JP3031049B2 - 飛しょう体の誘導制御装置 - Google Patents

飛しょう体の誘導制御装置

Info

Publication number
JP3031049B2
JP3031049B2 JP4083915A JP8391592A JP3031049B2 JP 3031049 B2 JP3031049 B2 JP 3031049B2 JP 4083915 A JP4083915 A JP 4083915A JP 8391592 A JP8391592 A JP 8391592A JP 3031049 B2 JP3031049 B2 JP 3031049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
angle
antenna
control device
radome
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4083915A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05288497A (ja
Inventor
一博 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4083915A priority Critical patent/JP3031049B2/ja
Publication of JPH05288497A publication Critical patent/JPH05288497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3031049B2 publication Critical patent/JP3031049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飛しょう体の誘導制
御装置に係り、特にレドームボアサイトエラー補正に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の誘導制御装置を説明した図
である。図において、1はレドーム、2はアンテナと目
標との誤差角検出器、3は増幅器、4は補償回路、5は
電力増幅器、6は駆動モータ、7はアンテナ、8は慣性
角速度検出器である。
【0003】従来の誘導制御装置は上記のように構成さ
れ、アンテナと目標との誤差角εを、誤差角検出器2に
より検出し、この誤差角εを増幅器3で増幅し誘導信号
σT´を得る。慣性角速度検出器8によって検出される
慣性空間におけるアンテナの角速度σ´と誘導信号σT
´との偏差ε´がほぼ零になるように角速度制御を行
い、目標を追尾する。なお、角速度制御では、偏差ε´
を受け補償回路4により補償を行い、電力増幅器5によ
って電力増幅を行い駆動モータ6を介してアンテナ7を
駆動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、レドームボアサイトエラーに対する対策は何
ら施されていないので、誤差角εにレドームボアサイト
エラー分が加わり、誘導信号の精度が劣化するという問
題点があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、アンテナの角度に対応したボアサ
イトエラーのデータ取得およびボアサイトエラー補正計
算を行うことにより、飛しょう体の機体動揺が大きい場
合でも、個々のレドーム特性に関わらず高精度の誘導信
号を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による飛しょう
体の誘導制御装置は、機体軸に対するアンテナ軸の角度
を検出する手段と、このアンテナ角度と誘導制御装置動
揺角度の偏差からレドームボアサイトエラーを取得する
手段と、上記角度検出器の出力を受けてレドームボアサ
イトエラー補正計算を行う手段を備えたものである。
【0007】また、レドームボアサイトエラーのデータ
取得とレドームボアサイトエラー補正計算を行う共通の
手段を備え、データの取り込みと補正計算の検証を同時
に実施した上で、レドームボアサイトエラー補正計算を
行うものである。
【0008】
【作用】この発明による飛しょう体の誘導制御装置は、
運用を行う前に誘導制御装置をフライトテーブル等で動
揺させ、アンテナ角度と誘導制御装置動揺角度の偏差か
らレドームボアサイトエラーの取得を行った上で関数化
を行い、運用時には得られた補正関数によりレドームボ
アサイトエラーに起因する誤差の計算を行い、これをア
ンテナと目標との誤差角より差し引くことにより、機体
動揺にかかわらず高精度の誘導信号を得ることができ
る。
【0009】また、運用を行う前に誘導制御装置をフラ
イトテーブル等で動揺させ、アンテナ角度と誘導制御装
置動揺角度の偏差からレドームボアサイトエラーのデー
タ取得を行いながら同時にボアサイトエラー補正を行
い、補正計算の精度の検証をリアルタイムに行った上
で、運用時には、得られたデータベースによりレドーム
ボアサイトエラーに起因する誤差の計算を行い、これを
アンテナと目標との誤差角より差し引くことにより、機
体動揺にかかわらず高精度の誘導信号を得ることができ
る。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図1について説明
する。図1において、1〜8は上記従来装置と全く同一
である。9はアンテナの機体に対する角度を検出する角
度検出器、10は誘導制御装置を動揺させるためのフラ
イトテーブル、11はアンテナ角度と誘導制御装置動揺
角度の偏差からレドームボアサイトエラーのデータを取
得と関数化を行うレドームボアサイトエラーデータ取得
部、12は得られた補正関数により補正計算を行うレド
ームボアサイトエラー補正計算部、13はスイッチであ
る。
【0011】図2は、図1で用いたこの発明に関する飛
しょう体と目標に関する角度関係の記号を説明する図
で、rはレドームボアサイトエラー、εはアンテナと目
標との誤差角、εTは補正後のアンテナと目標との誤差
角、λは機体に対するアンテナ角、θは慣性基準に対す
る機体角、σは慣性基準に対するアンテナ角、σTは慣
性基準に対して目標のなす角である。
【0012】図3は、レドームボアサイトエラー補正を
説明する図で、r´はボアサイトエラー補正信号であ
る。
【0013】次に、動作について説明する。この発明の
誘導制御装置では、まずボアサイトエラーデータ取得時
はスイッチ13をa接点側に閉じ、あらかじめ誘導制御
装置をフライトテーブル10により動揺させ、角度検出
器9で検出されたアンテナ角度λとフライトテーブル1
0による誘導制御装置の動揺角度λ´の偏差からレドー
ムボアサイトエラー補正信号r´を取得し、レドームボ
アサイトエラーデータ取得部11において式(1)に示
すような補正関数を求める。 r´=f(λ) ・・・・・ (1)
【0014】求めた補正関数をレドームボアサイトエラ
ー補正計算部12に転送して、誤差検出器2で検出する
信号に含まれているレドームボアサイトエラーrの成分
を、ボアサイトエラー補正計算部12により計算した補
正信号r´を誤差角εから差し引くことにより、ボアサ
イトエラーの影響を除去した誤差角信号εTをつくり、
増幅器3を通して増幅し、個々のレドームの特性に関わ
らず高精度の誘導信号σT´を得ることができる。なお
スイッチ13は運用時、a接点からb接点に切換わるよ
うになっている。
【0015】実施例2.一方、実施例2では、レドーム
ボアサイトエラーデータ取得部とレドームボアサイトエ
ラー補正計算部を共通化した計算機を備えることによ
り、データの取り込みと補正計算の検証を同時に実施で
きるようにした。この方式においても実施例1と同様な
効果を得ることができる。
【0016】図4は実施例2を説明する図である。図4
において、1〜10は実施例1で示した装置と全く同一
である。14はデータ取得と補正計算を行うボアサイト
エラー補正計算機である。図5はボアサイトエラーデー
タ取得時の補正計算機14の動作を説明する図で、15
はボアサイトエラー補正信号の一時記憶メモリ、16は
補正計算の検証後にデータを記憶する主メモリ、17は
誘導信号精度判定部である。図6は運用時の補正計算機
14の動作を説明する図である。
【0017】次に動作について説明する。この発明の誘
導制御装置では、誘導制御装置をフライトテーブル10
により動揺させ、アンテナ角度λと誘導制御装置動揺角
度λ´の偏差からレドームボアサイトエラー補正信号r
´を求め、補正計算機14の一時記憶メモリ14に記憶
させた上で補正信号r´として出力させ、補正計算を行
う。この時、得られる誘導信号σT´を誘導信号精度判
定部17にて評価し、所望の精度が得られた場合に一時
記憶メモリ15に記憶されているデータr´を主メモリ
16にアンテナ角度λとともに記憶させる。
【0018】所望の精度が得られない場合は、ボアサイ
トエラーの変化率(ボアサイトエラースロープ)が大き
い所であるので、誘導制御装置動揺角度変化幅を細かく
刻んでデータを取得することにより、補正精度を向上さ
せることができる。
【0019】このデータ取得と補正計算を、誘導制御装
置動揺角度λ´を変化させて連続的に行い、主メモリ1
6に、補正精度の高いレドームボアサイトエラー補正信
号r´を蓄積してゆくことができる。
【0020】すべてのボアサイトエラーデータ取得およ
び補正精度の検証を行ったあとは、主メモリ16のみに
より、アンテナ角度λに応じたボアサイトエラー補正信
号r´を計算機14から出力することができる。
【0021】計算機13により出力された補正信号r´
を誤差角εから差し引くことにより、ボアサイトエラー
の影響を除去した誤差角信号εTをつくり、増幅器3を
通して増幅し、個々のレドームの特性に関わらず高精度
の誘導信号σT´を得ることができる。
【0022】ところで、上記説明では、この発明をアン
テナがジンバル上に設置され機械的にアンテナの角度が
変化する場合について述べたが、アンテナが機体に固定
された状態で電波ビームが電子的に走査される方式の誘
導制御装置に利用できることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明は、レドームボア
サイトエラー量の補正計算を行い、アンテナと目標の誤
差角から補正信号を差し引くことにより、レドームの特
性に関わらず高精度の誘導信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の飛しょう体の誘導制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明に係る飛しょう体と目標の関係を示す
図である。
【図3】この発明に係るレドームのボアサイトエラーを
示す図である。
【図4】この発明の実施例2の飛しょう体の誘導制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施例2のボアサイトエラーデータ
取得時のボアサイトエラー補正計算機の動作を説明する
図である。
【図6】この発明の実施例2の運用時のボアサイトエラ
ー補正計算機の動作を説明する図である。
【図7】従来の飛しょう体の誘導制御装置の一構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 レドーム 2 誤差角検出器 3 増幅器 4 補償回路 5 電力増幅器 6 駆動モータ 7 アンテナ 8 慣性角速度検出器 9 角度検出器 10 フライトテーブル 11 レドームボアサイトエラーデータ取得部 12 ボアサイトエラー補正計算部 13 スイッチ 14 ボアサイトエラー補正計算機 15 一時記憶メモリ 16 誘導信号精度判定部 17 主メモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 慣性空間におけるアンテナの角速度を検
    出する角速度検出手段と、機体に対するアンテナ角度を
    検出する角度検出手段と、上記アンテナと目標の誤差角
    を検出する誤差角検出手段と、上記誤差角検出手段の出
    力信号と上記角速度検出器の出力信号との偏差を補償す
    る補償手段と、上記補償手段の出力信号により上記アン
    テナを駆動する駆動手段と、上記角度検出手段の出力信
    号と誘導制御装置を動揺させる手段から得られた誘導制
    御装置動揺角度の偏差からレドームボアサイトエラーの
    データを取得し、補正関数を求めるボアサイトエラーデ
    ータ取得手段と、上記ボアサイトエラーデータ取得手段
    からの補正関数によりレドームボアサイトエラーに起因
    する誤差を計算をするレドームボアサイトエラー補正計
    算手段とを備え、上記ボアサイトエラー補正計算手段に
    より計算された誤差を上記アンテナと目標の誤差角から
    差し引くことにより上記レドームボアサイトエラーに起
    因する誤差を低減することを特徴とする飛しょう体の誘
    導制御装置。
JP4083915A 1992-04-06 1992-04-06 飛しょう体の誘導制御装置 Expired - Fee Related JP3031049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4083915A JP3031049B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 飛しょう体の誘導制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4083915A JP3031049B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 飛しょう体の誘導制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05288497A JPH05288497A (ja) 1993-11-02
JP3031049B2 true JP3031049B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=13815902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4083915A Expired - Fee Related JP3031049B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 飛しょう体の誘導制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3031049B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101046915B1 (ko) * 2011-03-18 2011-07-07 국방과학연구소 레이돔에 의한 시선각 오차 보정 결과의 점검

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05288497A (ja) 1993-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4546550A (en) Compass
US4303978A (en) Integrated-strapdown-air-data sensor system
US7814793B2 (en) Gyro sensor module and angular velocity detection method
US5191713A (en) Electronic tilt measuring system
US4239389A (en) Vehicle wheel and body alignment diagnosing system
US5253823A (en) Guidance processor
US5442560A (en) Integrated guidance system and method for providing guidance to a projectile on a trajectory
US4442723A (en) North seeking and course keeping gyro device
US8077080B2 (en) Calibration to improve weather radar positioning determination
WO1989006779A1 (en) Stabilized pointing mirror
SE513732C2 (sv) Antennanordning
JP3031049B2 (ja) 飛しょう体の誘導制御装置
JP2712861B2 (ja) 飛しょう体の誘導制御装置
JPH06138199A (ja) 飛しょう体の誘導制御装置
JPS63302317A (ja) 移動体の位置速度測定装置
JP3232564B2 (ja) 飛しよう体の誘導装置
JPH11344339A (ja) 電子磁気コンパス
JPH05157828A (ja) 移動体の位置検出装置
US3430239A (en) Doppler inertial system with accurate vertical reference
JP3077968B2 (ja) 画像処理検証システム
JP2000283788A (ja) n重化された慣性航法装置
US20230213616A1 (en) System and method for automatically harmonizing the position and/or orientation between an apparatus on board a mobile carrier and a reference frame of the mobile carrier
JP3368917B2 (ja) 移動体の慣性検出手段の較正方法
EP1460379B1 (en) Angular motion measurement arrangement
JPH09196678A (ja) 測量用計測台

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees