴム 12の表面13が長孔6の開口周縁の円弧面8に何回となく擦られていくうちに 、消しゴム12の表面13に付着した汚れが消しゴム屑14と共に除去されてい く。発生した消しゴム屑14は長孔6内を介して汚れ落し器本体2の内部空間1 0内へ落下して受台4の内底面に集められて回収される。このため、消しゴム屑 14が周囲に散乱することはない。
【0012】 擦り具3の上壁3aの長孔6の開口周縁と、擦り具3の上壁3aの上面に形成 された段差7は共に滑らかな円弧状としているので、消しゴム12の表面13を 傷つけることはない。又消しゴム12の表面13に付着する消しゴム屑14は、 消しゴム12の表面13を、擦り具3の上壁3aに設けた段差7に擦ることで簡 単に切り離すことが出来る。更にこの段差7は長孔6付近の汚れ落し器本体2の 上面に形成されているので、擦り落された消しゴム屑14は長孔6を介して受台 4内へ落下し易くなっている。 又、長孔6の長手方向に近接して長孔群5が形成されていて、隣り合う長孔群 5間の箇所の擦り具3の上壁3aの上面7bは低くなっておらず、長孔群5内で の擦り具3の上壁3aの上面7aに比べて高くなり、長孔群5間に段差が形成さ れている。このため、消しゴム12を長孔6の長手方向に往復動させて消しゴム 12の表面13を擦り具3の上壁3aに擦り、消しゴム12の表面13の汚れを 除去していくことも出来る。 この場合、長孔6の開口部上を移動していく部分の消しゴム12の表面13の 汚れは、擦り具3の上壁3aに形成される段差7に擦っていくことで、消しゴム 屑14と共に除去されていく。
【0013】 受台4内に回収された消しゴム屑14を処理する場合は、擦り具3を上方へ持 ち上げて受台4から取り外すことで、消しゴム屑14を収容している内部空間1 0を開放することが出来、回収した消しゴム屑14を簡単に処理出来る。
【0014】 ;実施例2(図7,8参照) 図7,8中17は汚れ落し器、18は透明なプラスチック製の蓋、19は受台 の周壁に設けた消しゴム入れである。 図7,8に示す実施例2の汚れ落し器17は、平面形状が横6cm・幅3cm 程の長方形状であり、又高さが4cm程とコンパクトな携帯用の汚れ落し器17 である。 図7,8に示す実施例2の汚れ落し器17は携帯用であり、出先で使用するこ とが出来る。 この汚れ落し器17の擦り具3の上壁3aには1組の長孔群5を設けており、 又擦り具3の上壁3aは傾斜させている。このため、消しゴム入れ19を手前に 向けた状態で、消しゴム12を前後に往復動させて消しゴム12の表面13を擦 り具3の上壁3aに擦って消しゴム12の表面13の汚れを除去していく。使用 しない場合は、蓋18を被せておく。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0015】 ;実施例3(図9参照) 図9中21は汚れ落し器である。 図9に示す実施例3の汚れ落し器21は、前記実施例1の汚れ落し器21での 擦り具3の上壁3aを傾斜させた形状の汚れ落し器21である。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0016】 ;実施例4(図10参照) 図10中23は汚れ落し器である。 図10に示す実施例4の汚れ落し器23は、実施例3の汚れ落し器23に上面 が水平面となる蓋18を着脱自在に被せた形状の汚れ落し器23である。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0017】 ;実施例5(図11,12参照) 図11,12中26は汚れ落し器、27は円盤状の上壁、28は脚である。 図11,12に示す実施例5は円盤状の上壁27の下面外周に脚28を設けた 構造の汚れ落し器26の例である。 この汚れ落し器26を使用する場合は下に紙等を敷いて、長孔6を介して落下 してくる消しゴム屑14を敷いた紙等で受け、集まった消しゴム屑14は敷いた 紙等と共に捨てれば、消しゴム屑14が散乱することなく簡単に消しゴム屑14 を処理出来る。
【0018】 ;他の長孔群の配置例(図13〜17参照) 図13に示す長孔群の他の配置例は、擦り具3の上面に長孔群5を2つ一列に 配置した例である。 図14に示す長孔群の他の配置例は、擦り具3の上面に長孔群5を2つ並行に 配置した例である。 図15に示す長孔群の他の配置例は、図14に示す他の配置例での並行に配置 した長孔群5の後方に横長な長孔群5を1つ配置した例である。 図16に示す長孔群の他の配置例は、擦り具3の上面に長孔群5を4つ2行2 列に配置した例である。 図17に示す長孔群の他の配置例は、擦り具3の上面に長孔群5を6つ2行3 列に配置した例であり、又各長孔群5の長孔は図17の図面上わずかに右上りと している。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、消しゴムの表面の汚れを擦り落す作業を行う対象物を探す手 間が省け、且つその対象物に付着してしまう消しゴムの汚れを落す手間がなくな り、便利なものとなる。 本考案は、汚れ落し器本体の上壁の上面に消しゴムの表面を擦るという大変簡 単な作業であり、子供から大人まで誰でも簡単に使用出来、又消しゴムの表面を 傷つけることなく容易に且つ確実に消しゴムの表面に付着した汚れを消しゴム屑 と共に除去出来るものである。このため、消しゴムの表面を常に奇麗に維持し易 く、消しゴムの消し力の低下が防げるものとなる。又、消しゴムの表面の汚れを 除去する際に生じる消しゴム屑は、汚れ落し器本体の下方の空間内に集められる ので消しゴム屑の散乱防止が図れ且つ机上に散乱する消しゴム屑の量を大幅に少 なく出来る。本考案は、シンプルな構造であり、携帯用や設置用等用途に応じた 大きさに製作出来るので、携帯用に製作したものを携帯することにより、出先の 場所でも前記同様に使用出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の平面図である。
【図2】実施例1の正面図である。
【図3】図1でのA−A断面図である。
【図4】図1でのB−B断面図である。
【図5】実施例1での使用状態を示す説明図である。
【図6】実施例1での使用状態を示す説明図である。
【図7】実施例2を示す斜視図である。
【図8】図7でのC−C断面図である。
【図9】実施例3を示す縦断面図である。
【図10】実施例4を示す縦断面図である。
【図11】実施例5を示す正面図である。
【図12】図11でのD−D断面図である。
【図13】実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明
図である。
【図14】実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明
図である。
【図15】実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明
図である。
【図16】実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明
図である。
【図17】実施例1での他の長孔群の配置例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 汚れ落し器 2 汚れ落し器本体 3 擦り具 3a 上壁 4 受台 5 長孔群 6 長孔 7 段差 7a 上面 7b 上面 8 円弧面 9 欠番 10 内部空間 11 欠番 12 消しゴム 13 表面 14 消しゴム屑 15 模様 16 欠番 17 汚れ落し器 18 蓋 19 消しゴム入れ 20 欠番 21 汚れ落し器 22 欠番 23 汚れ落し器 24 欠番 25 欠番 26 汚れ落し器 27 上壁 28 脚

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な上壁の下方に空間を設けた汚れ落
    し器本体の該上壁に複数の近接した平行な長孔を整列状
    態に設け、前記長孔間の前記汚れ落し器本体の上面部分
    をやや低く形成して前記長孔間の前記汚れ落し器本体の
    上面部分とそれ以外の前記汚れ落し器本体の上面部分と
    の境に段差を形成し、前記汚れ落し器本体の前記長孔の
    開口周縁と前記段差の角とを円弧状に滑らかにし、消し
    ゴムの汚れた表面を前記長孔を横切るようにして前記汚
    れ落し器本体の上壁に擦り、汚れた消しゴム屑を前記長
    孔を介して下方の空間へ落下させ、消しゴムの表面の汚
    れを除去することを特徴とする消しゴム用汚れ落し器。
  2. 【請求項2】 平坦な上壁の下方に空間を設けた汚れ落
    し器本体の該上壁に複数の近接した平行な長孔を整列状
    態とした長孔群を複数群設け、前記長孔群内での前記長
    孔間の前記汚れ落し器本体の上面部分をやや低く形成し
    て前記長孔群内での前記長孔間の前記汚れ落し器本体の
    上面部分とそれ以外の前記汚れ落し器本体の上面部分と
    の境に段差を形成し、前記汚れ落し器本体の前記長孔の
    開口周縁と前記段差の角とを円弧状に滑らかにし、消し
    ゴムの汚れた表面を前記長孔を横切るようにして前記汚
    れ落し器本体の上壁に擦り、汚れた消しゴム屑を前記長
    孔を介して下方の空間へ落下させ、消しゴムの表面の汚
    れを除去することを特徴とする消しゴム用汚れ落し器。
  3. 【請求項3】 汚れ落し器本体を箱体とし、前記汚れ落
    し器本体の下方の空間となる内部空間に長孔を介し落下
    する消しゴム屑を収容し、収容した消しゴム屑を前記汚
    れ落し器本体から外部へ排出可能とした請求項1又は2
    記載の消しゴム用汚れ落し器。
  4. 【請求項4】 汚れ落し器本体を消しゴムの表面が擦ら
    れる上壁を含んだ擦り部と消しゴム屑を収容する収容部
    とに上下に分割し、前記擦り部と前記収容部とを着脱自
    在に取付けた請求項3記載の消しゴム用汚れ落し器。
  5. 【請求項5】 汚れ落し器本体の上壁を傾斜させた請求
    項1〜4いずれか記載の消しゴム用汚れ落し器。
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